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スーパーマン・スマッシュ・ザ・クラン
舞台は1940年代。チャイナタウンからメトロポリスに引っ越してきたティーンエージャーの兄妹ロベルタ・リーとトミー・リー。なんと新居の近くに住むのは、あの有名なヒーロー“スーパーマン”だった! ある夜をきっかけに、二人はスーパーマンと秘密結社クランの戦いに巻き込まれてしまう。ロベルタとトミーはスーパーマンを助け、この戦いに勝利することができるのか? ●収録作品● 『Superman Smashes the Klan』#1-3 (c) & TM DC. -
人質の法廷
法治国家の欺瞞を暴くリーガルサスペンス! 駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、突如、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。容疑者には被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去があったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。 志鶴が刑事司法を志した背景には、高校時代の友人のバイク事故死がある。自動車運転過失致死と処理されたが、彼女は冤罪を疑っている。そんな過去を持つ志鶴は、依頼人の潔白を晴らすため奔走する。 そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。逮捕イコール犯人という世間の目。「人質司法」とも称される長時間勾留で有利に捜査を進めようとする警察・検察。共同弁護を務める先輩すら有罪前提の弁護方針を説き始めるなか、孤立無援の志鶴は依頼人を救い出すことはできるのか――? 構想・取材期間8年に及ぶ超弩級リーガルサスペンス。 -
V フォー・ヴェンデッタ
そこは、あらゆる自由が奪われた世界―― 西暦1997年、ロンドン――ヨーロッパ大陸における局地的な核戦争の結果、イギリスの民主主義は崩壊し、独裁政権の支配する全体主義国家と化していた。監視カメラによってあらゆる自由を制限された世界の下、生活苦の為やむなく身を売ろうとした、若く純粋な少女イヴィーは、秘密警察から暴行を受け、危ないところを仮面をつけた謎の男に救われる。自らを”V”と名乗るその男は、優れた戦略と類まれなカリスマ性を武器に、ファシスト政権の転覆を狙っていた……! アメコミ界でカリスマ的人気を誇るアラン・ムーアの記念碑的作品にして、マトリックスのスタッフが手掛ける同名映画の原作グラフィック・ノベル! ●収録作品● 『V FOR VENDETTA』#1-10 (c) & TM DC. -
掃除機
世界を震撼させた超リアル日本語の「吸引力」 「本書に収められた四篇の戯曲は、そのうち三つはドイツ語への、残る一つはノルウェー語への翻訳によって(ついでに言えば、わたし自身の演出によって)初演されたものです。」(本書「あとがき」より) * * * 80歳を超えた父親と、引きこもりの50代の娘、40代の息子が同居している家族。そして、この家族の停滞しつづける風景を長年見つめてきた掃除機。社会と折り合いのつかない家族が、鋭い筆致とユーモアで描かれてゆく──。 掃除機の目線で引きこもりの家族の情景を描いた「掃除機」は、ドイツ演劇界において高い評価を獲得し、ベルリン演劇祭テアタートレッフェンの「注目すべき10作品」に選出。 表題作のほか、同じく海外の劇場のために書き下ろされた戯曲(「ノー・セックス」「ドーナ(ッ)ツ」「部屋の中の鯨」)全4作品を同時収録。 世界を震撼させた、超リアル日本語の「吸引力」。読売文学賞・三島由紀夫賞受賞作家による待望の新刊! 表題作は、本谷有希子の演出により日本(語)初演。 -
地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み 関西1 阪神・阪急・京阪
新しいライフスタイルの誕生 日本初のインターアーバン(都市間高速鉄道)として知られる阪神電気鉄道は、1時間は待たねばならない官営鉄道に対し、住宅地にこまめに駅を設置し、運賃を安くすることで、鉄道利用という新たな需要を喚起していく。「たまにはおめかしして大阪や神戸へお買い物」というライフスタイルがこのころ生まれた。 阪急電鉄は、専務・小林一三のもと、温泉や少女歌劇、遊園地などとともに、沿線の住宅地開発に力を入れる。また、ターミナルデパートの建設などの取り組みで、阪神との熾烈な乗客獲得合戦を繰り広げていく。 大大阪市誕生で東京市を抜き、日本一の大都市となったこの地は、沿線人口急増に苦しんでいた。そのようななか京阪電気鉄道は大阪・天満橋と京都・五条をノンストップで結ぶ、日本最初の急行運転をおこなう。一両編成運転が当たり前の時代に二両連結の申請をし、複々線化を実行に移すなど、将来を見据えた大胆な先行投資で当局を驚かせた。 関東の私鉄をはじめ、日本全国の鉄道に多大な影響を及ぼしたこの3社の歩みを、鉄道や軌道に関する公文書と各時代の地形図を合わせて眺めることで、近代日本の姿がはっきりと浮かび上がる。掲載地図はすべてフルカラー。 -
デジタル競争戦略
バリューチェーンの強さで勝負してきた従来型企業は、どうすればデジタル・エコシステムの柔軟性で勝負する新しい企業に変身できるか。戦略マネジメントの専門家である著者が、さまざまな企業のケース分析を通じて、新しい競争戦略を構築する方法を説明する。 取り上げられている企業は、自動車メーカー、家電メーカー、製薬会社、建設機械メーカー、寝具メーカー、ラケットメーカー、シューズメーカー、電動歯ブラシメーカー、医療機器メーカー(喘息用吸入器、点滴ポンプ)、保険会社、銀行、テレビ局、新聞社まで多岐にわたる。 ありとあらゆる企業が、業界の垣根を越え、企業の垣根を越えて、自社の製品やサービスをデジタル・プラットフォームへと拡張すべくしのぎを削る時代。良質のデータを確保し、それを他社と共有することでネットワーク効果を生み出し、新しいデータドリブン・サービスと顧客体験を提供することが生き残りの鍵だ。そんな新しい競争のパラダイムに対応する経営マインドを説き、ステップ・バイ・ステップのプレーブックを提示する。 -
次元転換される超古代史 [新装版]正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド1 これが日本精神《深底》の秘密
世界のひな形「日本」から宇宙の進化と創造がはじまる!神々が降臨した三人の言霊が、霊、UFO、超能力から超古代史まで、隠されきた神々を解き明かす。三つ葉紋は大和族、出雲族、秦氏(ユダヤ)の統合!宇宙の三大原則は繰り返し、対称性、調和。主義主張の異なる三人が繰りなすスリリングな鼎談。すべてを包みこむ古神道の叡智がここにある。 (本書は2012年4月にヒカルランドより刊行された『正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド1』の新装版です) ・「三つ葉紋」に隠された秘密─大和族、出雲族、ユダヤ(秦)の和合 ・白山菊理媛の謎─女神信仰は意図的に隠された ・金の含有量世界一─黄金の国ジパングは今も狙われている! ・位山の木は宇宙避雷針─神を木に降ろせるのは天皇と竹内宿禰だけ! ・驚くべき古代日本の植物・鉱石の知識は出雲族が握っていた! ・ニギハヤヒは宇宙人的存在──正統竹内文書が明かす出雲国づくり ・電線と鉄道は能力を封じるために西洋が作った結界だった! ・治療装置から情報交信まで、古代人の「巨石」超活用術 ・窮屈な原理主義のレムリアから、自由なアトランティスへ移住した記憶 ・陸軍中野学校系統の幻術人脈──中村天風、藤田西湖、沖正弘、岡田光玉 ・「MJ12」はUFOではなく、原爆開発計画を隠すため! ・日本古来の鏡文字文化──カタカムナは左右反対にすると解読できる! ・濁音は濁りのあるものの表現──本来は「たかあまはら」という ・菊理媛の本質は「結ぶ」こと──天地人の力の結集 ・古代日本成立の背景に三部族の和合があった ・絶体絶命のオオクニヌシを救ったニギハヤヒの巨大戦艦はUFOか -
