永福門院 飛翔する南北朝女性歌人

永福門院 飛翔する南北朝女性歌人

2,640円 (税込)

13pt

5.0

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史上未曾有の大動乱期、没落する公家社会の最高貴女として、美しい自然と人生の実相を的確に、永遠の「詩」としてうたいあげた女性歌人の伝記とその全作品集。永福門院と時代の影を捉えて、筆者の筆は冴えわたる。

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永福門院 飛翔する南北朝女性歌人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月07日

    第1部で、京極派の中心歌人で伏見院を夫とする永福門院の生涯を詳しく追う。政治的に波乱に満ちた鎌倉末期から室町初期を生き抜いた永福門院は、持明院統と京極派和歌と西園寺家を毅然として守り抜いたのだ。
    第2部は、勅撰和歌集の玉葉集から永福門院の49首、風雅集から69首の和歌を選んで、詳細な解説を加えている...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年03月14日

    永福門院の和歌は、透徹しているように思う。厳しい。雑多がない。ひんやりとした印象をもつ。

    和歌の価値や真偽は、読み手の体感した「空間」の深みと、それを再現する言葉の凝集性にあるのではないかということを思った。

    例えば「夜の雨のなごりの風に雲絶えて花ふきみだす春のあけぼの」という歌。

    これは決し...続きを読む

    0

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