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かつて経済発展は社会全体の利益をもたらしていた。しかし、個人、企業そして政治までが近視眼的で自己中心的に振る舞うインパルス・ソサエティでは、富は奪い合うものでしかない。その結果、社会全体は消耗し、もはや持続不可能となりつつある。この現状からいかにして脱却を図り、どんな社会を目指していくべきなのか。
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Posted by ブクログ
今年の上半期に読んだ中でいちばん良い内容だった。 極度に「自分化」された生活、支払いはあとまわしにして欲しいものを今すぐ手に入れる決済手段を得たことでパワーを増した(ように感じられる)消費者、倫理観なくオンラインで転がされる企業の株式、市場化する政治…… 近視眼的で他者を顧みないマネー・ゲーム的社...続きを読む会への警鐘を強く鳴らす1冊。 アメリカについて語られた本だが、日本も同じような道筋をたどりつつあるのではないだろうか。 ……と、内容はとても良かったのに、初刷りを読んだらくだらない誤植だらけで実にもったいなかった。脚注のまとめかたも雑。大急ぎでそれこそ「衝動的に」翻訳・出版しないで、じっくり腰を据えて仕上げてほしかった。 2刷以降(出てるのかな)直っていたらいいなー。
「衝動」に支配される世界 ということで、アメリカにおいては金融資本主義が消費者を巻き込み、次々と商品・サービスを購入させてしまう「市場」を政府も取り込み創ってしまった。 古き良き時代の市民・消費者が保有していたキャラクターはパーソナリティへと変質してしまった。 行きつくところまで、社会関係資本は破壊...続きを読むされてしまった。 膨大な選挙資金が必要なアメリカの選挙民主主義。ウォール街に席巻されたしまった政党。 如何ともしがたいようだが、第Ⅲ部で「再びつながり合う社会へ」第9章 私たちはどこへ向かうのか 小さな動きだが、古き良き時代のアメリカに戻そうという諸活動を紹介している。 著者は、明確な方向性は述べていない。 考える主体はアメリカ国民である。 私にすれば起こるべくして起こっている現象だと。 それは、佐伯啓思氏が、一貫して警鐘をならしてくれていたからだ。 「自由とは何か」『「欲望」と資本主義』「自由と民主主義をもうやめる」『新「帝国」アメリカを解剖する』 「大転換」他多数、彼の本を読み続けていたことにより、「衝動」にしはいされることなく淡々と読めました(笑)。
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「衝動」に支配される世界
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