GAFAの決算書 超エリート企業の利益構造とビジネスモデルがつかめる
本書の3大特徴 特徴1:140点超の豊富なグラフ&チャートで「企業の強さ」が一目でわかる! 特徴2:外資系金融の最前線で取得した「プロの分析手法」が身につく! 特徴3:EC、広告、FinTech、クラウド…主要なビジネスモデルの「儲けどころ」がわかる! 本書は、米国の超優良企業を題材にした「決算書の読み方」を解説する1冊です。 頭打ちの日本のGDPとは対照的に堅調に成長し続けている米国経済。その発展を支えているのは、力強い数多くの企業の存在です。個別企業に目を向けても、米国優良企業は私たちの生活に欠かせないほどの影響力、シェアを握っています。その代表企業がGAFAです。彼らの強さの象徴である数字や財務指標、戦略を決算書から分析します。 本書のねらいの1つとして、彼らの競合となる日本企業の決算書と比較することで、規模や戦略の違いを分かり易く解説しています。 GAFAのほか、MicrosoftやNetflixなどのハイテク企業も扱い(米国では、NetflixやMicrosoftを含めて、FAANG(ファング)やGAFMA(ガフマ)と呼ばれることもある)、企業ごとの強みや戦略を明確にして、その根拠たる数値を、決算書を読み解きながら学んでいきます。 -
なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで
日本は没落の危機を克服できるか? 古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」。 明朝中国からオスマン帝国やスペイン帝国にいたるまで、世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には崩壊してしまった。こうした大国の消滅の根本的な原因は何なのか? ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告を発する。 本書は、大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』を議論の出発点としつつ、その主張である「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との結論を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因となることを明らかにする。 歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 歴史に経済理論の光をあてて大胆、かつ包括的に解明する。 -
真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男
プロレス界最大のアンタッチャブル―― 総合格闘技を創ったタイガーマスクの真実! 1980年代前半、全国のちびっ子を魅了し、アントニオ猪木を凌ぐ新日本プロレスのドル箱レスラーとなったタイガーマスクは、なぜ人気絶頂のまま2年4ヵ月で引退したのか? UWFにおける前田日明との“不穏試合”では何が起きていたのか? 自身が創設した総合格闘技「修斗」と訣別した理由は? 現在も「21世紀の精神武道」へのあくなき追求を続ける佐山サトルは、その先進性ゆえに周囲との軋轢を生み、誤解されることも多かった。謎多きその素顔に『真説・長州力』の田崎健太が迫る。佐山サトル本人への長期取材に加え、前田日明、長州力、藤原喜明、中井祐樹、朝日昇ら多数のプロレスラー、格闘家、関係者の証言で綴る超重厚ノンフィクション。“孤高の虎”の真実が今、明かされる! -
Web制作者のためのSassの教科書 改訂2版 Webデザインの現場で必須のCSSプリプロセッサ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 CSSをより便利に、効率的に書ける「Sass(サス)」の解説書を、最新のコーディング環境にあわせて大幅刷新!Sassは導入が面倒そう。はじめたいけどあと一歩が踏み出せない。CSSを今よりも効率的に書きたい。こうした方がSassを導入するきっかけとなり、ひと通りSassの機能を使いこなせるようになるのが本書の目標です。CSSをHTMLの構造に合わせて入れ子で書いていく「ネスト」や、便利な「変数」や「演算」などのSassの基本機能はもちろん、筆者が実際に仕事の現場で使っている実践的なテクニックまで、この一冊で網羅しています。 -
東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 終戦後の混沌と活力の象徴「ヤミ市」。東京の巨大なターミナルの一画に、いまなおその歴史を受け継ぐ店や建物が残る地域がある。それは、焼け野原となった東京で人びとが生きるために活動した記録であり、次世代に受け継ぐべき記憶である。終戦後に作られた詳細な地図「火災保険特殊地図(火保図)」を豊富に掲載し、ヤミ市跡が現在どうなっているかをたんねんにたどる。 上野 青空市場の「ノガミの闇市」から巨大商店街の「アメ横」へ/浅草 敗戦いち早く伝統の露店が復活した浅草寺界隈/谷中 戦後から変わらない貴重な木造アーケードの横丁/神田 多層構造の高架橋によって生まれた神田ヤミ市跡の独自性/秋葉原 露天商たちが築いた秋葉原電気街/新橋 ヤミ市の発展形態のすべてが詰まった歓楽街の見本市/有楽町 戦後の有楽町を象徴した飲食店街「すし屋横丁」物語/銀座三原橋 三十間堀川埋立てをめぐる銀座の露店換地事情/池袋東口 繁華街の発展に影響を与えた東口ヤミ市の露店換地/池袋西口 六〇年代まで戦後が残った駅西口の連鎖商店街/板橋・大山 ヤミ市からの復興を物語る商店街と路地裏の横丁/赤羽 軍都赤羽の歴史とヤミ市「バネの迷路」の関係/十条 露店換地後の店舗の造作がそのまま残る商店街/新宿 焼け野原の東京で最初に出現した新宿のヤミ市マーケット/渋谷 駅周辺に数多のヤミ市が散在していた渋谷の光景/吉祥寺 再活性化を遂げ、観光資源となったハモニカ横丁/高田馬場 山手線と西武新宿線にはさまれた一画に残る名残/中野 新宿ヤミ市の大立者の影響下にあった/荻窪 ヤミ市の新たな道を示した荻窪最大のマーケット/三軒茶屋 若者たちが集う人気スポット、三角地帯の暗黒時代/五反田 戦後の露店がホテルの中の飲食店街に/錦糸町 歴史を今に伝えるダービー通りと花壇街/小岩 水の都を標榜した「小岩ベニスマーケット」/門前仲町・森下 江東区を代表するヤミ市由来の横丁と長屋酒場/大井町 ヤミ市マーケット時代の区画を残す貴重な飲食店街/蒲田・大森 大田区の商業の中心地にできた二大マーケット/横浜 野毛・桜木町から始まるヨコハマのヤミ市史/川崎市 高層ビルのふもとに点在する連鎖式店舗の残り香/蕨市 駅前の区画整理を推進させたヤミ市の大火/船橋市 「日本の上海」と呼ばれた戦後困窮期の食糧供給地 -
『石球城』殺人事件
ミステリはここまで来た。 驚愕、反転、感動の”解決篇” 13の密室、13のトリックーー 『神の光』の北山猛邦が挑む、 本格ミステリの最高到達点(トップ・オブ・トップ)! 凍てつく世界を旅する少年・ルーサは壁で囲まれた城塞都市・石球城に迷い込む。無数の石球が散らばり、永遠に夜が明けない閉ざされた街(クローズド・サークル)は、九人の王が支配し、十三の灯台とそこに住む巫女によって保たれていた。自身の正体を知るため、ルーサは“世界の果て”を目指す少年・ロメリアと、巫女・カヮクの灯台を訪れるが、待っていたのは密室首切り死体。巫女殺しの疑いをかけられたルーサは犯人を捜索するが、今度はべつの巫女が密室首切り死体として発見されーー。 連続巫女殺しの犯人は? 「石球城」の驚愕の真実とは? 滅び行く世界で、“真実”だけが眩く光る。 【担当編集者コメント】 ミステリが好きでよかったーー原稿を読んだときの素直な気持ちです。『神の光』でミステリ界を席巻した北山猛邦さんの「城」シリーズ、21年ぶりの新作です。終末世界で起こる殺人とド派手なトリック。1作ごとに物語は完全に独立しており、共通点は「本格ミステリであること」のみ。稀代のトリックメーカーが演ずるのは、ミステリ史に残る“奇跡(マジック)”。ご堪能ください。 ――亥(メフィスト編集長) -
