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感動
シリーズ7冊全て読みました。登場人物それぞれが織りなす人間模様や不可視なものだが、意思を持った存在を巧みな表現で綴っている。次作はあるのでしょうか?早く読みたい。
Posted by ブクログ
今回は、全く関係ない新キャラクターの登場。
小さい頃から、不思議な美しい夢を毎日見続け、その世界を木版画で表現する女性アカネのお話し。
アカネが、山奥の古い洋館に引越してから、夢の中に、不思議な声が聞こえる。
それを、警官に相談し、涼彦がその電話を受けて、霊的なものの可能性を鑑み、海里とロイドを伴ってアカネの家を訪ねる。話しを聞き、やはり夜中にアカネの寝室に滞在して、様子を見るしかないと判断し、奈津も一緒に、翌日午後11時から謎を解くことに。
声の主は、寝室の本棚の裏にある隠し部屋にあった人形。前の住人は、人形作家の男性で、その兄夫婦が亡くなって、3歳の女の子を引取り育てた。しかし、5歳で亡くなり、寂しさを紛らわすために、作った人形がそれだった。
人形作家は、人形に、女の子の話しを聞かせていて、その続きを聞かせて欲しいと、人形は訴えていた。人形もロイドと同じように、人の思いが強くて心を持つようになった付喪神。ロイドの見立てだと、お話しの続きを話してあげれば、人形に戻るのではと。
人形作家の日記を探しだし、それをもとに、淡海先生に脚本を書いてもらい、海里が芝居をした。
迫真の演技に誘発されて、最後に人形は、人間のように動き、思い出の焼きおにぎりを食べて、さようならと、この世を去る…
と、思いきや…
アカネが、行かないで!私の夢の中に出て来て!と。
その後、人形はアカネの夢の中に出て来るようになり、アカネの木版画の世界は、新たな世界を描き出す。めでたし、めでたし…。
アカネは、海里が演じたミュージカルの大ファンだったり、夏神が昔の彼女の両親に出した手紙を受取り拒否されたりと、色々な要素も絡みつつストーリー展開される。
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