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Posted by ブクログ
相変わらず、序盤はリーダビリティ皆無。5年経ち、新たな配属先に就いた二条君の周辺機構を、丁寧に、過剰に、ねちっこく100頁以上に渡って説明しています。
しかし、そこを抜ければ息もつかせぬスピードで、人質、犯人、交渉人との叡智の限りを尽くしたバトルが展開されます。コンゲーム風な展開に、ただただ翻弄されていると、突然降って出る不可能殺人に、これは本格ミステリなのだと気付かされ、また一段と引き込まれました。
そして、終盤は例によって例の如く、しつこいくらいのロジカルな推理が待っています。ここで、冗長に見えた前半にも伏線が張ってあったことに気づかされ、さらに、思いもよらぬ伏線が大量に回収されると、もうニコニコせざるを得ません。
感傷的な幕引きも、『鐘』までとは言いませんが、表紙のように、お堅い話にも一つの色を差したようで、また僕のツボを突いて来ます。
今年読んだ新刊の中では、上位に入ってくる作品でした。
Posted by ブクログ
ひょっとしてシリーズものです…? 作中でほのめかして、最後まで明らかにされなかった内容があって「???」だったんですが既刊続刊に書かれてんのかな。ハードカバーで一見してシリーズとわからないシリーズものやるならそれ単体でも読めるようにして欲しいな…。
読み始め、「」内で改行されるから読みづらかった~! 加えて、登場人物みんな特徴的な論調で話すのでとっつきにくさもあり。
でも、キャラクターを把握して世界観、時代背景を理解したあとは割とスラスラ読めた。論拠として羅列してる中身がやや弱い気もしたなー。結構主観的。それゆえの面白さももちろんあったのだけれど。
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