Posted by ブクログ 2020年08月15日
面白かったなあ。相変わらずの一気読み。ここからは未読なので、なおのこと楽しんで読んだ。
海里くん、ずいぶん料理が板についてきたなあ。最後にピザトーストをささっと作るところなんてすごい。
そしてこのシリーズは、海里くんと夏神さんが「ばんめし屋」であれこれやっていくのが筋かと思ってたら、なんと、海里くん...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月25日
シリーズ第10弾。
今回は海里の役者への思いと、名も無き役者の幽霊のお話がメイン。
最初から最後まで、すごく良かった。
小説家の淡海先生の「もう一度、役者の道に戻りたくはないかい?」
と言う問いかけから始まっていく。
夏神は、海里が好きな道に戻りたいとき、自分が足枷になりたくないと思い悩み、海里の...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月02日
役者への未練を持ちながらもばんめし屋の仕事に精を出す海里と温かく見守る夏神とロイド。あの事件があって爪弾きにされたけど、だからこそ憧れの役者さんと代役でも舞台に一緒に立てることができたんだから、海里良かったね。スキャンダル相手の女優さんとも気持ちの区切りがついたみたいだし、改めて一歩かな。茂さんみた...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月23日
最後の晩ごはんシリーズ。今回は、元俳優の幽霊のお話。最後にもう一度舞台に立ちたいという願いを、海里たちが手助けする。
今作では、海里がついに過去の事件に一応のケリをつける。
芝居への断ち切れない思いを改めて自覚し、自分の弱いところ、ダメなところも分かった上で、今はまだその時ではないと言う海里。すべ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月27日
モチーフも主たる登場人物も
そうして場所すらもほとんど変わらない。
そんな限られた条件下で
どうしてこんなに時間を
前に進めていけるのでしょう。
毎回、その作品限りで姿を消す人…もしくは
幽霊が、一見すると変わらないままの人間関係や
その場所の空気にさざ波を立て、確実に、でも
少しずつ変化を与え...続きを読む