社会・政治作品一覧

  • ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問
    4.3
    1巻990円 (税込)
    累計14万部突破の人気シリーズに待望の地政学編が登場! ウクライナ情勢や米中新冷戦など、先の見えない世界情勢にズバリ斬り込む! 「ウクライナ戦争のゆくえは?」 「米中の対立によって、日本はどうなる?」 ウクライナ侵攻、台湾問題、米中対立などのニュースは、 テレビや新聞などが報道する内容を鵜呑みにするだけでは真相まで理解することはできません。 混迷を深める世界情勢を読み解くヒントは、ズバリ地政学にあり! 本書は、人気予備校講師が「ニュースの疑問」に地政学の視点から、すべて答えます! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 20歳の自分に教えたい地政学のきほん
    3.9
    地政学とは「地理学」と「政治学」を組み合わせたもの。 地政学の視点で国際情勢や歴史をみると、地理的条件から各国の政治が左右されてきたことがよくわかる。さらに言えば「国の性格」のようなものまで、地理の影響を受けています。 地政学が理解できると、世界の国々の成り立ちや思惑が見えてきます。 ◎地理が国の性格を左右するって、どいうこと? ◎「ランドパワー」「シーパワー」ってなに? ◎「チョークポイント」とは? ◎なぜ北朝鮮は核・ミサイル開発を続けられるのか? ◎アメリカと中国の勢力争いはどうなるのか? 池上さんが、世界の成り立ちや思惑を地政学からやさしく読み解きます。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 暗闇のなかの希望 ──語られない歴史、手つかずの可能性
    5.0
    2003年、イラク戦争が始まった時期に、「希望を擁護する」ために本書は書かれた。あの時代は過ぎ去ったが、あらたな戦争が生じ、破壊的な気候変動が到来している。絶望と冷笑主義が残りつづける現代に、希望をもつことはいかに可能なのか。「希望は光を浴びた舞台の真ん中ではなく、周縁の暗がりにある」(本文より)。2016年に改訂され、直接行動と思想を往還する現代の名著を文庫化。
  • オールカラー図解 いまがわかる地政学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま注目される「地政学」の基本から、これだけは知っておきたい地政学上の世界の問題まで、オールカラーで解説。“日本一生徒の多い社会科講師”ことスタディサプリの伊藤賀一先生監修による、面白くてためになり、ビジネスにも役立つ地政学の本が登場。
  • 「脱炭素」が世界を救うの大嘘
    -
    世界中で進められる「脱炭素=カーボンニュートラル」社会への試み。地球温暖化に端を発するこの潮流に潜む「不都合な真実」とは? 「再生可能エネルギー」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、 「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州自動車メーカーが「EV原理主義」に暴走する裏側――。 各分野のスペシャリストが「脱炭素社会」実現で危惧される“害悪”をレポート。 一体、誰のための「脱炭素」なのか? 「環境にやさしい」に騙されてはいけない!
  • 反アベノミクスという病
    4.0
    1巻990円 (税込)
    安倍総理の亡き後たちまち 増税・利上げ・嘘だらけ ◉物価高 ◉悪い円安 ◉ハイパーインフレ ◉財政破綻 ◉国債暴落 やさしい経済学で嘘を読み解く 安倍総理が暗殺された途端にアベノミクス否定論、見直し論、副作用論、失敗論が噴出。背景にはマスコミの無知と「Z」がある。 「失われた20年」をまた繰り返すのか
  • Yahoo!ニュースが認めた細かすぎる公式コメントをさらに細かく深掘りしたロシア ウクライナ戦争解説
    5.0
    Yahoo!ニュース コメンテーターアワード2022大賞受賞!! 同ニュースサイトで著者の細かすぎる解説コメントが、話題を呼んでいます!! ウクライナ研究の第一人者である著者が、約1年間Yahoo!ニュースの公式コメンテーターとして投稿し続けてきたコメントをもとに、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻で起きていることを、専門家ならではの視点で解説。 ・戦地で本当に役立った日本製品 ・ロシア人が「エリツィンよりプーチンがいい」と思う理由 ・ウクライナにおける「徴兵逃れ」の実態 など、他のメディアでは知ることのできない情報多数。 本書を読んで、ロシアの「隣国」に住む私たちも、泥沼化の様相を見せてきたこの戦争を、正しい知識を持って見守る必要があるでしょう。
