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企業が利益をあげるためには、コスト削減以上に戦略的な価格設定が重要になる。ミクロ経済学やゲーム理論などの基礎概念から、バンドリングや価格差別化、オプション・プライシング、CLVの実践、法人間取引の価格設定など、豊富なケースを使ってわかりやすく解説。値下げから、値上げの方法まで、利益最大化のための戦略。
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Posted by ブクログ
必要なところだけ読んだけだが、良書。身近な具体例が豊富で、料金決定の考え方や推定の仕方が丁寧に説明されている。ビジネススクール向けなのかもしれないが、経済学を勉強し始めたけれど、どうも現実世界と結びつかないと悩んでおられる方は必読だと思う。
・価格設定に際しては「参照価格」を知ることが重要である。消費者は、ある商品の価格の妥当性を判断するときに、何らかの価格やコストを参照している。これを明らかにできれば、需要を判断しやすい ※むしろ参照価格を別ラインナップにより見せることで、お得感を演出する ・コンテクスト効果とは、たとえば松、竹、梅の...続きを読む3つのグレードの商品を提示された場合、消費者が真ん中の竹を選んでしまう性向があることを指す(マクドナルドのMサイズは要領の割に価格が高い) ・グループプライシングは、購買意欲が顧客層によってはっきりと異なる場合に有効である。この手法を導入するためには、次の点が重要になる。→グループの属性が明らかに異なること/グループの属性を明確に区別する手段があること ・相互補完関係にある商品を組み合わせる「商品バンドリング」だけでなく、商品やサービスの有効期間を組み合わせた「期間バンドリング」がある ・バージョニングとは、提供する商品を、提供する時期、品質、性能などが異なる複数のバージョンに分けて提示することによって、消費者自身に自分の購入意欲に合致したバージョンを選択してもらい、その結果として価格を差別化するという方法である ・デジタル情報材が一種の経験財であることを考慮すれば、「お試し版」の提供は一考に値する ・定額制度と従量制度をうまく組み合わせることによって、消費者余剰やデッド・ウェイト・ロスを極小化することも可能になる ・コミットメントは相手に伝えることが重要である。強い意志が相手に伝わるよう、メディア戦略、情報戦略を練る(対競合コミュニケーションとしてのIR/PR) ・同時ゲームの場合には、まず支配戦略(相手がどのような戦略を選択しても、自分いとってよい戦略)が存在するかどうかを見極める。支配戦略を持つプレイヤーは支配戦略を選択し、もし支配戦略を持たないプレイヤーであれば、相手が支配戦略を選択するという状況下での最善の選択を行えばよい ・ブランドを構成する要素 ①品質保証ベネフィット ②自己表現ベネフィット ③自己満足ベネフィット ④社会的満足ベネフィット ⑤差別化ベネフィット ・消費者が、売買対象の属性が観察できないがゆえに、自分の好まない属性が選択されてしまう問題を「逆選択」という。情報の非対称性による最も大きな問題のひとつといっていい ・自分のコミットしたい相手に、シグナルがはっきりと認識可能でなければならない ・シグナルを発生させるにはコストがかからなければならない 例)立地、本質保証サービス、格付けや資格 ・企業は競合相手との真っ向からの勝負を避け、独占的競争市場か寡占市場を自社に位置づけしようとする ・価格弾力性が高い→価格の1単位の上下により、販売個数が1以上上下する ・収穫逓減の法則(生産量を拡大するためにある固定のリソースのみに頼っていると、生産性が低減すること) ・独占市場では、限界収入と限界費用が一致するところが利潤を最大化する生産量である
自分が以前働いていたソフトバンクの例が上げられていた。 マクドナルドなどの具体的な例をあげながら、解説してくれる。なるほどと思う部分もあったが、難解な箇所もしばしば。
価格設定の重要性とその設定方法がわかりやすく書いてありました。基礎的な経済理論も最後の章に記されていました。
価格の決め方とういう難題を具体例から導いてくれる。これを身につけられたらかなりのスキルアップとなれる気がする
価格決定の考え方について網羅的に解説している。 自分の現在の業務で最も関連深い箇所はゲーム理論の章だったが、どうも解説が馴染めなかった。関連図書で深めて生きたい。 価格決定の考え方について参考図書を紹介してあったのは非常によかった。ぜひ読んでみたい。
消費財等をメインに価格設定の考え方が説明されている。価格設定の結果は市場で当たり前のように見ているが、その設定過程にどのようなプロセスがあるかを実例を交えながら知ることができる。 マックのハッピーセットの価格設定には若干ショックを受けてしまった。。
理論も豊富で、具体例をあげて紹介してくれるのでわかりやすい。 数学的な要素も多いので、使えるくらい覚えていますか?と言われると、自信は0です。 ただ、戦略的な値付けの方法論などは、大枠はいくつか引き出しが増えました。 価格弾力性などは、難しいテーマですが、そこの黄金律を見極められたら、かなり...続きを読む強いですが、その価格設定が成功か失敗かを見極めることはできるのだろうか……
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