目黒考二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サイトで連載していた時から愛読していたのですが、椎名目黒コンビが椎名誠の全著作を語るとか最高に決まってんだろうという前提で読ませて頂ければ最高としか言いようがない最高の本です。
そもそも200数十冊著作あるそうですが、自分が50冊しか読んでいない事に衝撃を受けました。まさか四分の一しか読んでいなかったとは。自分の不明を恥じるばかりであります。
さて、本書はほとんど目黒さんが椎名さんを尋問する形式で進んでいきます。椎名さんは著作を読み返すことは無いそうなので、ほぼほぼ覚えていません。その為全部読んで臨む目黒さんの尋問にはほとんど答えられないのです。逆にそれがいいんです。
殆ど目黒さんが滔々と喋っ -
Posted by ブクログ
この人の書評本は初めて読みましたけれども、いやはや…本当に本が好きなんだなぁ…! といった感じでしたかね。
ヽ(・ω・)/ズコー
解説にもある通り、書評する対象の本に対して「上から目線」になっていないのがイイですね! 確かに書評家ってなんとなく傲慢な感じがしますし…
著者は本と自分の生活とを絡み合わせながら書評してますけれども、これが功を奏しているのかもしれないです! なんか生活の話とか混ぜてくれた方が読者にとっては身近に感じられると言うか…ま、良かったです!
ヽ(・ω・)/ズコー
他にも著者の書評本は幾多かあるみたいなので、そちらの方も併せて読んでみたくなる本でした! おしまい -
Posted by ブクログ
椎名誠の全著作を語る(尋問)するシリーズ2作目。
盟友目黒孝二ががっちり読んでから椎名さんに突っ込みを入れる評論集です。
この本はつまらないとか面白いとか平気で言うので、椎名さんがむっつりしている姿が目に浮かぶようです。これは完全に二人の信頼関係で成り立っている本で、全然知らない人だったらこんなに突っ込めないし、突っ込んだら椎名さん怒って帰るでしょう。
今回は20年くらい前までで、近代といってもいい時期のもので、一番脂が乗りきっている頃でもあり、僕がリアルタイムで読み始めた時期でもあります。
とはいえもっと初期ばっかり読んでいたので、この時期未読の物が多いんです。これは後追いで良さそうな本読