少女Aが消えたとき
千葉県美浜市のスーパーマーケット駐車場から、十四歳の少女が行方不明になった。誘拐・連れ去りの恐れから情報封鎖が実施されるが、報日新聞の記者「事件持ち」こと永尾は、ある手がかりを基に少女が姿を消したことをつかむ。県警幹部との取引で誘拐の報道をしないと約束する永尾。だが、この事件の報道を巡り支局内でトラブルが巻き起こる。一方、県警は同時刻に駐車場にいた前科のある人物を誘拐の容疑者として絞り、捜査を進めるが、県警捜査一課の刑事・津崎はその見立てにかすかな違和感を感じていた。少女が消えた理由とは? 警察と報道の存在意義とは? 事件を追う執念とあまりに切ない真相が心を飲み込む、一気読み必至の社会派ミステリ。 -
2222
宝塚歌劇団月組・風間柚乃主演ショートドラマ原作小説!ドラマ版の特製ビジュアル帯で展開! 企画には、風間柚乃自らが参加。 「猫弁」シリーズの大山淳子が完全オリジナルで書き下ろした、SF転生ものがたり。 ――人工知能が奴隷化され、一部の強者が世界を支配する未来の地球。 悪の人類から善良な人々を守るために、三体のロボットが造られる―― 人気SF『2222(クアッドツー)』の作者風乃(かぜの)夕(ゆう)は、実家の子ども部屋でずーっと仕事に没頭し続ける コミュ症&ひきこもり漫画家。 「目覚めろ! 風乃夕!」。誕生日前夜、睡眠不足でベッドに倒れこみ、 目を開けると、そこには自分の描いたキャラクター・京(けい)が仁王立ちしていた。 ひきこもり漫画家が、遥か未来で人類を救うヒーロー(人工知能AI)に転生!? キュートで心温まるSFストーリー。 -
英雄の輪 -HERO’S ISLAND Another Story-
9月19日映画公開決定! 大友啓史監督×妻夫木聡主演、『宝島』 第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞3冠受賞の作品、待望の続編! 「戦争は終わった。わたしたちの戦いはまだ終わらない」 あの島の「英雄たち」は奪われたものを取り戻し、力の限り生き抜いた。 彼らの「戦果」はひとつじゃなかった。 沖縄の芸能の祖と終戦を描く「ブーテン」 コザのAサインを舞台に「25セント」 迷宮入りした現金強奪事件「五つ目の石」 文化の交差点の劇場で「アーニーパイルで逢いましょう」 家族にはいろんな形があるさ「家族の唄」 1978年、沖縄がひっくり返った大騒動「ナナサンマル」 時代も年齢も多種多様な「戦果アギヤー」の姿を描く6つの「宝」のはなし。 -
九人の偽聖者の密室
伝説の「さまよえるユダヤ人」を名乗るアハスヴェルが主宰する教団「光の子ら」を糾弾すべく準備を進めていたカルト宗教の研究者ウルフ・ハリガンは、ひょんなことから知り合った作家志望の青年マット・ダンカンの協力を得、二人は「光の寺院」で開かれる教団の集会に参加する。その集会の場で、全身に黄色い僧衣をまとった教祖アハスヴェルは、信者たちとともに「ナイン・タイムズ・ナイン」の呪いを唱え、ウルフの死を予言する。 その翌日、ハリガン家の家族とクロッケー場でゲームに興じていたマットがふとウルフのいる書斎を見ると、ウルフの机に身をかがめている黄色い僧衣を着た人物の姿が目に入る。窓は施錠されており、邸内の扉から書斎に入ろうとするものの、やはり鍵がかかっていて中に入れない。再び外に出て窓から中をのぞくと、ウルフは顔面を撃たれて床に倒れており、存在したはずの黄色い衣の人物は消え失せていた……。 この不可解な密室殺人の謎に直面したダンカンは、探偵小説嫌いのマーシャル警部補と共に「密室派の巨匠」ジョン・ディクスン・カーの《密室講義》を参照しながら推理・検討をするのだが、なんと《密室講義》のどの分類にも当て嵌まらないことが判明する。困惑する捜査陣を前に、難事件の経緯を知った尼僧アーシュラは、真相究明のために静かに祈りを捧げるのだった……。果たして異色の尼僧探偵の祈りが通じ、神をも畏れぬ密室犯罪の真相が看破されるのだろうか!? ジョン・ディクスン・カーに捧げられ、エドワード・D・ホックが主催する歴代密室ミステリ・ベストテンにも選出された、都市伝説的密室ミステリが新訳によって半世紀の時を経てここに甦る! 装訂・シリーズロゴデザイン=坂野公一(welle design) -
インヴィンシブル
《レギスⅢへの着陸完了。サブ=デルタ92型砂漠惑星。われわれは第二手順に則ってエヴァナ大陸の赤道地帯へ上陸する》この通信から40時間後、まったく意味をなさない奇妙な音声を伝えてきたのを最後に消息を絶ったコンドル号を捜索するため、二等巡洋艦インヴィンシブル号は琴座の惑星レギスⅢに降り立った。そこは見わたす限りの広大な大地に生命の気配のない、赤茶けた灰色の空間であった。やがて、偵察のために投入された撮影衛星が人工的な構造物をとらえ、探索隊が写真が示す地点へと向かう。たどり着いたのは、奇怪な形状を有し廃墟と化した《都市》であった。《都市》の内部へと足を踏み入れ、調査を進める探索隊であったが、そこにコンドル号発見の知らせがもたらされる。急ぎ現地に向かった一行が目にしたのは、あたり一面に物と人骨が散乱し、砂漠にめり込んでそそり立つ、変わりはてたコンドル号の姿であった。謎に満ちたこの惑星でいったい何が起こったのか!?――『エデン』『ソラリス』からつらなるファースト・コンタクト三部作の傑作のポーランド語原典からの新訳。 -
台湾夜市大全
牡蠣オムレツ、さつまいもボール、麻雀ビンゴ、酒瓶釣り、ネイルに占いまで! 多種多様な台湾夜市の屋台を豊富なカラー写真で紹介。 台湾夜市の裏側や歴史、最新事情も徹底解説! ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「台湾夜市の成り立ちって?」 「水道・電気・ガスはどうしているの?」 「昼間、屋台はどこにあるの?」 「日本でも夜市はつくれる?」 都市空間と人や街との関わりを研究する都市デザインの専門家が、日々進化、流動し続ける夜市の知られざる魅力に迫ります。 -
氷河期のゴミ
★★★いま読むべきミステリー No.1!★★★ 「もっといい時代に生まれていたら」 社会の理不尽に苦しんだことのある、すべての人へ。 大手広告代理店の就職面接。コネ入社を確約された大物議員や財閥の子息女らが毒殺された。同時刻、電力会社にも男が侵入。ビル全体を人質にとり、立てこもり事件を起こした。要求は、「おれたちに、人生を返せ」。刑事の名森は、捜査を進めるうちに匿名掲示板の書き込みに辿り着く。浮かび上がったのは、時代にすべてを奪われてきた者たちの悲しい半生だった。 共感、衝撃、憤り!感情わしづかみの徹夜ミステリー! 櫛木作品の到達点! この“犯人”に共鳴せずにはいられない。 ――宇田川拓也(ときわ書房 本店) 理不尽な社会を見事に描いたこの物語は時代を映す鏡である。問答無用、いま真っ先に読むべき一冊だ!! ――内田剛(ブックジャーナリスト) 世代あるあるをこんなにもスリリングな極上ミステリにする発想に脱帽! ――川俣めぐみ(紀伊國屋書店 横浜店) 彼らの共犯者になってしまいそうだ。そんな思いを、必死に抑えながら読んだ。 ――高頭佐和子(氷河期世代書店員) -
無垢なる町
2025年度アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作 バージニア南部で起きた殺人の容疑者に浮上した女。だが、なぜか女への捜査は打ち切られる。保安官補ウィルは独自に捜査をするが。 -
