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のこされたのは、丘の上の海が見える家。
苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
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Posted by ブクログ 2024年03月30日
苦しい就活を乗り越えて正社員になったのに、ブラック企業だとわかり、1ヶ月で退社した文哉。
そこに、疎遠になっていた父の訃報が届く。南房総に引っ越した父の新しい家を初めて訪れ、そこで暮らしていた様子が少しずつわかってくる。父は一人、何を考えて暮らしていたのだろう。孤独だったのか?会社員...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月07日
それからを読んだら、やっぱり読みたくなって、この本を読む。まだ23歳なんだよ、なかなかギャップ埋まらんかった。出だしダメダメなのに、釣りのきっかけで日常が変わる、いや変えるか。親父さんの秘密の入り江も重要だ。意外に登場人物が浅い関係だと思う、最後に供養と親睦を兼ねてパーティー出来たのが良い終わり方、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月20日
はらだみずきさん 初めて読みました。
おもしろい。
自分の理想とする生き方ということもあり、あっという間に物語の世界に吸い込まれていった。
続編もあるみたいなので、早く読みたいです。
「自分の人生がおもしろくないなら、なぜおもしろくしようとしないのか。他人にどんなに評価されようが、自分で納得してな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月04日
32歳の時に父を亡くしましたが、遺品を整理していて19歳の父の日記を発見して涙したことを思い出しました。豊かで幸せな生活とはこういうことなのではないでしょうか。金儲けに血眼になったり、人のカネで贅沢をしたり、周囲の人にペコペコさせたり、仲間内で凝り固まって他人を排除したりといった統一教会と自民党が目...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月09日
面白くて直ぐに読み終えました。
小説中の各節の番号が短く区切られいますので、とても読みやすかったです。
主人公の文哉がブラック企業を1か月で辞めると疎遠だった父親の訃報が、そして、父の住んでいた南房総へ向かい父親の足跡をたどりはじめることに。後半は姉の宏美さんも南房総へ。
南房総の皆さんとの心温まる...続きを読む
田舎での自給自足の生活はとても憧れますが、その大変さもしっかり書かれていて魅力的でした。主人公が田舎での生活を通して成長していく姿に励まされました。
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