海が見える家

海が見える家

715円 (税込)

3pt

のこされたのは、丘の上の海が見える家。

苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

海が見える家 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 海が見える家
    715円 (税込)
    のこされたのは、丘の上の海が見える家。 苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
  • 海が見える家 それから
    715円 (税込)
    ロングセラー続編、いきなり文庫で刊行!  入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。  家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。  豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。そんなある日、元彼女からメールが届く。  果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?  幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。
  • 海が見える家 逆風
    704円 (税込)
    ベストセラーシリーズ、待望の第三弾! 入社一ヶ月で会社を辞めた文哉は、急逝した父が遺した千葉県南房総の海が見える家で暮らして三年目を迎えた。この春に起業した文哉の生活は順風にも見えた。しかし、直撃した大型の台風によって生活は一変してしまう。通信手段すら途絶えるなか、文哉は地域の人と共に復旧作業に取り組んでいく。そんなとき、学生時代の知人の訪問を受ける。農業の師である幸吉、便利屋の和海らと深く交流し、自給自足的な生活を目指すなかで、あらためて自分がどうやって食っていくのか悩み、模索する文哉に、新たな決意が芽生えていく――。 ベストセラーシリーズ、待望の第三弾!!
  • 海が見える家 旅立ち
    770円 (税込)
    ベストセラーシリーズ、堂々完結。  父が遺してくれた海が見える家が台風により被災後、追い打ちをかけるようにコロナが蔓延してしまう。思うように日常生活をとりもどせない文哉は、農業の師である幸吉がビワ畑で倒れていたあの日に思いを馳せる日々を送っていた。心配する和海のすすめもあり、文哉は旅に出ることにした。向かったのは、幸吉の親友、イノシシの罠猟の達人である市蔵の暮らす集落。山に入り自然薯を掘ったり、斧で薪を割ったり、自然に抱かれて過ごすうちに、文哉は求めていた自分なりの答えを見いだしていく。そして、新たな決意を胸に抱く! ベストセラーシリーズ、堂々完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

海が見える家 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んで良かった、人との繋がりや温かさを感じる作品で、父親が残していったもの知っていく中でなにかが変わっていく様子が美しい。
    自分も父親と腹割って話すことが苦手だなって思い続けて28年生きてきたけど、どこかでもっと向き合わないといけないと思っていた。
    この本を読んだ後は向き合いたいなって変わるぐらいな

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    個人的にはすごく好きな作品でした!
    特別な仕掛けやどんでん返しみたいな展開があるわけでもないが、主人公の感情描写が丁寧かつ親近感を感じる気がしてどんどんページをめくってしまう笑
    SNSが発達し知らない人との繋がりが多くなったことで人からの評価や発言に僕は影響されやすいけど、もう一度自分のとっての幸せ

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本の中で、主人公は一番自分に近いタイプだなと思いながら読んだ。生きていく熱量とか、他の人との距離感だとか。不思議な感覚でした。

    0
    2025年04月01日

    a

    購入済み

    面白かったです!

    田舎での自給自足の生活はとても憧れますが、その大変さもしっかり書かれていて魅力的でした。主人公が田舎での生活を通して成長していく姿に励まされました。

    0
    2021年10月15日

    Posted by ブクログ

    とても好きな本
    田舎町、海、流木、サンドグラス
    自分の手でつくる生活
    こんな町に住みたい
    人の目からは褒められないようなことも
    当人にしか分からない価値がある
    そういうことってたくさんある
    自分がそれを大切にして生きられるか
    ひとはひと
    自分は自分
    #はらだみずき #海が見える家 #読書録

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    不器用すぎる父親が、父親なりに子供たちを愛していたことが分かるラストに涙が止まらなかった。夏にぴったり。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    サッカーボーイズからのファンですがこちらも心温まる作品で良かったですね。

    あと3冊読むのが楽しみです。

    波に乗れなくても、待てばいい、良い波が来るのを待てばいいっていうのはなんかこう響くものがありますねぇ。

    父親が80で先日大腸がんが判明し、不安な日々ですがいろいろと考えさせられる良い機会とな

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    ずっと疎遠だった父の死をきっかけに
    父の生き方人生を知る。家族って難しいけど
    亡くなってから知るのは少し残念だけど
    主人公が父のことをどんどん好きになっていくのは嬉しい気持ちになる。
    私も母はもう卒業して息子たちが尊敬してくれるような大人の女性になりたいと思った。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ブラック企業で働き、辞めたふみやさん。
    突然お父さんの死が伝えられる。
    喧嘩して疎遠になったお父さん。
    お父さんが、生活していた場所を、片付けるなかで人を知り、あたたかい人のつながりに救われる。それは、ふみやさんが否定したお父さんの縁・人柄によるものでした。
    これからどうするのかな〜というところで終

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    千葉住みとしては無視できない一冊。
    ものすごい劇的なことがないのに、生前の父親の生き様を知ることで主人公の生き方がどんどん変わっていく姿に一気に惹き込まれた。
    久々のパケ買いにして大正解の一冊だった。

    0
    2025年08月17日

海が見える家 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

小学館文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

はらだみずき のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す