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ベストセラーシリーズ、堂々完結。
父が遺してくれた海が見える家が台風により被災後、追い打ちをかけるようにコロナが蔓延してしまう。思うように日常生活をとりもどせない文哉は、農業の師である幸吉がビワ畑で倒れていたあの日に思いを馳せる日々を送っていた。心配する和海のすすめもあり、文哉は旅に出ることにした。向かったのは、幸吉の親友、イノシシの罠猟の達人である市蔵の暮らす集落。山に入り自然薯を掘ったり、斧で薪を割ったり、自然に抱かれて過ごすうちに、文哉は求めていた自分なりの答えを見いだしていく。そして、新たな決意を胸に抱く! ベストセラーシリーズ、堂々完結。
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Posted by ブクログ
自分がこれからどう生きていきたいのかを考えることの大切さを感じた。
主人公の文哉は、農業の師であった幸吉を亡くし、自分のこれからについて悩みながら、幸吉の親友である市蔵の暮らす山へ向かう。自然の中で生活する中で、文哉が少しずつ自分の気持ちと向き合い、自分らしい生き方を見つけていく姿が印象に残った。
特に、都会で働くことや田舎で暮らすことのどちらが正しいということではなく、自分にとって何を大切にして生きるのかが重要なのだと感じた。周りから見れば遠回りに思えることでも、自分自身で経験して納得することが大切なのだと思う。
自然の中での暮らしや、人とのつながりが丁寧に描かれていて、読んでいて気持ちが落ち着く作品だった。文哉が新しい一歩を踏み出す最後の場面には、これからの人生への期待も感じられた。
自分自身も、これから環境や仕事が変わる中で、周りの価値観に流されるのではなく、自分が本当に大切にしたいものを考えながら生きていきたいと思った。
Posted by ブクログ
海が見える家 旅立ち
著者:はらだみずき
ベストセラーシリーズ、堂々完結。
台風による被災後、さらにコロナ禍に見舞われ、思うように日常を取り戻せない文哉。農業の師・幸吉が倒れたあの日を思い出しながら、心配する和海のすすめで旅に出ることを決意。向かった先は、幸吉の親友でイノシシの罠猟の達人・市蔵が暮らす集落。自然の中で過ごすうちに、文哉は自分なりの答えを見つけ、新たな決意を胸に抱く。シリーズ25万部突破、堂々の完結編。
南房総編の完結編。文哉は南房総の海での経験を糧に、さらなる成長を求めて新たな環境へ飛び出す。「人は環境で変わる」と実感し、行動を起こす文哉の成長が印象的。次のステージは山へと向かい、自分の可能性を確かめることを決意する姿が頼もしい。凪子との今後の展開も気になる!
Posted by ブクログ
あー一気に読んでしまいました。
旅立ち…という題名で
海の見える家の最終章だけに
いろいろな事にどう卒業していくのだろう。
いつもの、前向きで眩しい文哉に会えるのかと、読み始めたのですが、
やはり、
いろいろなことが重なり辛い思いから抜け出せず人にも相談できないでいる文哉の様子に、周りの人達のようにわたしまでもがとても
心配で辛い気持ちになりました。
辛い気持ちを持ったまま
市蔵のところに出向いていって
幸吉さんのことや自分の思いなどを話しているうちに自分を取り戻し頑張ろうって思えるように切り替わった姿にほっとしました。
今回は、他のシリーズにはない気持ちに何度もなり涙が出てしまいました。とても感動し生きる力というのはこういうことではないかなと感じました。
これからの
凪子ちゃんに対しても文哉に対しも本当にどんどん成長していく
彼らを心から応援したいし
もう少し彼らを見ていたい気持ちになりました。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻
よかったーーー!
海から次のシリーズの山へどう向かっていくのか。
幸吉さんの死以降立ち直れない文哉だったけど、最後に言われた「自分の土地を持て」の言葉を自分なりに解釈して、次に進もうとする文哉が逞しかった。
なるほどこういう風に山の舞台へと繋がっていくのかと面白い!
土地があるからってみんなが食べていける訳じゃない。
大切なのは土地、というよりも”土”。
でもあるものを使いこなせる技をもっていなければ、土地を持つこともただの重荷になる。
幸吉さんは文哉を見込んでかけた言葉だと分かり、目頭が熱くなった。
自分で薪を割って、薪をくべて入るお風呂はいつも入っているお風呂とは温かさが違うらしい。
スピード重視でボタン一つで沸くお風呂と、時間を気にせず自分で火を起こして沸かすお風呂。
どんな薬品が使われているかも分からないけど、季節に関係なく手軽に買えるスーパーの野菜たちと、手間ひまかけて自分の手で育てた安心安全な野菜。
生きるとは、食べるとは、働くとは、幸せとは、、最後まで考えさせてくれる本でした。
山での生活も気になりすぎる!
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小説・文芸
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