災厄

災厄

748円 (税込)

3pt

原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが――。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖! 未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!

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災厄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月16日

    今の時勢にマッチするパンデミック系小説ながら、一捻りある展開で先が気になり一気に読んでしまう。
    気持ちよい結末にしたいがためだろう、少々乱暴なほどに有能vs無能なキャラ設定にしているのが、いい意味で作り話感をかもしだしている。
    気楽に面白く読める一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2020年03月04日

    「Fukushima50」が良かったので、他にどんな本を書いているのだろうと思って、手に取った一冊。
    あまり何も考えずに、読み始めたが、まさか、まさかのタイムリーな内容。でも、その分、単なるパニックミステリーとしてではなく、改めて今日本が置かれている現状を考える一冊となった。
    四国の小さな村から始ま...続きを読む

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    購入済み

    映画化したら面白そう

    2023年01月18日

    主人公の官僚に魅力が乏しいが、対する政治家の横暴さ。それに耐える主人公と分かりやすい構造。災厄の源の解明過程は素人には納得させられる展開。映画化したら面白そう。

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    Posted by ブクログ 2017年09月06日

    パニックものだと、どうしても高嶋哲夫や安生正と比べてしまう。一気読みしちゃうくらい読みやすくダレないが、その要素いらなくない?ってのがいくつか。その分本筋を膨らましてくれたほうがよかったなー

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    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    四国で発生した、殆どの住民が死亡する事件。
    厚労省の斯波はウィルスによるものではないかと主張するが証拠が無いと一蹴され、国は生物兵器によるテロとして対策本部を立ち上げる。
    自説を捨てられない斯波は四国へ行き、原因を究明しようとする。

    2014年に5月に刊行されたと言うが、なかなかにタイムリーな本だ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月01日

    四国の老人しか住んでいないような僻村で村人や飼い猫など動物までもが突然死亡するという事件が発生する。
    果たして原因はテロなのか?感染症なのか?

    う〜む、評価が難しい。
    死亡原因の設定については個人的にはかなり斬新に感じ満足であった。しかし、ストーリーはというと少し不満が残った。
    原因究明されてから...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    パニック小説としては、復活の日を思わせるところ。政治家、官僚の振る舞いについての描写は、やや紋切り型と思う。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年10月30日

    著作にこんなパンデミックものがある作家にとって、このコロナ禍はあり得ることだったのでしょうか。どうしても現実と比較して読みたくなる。小説の中で起きていることを思えば、現実のほうが落ち着いているか。

    主人公は厚生労働省の職員。応援したくなったのは最初だけで、彼の過去が明らかにされると一気に嫌な奴の印...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年11月01日

    ある地方の村に端を発する集団死から、四国丸ごとへと加速度的に広がるスピード感が堪らないパニック小説。原因を追う厚生労働省の官僚を主人公に据え、★(書きかけ)

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