千秋
(攻)悪を信じる魔門(魔教)の主 ×(受)善を信じる純真な美人 正派の一門玄都山を司る沈嶠(シェン・チアオ)は戦いに敗れ、崖から落とされてしまう。大怪我を負った彼を助けたのは、魔門、浣月宗の主・晏無師(イエン・ウースー)だった。 どんな状況でも人の心にある善を疑わない沈嶠。 晏無師は自らの目的のために、そんな沈嶠を翻弄していく… 複雑に絡み合う人物の関係やそれぞれの思惑、 重厚な武侠の世界から目が離せない! アニメ化もされている古風中華BL! 夢溪石先生が描く千秋の雄大な世界をどうぞお楽しみください。 【あらすじ】 天下一の道門玄都山の掌教〔注1〕・沈嶠(シェンチアオ)は、突(とっ)厥(けつ)〔2〕最強の男・昆邪(クン・イエ)との戦いに負け、瀕死の重傷を負う。 偶然通りかかった晏無師(イエン・ウースー)に助けられるが、晏無師は自らが宗主を務める魔教・浣月宗(かんげつしゅう)に沈嶠を引き入れようとしていた。 意識が戻った沈嶠は、視力と記憶、掌教の地位まで失っていたが、晏無師の誘いを断り、過去を確認する旅に出た。だが、その美しい容姿と、卓抜した武功のため、魔教の者に追われたり、極悪人の郡王の男寵にされそうになったり試練が続く。 そこに再び現れたのは晏無師。昆邪に敗れたのは玄都山の仲間による裏切りのためであることを知り、帰る場所を失った沈嶠は、晏無師と旅をすることにした。 気まぐれな晏無師は、武功が弱っている沈嶠を冷たく突き放したかと思うと、見た者がふたりの仲を誤解するほど甲斐甲斐しく世話を焼く。晏無師の狙いが分からぬまま旅を続けていた沈嶠は、晏無師から昆邪との戦いで失くしたはずの「山河同悲剣」を差し出され……。 注〔1〕門派を司る者〔2〕現在のモンゴルに住んでいたとされる民族名 -
飢える骸
大沢在昌氏、賞賛!! 「やりすぎだろ、増島。」 関西を拠点とする日本最大の暴力団・游永会。その最大派閥の若頭・瀬良は、兄弟分の森山とクーデターを画策する。それは、かつて「骸」と恐れられた元殺し屋・巌が率いる巌組と游永会の抗争激化を煽り、その混乱の中で両組織のトップを殺害するというもの。しかし瀬良たちが動き出す直前、巌は游永会組員を自発的に襲い始める。巌を抗争に向かわせる手間が省けたと喜び、これを利用しようとする瀬良と森山だったが、巌は二人の想定を遥かに超えた“化物”だった......。 小説すばる新人賞受賞の新鋭が放つ、制御不能の極道エンターテインメント! -
置き配的
コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) -
ニュースが消える日
「俺たちは、面白いから記事を書くわけじゃないですよ。伝える必要があるから記事にするんです」 大手全国紙の整理記者を辞め、実家の印刷所が発行する「地域紙」編集長になった戸倉大介。 部数1万部、編集部員3人、週3回発行、全4ページ。人口25万人の平和な地方都市に事件は少なく、行政発表や街ネタが中心の、刺激に乏しい紙面だ。 そんな中、SNSを駆使する若き市長が自宅前で何者かに襲撃された。これはテロか? その事件が、戸倉の記者魂に火を付けた。 人手も拡散力も速報性もない。それでも、地元で起きたこの事件の真相を誰よりも深く、正確に報道してやる。 裏を取れないことは書かない。特定の人物の主張だけで記事にしない。引用だけのこたつ記事は載せない。 元新聞記者の著者が報道の矜持を問う長編小説。 -
戦場で笑う 砲声響くウクライナで兵士は寿司をほおばり、老婆たちは談笑する
全身刺青の日本人義勇兵、愛犬連れで戦場を案内する“ぼったくり”(!?)フィクサー、将校の母に憧れ志願兵となった寿司好き大学生、ドローン部隊で活躍する非体育会オタク系青年たち、ウクライナの汚職と闘うジャーナリスト、爆撃で腕を失いウクライナに避難するクルスクの少年……。ロシア侵攻後のウクライナに七度訪れ、最大の激戦地で従軍取材したカメラマンが見た、「非日常」で生きる人々の日常。戦場は涙と怒りだけで語らなければいけないのか? そこには、“私”が知っている笑顔も、知らなかったほほえみもあった。小泉悠氏とのマニアック対談も収載! 教官がお手並み拝見と私に手裏剣を差し出した。手裏剣を投げたことはなかったが挑戦を断ることはできない。ターゲットも見ずに私は木の方向に力いっぱいオーバーハンドで手裏剣を投げるとバシッ!と深々と突き刺さった。「ニンジャだ!」とざわめきが起きる。〝日本人としての面子は守ったが、俺はウクライナで何をしているんだ?〟 ――本文より 【目次】 第1章 今度こそ、最後の戦場 2022年4月 第2章 愛犬第一主義のフィクサー 2022年5月 第3章 脳内を麻婆豆腐に支配されたインテリ義勇兵 2022年9月 第4章 組長の子に生まれた義勇兵の苦悩と贖罪 2023年1月 第5章 フィンランドの〝悪党〟 2023年7月 第6章 軍の汚職を暴くジャーナリスト 2024年3月 第7章 瓦礫に咲く向日葵を背にダンサーは舞う 2024年3-4月 第8章 知的集団化するドローン部隊 2024年3-4月 第9章 日本で生きると決めたハルキウの母親 2024年11月 第10章 将校の母に憧れた娘、18歳で最前線へ 2024年11月 第11章 死のジレンマに置かれる兵士たち 2024年11月 第12章 ウクライナの内戦だと、ロシア人老女は言った 2025年3月 小泉悠+横田徹特別対談 戦場にも日常がある。日常の先に戦争がある。 横田 徹(よこた・とおる) 1971年、茨城県生まれ。97年のカンボジア内戦をきっかけにフリーランスの報道カメラマンとして活動を始める。その後、インドネシア動乱、東ティモール独立紛争、コソボ紛争など世界各地の紛争地を取材。9・11同時多発テロの直前、アフガニスタンでタリバンに従軍取材。2007年から14年までタリバンと戦うためにアフガニスタンに展開するアメリカ軍を従軍取材。13年、ISISの拠点ラッカを取材。17年、イラクがISISを撃退したモスル攻防戦を取材。22年5月、ロシアによる侵攻を受けたウクライナで従軍取材。本書発売時までに、ウクライナ戦争の取材は7回を数える。著書に『戦場中毒――撮りに行かずにいられない』(文藝春秋)、『ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか――取材現場からの自己検証』(危険地報道を考えるジャーナリストの会・編、集英社新書)などがある。雑誌「Fielder」「AERA」への寄稿や、「真相報道バンキシャ!」への出演、取材映像提供など多方面で活躍。 -
残光そこにありて
2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公に決定! 幕末を生きた天才的能吏の壮絶な生涯を描く傑作。 黒船の来航により、あらゆる価値観が変化していく幕末動乱期。 日本に「関税」という概念すら存在しないこの時期に、ひとりその重要性に気付き、諸外国を驚嘆せしめた男がいた。 旗本・小栗忠順。 武士でありながら、政治・経済の才覚を持つこの男は、外国奉行や勘定奉行を歴任。 幕臣たちに忌み嫌われる「上野介」を名乗り、勝海舟や十五代慶喜と対立しながらも、 幕府財政を再建のために、国内外を奔走する。 やがて訪れる戦乱。誰もが保身に奔る中、それでも忠順は、後の世のことを諦めない。 彼を突き動かすのは旗本としての矜恃、そして何より、大切な妻との約束であった。 -
最悪の相棒
少年時代に姉がストーカーに殺された男、潮崎。被害者家族によりそいすぎたため、心身を壊し、若くして亡くなってしまった警察官の父を持つ女性刑事の広中。潮崎に対して、一方的に憎しみをいただいている広中は、捜査一課にいきたいという夢があった。その夢がやっとかなう。しかし、捜査一課での相棒は、信じられないことに、潮崎だった――。 介護疲れによってひきおこされた犯罪、オレオレ詐欺に、ひきこもり。巨大団地で連鎖する事件は、やがて最悪の結末をむかえる――。先読み不能のストーリーテラーが用意した、極上の物語ラビリンス。そして最高のカタルシス! 「あなた」も刑事も気づかないうちに、事件はもう始まっていた――。 -
