目黒考二のレビュー一覧

  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    本当は単行本しか持ってませんが画像有りの誘惑に負けて…。
    なんて楽しい大人がいるんだ!と中学生時嬉しくなったものです。注釈含めて愛しすぎる本。
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    今だと文庫本になってるんだなぁ。

    もともと本の雑誌を読んでいましたから、毎月の連載で読んでいた部分もあるのです。
    あるのですが、やはりまとまって一気に読むと、腹がよじれます。

    4人とも(椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二)かなりいい大人だと思うんですけど、若い時からの知り合いってお互いを知っ...続きを読む
  • 本の雑誌風雲録
    前に古本屋で買った一冊をようやく読み終えた。すんなりと読めて読み応えもあった。

    本の雑誌の創生期を配本部隊から見て書いている。さすが椎名ファミリー(勝手に自分が名づけている)椎名自身が良く使う「やさしい良い時代」のフレーズの頃に採算度外視で雑誌を立ち上げた時の話。

    ある意味、昭和を感じさせる。
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    サイトで連載していた時から愛読していたのですが、椎名目黒コンビが椎名誠の全著作を語るとか最高に決まってんだろうという前提で読ませて頂ければ最高としか言いようがない最高の本です。
    そもそも200数十冊著作あるそうですが、自分が50冊しか読んでいない事に衝撃を受けました。まさか四分の一しか読んでいなかっ...続きを読む
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    デビューから現在まで、作家シーナの創作の秘密、裏事情に書評家メグロがスルドク切り込む、爆笑対談集ここに誕生。
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。(裏表紙)

    話し...続きを読む
  • 昭和残影 父のこと
    目黒氏の講演を聞いたが、この評伝もあちこちに興味深い話が飛んでいき、後戻りしながらどんどん読めてしまう。
    そして、最後は家族の絆。
  • 昭和残影 父のこと
    本の雑誌の編集長として、又作家の北上次郎として、個人的に尊敬する読書の「達人」のおひとり。
    父親を知るために、残されたメモや記憶、親戚の証言のひとつひとつを、社史や郷土史、同時代のことを書いたエッセイなどの記録から読み解き検証していく。作業をコツコツ続けて見えてきたものは?巻末に記された膨大な参考資...続きを読む
  • 活字学級
    この人の書評本は初めて読みましたけれども、いやはや…本当に本が好きなんだなぁ…! といった感じでしたかね。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    解説にもある通り、書評する対象の本に対して「上から目線」になっていないのがイイですね! 確かに書評家ってなんとなく傲慢な感じがしますし…

    著者は本と自分の生活とを...続きを読む
  • 活字学級
    評論家、目黒考二さんの本。
    読んできた小説を交えて
    思慮深さについてだとか、父親について、だと語る本。「博打について」の話が面白かった
  • 活字学級
    活字中毒者、目黒氏の紹介本は読んでみたいと思わせられる本がたくさんあります。
    また、目黒氏の本に埋もれた生活っぷりも伝わってきてとても面白いです。
    「本の雑誌」好きには必見です。
  • 活字学級
    自分が普段読まないような本ばかり紹介されていて結構刺激になりました(出てくる本で読んだことがあるの数えたら片手くらいしか埋まらなかったし…)

    個人的には解説で小林秀雄を罵倒?しているのに驚き…。
  • 活字学級
    その時々の状況や思いに合った本を紹介している。また、その時代の彼の思いなども書かれている。彼の本に対する思いがしみじみ伝わる。本当に本を愛して大事にしているんだなと思う。ここで取り上げられた本のうち何冊かは読んでみたいなと思った。本の紹介のほか、その時々の彼が過ごした時の事や彼の思いを面白く読めた。...続きを読む
  • 本の雑誌風雲録
    本の雑誌社社長の目黒孝二による著書。
    本の雑誌社の歴史が、配本部隊を中心に描かれている。一人一人名前が出てきても何も感じないが、最後はちょっとウルっとしたのは私だけ!?
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    椎名誠は大好きなんですが、この本は椎名氏も沢野氏も木村氏も目黒氏もキャラ立ちまくりで、発言を読んだだけで誰の発言か分かるくらい。物凄くどうでもいいことを物凄く真剣に語り合える友達っていいなぁ。
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    ウェブに載っているのをまとめた(加筆・訂正はあるだろうけれど)だけとは思いつつ買ってしまった。やはり本になっていると読みやすい。
  • 本人に訊く <弐> おまたせ激突篇
    椎名誠の全著作を語る(尋問)するシリーズ2作目。
    盟友目黒孝二ががっちり読んでから椎名さんに突っ込みを入れる評論集です。
    この本はつまらないとか面白いとか平気で言うので、椎名さんがむっつりしている姿が目に浮かぶようです。これは完全に二人の信頼関係で成り立っている本で、全然知らない人だったらこんなに突...続きを読む
  • 酒と家庭は読書の敵だ。
    著者の本に対する愛を語ったエッセイや書評、競馬本に関する批評などの文章を収めています。

    私自身は、本に対するフェティッシュな関心というのはほとんどないはずのですが、著者や紀田順一郎のような人たちが、本に対する愛を語っているエッセイを読むと、なぜだか心が温まります。他のジャンルで、自分が興味のない趣...続きを読む
  • 酒と家庭は読書の敵だ。
    妻子、友人、酒、博打。数多の誘いをかきわけて、今日もひたすら本を読む。 読書のプロによる情味溢れるエッセイ。

    帯をみると、2002冬のリラックスとあるので、九年前に購入した本です。
    一章、二章は本好きにはたまらない共感を呼ぶ内容です。競馬の本を扱った四章で挫折し、以来、積ん読でした。

    今回...続きを読む
  • 本の雑誌風雲録
    偶然に見かけて本の雑誌がどういうものなのか知りたくなって、読んでみました。私は誌面構成や編集作業、執筆者の人選がどのようになされてきたのかが知りたかったので、そういう意味では期待はずれでした。これは、主に配本と事務所の話です。しかし、目黒さんのあたたかそうな人柄と、本の雑誌のために無償労働をする人が...続きを読む