  • 悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味
    3.7
    「どこまで書く気やねん」(ガーシー) 社会に混乱と破壊をもたらしながら真の悪を斬る「闇の仕事人」か、あるいはただの時代の「あぶく」として消え去るのか―― ガーシーとその黒幕、そして相棒たち。日本に遺恨を持つ「手負いの者たち」の正体と本音とは。 日本の政治、経済、芸能、メディアの歪がつくりあげた爆弾男……彼らの本当の狙いとは何か、当事者本人が次々と実名で語る! 目次 すべてを失い、ドバイにやってきた男 ガーシーとの出会い 秘密のドバイ配信 急展開の示談成立 幻のインタビュー 「自分は悪党」 参院選出馬 FC2創業者 朝日新聞の事なかれ主義 元ネオヒルズ族 ガーシー議員の誕生 黒幕A 元大阪府警の動画制作者 元バンドマンの議員秘書 ワンピースと水滸伝 「悪党」と「正義」 嵐のバースデー モーニングルーティン 年商30億の男 王族をつなぐ元赤軍派 痛恨のドバイ総領事館事件 近親者の証言
  • 国費解剖 知られざる政府予算の病巣
    3.7
    「コロナ予備費12兆円。その9割が使途を追えない」 「補助金拠出の基金乱立。2兆6000億円を過剰積み立て」 「農家のコメ減収補填、実需の238倍超の予算を温存」  「コンサル頼みの委託事業 1人1時間3万円超の人件費」 …  財政悪化の一方で、膨張を続ける国家予算。 その内実を紐解けば、莫大な政府の“ムダ遣い”が明らかになる。  緻密な取材から国費のブラックボックスに迫り     SNSで大きな反響を呼んだ、日本経済新聞の好評連載を大幅加筆のうえ新書化。
  • 第三次世界大戦 日本はこうなる
    3.7
    ロシアによるウクライナ軍事侵攻で、世界は「第三次世界大戦勃発」の恐怖に陥りました。 日本国内でも「日本はだいじょうぶ」という根拠のない安全神話が崩壊した瞬間でもありました。 ロシア・ウクライナ戦争は第三次世界大戦に発展するのか? そもそも日本は、ロシア・中国・北朝鮮という、ある意味予測できない国々に囲まれています。 もしロシアが日本に攻めてきたら? 中国が台湾を侵略したら? 北朝鮮が核ミサイルを発射したら? 第三次世界大戦が起きたとき、日本はどうするのか? 日本の安全を守る軍事同盟、安全保障について、池上さんが解説します。 また、ウクライナのゼレンスキー大統領は今回のロシアの軍事侵攻について「国連がまったく機能しなかった」と語っています。ニュースでよく聞く「国連」。いったいどんな機関で、どんな役割があるのか? そして、なぜ国連は戦争を止めさせることができないのか? その仕組みについても解説します。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 日本再起動
    4.0
    数々の大胆な改革を実行してきた異端児・橋下徹が初めて語る、 「誰に投票しても変わらない日本」を一新するオンリープラン。 僕は2008年から2015年まで、大阪府知事、大阪市長、そして大阪維新の会代表、日本維新の会の代表を務めました。一から政党を立ち上げ、政権交代可能な二大政党制をつくり上げようとがむしゃらに走ってきました。うまくいったこともあれば、失敗したこともある。そんな実体験を山ほど踏まえてきたことで、これまで誰もが語ったことのない「日本再起動」の具体的な方法が見えてきたのです(「はじめに」より)。この国の閉塞感を打破する、戦略的グランドデザイン! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 数字のセンスを磨く~データの読み方・活かし方~
    3.8
    これまで数多くの一般向け統計本が出版され、人気を博してきた。だがその多くは「こんなデタラメな統計や調査がありますので、気をつけましょう」といったメッセージを発するものだった。肝心なのは「データのウソ」を暴くことではない。データの作成や分析を特定のやり方で行うこと、提示されたデータや分析を読み解く際の限界と意味を、その都度丁寧に考えることにある――。現代社会で欠かせない「数字との付き合い方」を示す。
  • スマホはどこまで脳を壊すか
    4.0
    コロナ禍で浸透した授業や会議等をオンラインで済ませる新しい習慣は利便性が高い一方で、脳を「ダメ」にする危険性も指摘されている。その悪影響とは――、「脳トレ」の川島教授率いる東北大学の研究所チームが最新研究から明らかにする。
  • 地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘
    4.0