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
アメリカ、韓国はじめ、世界中で ベストセラーの超異色・生物書 人は、何かに名前をつけると 本当の姿を見ようとしなくなる。 19世紀末、生涯をかけ魚類を収集・分類した科学者デイヴィッド・スター・ジョーダン。その膨大なコレクションは、落雷、火災、さらに巨大地震によって幾度となく破壊された。だが彼は、世界に秩序をもたらそうと、まるで運命に抗うかのように分類作業を続ける。 NPR(米国公営放送)の気鋭ジャーナリスト、ルル・ミラーが追跡した衝撃の実話。ジョーダンの生涯を掘り起こす作業を通じ、自然、歴史、倫理、そして愛についての著者の理解は大きく揺るがされていく。 科学への深い執着、殺人の影、分類することへの限りない欲望。 全てが混ざり合う、目が離せない知的冒険の記録。 ★全米主要メディア、絶賛! 「心が揺さぶられる」The Wall Street Journal 「見事な一冊」Los Angeles Times 「打ちのめされる」NY Times Book Review 「自然をめぐる驚きのストーリー。世界がそれまでと違う姿で見えてくる」Book Riot(書評サイト) ★識者、大絶賛! 「奥深く、機知に富み、おぞましい闇と強い高揚感の両方を味わわせる。この本を、そしてこの本を書いた一筋縄ではいかない精神の持ち主を称賛したい。ルル・ミラーは、決して大げさではなく、生命の秘密を明らかにしたと言えるかもしれない」 ―ジョン・モアレム 『This Is Chance!』著者 「ジェットコースターに乗ったように、魚の(そして私たちの)位置づけがひっくり返る」 ―Slate(オンラインマガジン) 「1ページ目から圧倒的。独白であり、人物評伝であり、国の歴史を語る本でもあり、そこからさらに壮大なストーリーが少しずつ解きほぐされていく。最後の数ページにたどり着いた頃には泣かされていた」 ―ジョナサン・ゴールドスタイン podcast「Heavyweight」creator ★年間BEST BOOK選出! The Washington Post, NPR, Chicago Tribune, Smithonian Magazine, Audible, etc. -
マイ・ゴーストリー・フレンド
第12回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作 団地ホラー×ギリシャ神話×SF大作 「最近、少しずつ人が、消えているのです……」 団地で頻発する怪異を撮影する下流役者・佐枝子の前に、異界の扉から恐るべき物語が溢れ出す。 売れない役者の佐枝子は、ホラー映画脚本家の紹介で、都内の団地で頻発する怪奇現象を調査するドキュメンタリー映像のレポーターを務めることになった。さっそく当該の団地で寝泊まりした朝、窓から外を望むと、隣接する公園で四つん這いの大男を棒で打つ女と、双眼鏡でこちらを窺う怪しいファミレスのウェイトレスを目撃する。不気味に思いながらも周囲の人々に話を聞くと、団地のあちこちで大蛇が這いずったような跡が見つかり、管理人や住民の奇行が目立ち、行方不明者も出ているらしい。さらに、10年前に老婆が何者かに殺されて以来、呪われていると噂の部屋に赴くと、『666』から始まる走り書きと浴室にびっしりと生えた黒い大きなウロコが……第12回ハヤカワSFコンテスト優秀賞に輝いた、ギリシャ神話の世界が現実を侵食する団地ホラーSF大作。 -
軽いめまい
郊外の住宅地にある築七年の中古マンションで、夏実は夫と小三と幼稚園児二人の息子と暮らしている。専業主婦の暮らしに何といって不満もなく、不自由があるわけでもない。けれど蛇口から流れる水を眺めているときなどに覚える、放心に似ためまい――。 1990年代の東京。「中産階級」の変わることのない日常? 2023年にポリー・バートンによって英訳され、ニューヨークタイムズやアトランティック誌で書評されるなど話題となった。 生活という日常を瑞々しく、シニカルに描いた傑作中編小説。 ケイト・ザンブレノ 「あまりに退屈で売春を始める主婦たちの話が気の利いた挿話として登場するように、たとえばブニュエルの、たとえばゴダールの、たとえばシャンタル・アケルマンの、売春する主婦たちについてのあらゆる映画への目配せがこの小説には見られるのだが、ただしこの小説の中では何も起こらず、退屈そのものがポイントで、じゃがいもの皮はただ剥かれ、皿はただ洗われ、けれど時々、ほんの時折、家事にまつわる瞑想的な瞬間、クラクラするような、あるいはぼうっとするような感覚がふと訪れることがあり、たとえば洗い物をしているとき、蛇口から紐のように絶え間なく流れ出す水や、流れていく水のきらめきに心を奪われてしまう、それこそがポリー・バートンによって「軽いめまい(ルビ:マイルド・ヴァーティゴ)」と訳出された感覚で、この言葉は小説の八番目のセクションのタイトルにもなっている。」 「解説」より -
命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎
大正八年、帝国新報の記者・可能勝郎は、東京市郊外の世田谷村にやってきた。村一番の富豪である守泉家が、「なかむら座」を招いて『番町皿屋敷』を上演するのを取材するためだ。守泉邸は上空から見ると「む」のような形をしていて、通称「むの字屋敷」と呼ばれている。勝郎は「なかむら座」の俳優・静禰や、屋敷に滞在していた伊藤晴雨のモデル・カネなどにも話を聞きながら上演日を待つことに。しかし、深夜に勝郎が女性の死体を発見するものの現場を離れたわずかな間に消失、上演後の打ち上げの席では衆人環視下の殺人まで巻き起こる! 売り出し中の“探偵小僧”明智少年と共に推理を巡らす勝郎だったが……。レジェンド辻真先が、本格ミステリの楽しみを随所に鏤めて贈る、最新長編。 -
地図なき山―日高山脈49日漂泊行―
グルメサイトや地図アプリの検索結果をなぞるだけの日常で生は満たされるのか。情報に覆われた現代社会に疑問を抱いた著者は、文明の衣を脱ぎ捨て大地と向き合うために、地図を持たずに日高の山に挑む。だが、百戦錬磨の探検家を待ち受けていたのは、想像を超える恐るべき混沌だった。前代未聞の冒険登山ノンフィクション。 -
ヴォイニッチ手稿の秘密
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまだ解読されていない謎に満ちた奇書をトートが解説! 宇宙創成の秘密と人類の進化の仕組みが描かれた手稿は、 人間意識の拡大を目的としていた! 『ヴォイニッチ手稿』は、1912年にイタリアで発見された古文書(写本)。 未確認言語の暗号で書かれた科学的または魔法の文書。 この手稿を解読するための数多くの試みがなされた。何人かの学者がこの原稿の解読を主張しているが、大部分は未解決の謎のままになっています。 ほぼすべてのページに、緑、茶色、黄色、青、赤のさまざまな色合いのインクで植物や科学の絵が描かれています。 名称は発見者であるポーランド系アメリカ人の革命家で古書収集家のウィルフリッド・ヴォイニッチにちなみます。 『ヴォイニッチ手稿』は、イエール大学にて保管されています。 *** 謎に満ちた『ヴォイニッチ手稿』を、アトランティス人で高次元存在となったトートがチャネリングを通して、100年以上謎に包まれていた奇書の内容を明らかにしました! 『ヴォイニッチ手稿』は、16世紀にイタリア人ロナウド・マルティノッティが7次元の存在に入り込み、その次元の存在たちに教えられたことを記録したとトートは語ります。 宇宙の進化のため、人間の意識が拡大する時期が来た今、ついにその内容が明らかにされた、と。 「私は、アトランティス人トート。