作品一覧 2023/10/20更新 大相撲のマネジメント―その実力と課題 試し読み フォロー 財閥のマネジメント史 誕生からバブル崩壊、令和まで 試し読み フォロー 【倍速講義】会社と経営の基本 試し読み フォロー プロスポーツクラブのマネジメント〔第3版〕―戦略の策定から実行まで 試し読み フォロー プロスポーツクラブのマネジメント(第2版) 試し読み フォロー プロ野球ビジネスのダイバーシティ戦略 改革は辺境から。地域化と多様化と独立リーグと 試し読み フォロー マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 武藤泰明の作品をすべて見る
ユーザーレビュー マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明 1494年に教皇が仲裁する形でスペインとポルトガルがトルデシリアス条約を結ぶ。南北アメリカ大陸はスペイン、アフリカとアジア大洋州はポルトガルが植民地化する権利を得ていた。しかしカトリックの教皇が決めたことなので、プロテスタント国の英国やオランダはこの条約を無視した。 随分勝手な事だ。異教徒や非文明...続きを読む国の人権は認めず、人間扱いもしない歴史。法律が未整備で善悪の判断もつかぬ国では、何が正義かも分からない。ただただ文明国の論理に従い、搾取されていく構図だ。力任せの軍による力学は、昔も今も変わらない。 更には、エネルギー資源や利権、特許。ネットワーク外部性のような、先行者利得を巡る歴史。リバースイノベーションのようなイノベーションのジレンマ。先進国向け製品にはオーバースペックと言う問題。 同時に読んでいる『西洋の自死』のせいか、栄枯盛衰、帝国主義が少子化に悩みながら移民を受け入れ、逆侵食される構図の皮肉が際立つ。勉強にもなるし、マネジメントの哀れ、構造的反転現象の予感を感じる本だった。 Posted by ブクログ マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明 本書での「マネジメント」は、管理職的な意味合いではなく、経営層的な「経営」に近い意味でのマネジメントを指しているので、まずはご留意を。 内容としては教養的な読み物として楽しめました。 また、コラム的な部分も面白い話が多かったです。 Posted by ブクログ マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明 歴史を解説し、ビジネスと結びつけた視点は参考になった。 後半から英国ドイツアメリカの経営手法について記すが、経営学の教科書を噛み砕いて説明したに過ぎず、無難にまとめた印象。 最後に非営利組織の経営、オープンイノベーション、CVCへの期待を寄せる。 人の移動と技術の移転はセットであり、強国は、人が集ま...続きを読むって作られる。 強い会社ができる時も同様なのだろう。 コロナ禍で人の動きがあるとすれば、人を集めてイノベーティブな新しい財貨、生産方法、販路、供給源、組織形態を見せてくれる組織が現れるだろうと見ている。 Posted by ブクログ マネジメントの文明史 ピラミッド建設からGAFAまで 武藤泰明 おもしろい!!! 詳しいことはよくわからないけれど、著者の言葉を借りるなら "経営学や経営論というのは、地域性があって、普遍ではない。" つまり、ひとことで「マネジメント」とは言うけれど、どのマネジメントも同じやり方ではないということ。それぞれに、人をまとたり、ビジネスを展開したりする方法は、...続きを読む百人百様であるということ。その中には、似たような事例もあるし、真似して成功した企業もある。でも、なにかしら必要に迫られてマネジメントしていったという、その文脈はさまざま。 ・ 経営の話のみならず、世界史としても読める。おもしろい。 あと、「(つまり・・・)、とか「とはいえ」とかの表現が多用されてて、(くどいと感じる人もいるかもしれないけど(笑))、わたしは経営の話は全くもって疎いので、とても読みやすかった。 Posted by ブクログ 財閥のマネジメント史 誕生からバブル崩壊、令和まで 武藤泰明 日本は明治維新と言う変革期、存亡の危機において、人的にも資本的にも強烈な不足があり、それに対処するため、銀行、商社メインの財閥等の仕組みができたのだろう。 Posted by ブクログ 武藤泰明のレビューをもっと見る