小田理一郎の作品一覧
「小田理一郎」の「学習する組織 ― システム思考で未来を創造する」「社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「小田理一郎」の「学習する組織 ― システム思考で未来を創造する」「社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「学習する組織」入門――自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
著:小田 理一郎
学習する組織は、新しい時代に求められる組織のかたちを、関係者たちが自分たちで見出していくためのプロセスと能力を提示する。対話、内省、振り返り、システム思考、ビジョン構築、Uプロセスなどの様々な学習プロセスがあり、こうしたプロセスを効果的に進めるために必要な学習能力が5つのディシプリンである。
本書はそのディシプリンを根底として「学習する組織」について以下の9章により説明されている。
①学習する組織とは何か
②組織の学習能力
③自己マスタリー
④システム思考
⑤メンタル・モデル
⑥チーム学習
⑦共
Posted by ブクログ
システム思考7か条
1.人や状況を責めない、自分を責めない
2.できごとでなく、パターンで見る
3.このままのパターンと望むパターンのギャップを見る
4.パターンを引き起こしている構造ループを見る
5.目の前だけでなく、全体像とつながりを見る
6.働きかけるポイントをいくつか考える
7.システムの力を利用する
システム思考の基本的な考え方とアプローチ
できごと→時系列パターン→構造→意識、無意識の前提
正しい問いを大事に
立ち止まり、その問題は解決すべき問題か?本当の問題は?
ループ図を書くコツ
1.変数をできる限り出す
2.自分が変えたいと思っている重要な変数を中心に置いて、それに影響
Posted by ブクログ
長い!やっと読み切った!
システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデル、共有ビジョン、チーム学習の5つの原則・ディシプリンについて丁寧に解説される。システム思考が本社の核のため、全く知らない人は先に予習しておくと読みやすいかもしれない。簡潔に書かれている「実践 システム・シンキング」を先に読んでおくのが個人的にはオススメ。
後半にあたる12章以降は実践編であり、前半に比べれば多少流し読みできるだろう。前半の考え方についての世の中での適用例と言って良い。旧版を発行して以降の取り組みが書かれていて参考になる。特に2011年の段階で持続可能性についてここまで取り上げていることには尊敬するように思う