太古からの全ての智識と知恵の保持者、神秘の精通者、神々の書記役、諸々の秘密の管守者、魔術の神として永遠に生き続けている。(中略)そして人類進化のために霊体として宇宙の神秘と呼ばれる知恵を伝え続けている。」 「本書の内容が信じられるかどうかという議論は望まない。 関心のある人間は、この内容を基に多次元的視点へと意識を高めることを望む。 これからの私の話をファンタジーだと思ってもよい。ファンタジーに生きていると思えば人生は豊かになる。」 「彼がこの文字を教えられたのは、当時の人間には読めないようにするためだった。そして、今の時代まで保存される必要があった。存在たちは、時が来たら、自ら意識を拡張し、成長していく者たちの手に渡ることを望んだ。 今、その時となった。 印刷技術の向上、インターネットの普及などで、多くの人間がこれを見ることができる。また意識が変わり始め、人間社会で成功を収めることより、霊的なことに関心を抱く人間や霊的成長に価値を置く人間が増えた。そして何より、このヴォイニッチ手稿に関心を持つ人間が増えたことも開示する条件が整ったということだ。」 「なぜ、全てを創る基盤が植物なのか。 この多次元宇宙には、全ての源となる『種』があるとイメージしてみるとよい。 物質世界では、種は日光と土と水があれば生長し、花を咲かせる。高次元の世界では、『種』は意図を持った意識と音の波動が栄養となり、霊的神経経路を通って『種』に送られる。やがて芽を出し、花を咲かせる。 植物は地球の意識の現れだ。 植物と共に暮らしなさい。植物を同胞として心を開き、対話しなさい。 地球も植物も共に喜びの波動しかない。人間もその輪に加わりなさい。」 「植物は意識に忠実だ。人間の身体もその意識に忠実だ。その人間がどの意識を持つかで咲く花が変わる。子どもは種を持って生まれている。どんな意識を吹き込むかでその子どもの意識は変化し、自らの人生を光にも闇にもできる。 7次元では今も新たな生き物が創造されている。それが5次元に反映され、その後3次元に降ろされる。太陽系が昼の時代になれば新たな生き物が生まれるだろう。」 「これまでの解説で気づいただろうが、植物も動物も、怒りや恐れより、穏やかさ、静かさ、そして喜びに満ちた気を、より多く放射するように創造された。全て、人間として生きる魂の成長のためだ。それが高次存在たちの意図だ。これまでさまざまな高次の存在のメッセージの中に「人間には全て与えられている」という言葉に出会っただろう。 その意味がこの書だ。人間は、微生物からの進化ではない。」 (以上、本文より) 【目次】 第一章 植物編 第二章 天空図による創造編 第三章 エゴシステムの創造 第四章 植物を使った個性強化 第五章 根と植物を使った創造 -
1954 史論―日出ずる国のプロレス
1954年(昭和29年)、日本で男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、熱狂的に迎え入れられた。 力道山、木村政彦、山口利夫、猪狩定子といった我が国のプロレス創成期を彩ったレスラーたちは、どういう経緯を経て四角いリングに上がったのか? そもそも、なぜプロレスはアメリカから輸入され、日本に定着したのか? 70年におよぶ歴史を持つ日本マット界のルーツを詳細に掘り返し、大日本帝国の敗戦からプロレスブームを巻き起こしたシャープ兄弟の来日、そして伝説化されている力道山vs木村政彦の喧嘩マッチを濃密に考察した渾身の快作。全世代のプロレスファンがこの物語を知る必要がある――。 <著者プロフィール> 小泉悦次(こいずみ・えつじ) 1960年5月14日、東京都北区生まれ。サラリーマンの傍ら、1996年よりメールマガジンにてプロレス記事を配信。プロレス史研究を深化させるにつれて、ボクシング史、相撲史、サーカス史、見世物史など隣接領域の研究も進める。プロレス文壇デビューは、2002年春の『現代思想・総特集プロレス』(青土社)。2009年より『Gスピリッツ』にプロレス史記事をレギュラーで寄稿、現在に至る。2018年、『プロ格闘技年表事典−プロレス・ボクシング・大相撲・総合格闘技』(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店)を編集。著書に『史論―力道山道場三羽烏』(辰巳出版)がある。 <目次> プロローグ 日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子の回想 第1章 「日本の敗戦」と「世界のプロレス」 第2章 なぜプロ柔道は失敗に終わったのか? 第3章 パン猪狩がパリで見た「レッスルする世界」 第4章 関脇・力道山の「大相撲廃業」と「プロレス転向」 第5章 1952年、それぞれのアメリカ武者修行 第6章 1953年7月30日、日本プロレス協会が発足 第7章 プロ柔道出身たちと猪狩一座のプロレス 第8章 力道山の第二次アメリカ武者修行 第9章 日本プロレスの旗揚げシリーズが成功した理由とは? 第10章 日本のプロレス創成期を支えた顔役 第11章 ミルドレッド・バーク一行の日本ツアー 第12章 力道山vs木村政彦戦は八百長か、真剣勝負か? 第13章 〝昭和巌流島の決闘〟を「プロレス」として読み解く エピローグ -
四界物語
陸の民アリシャーランと海の民サクォーリアン、二つの民族が反目しながらも共存する世界〈一の大陸と千の島々〉。両者の血を引く〈半端者〉と差別されながらもアリシャーランの帝国に仕える青年騎士シルッカは、初陣の夜に奇妙な生き物を拾う。サクォーリアンを毛嫌いする皇子リンゼイ・ヴォーと共に〝ファティオータ〟と名付けたその生き物の帝都移送を命じられるシルッカだが、その裏では皇子暗殺の陰謀が――。気弱な騎士と傲慢な皇子、そして大喰らいの竜の幼生。二人と一匹が世界の秘密を解き明かす、王道ファンタジー! 幕開けの上巻。 -
覇王の船
毛利・村上水軍600隻 VS 織田・九鬼水軍7隻!? だがそれは、信長が生み出した史上初の鉄甲船だった―― 暗躍する戦国大名の忍び、手に汗握る海賊の激闘。 両軍の最先端の武器が天下を決めた! 石山本願寺を制圧したい織田信長は兵糧攻めを成功させるため、支援する毛利軍の補給船を全滅させるよう九鬼水軍に命令を出す。 ところが、毛利軍の擁する村上水軍は最新の爆薬玉を使って、逆に九鬼水軍を蹴散らしてしまう。 信長は船が木製だから燃えると判断、鉄鋼船の建造を命ずるーー ヨーロッパの大航海時代より300年も早く、鉄鋼船を海に浮かべた織田信長と九鬼水軍の世界最先端の知恵と活躍を描く、前代未聞の歴史時代小説。 -
わかりやすいマーケティング戦略(第3版)
戦略の基本ツール,論理の組み方,考え方を学ぶ大好評テキスト。インターネット時代の進展や社会の変化に合わせた最新版。プラットフォーマーを対象に加え,理論的フレームワークも更新,魅力的なケースも充実。学生・社会人に,経営戦略を学ぶにも最適の入門書。 -
ジョジョの奇妙な冒険 無限の王
ジョセフ・ジョースターの〈波紋〉の師・リサリサが、スピードワゴン財団を率いて、中南米のジャングルを舞台に〈スタンド〉の起源をめぐる冒険へと旅立つ――。第二部と第三部の狭間に秘められた〈波紋〉から〈スタンド〉へと至るその神話を描くジョジョ外伝! 直木賞を受賞した傑作小説『宝島』の著者・真藤順丈が、黄金の精神をその筆尖に宿し、熱血の鼓動を刻む圧倒的〈冒険〉小説!! リサリサを軸に展開される波紋バトル、そして新たなる力を持つ敵との遭遇。彼女の旅にはスピードワゴン財団をはじめ縁深い人物も結集し、物語はすべてを圧倒するような驚愕のラストへ! 「JOJO magazine」にて好評連載された内容に著者自ら言葉を繊細に磨いて新たな息吹を注ぎ、リサリサのその勇姿を「エイジャの赤石」のように赤々と輝く装丁で魅せる、ファン必読のノベライズ!! 一九七三年、グアテマラ。街が聖週間の祝祭で大いに沸き立つ中、その陰で〈見えざる銃弾〉による謎めいた連続殺人が恐怖の影を落としていた。この不可解な事態にスピードワゴン財団が調査に乗り出す。老いを重ねながらもその精神は不屈、財団顧問にして無双の〈波紋使い〉エリザベス・ジョースター、通称リサリサは、血気に満ちた若者オクタビオと慈悲深い心を持つ青年ホアキンを伴って未知なる力を追う。そこで彼らが目にしたのは〈波紋〉とは一線を画す〈驚異の力〉だった。中南米のどこかに潜む首謀者が特殊な〈矢〉を使って、この恐ろしい能力を引き出しているというのだ。彼らの旅はペルーからブラジルを経て、ついには神秘に包まれたジャングルの最も深くへと至り、そこでリサリサはある〈奇跡〉と邂逅する・・・。 -
