目黒考二のレビュー一覧

  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    本当は単行本しか持ってませんが画像有りの誘惑に負けて…。
    なんて楽しい大人がいるんだ!と中学生時嬉しくなったものです。注釈含めて愛しすぎる本。

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    2012年09月17日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    今だと文庫本になってるんだなぁ。

    もともと本の雑誌を読んでいましたから、毎月の連載で読んでいた部分もあるのです。
    あるのですが、やはりまとまって一気に読むと、腹がよじれます。

    4人とも(椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二)かなりいい大人だと思うんですけど、若い時からの知り合いってお互いを知っているだけに手順をふまない会話をしますよね? あんな感じです。
    おまけに座談会のテーマも「○○と△△どっちがエライか」というあまり深刻じゃない感じが良いのです。

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    2011年06月22日
  • 本の雑誌風雲録

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    前に古本屋で買った一冊をようやく読み終えた。すんなりと読めて読み応えもあった。

    本の雑誌の創生期を配本部隊から見て書いている。さすが椎名ファミリー(勝手に自分が名づけている)椎名自身が良く使う「やさしい良い時代」のフレーズの頃に採算度外視で雑誌を立ち上げた時の話。

    ある意味、昭和を感じさせる。

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    2009年10月04日
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇

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    サイトで連載していた時から愛読していたのですが、椎名目黒コンビが椎名誠の全著作を語るとか最高に決まってんだろうという前提で読ませて頂ければ最高としか言いようがない最高の本です。
    そもそも200数十冊著作あるそうですが、自分が50冊しか読んでいない事に衝撃を受けました。まさか四分の一しか読んでいなかったとは。自分の不明を恥じるばかりであります。
    さて、本書はほとんど目黒さんが椎名さんを尋問する形式で進んでいきます。椎名さんは著作を読み返すことは無いそうなので、ほぼほぼ覚えていません。その為全部読んで臨む目黒さんの尋問にはほとんど答えられないのです。逆にそれがいいんです。
    殆ど目黒さんが滔々と喋っ

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    2020年07月27日
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇

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    デビューから現在まで、作家シーナの創作の秘密、裏事情に書評家メグロがスルドク切り込む、爆笑対談集ここに誕生。

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    2019年10月01日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。(裏表紙)

    話し合いの内容は二の次で、座談会のメンバーが笑いも怒りも交えてどーでもいいことを真剣にやりとりしているのが、たまらなく楽しい。
    2も買ってあるので、楽しみだ。

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    2019年07月25日
  • 昭和残影 父のこと

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    目黒氏の講演を聞いたが、この評伝もあちこちに興味深い話が飛んでいき、後戻りしながらどんどん読めてしまう。
    そして、最後は家族の絆。

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    2016年05月15日
  • 昭和残影 父のこと

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    本の雑誌の編集長として、又作家の北上次郎として、個人的に尊敬する読書の「達人」のおひとり。
    父親を知るために、残されたメモや記憶、親戚の証言のひとつひとつを、社史や郷土史、同時代のことを書いたエッセイなどの記録から読み解き検証していく。作業をコツコツ続けて見えてきたものは?巻末に記された膨大な参考資料の一覧、所々挟み込まれる余談も含め、驚きと静かな感動に満ちた一冊でした。

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    2015年09月12日
  • 活字学級

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    この人の書評本は初めて読みましたけれども、いやはや…本当に本が好きなんだなぁ…! といった感じでしたかね。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    解説にもある通り、書評する対象の本に対して「上から目線」になっていないのがイイですね! 確かに書評家ってなんとなく傲慢な感じがしますし…

    著者は本と自分の生活とを絡み合わせながら書評してますけれども、これが功を奏しているのかもしれないです! なんか生活の話とか混ぜてくれた方が読者にとっては身近に感じられると言うか…ま、良かったです!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    他にも著者の書評本は幾多かあるみたいなので、そちらの方も併せて読んでみたくなる本でした! おしまい

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    2013年12月07日
  • 活字学級

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    評論家、目黒考二さんの本。
    読んできた小説を交えて
    思慮深さについてだとか、父親について、だと語る本。「博打について」の話が面白かった