    地球科学者の9割は、脱炭素のウソを知っている! 「環境ビジネス」でいったい誰が儲けているのか―― 若き活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチにおいて繰り返された、 “How dare you!” (よくもぬけぬけと!)というフレーズは記憶に新しい。 世界中が正しいと思い込まされている「脱炭素社会の実現」だが、その実、 国連主導の地球温暖化人為起源CO2説にはねつ造や欠陥が含まれていることを指摘する専門家は少なくない。 本書では、環境保護運動の科学的検証と経済合理性を大テーマに、「CO2犯人説」などの矛盾と危険性について掘り下げる。 ●異常気象の原因は「偏西風の蛇行」 ●欠陥だけけのIPCC気候変動モデル ●グレタさんが中国批判しない理由 ※本書は2020年2月に小社より刊行した単行本『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』を改訂し、新書化したものです。 【目次】 第1章 地球温暖化の原因は人為起源CO2ではない 第2章 IPCCとメディア報道の嘘 第3章 本当の地球環境問題とは何か? 第4章 国連が招くカオスとプラネタリー・バウンダリーの真実 第5章 人類史上最大の試練の時代 終 章 これからどうすべきか?
  • ウイルス学者の絶望
    4.2
    なぜ、ウイルス研究の第一人者の 主張は「異端」とされたのか? 大手メディアが封印し続ける 新型コロナウイルスとワクチンの「真実」 なぜ日本の「コロナ騒動」は終わらないのか? メディアの情報統制により「真実」を語る者の声が封印され、国民が「新型コロナウイルスは怖い」と洗脳されたからではないのか。多数のウイルスを実際に扱い、多くの国際論文を発表してきた真のウイルス研究者である著者の声も「異端」とされ続けた。マスクなど感染対策はまだ必要なのか。本当にコロナワクチンは「安全」なのか。京大准教授が科学的見地から記したコロナとワクチン、最終結論――。
  • 自民党という絶望
    1.0
    保守のコスプレ。“売国政治”の正体! 自民党の「劣化」が止まらない――。 国際競争力の低下、“反日カルト”との蜜月、いまだに迷走を続けるコロナ対策、上がらない賃金と物価高、少子高齢化に格差拡大……とあまりの無策ぶりに、多くの国民は怒りを通り越して絶望するばかりだ。 公正な自由選挙制度の下、この国ではなぜか、自民党がほぼ常に第一党となって揺るがない。 それはどうしてなのか? 彼らはいずこで日本の舵取りを誤ったのか? その「失敗の本質」に迫るべく、10人の識者を直撃した。 〇統一教会に票乞いするハレンチ 〇「グロテスクな親米派」の跋扈 〇農業消滅で「飢えるニッポン」 〇派閥=選挙互助会の体たらく 〇“情と空気”に流される防衛政策 【目次】●第一章 “空気”という妖怪に支配される防衛政策 石破 茂(自民党・衆議院議員) ●第二章 反日カルトと自民党、銃弾が撃ち抜いた半世紀の蜜月 鈴木エイト(ジャーナリスト) ●第三章 理念なき「対米従属」で権力にしがみついてきた自民党 白井聡(政治学者・京都精華大学准教授) ●第四章 永田町を跋扈する「質の悪い右翼もどき」たち 古谷経衡(作家) ●第五章 “野望”実現のために暴走し続けたアベノミクスの大罪 浜 矩子(経済学者) ●第六章 「デジタル後進国」脱却を阻む、政治家のアナログ思考 野口悠紀雄(経済学者) ●第七章 食の安全保障を完全無視の日本は「真っ先に飢える」 鈴木宣弘(経済学者・東京大学大学院農学生命科学研究科教授) ●第八章 自民党における派閥は今や“選挙互助会”に 井上寿一(歴史学者・学習院大学教授) ●第九章 小泉・竹中「新自由主義」の“罪と罰” 亀井静香(元自民党政調会長) ●特別寄稿 自民党ラジカル化計画―― 一党優位をコミューン国家へ 浅羽通明(古本ブローカー)
  • 馬渕睦夫が読み解く2023年世界の真実 安倍総理が育てた種が芽吹き始める
    4.3
    1巻990円 (税込)
    元ウクライナ大使の馬渕睦夫が徹底分析する「2023年の世界」とは? 「トランプの復権」「プーチンの奮闘」。そして「日本人の覚醒」が世界を破滅から救う ・習近平体制は2025年まで生き残れるか? ・個人独裁の確立は権力崩壊の「終わりの始まり」を意味する ・大統領選挙、そして中間選挙が物語る「民主国家米国」の崩壊 ・ディープステート、ネオコンの反トランプ、反プーチンの策謀 ・ディープステートが狙う次の火種は中東か日本か? ・ウクライナではネオコンの「偽旗作戦」(核使用)に注意 ・トランプ復権が実現すれば世界の危機が回避される ・そして、日本人の覚醒が世界を破局から救う!…… (著者からのメッセージ) 2023年は、安倍晋三氏が育てた様々な種が芽吹き始めることでしょう。 これらの覚醒した日本人が安倍氏の遺言である「戦後レジームを脱却して、日本を取り戻す」大事業に取り組むことが予想されます。 かつてのトランプ、プーチン、安倍の「鉄の三角協力」の事実上の再来です。 安倍氏亡き後、その遺志を継いだ日本人が安倍氏に代わりこの三角協力の一翼を占めることになるでしょう。 だから、2023年の世界は一層激動の年となりますが、同時に未来への希望が強く感じられる年ともなるでしょう。
