様々なスポーツを経験することで運動能力や反射神経が養われる。
自分がかつてしていたこと(スポーツや楽器)を子供に指導してはいけない。イライラするだけ。ほっとく。
- タイガーウッズの場合
10000時間の法則。
意識的な練習、つまり最も良いやり方を明確に教えインストラクターが個別に指導してやってみ
...続きを読むた結果に対してすぐに有益なフィードバックと知識を共有し、同じことを何度も繰り返す。
- フェデラーの場合
体験期間を必ず経ている。その間にさまざまなスポーツを自由に緩い枠組みの中で経験し、幅広い身体能力を育み自分の力や性質を知って集中的に練習に取り組む。
成功者はウッズよりフェデラータイプが圧倒的に多い。様々な分野で経験を積んだ人の方が一つの分野を深めた人よりクリエイティブで影響力の大きい発明ができる
永続的な知識を得るためにはゆっくりと学習した方がいい。一見するととんでもなく非効率で遅れをとっているように思える。でもそれは短期的にみたら成績が良くても長期で見たらなんの役にも立たない。
チェスやゴルフやクラシックのようにルールと答えがわかっている時には、またそれが時間と共に変化しないならサバン症候群のような究極的に専門特化した練習が、有効。人間の最大の強みは専門特化とは正反対で幅広く知識や情報を統合すること。パターンや慣れ親しんだ構造ではない。それはAIに取って代わる。
最高レベルのアカデミックな科学者やノーベル賞受賞者は本職以外に本格的な趣味や副業をもっている。
片足を別の世界に置くことの重要性。クリエイティブな成果を上げる人は幅広い興味を持っている。この幅広さが専門領域の知識からは得られない洞察を生み出す。
→たしかに山中先生や椛島先生はそう。
幼い頃にあまりに多くのレッスンを受けても効果はない。さまざまな楽器や活動を経験し、あまり厳しくないレッスンをある程度受けその後になってようやく焦点を絞ってより厳しいレッスンを受けて練習量を激増させる。
望ましい困難にはいくつかあるがそのうちの一つは生成効果。自分1人で答えを出そうと奮闘することはたとえ答えが間違っていたとしてもその後の学びは強化される。
そして過剰修正効果もあり、答えに自信を持っていればいるほど正しい答えを学ぶと強く記憶に残る。大きな誤りに耐えることが最高の学習機会となる。
学ぶ時はまず問題を解くこと。出来なんてどうでもいい。
1st 問題(出来問わず)
2nd覚える
勉強でいうと予習が1番大事。
早期教育プログラムでは閉じられたスキル、つまり決まったやり方を繰り返すことで習得できるスキルを教える。これはいずれだれもが身につけることなので意味がない。早い時期に歩けるようになっても仕方ない。
継続的な学習効果を生み出したいのであれば早期教育プログラムは開かれたスキルにフォーカスすべき。その後の学びの足場となる。子供達に読み書きを少し早く教えてもそれが継続的な強みとはならない。そうではなく読んでいる内容を理解するための手がかりを探したりそれらを関連づけたりする方法を教えれば継続的な強みとなる。
早期教育プログラムはすぐに成果が出るが深い学びには時間がかかる。
遅れをとったと思わないことが大事。
多様な経験をもつ個人は専門家のグループよりも創造に貢献する。ある分野から別の分野に移ってもその経験が無駄になることはない。
とはいえ、専門特化は少しも悪いことではない。程度の差はあってもみんなどこかの時点で専門を決める。問題なのは早期の専門特化。