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    2011年08月05日
  • 活字学級

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    活字中毒者、目黒氏の紹介本は読んでみたいと思わせられる本がたくさんあります。
    また、目黒氏の本に埋もれた生活っぷりも伝わってきてとても面白いです。
    「本の雑誌」好きには必見です。

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    2010年07月26日
  • 活字学級

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    自分が普段読まないような本ばかり紹介されていて結構刺激になりました(出てくる本で読んだことがあるの数えたら片手くらいしか埋まらなかったし…)

    個人的には解説で小林秀雄を罵倒?しているのに驚き…。

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    2009年10月25日
  • 活字学級

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    その時々の状況や思いに合った本を紹介している。また、その時代の彼の思いなども書かれている。彼の本に対する思いがしみじみ伝わる。本当に本を愛して大事にしているんだなと思う。ここで取り上げられた本のうち何冊かは読んでみたいなと思った。本の紹介のほか、その時々の彼が過ごした時の事や彼の思いを面白く読めた。本好きの人なら、これはわかるなーと納得してしまう。
    でも、これを人に勧めるかというか考えてしまう。万人向けではないと思うが、ある意味本好きのマニア向けになら薦めてみたいと思う。

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    2009年10月04日
  • 本の雑誌風雲録

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    本の雑誌社社長の目黒孝二による著書。
    本の雑誌社の歴史が、配本部隊を中心に描かれている。一人一人名前が出てきても何も感じないが、最後はちょっとウルっとしたのは私だけ!?

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    2009年10月04日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    椎名誠は大好きなんですが、この本は椎名氏も沢野氏も木村氏も目黒氏もキャラ立ちまくりで、発言を読んだだけで誰の発言か分かるくらい。物凄くどうでもいいことを物凄く真剣に語り合える友達っていいなぁ。

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    2009年10月04日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    寝る前に読んだ。
    本当にどうでもいいことばかり話していて、何か知識を得るとか役に立つということがない。ここまでゆるい本って今もあるのかな?

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    2025年07月30日
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇

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    ネタバレ

    ウェブに載っているのをまとめた(加筆・訂正はあるだろうけれど)だけとは思いつつ買ってしまった。やはり本になっていると読みやすい。

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    2022年05月24日
  • 本人に訊く <弐> おまたせ激突篇

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    椎名誠の全著作を語る(尋問)するシリーズ2作目。
    盟友目黒孝二ががっちり読んでから椎名さんに突っ込みを入れる評論集です。
    この本はつまらないとか面白いとか平気で言うので、椎名さんがむっつりしている姿が目に浮かぶようです。これは完全に二人の信頼関係で成り立っている本で、全然知らない人だったらこんなに突っ込めないし、突っ込んだら椎名さん怒って帰るでしょう。

    今回は20年くらい前までで、近代といってもいい時期のもので、一番脂が乗りきっている頃でもあり、僕がリアルタイムで読み始めた時期でもあります。
    とはいえもっと初期ばっかり読んでいたので、この時期未読の物が多いんです。これは後追いで良さそうな本読

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    2020年08月14日
  • 酒と家庭は読書の敵だ。

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    著者の本に対する愛を語ったエッセイや書評、競馬本にかんする批評などの文章を収めています。

    私自身は、本に対するフェティッシュな関心というのはほとんどないはずのですが、著者や紀田順一郎のような人たちが、本に対する愛を語っているエッセイを読むと、なぜだか心が温まります。ほかのジャンルで、自分が興味のない趣味についての話を聞くのはあまりおもしろいと感じないのに、これはいったいどういうことなのかと、考えてみれば不思議な気がします。

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    2016年12月13日
  • 酒と家庭は読書の敵だ。

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    妻子、友人、酒、博打。数多の誘いをかきわけて、今日もひたすら本を読む。 読書のプロによる情味溢れるエッセイ。

    帯をみると、2002冬のリラックスとあるので、九年前に購入した本です。
    一章、二章は本好きにはたまらない共感を呼ぶ内容です。競馬の本を扱った四章で挫折し、以来、積ん読でした。

    今回読み飛ばしましたが、一章と二章だけでも価値ある一冊です。

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    2011年10月15日