キャラクターデザインのための髪作画
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロが教える髪型の基礎からヘアレシピ 豊富なアレンジでキャラに個性を与えよう! 女の子のキャラを描き分けるためには女の子の髪型を知ることが重要です。 本書では、髪型の構造・髪の描き方の基礎から、女の子のヘアレシピとそれぞれ3パターンずつヘアアレンジをまとめました。 描ける髪型のバリエーションを増やし、イラストの幅を広げましょう!女の子のキャラを描き分けるためには女の子の髪型を知ることが重要です。本書では、髪型の構造・髪の描き方の基礎から、女の子のヘアレシピとそれぞれ3パターンずつヘアアレンジをまとめました。描ける髪型のバリエーションを増やし、イラストの幅を広げましょう! 【目次】 1章 髪を描く基本 2章 ヘアレシピ:長さ ショート、ミディアム、ボブ、セミロング、ロング、スーパーロング 3章 ヘアレシピ:結び方 一つ結び、二つ結び、編み込み、ハーフアップ、シニヨン 4章 カバーイラスト・メイキング 【著者】 夏目レモン (ナツメレモン)、ネコサン、maru(マル)、葉月ナツ(ハヅキナツ) 【監修】 AKI(アキ) -
戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人
日本は「神の国」であり、「天皇の国」である―― 軍人たちを呪縛し続け、 日本を「聖戦」という名の戦争へと誘った ファナティックまでの井出織ギーの正体 ‐敗戦で一気に崩壊した「天皇」という不動の中心軸 ‐ユダヤを絶対悪とし、天皇国日本を絶対正義とする善悪二元論 ‐現人神天皇というイデオロギーを『国策』として創作した明治国家 ‐現人神天皇に行き着き、天皇親政を求めて突き進んだ軍人たち ‐生々しい狂気の本丸 「天皇幻想」と「神憑り軍人」――天皇を巧みに利用し、今なお利用し続けているのは誰なのか…… 初めて書かれた戦争裏面史! 《目 次》 序 第一章 ユダヤ禍と竹内文献 ・四王天延孝――ユダヤ・フリーメーソンの陰謀を解きつづけた陸軍中将 ・安江弘仙―――『竹内文書』に日本とユダヤの超古代秘史を見た陸軍大佐 ・犬塚惟重―――ユダヤ陰謀論の深淵で揺れ動いた海軍大佐 ・山本英輔―――四国・剣山にソロモンの秘宝を求めた海軍大将 ・小磯国昭―――神代文字に八紘一宇の神意を見た男 第二章 古神道系団体の周辺 ・矢野祐太郎――「神の国」建設を夢見た海軍大佐 ・浅野正恭―――反大本の急先鋒となった海軍少将 ・秋山真之―――「霊夢」によって日露戦争を勝利に導いた海軍中将 ・秦真次――――超古代偽史に日本の神性を見た陸軍中将 ・満井佐吉―――「聖戦」の名のもとに「霊的国防」を訴えた陸軍中佐 第三章 二・二六事件と天皇信仰 ・相沢三郎―――天皇を「信仰」し、神示によって上官を斬った陸軍中佐 ・磯部浅一―――二・二六事件で昭和維新を夢見た青年将校 ・清原康平―――日本心霊科学史上、特筆すべき家系に生まれた陸軍少尉 ・大岸頼好―――皇道派青年将校に最も影響を与えた陸軍大尉 ・大久保弘一――熱烈なまでに天皇を信仰した霊媒体質の陸軍少佐 ・石原莞爾―――「世界最終戦争」を見据え「東亜連盟」を唱えた陸軍中将 第四章 皇国史観の牢獄の中で ・昭和天皇と東條英機――現人神と神憑り軍人 後記 参考文献 -
バグダッド ブルー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハリウッド映画のように真実から遠い戦争と憎しみの彼方で、写真家が捉えたイラクで生きるということ。講談社出版文化賞受賞カメラマンによるフォト・ルポルタージュ。 ●耳に飛び込んできたのは、ショパンのワルツだった。……この国がまもなくアメリカの攻撃を受けようとしている、その時が迫っているのを知ってか知らずか、彼は悲哀を帯びた旋律を弾き続けた。私の記憶の中で、ピアノの音が空爆や銃撃の音に紛れて呑み込まれていく。イラク人の切ない、叫びにも似たその繊細な調べは、混雑していたレストランの客たちの喧噪にかき消され、弾き終わると男は、静かにレストランから立ち去っていった。――<本文より> -
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和05年
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT塾」の基本情報技術者試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広く,また専門的な知識が必要となる基本情報技術者試験にとって,まず大切となる「仕組みや内容を理解しながら,試験の用語や問題,計算に慣れること」ができる書籍となっています。またIT関連の書籍で定評のある金子則彦氏による過去問を抜粋した練習問題と解説も収録しています。 -
彼女は水曜日に死んだ
ギャングの少年による殺人を目撃した女性は、報復を恐れて通報できず、苦悩する……(「ベイビー・キラー」)。1899年のフランス。8人の子供を殺して監獄に入れられた囚人と看守の、奇妙な交流の行方は……(「ボルドーの狼」)。メアリーローズは水曜日に死んだ。売人の家で麻薬を打った直後に死んだという。キャンベルは愛する人が死んだことで、世界の一部も死んでしまったような気がした……(「本能的溺水反応」)。メキシコとの国境地帯で大規模な山火事が起こる。密入国する途中で火事に巻き込まれたらしい親戚を探すという父親に連れられ、少年は荒野に足を踏み入れるが……(「灰になるまで」)。目撃者、看守、前科者、薬物中毒者、密入国者の親戚──。さまざまな形で犯罪に関わりを持ってしまった人々の孤独と希望を、美しく切なく真摯に描く。英国推理作家協会(CWA)賞最優秀短編賞受賞作ほか全10編収録の傑作短編集!/【目次】悪いときばかりじゃない/ベイビー・キラー/ボルドーの狼/万馬券クラブ/夕闇が迫る頃/本能的溺水反応/聖書外典/すべてのあとに/甘いささやき/灰になるまで/謝辞/解説=杉江松恋 -
タフィー
父さんの暴力から逃れ,家を飛びだしたアリソン.古い家の納屋に身を隠すが,家主のマーラという老女に見つかってしまう.認知症のマーラは,彼女を昔の友人・タフィーと間違えているようで――.孤独を抱えたふたりが出会い,思いがけない同居生活がはじまる.カーネギー賞作家が詩でつむぐ,友情と再生の物語. -
藤子・F・不二雄大全集 別巻 藤子・F・不二雄の異説クラブ<完全版>
科学とSFを語る名著に未収録増補の完全版 1988年10月『ワンダーライフ』誌創刊号から1年半に渡り、藤子・F・不二雄が科学とSFをじっくりと語りおろした連載「藤子・F・不二雄の異説クラブ入門」をまとめた幻の著書。 1989年に1巻、1991年に第2巻の全2冊で刊行されたものを1冊にまとめ、未収録の2章分を増補した正真正銘の<完全版>です。 未収録の2章(連載4回分)のテーマは、藤子・F・不二雄にとってきわめて重要な、「タイムマシンの秘密」、「ロボットは人間を超えるか」であり、藤子・F・不二雄ファンとしては、見逃せない内容です。 さらにこの本の特徴は、藤子・F・不二雄のSF的好奇心や発想が、さまざまな作品へと展開された実例を、「ドラえもん」はもとより「エスパー魔美」「T・Pぼん」「モジャ公」「SF短編」などから豊富に引用紹介しているところにもあります。 いわば藤子・F・不二雄の創作の秘密ガイドでもあり、全集全体にリンクを張った<藤子・F・不二雄のSFワールド総合案内>でもあります。 これから『藤子・F・不二雄大全集』を購入されるかたにはもちろん、すでに全集を購入されたかたには、その価値を何倍にも高める一冊になるでしょう。 -
