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Posted by ブクログ
ー 新幹線には、手荷物検査がない。乗客は、駅弁だろうと ペットボトルだろらと、文庫本であろうとキャリーケースだろうと、自由に持ち込める。持ち込めるし、要らなくなったモノを捨てるのもカンタンだ。誰でも知っている。新幹線の車両には、御丁寧にも、ごみ箱が設置されている。
しかも。
この密室の動静をコントロールするのは、乗務員と、防犯カメラしかない。日本を象徴する、新幹線という絶好の舞台なのに、だ。これがテロゲリの対象にならなかったことは、むしろ奇跡だろう。
しかし…
…その奇跡は、今朝で終わる。 ー
スピーディーな展開、警察庁にある異能の特殊部隊というぶっ飛んだ設定、捜査のリアリティ、自然と入り込む超能力、そして古野まほろ節。
古野まほろ好きじゃないと楽しめない確信犯的作風はブレない。続編も早く読みたい!
そして、夏に出るはずの天帝シリーズが楽しみだ。
Posted by ブクログ
古野まほろさんの文体は合う合わないがめちゃくちゃに分かれるので本当に難しいところですが、私は好きです。
毎回初見では全部理解しきれないので、今回も3回、4回読みました。
「セーラー服」シリーズのようにキャラがかなり立っているから、立ち絵が是非欲しいなと思ったところ...。文字のみでの区別が、毎回巻頭のキャラ紹介を見ないと消化しきれませんでした。
最後の辺りのバラの描写がものすごく綺麗で好きです。
戦闘シーンの描写もスピード感を感じさせるのに俗っぽくなく、全て「古野まほろ」の言葉で書かれているからなかなか面白いです。常人にはできない言葉遣いが多分この人の売りなんだろうな。
古野さんを読み始めて10年ほど経ちますが、いつも最初は警察小説とか純粋なミステリに見せて最後らへんに「実は人間じゃないです」「実はとんでもなかったです」系のネタバレがバンバンくるから、それがしんどい人は読めないかも。
私はこれが気持ちよくて読んでいます。
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