作品一覧 2021/10/26更新 金融失策 20年の真実 試し読み フォロー ギガマネー 巨大資金の闇 富の支配者たちを狙え 試し読み フォロー サステナブル・ファイナンス カーボンゼロ時代の新しい金融 試し読み フォロー スーパーリッチ ──世界を支配する新勢力 試し読み フォロー 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 試し読み フォロー 日本化におびえる世界 ポストコロナの経済の罠 試し読み フォロー 日本銀行 失策の本質 試し読み フォロー 没落の東京マーケット 衰退の先に見えるもの 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 太田康夫の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日本銀行 失策の本質 太田康夫 著者太田氏のスタンスが素晴らしい! 日経記者・金融経済アカデミズム・批判的検証どれも超一流 1.澄田総裁はバブル主犯ではない 87年ブラックマンデー 89年消費税導入→これを誰も指摘しない この国策を背負っての金融舵取り 2.三重野総裁 平成の鬼平 日本経済の根幹が崩壊に気付くも遅かった ...続きを読む 宮沢総理と公的資金導入に動くも支持されず 3.その後の90年代 打つ手が無く、脳死状態 対処療法のオペレーションに終始「茹でカエル」 97年からの金融崩壊になすすべも無し 4.日本の中枢は危機に無能力化する 平時には優秀な組織集団だが 非常時になると一気に無能力化する 「エリート」の選抜・育成が間違っている 5.同じ失敗の繰り返し 戦略不在・戦略不全 東電福島原子力発電所 コロナ感染症 財政・社会保障問題 皆同じで、日本国が滅びるまで突き進む タイタニック Posted by ブクログ 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 太田康夫 LIBORの成り立ちから公表停止以降の代替指標案の問題について 1冊でLIBORへの理解が深まって本の価格以上の満足度があると思う Posted by ブクログ 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 太田康夫 LIBOR事件の経緯から、代替指標とされるものの覇権、問題点を細かく指摘。 新聞記者だから、実務がわかっていないことがあるが、概ねは色々な視点から指摘がされており面白かった。 LIBOR,SOFR,EONIA,ESTER. 問題点は、LIBORは金融機関の信用SPRを含んでいるが、SOFRとかはRF...続きを読むRだから、調達にかかる自行の信用SPRが含まれていない点。 Posted by ブクログ 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 太田康夫 金融市場の大問題となって噴き出す懸念が大きい。LIBORは金融取引の契約においてその根幹になるものであり、その存在は空気のようでもある。空気が突然なくなって窒息することになるのか。 2021年末にLIBORが実質的になくなるという予定になっていて、あと2年半ぐらいしかないではないか。 自分自身...続きを読むの仕事にあまりにも直結しているのだが、その準備は実際できていない。周りも同じだと思う。 このような金融関係者の事情を、警告を発しながらまとめてくれている一冊である。2021年末にまたがる変動金利取引をスクリーニングしておかなければならない。デリバティブのポジションはもちろんのこと、変動金利の債券も。発行体と投資家、ショートとロングのそれぞれのポジションを持つ者。ああ、たいへんなことである。 金融機関以外にもその影響は広がっていく。とにかく、2021年末を越えて変動金利の影響があるのであれば、早めに確認してほしい。 Posted by ブクログ 誰も知らない金融危機 LIBOR消滅 太田康夫 さすが新聞記者、といった感じのまとまった本。LIBORの歴史とか、勉強になりました。今まで意識せずに使っていたけど、相当歪んだ仕組みだったことがよくわかる。処方箋のないことも理解できたように思う。 Posted by ブクログ 太田康夫のレビューをもっと見る