  • 「移民国家」としての日本 共生への展望
    4.0
    私たちの周りでは当たり前のように外国人たちが働き,暮らしている.もはや日本は世界的な「移民大国」となっている.しかし,その受け入れは決してフェアなものではなかった.雇用,家族形成,ことば,難民……彼ら彼女らが生きる複雑で多様な現実を描き,移民政策の全体像と日本社会の矛盾を浮き彫りにする.

    試し読み

    フォロー
  • 迫りくる核リスク 〈核抑止〉を解体する
    3.3
    ウクライナ侵攻以降,核兵器が使用されるかもしれないというリスクが急激に高まり,このリスクはアジアにも迫ってきている.核保有が核を使用しないことになるという〈核抑止〉が長年言われてきたが,著者はその現実を一つ一つ明らかにし〈核抑止〉を解体する.そして未来のために,今何をすべきなのかを提言する.

    試し読み

    フォロー
  • 習近平、最悪の5年間が始まった
    4.0
    1巻990円 (税込)
    台湾侵攻の前に中共は自滅する? すべては拙速な日本の対中外交の失敗(1972年・日中復交)から始まった! その半世紀前から日中復交反対を唱えていた宮崎正弘さんと、そのときは情報鎖国の中国にいて実態を知らなかった石平少年。 いまや日本を代表する中国ウォッチャーになった二人が、中国の半世紀に及ぶ 「反日主義」を総括し、相次ぐ国内のデモ・暴動を前にして、2023年以降の日本と中国の近未来を占う。 “共産中国”のラストエンペラーこと習近平はこれから五年の間に何をやろうとするのか? “ゼロコロナ”で中国経済は「ゼロ成長」どころか「マイナス成長」に転落 史上最悪の失業率を生み出し、賃金は減少し、国民の不満は爆発寸前! 「泥船中国」から日本企業は一刻も早く撤退すべきだ! バスに乗り遅れるな! 今ならまだ間に合う? 宮崎正弘 私たちが警告し予測してきた通りに中国経済は「死に体」となり、この苦境にアメリカの中国制裁が強化され、近未来の展望は真っ暗。こういう時に二流の指導者は必ず対外戦争を仕掛けて矛盾のすり替えをやります。 石平 三期目に入る習近平政権は対内的にも対外的にもまさに危険極まりないファシズム政権となった。この超ヤバい、ファシズム政権にどう対処していくのかはまさに、われわれ周辺世界にとっての最重要な緊急課題の一つだ。
  • 図解ポケット ジェンダーがよくわかる本
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジェンダーギャップの基本を図解でわかりやすく解説した入門書です。
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由
    3.8
    「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。
  • 引き裂かれるアメリカ 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁の暴走
    4.5
    なぜ分裂したのか? どこまで分裂したのか? この分裂はどこに向かっているのか? 日本人の知らないアメリカのリアル! ・レイプより中絶のほうが重罪に ・南部の投票所が次々と消滅!? ・最高裁が自由と平等の国をちゃぶ台返し! ・武装集団は最高の愛国者? ・「痛み止め」で毎日100人が死亡! 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁……。「自由の国」アメリカはいつの間に、ここまで分裂してしまったのか? 超人気番組、BS朝日「町山智浩のアメリカの今を知るTV」待望の書籍化! 現地取材で集めた生の声が語る、知らないではすまされないアメリカのリアル。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 孤独という病
    3.3
    生物学者が生存戦略の視点から説く、 現代人のための「孤独の飼い慣らし方」! いま、日本人の約4割がなんらかの形で孤独を感じているという。 心身の健康リスクをもたらし、テロや無差別殺傷の引き金にもなるといわれる“現代の伝染病”が、私たちに不安や寂しさを抱かせる理由とは? 「孤独の起源」を読み解くヒントは、人類の祖先が狩猟採集を行っていた時代の生活様式にあった。 現代を生きる我々は「ひとりぼっちを回避することによって生き延びた人びと」の末裔(まつえい)なのである――。 他生物との比較を交え、気鋭の生物学者が解き明かす、知られざる孤独の正体と処方箋! 〇「孤独になると死ぬ」という人類のトラウマ 〇「仲間を助ける」は生物界においては珍事 〇オランウータンのワンオペ育児は合理的 〇一匹狼は孤独を愛していないという事実 〇無益な争いを回避するサルの階級社会 〇ボノボの疑似セックスは孤独回避の知恵 〇生物界では「不倫」も立派な生存戦略 〇「みんなと同じことをやれ」の教育が孤独を生む 〇弱い個体ほど集団で群れたがる 〇「人生の意味」という妄想が人を苦しめる
