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Posted by ブクログ
■サマリー
・とある出版社に勤める男性を主人公としたお話。
・本は4つの短編集で構成されている。
・よくある手法だが4つの短編集は繋がっている。
・内容には山や谷はない。
・東野圭吾さんとかを好きな人には物足りないかも。
・読後はスーッと清らかな気持ちになる不思議な本。
■心に残った部分(解説含む)
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いったい自分は、何がしたいんだろう。
いつもそう思って生きてきた。
大人になれば、やがて自分にもやりたいことが見えてくる。そう思っていた。
でも、いまだに自分には、何も見えてこない。
そんなものだろうか……。(最後の夏休み より)
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みんなそれぞれ辛かったり、悲しかったり、
折れそうだったり、たまに苦労が報われたり、
そうやって三歩進んで二歩下がる人生を送っている。
そういう姿を読む度に、頑張っているのは自分一人ではないと知って、安心する。(解説文 より)
******************* 貸
Posted by ブクログ
本にまつわるお仕事小説は、ちょっと前に、大崎梢『平台がおまちかね』とか、碧野圭『書店ガール』シリーズとか、門井慶喜『おさがしの本は』などなど、立て続けに読んで、どれも「まあ面白いんだけどなぁ……」という感想を抱いて以来、少し遠ざかっていました。
これらの本の頃は(今も継続中なのかもしれないですが)、ライトミステリーブームで、お店屋さんの店員がが日常の謎を解き明かすタイプのお話が圧倒的に多かった。
で、お仕事小説としては面白いけどミステリーとしてはあと一歩かな、という評価をそのときはよくしていた気がします。
……前置きが長くなりました。
変わったタイトルだなぁ、と思いつつ、本の厚みも程良いし隙間時間にちょいちょい読むつもりで朝、持ち出して……、
結局、移動の電車の中と、出先でできたまとまった時間のうちに一気に読んでしまいました(笑)
そのときちょうど心が弱り気味だったせいか、人情話にぐいぐいと引き込まれました。
本に向き合う姿勢、人と向き合う姿勢、仕事に向き合う姿勢……、ほのぼのと心の温まるストーリーながら、自然と背筋が伸びます。
シビアな面を削ぎ落とした、少しご都合主義なところもありますが、とても素敵なお仕事小説でした。
一つ学んだことは、「社会人には成功の体験が必要」。
Posted by ブクログ
書店員と出版社の営業マンが主人公(?)の4つのお話。
赤いカンナではじまる:
涙を流している理由は、それだったのね。。それはわからないわ…という感じ
最近、空を見上げてない:
めっちゃグッときた。営業や編集、仕事のそれぞれの役割。そして協力。
自分の役割はなんだろう。。
美しい丘:
最後の1行でブワってなって泣く…。
最後の夏休み:
シロクマさんの営業すごいなあ。
若かりし(出版社の営業マンの)さくちゃんの努力から、営業のテクニックってこう身につけるんだなとか学び。。
個人的に桜井さんにはモヤモヤ←
解説:
書店員さんの解説良かった。
初めて読んだけど、小説に普通の人しか出てこないっていうのわかる!
スーパーヒーローじゃなくても、進んでいくことの美しさがあることに気づける。
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