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Posted by ブクログ
主人公はなんで中学時代に帰宅部だったのに大人になったらまっすぐ帰宅しないのよ。
仕事終わって疲れて帰る前に一人になる時間をつくるのはいいことだけど、家族と向き合ってないように見えてしまう。
見えるだけだけど。
実家での息子とのやり取りを見るに数年後は息子から見向きもされない父親になってそう。
という余計なお世話意見を言いたくなる、中学時代の友人の今の姿を見てるような気分になる主人公だった。
スケボーのラストは悲しかった。
『帰宅部だって青春できる』んだから完成させてほしかった。
色々とモヤモヤを感じる展開はあったけど、憧れの女の子が実は今の妻だったのと最後の一文にぐっと来たので吹き飛びました。
大人になってから思い出すさわやか切ない青春のきらめきです。
帰宅部でも青春できる
Posted by ブクログ
青春小説の醍醐味は自分の少年時代にあった出来事と物語の出来事が一致した時に、「ああ、あったなあ」と思わせるところにあると思う。
名前や見た目でからかわれた経験がある人は多いと思うが、その時に助けてくれたのは、直樹にとってのカナブンであり、テツガクにとっての直樹であり、自分の少年時代の友人なのだろう。
少年時代の友人が、今となっては疎遠になり、連絡も取れないかもしれないが、その時々の思い出は色濃く自分の中にあるもんだ。だから、青春小説を読むと思い出す、あいつは今何してるんだろうなあ。といった、自分の過去を思い出しながら、若き直樹の物語に自分の物語を重ね、今の直樹にまさに今の自分を重ね、気がつけば集中して読んでみました。青春ってのは良いですなあ。
Posted by ブクログ
ただの爽やかな青春小説じゃ、全くありません。
最初は、まっすぐ家に帰って何が悪い!っていう帯の言葉に惹かれて購入しました。もっと面白おかしい、中学生男子の青春小説かなと思っていました。いい意味で裏切られました。
中学時代の、狭い世界での部活やクラスメイトとの衝突、家庭の問題、原因の分からない焦り、そして受験などなど…
あーこんなことあったなあ、とか初恋っていいなあ、っていう感想だけではない、やり切れない思いとかどうしようもない気持ちとかが物語に染み込んでいて、胸が熱くなりました。
青春、爽やかになるとはちょっと異なる、ノスタルジックな気持ちになりました。夏っぽい表紙ですが、秋に読むのがぴったりです。
Posted by ブクログ
部活に馴染めず、帰宅部となった3人の中学生男子のお話。
3人のうちの1人が、学校に馴染めない小4の息子を見ながら自分の中学時代を思い出すという構成なのですが、作者のはらだみずきさんとは、ほぼ年代が同じ、出身地もほぼ同じなので読んでいて「分かる分かる!」のオンパレード!でも、やっぱり分からないのは思春期の男子の気持ち、行動原理ですね(。-_-。)
これが女子のお話ならば、また違ったのかもしれません。
部活を辞めるのには、それなりに自分なりの理由がある。周りがいちいちムカつくのにも自分なりの理由がある。でも、それをうまく言葉にできないし、自分自身ですら納得させることができない。それに部活を辞めたからといって、他にもやりたいことがあるわけでもない。そんな感じでダラダラと放課後を過ごす。
とはいっても3人のうちの1人は多趣味で様々な知識もあり、将来の夢も決まっているのです。そんな友だちを眩しく思ったり、俺って普通だなぁと思ったり、いや普通ってなんだ?と思ったり‥‥まぁ、思春期真っ盛りなわけですね。
恋愛も経験したり受験で将来のことを考えさせられたりして、大人に足を踏み入れたばかりの彼らの頭は爆発寸前です。(いや、爆発しちゃってる)
そんなことを思い出しながら、我が子が学校に馴染めなくても大丈夫、自分なりにどうにかするさ、と思って見守る父となった主人公。でも今日もまっすぐ家に帰らずに奥さんにネチネチ言われている。大人になったって昔とあんまり変わらない。大人だって子どもだってなんか足掻いている。
一方、なんとかなるさ、とはとても思えない母の気持ちもよく分かる!子どもの時は親や教師が鬱陶しかったけど、我が子のことには口を出したくなっちゃうよね。鬱陶しがられるだけなんだけどね(^^;)
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小説・文芸
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