  • 私の保守宣言
    -
    1巻990円 (税込)
    学力にしても科学技術力にしても中国や韓国に負け始めている。そして「日本のよかった、保守すべき価値観」が崩壊寸前だ! 日本は油断してはいけない!
  • 奨学金、借りたら人生こうなった
    -
    奨学金は、大卒即借金人生への片道切符か? 人生逆転の救いの手か? 東洋経済オンラインで累計2000万PVを誇る人気連載が書籍化! 現役高校生・保護者も必読の「奨学金のリアル」とは? 「奨学金」を借りた人々の、「その後の人生」ーー。そして、これから借りる学生たちへ [収録されているケースの一部] 奨学金400万円借りた男性に父親が言った驚くの一言は? 年収120万円で290万円の奨学金の返済を続ける女性の暮らしとは? 奨学金550万円を迷いなく借りた女性の真意とは? 奨学金600万円借りた女性が苛立つ「ある一言」とは? 奨学金総額2160万円! 借りた男性の「逆回り人生」とは?
  • 政治学者、ユーチューバーになる
    3.0
    1巻990円 (税込)
    「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない! ネット全盛で「天下の朝日と池上彰」の権威は消滅 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる さぁ、保守派の狼煙をあげよう!衝撃のノンフィクション(書下し) 私は、幼稚園児の頃にはリニアの運転手になりたいと思っていた。しかし、大人になると、アカデミズムの世界では嫌われる「保守系」の大学教員になってしまった。そしてYouTubeを馬鹿にしていた私が、いつのまにか教員を辞めて、なんとYouTube(岩田温チャンネル)を開局してしまった! それは何故か? YouTubeは全体主義と闘うための道具だと知ったからだ。そこで、私は大学教員を辞めて「独立型知識人」を目指して「YouTuber」になったのだ。 象牙の塔の中で、現実をいっさい知らない政治学者が政治を語るバカバカしさを変えよう。 序 章 「独立型知識人」を目指して「ユーチューバー」になってみた! 第一章 「夫唱婦随」「二人三脚」「二足の草鞋」でYouTube開始 第二章 YouTubeのリスクマネジメントを考えてみた 第三章 「テレサヨ」に「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない 第四章 ネット全盛で終焉を迎える「朝日新聞」と「池上彰」の時代 第五章 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる おわりに──保守派の狼煙をあげよう! 「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない! ネット全盛で「天下の朝日と池上彰」の権威は消滅 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる さぁ、保守派の狼煙をあげよう!衝撃のノンフィクション(書下し) 私は、幼稚園児の頃にはリニアの運転手になりたいと思っていた。しかし、大人になると、アカデミズムの世界では嫌われる「保守系」の大学教員になってしまった。そしてYouTubeを馬鹿にしていた私が、いつのまにか教員を辞めて、なんとYouTube(岩田温チャンネル)を開局してしまった! それは何故か? YouTubeは全体主義と闘うための道具だと知ったからだ。そこで、私は大学教員を辞めて「独立型知識人」を目指して「YouTuber」になったのだ。 象牙の塔の中で、現実をいっさい知らない政治学者が政治を語るバカバカしさを変えよう。 序 章 「独立型知識人」を目指して「ユーチューバー」になってみた! 第一章 「夫唱婦随」「二人三脚」「二足の草鞋」でYouTube開始 第二章 YouTubeのリスクマネジメントを考えてみた 第三章 「テレサヨ」に「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない 第四章 ネット全盛で終焉を迎える「朝日新聞」と「池上彰」の時代 第五章 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる おわりに──保守派の狼のろし 煙をあげよう!
  • マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?
    3.7
    「表情が読めない」と、脳と心が育たない! 2020年5月、コロナ対策の一環として「新しい生活様式」が提唱された。あれから3年――ウイルスの弱毒化を指摘する専門家も多いなか、日本人の大半はいまだに「毎日マスク」の日常から脱却できていない。保育や教育の現場でも「密」を避け、顔をマスクで覆うことが、“感染対策”の名のもとに継続しているが、これらが子どもたちの心身の正常な発達を阻害するリスクについては黙殺されている。比較認知発達科学を専門とする京都大学・脳科学者が提言する「脱マスク」への処方箋とは?
  • 聖書がわかれば世界が見える
    4.2
    多くの日本人は、世界で最も読まれている大ベストセラー「聖書」を読んだことがありません。 しかし池上先生は、「聖書」を理解することは、世界の教養を身につけることであり、世界を理解することにもつながるといいます。 そこで本書では、教養として抑えておきたい聖書の全貌を明らかにしながら、聖書が世界にどのような影響を与えているのか、解説していきます。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 縛られる日本人 人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか
    3.5
    人口が急減する日本。なぜ出生率も幸福度も低いのか。日本、アメリカ、スウェーデンの子育て世代へのインタビュー調査と、国際比較データをあわせて分析することで、「規範」に縛られる日本の若い男女の姿が見えてきた。日本人は家族を大切にしているのか、男性はなぜ育児休業をとらないのか、職場にどんな問題があるのか、アメリカやスウェーデンに学べることは――。アメリカを代表する日本専門家による書き下ろし。
  • 「日本」を「ウクライナ」にさせない! 中露の静かなる侵略に気づかない日本
    -
    1巻990円 (税込)
    「虎ノ門」ニュースなどで大活躍のジャーナリスト・大高未貴さんの最新作 安倍元総理の屍を越えて「歴史戦」に打ち勝つためのバイブル! 我々日本人にとってウクライナ戦争は決して対岸の火事ではない。 明日の日本の姿でもあるのかもしれないのだ! だからこそ、日本国の自立・覚醒を急がねば…… ・中露の日本侵略はもう「目に見える」状態になってきた! ・安倍晋三元総理の慧眼に感謝しつつ慰安婦問題の決着を ・媚中派政治家が導入する中共メガソーラーが危ない ・米海兵隊岩国基地にしのび寄る上海電力などの脅威 ・歴史戦では「沈黙」は「金」どころか「毒」になる ・軍艦島に続く佐渡金山への歴史改竄・難癖に反論を! ・「アイヌ強制移住・強制連行のウソ」を広めたのは誰だ! ・中共とロシアが企む「琉球&アイヌ」独立への策略 ・202X年には、北海道は「日本のウクライナ」になる? 本書で論評される主な政治家たちは以下のとおりです(まともな方、そうでない方、玉石混淆ですが…。そのほか、人権弁護士等々、さまざまな人が登場します) 安倍晋三、石原慎太郎、高市早苗、長尾たかし、山田宏、宇都隆史、小野寺まさる、河野太郎、小泉進次郎、逢坂誠二、橋下徹、岸田文雄、林芳正、トランプ、プーチン、ペロシ、習近平、王毅、李登輝、尹錫悦、文在寅、志位和夫、鈴木直道、鈴木貴子、鈴木宗男、吉村洋文……
  • 核大国は氏素性の悪さを競う
    5.0
    1巻990円 (税込)
