海が見える家

海が見える家

715円 (税込)

3pt

のこされたのは、丘の上の海が見える家。

苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!

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海が見える家 のシリーズ作品

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  • 海が見える家
    715円 (税込)
    のこされたのは、丘の上の海が見える家。 苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
  • 海が見える家 それから
    715円 (税込)
    ロングセラー続編、いきなり文庫で刊行!  入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。  家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。  豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。そんなある日、元彼女からメールが届く。  果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?  幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。
  • 海が見える家 逆風
    704円 (税込)
    ベストセラーシリーズ、待望の第三弾! 入社一ヶ月で会社を辞めた文哉は、急逝した父が遺した千葉県南房総の海が見える家で暮らして三年目を迎えた。この春に起業した文哉の生活は順風にも見えた。しかし、直撃した大型の台風によって生活は一変してしまう。通信手段すら途絶えるなか、文哉は地域の人と共に復旧作業に取り組んでいく。そんなとき、学生時代の知人の訪問を受ける。農業の師である幸吉、便利屋の和海らと深く交流し、自給自足的な生活を目指すなかで、あらためて自分がどうやって食っていくのか悩み、模索する文哉に、新たな決意が芽生えていく――。 ベストセラーシリーズ、待望の第三弾!!
  • 海が見える家 旅立ち
    770円 (税込)
    ベストセラーシリーズ、堂々完結。  父が遺してくれた海が見える家が台風により被災後、追い打ちをかけるようにコロナが蔓延してしまう。思うように日常生活をとりもどせない文哉は、農業の師である幸吉がビワ畑で倒れていたあの日に思いを馳せる日々を送っていた。心配する和海のすすめもあり、文哉は旅に出ることにした。向かったのは、幸吉の親友、イノシシの罠猟の達人である市蔵の暮らす集落。山に入り自然薯を掘ったり、斧で薪を割ったり、自然に抱かれて過ごすうちに、文哉は求めていた自分なりの答えを見いだしていく。そして、新たな決意を胸に抱く! ベストセラーシリーズ、堂々完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

海が見える家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    田舎の風景がすごく気持ちいい。風や空気までも感じる描写でまるで自分がそこにいるような感覚でした。生き方まで教わった気がします。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    苦しい就活を乗り越えて正社員になったのに、ブラック企業だとわかり、1ヶ月で退社した文哉。
    そこに、疎遠になっていた父の訃報が届く。南房総に引っ越した父の新しい家を初めて訪れ、そこで暮らしていた様子が少しずつわかってくる。父は一人、何を考えて暮らしていたのだろう。孤独だったのか?会社員...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月07日

    それからを読んだら、やっぱり読みたくなって、この本を読む。まだ23歳なんだよ、なかなかギャップ埋まらんかった。出だしダメダメなのに、釣りのきっかけで日常が変わる、いや変えるか。親父さんの秘密の入り江も重要だ。意外に登場人物が浅い関係だと思う、最後に供養と親睦を兼ねてパーティー出来たのが良い終わり方、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月03日

    はい、これはみなさん読むべき本!!!!

    自分の人生において
    何が大切なんだろうってすごく考えられるし
    仕事とかで疲れてるんなら
    とりあえず読んでみて欲しい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    なんだか心がホロっとなるようなお話し。
    主人公を応援したくなる。
    姉ちゃんはダメ過ぎ(笑)
    自給自足に興味がある人には面白いと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    じっくり、ゆっくり味わうことのできる作品

    刺激的な展開がある訳ではないが
    読み進めていくうちに、
    登場人物の思考や行動の背景が気になって読むのを止められなくなる

    自分に正直に生きるとはこういうことかと
    気付かされる

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    はらだみずきさん 初めて読みました。
    おもしろい。
    自分の理想とする生き方ということもあり、あっという間に物語の世界に吸い込まれていった。
    続編もあるみたいなので、早く読みたいです。

    「自分の人生がおもしろくないなら、なぜおもしろくしようとしないのか。他人にどんなに評価されようが、自分で納得してな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    32歳の時に父を亡くしましたが、遺品を整理していて19歳の父の日記を発見して涙したことを思い出しました。豊かで幸せな生活とはこういうことなのではないでしょうか。金儲けに血眼になったり、人のカネで贅沢をしたり、周囲の人にペコペコさせたり、仲間内で凝り固まって他人を排除したりといった統一教会と自民党が目...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月09日

    面白くて直ぐに読み終えました。
    小説中の各節の番号が短く区切られいますので、とても読みやすかったです。
    主人公の文哉がブラック企業を1か月で辞めると疎遠だった父親の訃報が、そして、父の住んでいた南房総へ向かい父親の足跡をたどりはじめることに。後半は姉の宏美さんも南房総へ。
    南房総の皆さんとの心温まる...続きを読む

    0
    購入済み

    面白かったです!

    a
    2021年10月15日

    田舎での自給自足の生活はとても憧れますが、その大変さもしっかり書かれていて魅力的でした。主人公が田舎での生活を通して成長していく姿に励まされました。

    0

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