無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
究極のバイオハザードと――怒涛のどんでん返し!! メフィスト賞出身作家・周木律の新境地&渾身、一気読みホラーミステリー誕生。ある県の山中にある大規模製薬会社・平成製薬の研究所で爆発事故が発生。主人公・泉夏樹はガレキのなかで目を覚ましたが、彼女はすべての記憶を失っていた。崩れ落ちた施設、くすぶる炎、視界をさえぎる煙とチリ……何が起きたかわからないままその場を避難した夏樹は、同じく爆発から生き残っていた研究者の信と出会う。彼もまた夏樹と同じ製薬会社の社員であったが、この事故の発生理由を知っているわけではないようだ。ふたりの他にも、わずかながら生き残った人々はいた――治験のバイトに来ていた羽田と小室井、警備員の蝉塚らとともに脱出を試みる夏樹と信。しかし、彼女らの前にあらわれたのは人ならざる人――。食人鬼と化したかつての同僚たちだった!? 倒しても倒しても、立ち上り、肉をむさぼろうとする「ウェンディゴ」たち。この研究所は、一体何を隠していたのか――!?
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
爆発事故が起こったかと思われる瓦礫の中、彼女は自分自身に関する記憶を失っていた。白衣を着ていた彼女は胸ポケットに付いた名札から、自分が『泉夏樹』という名前だと知る。夏樹は、同じく爆発事故の生き残りである同僚の黒崎信から、ここが長野と岐阜の県境にある山村にある『平成製薬奥神谷研究所』だと聞かされる。数少ない生存者たちで研究所から出ようとするが、そこには恐ろしい『何か』が蔓延っていて――。
というのが本書の導入。前半と後半でかなり色合いの変わる作品になっていて、サバイバルホラーとして進んでいく前半(超人的なアクションシーンも勢いがあって、とても楽しい)から一転して、『彼ら』の成り立ちとそこに至るひとりの研究者の想いに後半はフォーカスされて、切ない余韻が残ります。ゾンビとはすこし違う存在をめぐるパニックホラーで、先の読めない展開を求める方に、おすすめです。
Posted by ブクログ
まだまだ暑いので、
何か涼しげな?本を読みたいと思って選びました。
表紙だけでもゾクゾクする~。
山奥の製薬研究所で謎の爆発事故が発生。
そこで、研究をしていた夏樹は一命をとりとめたが、
爆発のショックで記憶を失ってしまった。
まともに生き残った仲間は、夏木を含め数人、
他の人々は、ゾンビのように恐ろしい人間に変化し、
理性を失い、人肉を食いむさぼる・・・
なぜ、こんなことになってしまったのか?
夏樹は、何の研究をしていたのか?
徐々に記憶を取り戻していくうちに、
すべては自分の責任だと気づく・・・
最初から、何が起こるか緊張の連続で、
二転三転する物語に目が離せない。
映画のようにイメージできる怖さが、またたまらない。
夏の夜に一気読み!
Posted by ブクログ
終わり方、好きです。
久しぶりにゾンビ系の話が読みたくて表紙も魅力的だったので手に取りました。
肝心な情報を持ってる人が記憶喪失で、しかも初期の時点で既に生存者が少なすぎてこれ話続けられるのか?と思いました笑
そしてゾンビになる原因が微生物の研究によるもので、テロメアについて私自身仕事柄知識があったのですごくすんなり専門用語が入ってきました!
しかもゾンビ化が治ってめでたしめでたしかと思いきや、そこから第2弾の課題がでてきて結局主人公を追い詰める現実感が良かったです。
ラスト、泉があんな姿になって人々の前に現れた上で結末を迎えるのが清々しさもあって総理への復讐もできるという変にハッピーエンドにしない方向性が好感持てました!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。