テクノロジー×プラットフォームで実現する 物流DX革命
課題山積の「物流」には 収益拡大の莫大なチャンスが眠っている 人手不足、高齢化、そして物流費高騰──。 物流クライシスは、今後の企業経営に暗い影を落としている。 しかし、こうした危機は改革の絶好のチャンスになり得る。 今こそ「サプライチェーン全体最適化」の視点で物流を見直し、 DX(デジタル・トランスフォーメーション)を実現する好機だ。 SDGsやサステナビリティ経営への注目度が高まっていることも 物流革命への追い風になっている。 非効率で旧態依然としたままの物流部門を抱えている企業は多いが そこには収益拡大の莫大なチャンスが眠っている。 本書では、物流危機やサステナビリティ経営に対応しながら、 その潜在的なチャンスを存分に生かす方法を解説する。 -
ケビン・ガーネット自伝 KG A to Z
元NBA選手のケビン・ガーネット(KG)、初の自伝! ボストン・セルティックスでのNBA制覇、アメリカ代表での金メダル獲得、レギュラーシーズンMVP受賞、最優秀守備選手賞受賞(両方獲得した選手はリーグ史上わずか5人)、オールスターゲーム15回出場、オールスターゲームMVP、バスケットボール殿堂入り……バスケットボール史上最も成功した選手のひとりであるKG。口が達者なことでも知られ、21年間のNBAキャリアの中で、トラッシュトークをアートの一種へと昇華させ、物議を醸すような話題でも自分の意見を述べることから逃げることはなかった。そんなKGが人生とキャリアを、普段と変わらぬ生身の言葉で振り返った一冊。 サウスカロライナ州で生まれ育つにあたって経験した逆境、そしてシカゴに移住し米国のトッププロスペクトのひとりとなっていく過程。大学に進学せず、高校からNBA入りを果たした20年ぶりの選手となった経緯(のちにこの道は、コービー・ブライアントやレブロン・ジェームズといったスーパースターを生み出すこととなる)。コービー、レブロン、マイケル・ジョーダンといった稀代のスターとの対戦経験、ボストン・セルティックスでの優勝を含むキャリアの多くのアップダウン。さらにバスケットボール以外にも名声、家族、レイシズム、スピリチュアル、音楽など多くについて語る。 時系列に語るのではなく、題材をアルファベット順に並べて「百科事典」のように楽しむことができる構成になっている。 コート上のケビン・ガーネットもエキサイティングで、憧れの存在となっていたが、この本ではそのイメージをさらに強力にし、あっと言わせるような一面を覗かせてくれる。 -
世紀の啓示書『オアスペ』の謎を解く! ―創造主ジェホヴィの教えと人類7万8000年史の真相―
「日本国」は沈没した謎の大陸「パン」の残骸だった! 日本人は、イヒン(霊性をもつ人類)の血が色濃く残る子孫か 19世紀末、アメリカの歯科医に天使が舞い降り、自動書記にて書かれた禁断の啓示書 物質界と霊界の情報の集大成、「オ(空)・ア(地)・スぺ(霊)」 今、人類は`見えない世界'を理解する「コスモン時代」(1850~4850年)に突入している! 創造主ジェホヴィの教えと人類7万8000年史の真相 地球を支配する「神界(エーテリア界)」 「霊界(アストモフェリア界)」 「物質界(コーポリアル界)」の聖なる歴史 人類進化計画と神々の統治 ジェホヴィに反旗を翻した四神とは キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教の変革に迫る禁断の書 「日本人にとって面映ゆいのは、日本こそがかつて太平洋に存在した、地上でもっとも神の栄光に包まれ繁栄した謎の大陸「パン」の残骸であり、そこに住む人々はもっとも古く、もっとも神に近い人間であったと書かれていることだ。」 「約7万2000年前、創造主ジェホヴィは宇宙の他の物質界で亡くなった霊(天使たち)を地上に降ろして、肉体をまとわせアスと交わらせた。それによって、第二の人類が創造された。それがイヒン(I'hin )である。」 「ザラザストラ(ツァラトゥストラ) 紀元前7050年ごろ(フラガパッティのサイクルの時代)のペルシャの預言者(立法家)。彼によって最初の宗教と聖典が地上にもたらされた。キリスト教と仏教は、主にこの預言者の数々の奇跡や歴史から作られた宗教である。390年と640年にキリスト教聖職者によってアレクサンドリアの図書館が焼かれ、彼の教えの歴史も葬り去られた。彼は巨大な体を持ち、性別を持たない中性の「i-e-su (イエス)」であった。」 「ジェホヴィは言った。見よ、第七の時代が始まった。あなた方の創造主は、争いを好む肉食の人間から、平和を愛する草食の人間へと変わることを命ずる。そうすれば四頭の獣はいなくなり、地上から戦争も消えるだろう」 (本文より) -
黒魚【クロウオ】都市
感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作 -
マインドハッキング―あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア―
ネット上の行動履歴から利用者の特性を把握し、カスタマイズした情報を流すことで行動に影響を及ぼす「マイクロターゲティング」。フェイスブックから膨大な個人情報を盗みこれを利用したのがケンブリッジ・アナリティカなる組織だ。彼らは何のために国家の分断を煽り、選挙結果を操ったのか。元社員による衝撃の告発。 -
邪悪に堕ちたGAFA ビッグテックは素晴らしい理念と私たちを裏切った
「強欲は善」「素早く動き、破壊せよ」―― 巨大IT企業(ビッグテック)はなぜ邪悪になってしまったのか? その脅威から逃れるにはどうすればいいのか? かつては光り輝く新星とみられたIT企業が、いかにして巨大化し膨大な力を得るようになったか、それによる弊害は何か、その暗黒世界から次世代のイノベーターたちが活躍できる明るい未来を取り戻すための具体的な解決策とは――。 「ビッグテックの闇」から個人や社会に恩恵をもたらす「明るい未来」を取り戻すための方法を著名ジャーナリストが解き明かす。 ◎本書でわかること ・輝かしいIT企業が巨大かつ邪悪になる理由 ・巨大IT企業が膨大な力を得て、それを維持できる仕組み ・個人や社会に恩恵をもたらす「ネットの未来」を取り戻す方法 ◎出版社から 『Don't Be Evil How Big Tech Betrayed Its Founding Principles ― and All of Us』の翻訳がいよいよ登場。 ジョセフ・E・スティグリッツ氏(経済学者/ノーベル賞受賞者)、ショシャナ・ズボフ氏(米ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授/『監視資本主義の時代』著者)らが絶賛。 「巨大ITへの規制強化」の流れがなぜ今来ているのかがわかります。 -
遠藤周作短篇名作選
『沈黙』から『深い河』にいたる代表的純文学長篇小説の源泉ともいえる短篇の数々――遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。その遠藤文学の核となる13の名短篇を集めた。「シラノ・ド・ベルジュラック」「パロディ」「イヤな奴」「あまりに碧い空」「その前日」「四十歳の男」「影法師」「」「母なるもの」「巡礼」「犀鳥」……遠藤周作の文学・人生・宗教観がすべてわかる短篇集。 ※本書は、『遠藤周作文学全集 第6~8巻』(1999年10~12月 新潮社刊)を底本としました。また『天国のいねむり男』は全集・文庫など未収録作品です。
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