吉川尚宏の作品一覧
「吉川尚宏」の「「価格」を疑え なぜビールは値上がり続けるのか」「ガラパゴス化する日本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「吉川尚宏」の「「価格」を疑え なぜビールは値上がり続けるのか」「ガラパゴス化する日本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
良かれと思って官製相で場形成された市場は、結果的に大きな歪みを市場にもたらすことが良く分かった。
昨年度実施されたビールの安売り規制がその最たる例だろう。ビールの店頭価格は10%程度上昇し売り上げが落ち込んだし、居酒屋も値上げせざるを得ず顧客離れを招いた。自分の中で特に心に留めておきたいのは、株式市場の官製相場である。今の株高は少なからず日銀やGPIFのおかげであることを。
唯一、希望に思えたのがマジックナンバー4を基にした携帯市場である。MNOが3社である日本に比べて、MNOが4社であるイギリスは通信費が3分の1程度である。将来、楽天が第4のMNOになることから、日本でも通信費が下がることを期待したい。
Posted by ブクログ
・価格設定に際しては「参照価格」を知ることが重要である。消費者は、ある商品の価格の妥当性を判断するときに、何らかの価格やコストを参照している。これを明らかにできれば、需要を判断しやすい
※むしろ参照価格を別ラインナップにより見せることで、お得感を演出する
・コンテクスト効果とは、たとえば松、竹、梅の3つのグレードの商品を提示された場合、消費者が真ん中の竹を選んでしまう性向があることを指す(マクドナルドのMサイズは要領の割に価格が高い)
・グループプライシングは、購買意欲が顧客層によってはっきりと異なる場合に有効である。この手法を導入するためには、次の点が重要になる。→グループの属性が明らかに異なること/グループの属性を明確に区別する手段があること
・相互補完関係にある商品を組み合わせる「商品バンドリング」だけでなく、商品やサービスの有効期間を組み合わせた「期間バンドリング」がある
・バージョニングとは、提供する商品を、提供する時期、品質、性能などが異なる複数のバージョンに分けて提示することによって、消費者自身に自分の購入意欲に合致したバージョンを選択してもらい、その結果として価格を差別化するという方法である
・デジタル情報材が一種の経験財であることを考慮すれば、「お試し版」の提供は一考に値する
・定額制度と従量制度をうまく組み合わせることによって、消費者余剰やデッド・ウェイト・ロスを極小化することも可能になる
・コミットメントは相手に伝えることが重要である。強い意志が相手に伝わるよう、メディア戦略、情報戦略を練る(対競合コミュニケーションとしてのIR/PR)
・同時ゲームの場合には、まず支配戦略(相手がどのような戦略を選択しても、自分いとってよい戦略)が存在するかどうかを見極める。支配戦略を持つプレイヤーは支配戦略を選択し、もし支配戦略を持たないプレイヤーであれば、相手が支配戦略を選択するという状況下での最善の選択を行えばよい
・ブランドを構成する要素
①品質保証ベネフィット
②自己表現ベネフィット
③自己満足ベネフィット
④社会的満足ベネフィット
⑤差別化ベネフィット
・消費者が、売買対象の属性が観察できないがゆえに、自分の好まない属性が選択されてしまう問題を「逆選択」という。情報の非対称性による最も大きな問題のひとつといっていい
・自分のコミットしたい相手に、シグナルがはっきりと認識可能でなければならない
・シグナルを発生させるにはコストがかからなければならない
例)立地、本質保証サービス、格付けや資格
・企業は競合相手との真っ向からの勝負を避け、独占的競争市場か寡占市場を自社に位置づけしようとする
・価格弾力性が高い→価格の1単位の上下により、販売個数が1以上上下する
・収穫逓減の法則(生産量を拡大するためにある固定のリソースのみに頼っていると、生産性が低減すること)
・独占市場では、限界収入と限界費用が一致するところが利潤を最大化する生産量である