    初顔合わせの二人が徹底的に語り合った! 「安倍元総理なき日本」はこの「腹黒い世界」を生き抜かねばならない―― ・プーチンを狂わせた「タタールの軛(くびき)」とは ・ロシアも中国も典型的な「負け組国家」である ・アメリカがいま日本の改憲を推す本当の理由 ・「中華民族」とは中国人が自分をごまかす「精神的勝利法」なのだ ・中国のネットに乱舞するプーチン賛美の狂気 ・東半分だけ「日本自治領」~中国にある「日本占領」未来地図 ・台湾は国父を孫文から李登輝に替えられるか ・「中国包囲網」を作った安倍元総理の世界史的功績 ・辻本清美に「国葬」を批判する資格があるか! ・「唯一の被爆国」こそ核兵器で国民を守る権利がある 「中国人は、唯一なびかなかった日本に、核攻撃することを全くためらわない!」(石平) 「その国の国民性、民族性抜きには国際関係は語れない。ロシア人はモンゴル支配で受けた 精神的被害を晴らそうと、ときどき狂気じみた残忍さを発揮する』(高山正之)
  • 非戦の安全保障論 ウクライナ戦争以後の日本の戦略
    4.0
    安全保障と軍事のリアルを知る専門家による、非戦の論理 世界に大きな衝撃を与えたロシア軍のウクライナ侵攻。 この戦争が突きつけた現状の国際秩序の問題点と、日本の安全保障をめぐる環境の変化と対応策を、歴代内閣の安全保障・危機管理関係の実務を担当した柳澤氏、国連PKO紛争調停実務経験者の伊勢崎氏、元防衛研究所の安全保障研究者の加藤氏、自衛隊元空将補の林氏といった軍事のリアルを知る専門家が語り合う。 「侵略の脅威」「台湾情勢」を口実に中国を念頭にした軍拡に舵をきる日本の問題点も検証。 改憲、防衛費の拡大、敵基地先制攻撃、核共有など抑止力の議論が暴走しがちな現状への疑義を呈し、徹底的に戦争を回避する国家としての日本の在り方、「非戦の安全保障論」を示す。
  • アスリート盗撮
    4.0
    2020年10月12日、アスリートの性的画像問題についての第一報が配信された。共同通信運動部の女性部員ふたりからはじまった一連の調査報道は、JOCや警察を動かし、社会的なうねりを巻き起こしていく。調査報道の舞台裏から、盗撮罪をめぐる法制度整備の動きや盗撮加害者の実態解明まで、これからのスポーツと盗撮の問題を考えるための一冊。
  • 生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋
    4.1
    子供に親は選べない、どんな環境に生まれるかは運任せだ。最近話題になっている「親ガチャ」という言葉があらわすのは、遺伝と環境要因がすべてを決めるので、努力することに意味はないと言った若者の諦念である。 確かに遺伝が、あらゆる要素に影響するのは事実である。しかし、遺伝科学についての最新の知見は常に更新されている。専門家ではない人間が過去の研究結果を軸に、あたかもそれが唯一の真理のように語るのは非常に危険である。 本書では、行動遺伝学の専門家が、一般読者の遺伝についての素朴な疑問に答えるとともに、遺伝における不平等を前提にしたうえで、「いかに自分らしく生きていくか」、「幸福に生きるのか」。そのための方法を論じていく。
  • 女女問題のトリセツ イラつく女への7つの対処法
    3.7
    動物界最長の子育て期間を余儀なくされる人類の女性たちには、「わかる、わかる」で繋がって互いを守り合おうとする本能がある。 そんな中、一人勝ちする美人も、価値観の違う相手も危険なので、脳に赤信号が灯る。それが「イラつく」の正体だ。 いわば女性脳が健全な証拠。女の友情は、ちくりと痛いのが当たり前なのである。 その「イラつく」をうまく飼い慣らして、女の友情を全うするためのトリセツ。全女性必読の書。「脳科学」×「女子の人間関係」をテーマに、「トリセツ」シリーズでおなじみの著者が実践的アドバイスをする一冊
  • 安倍さんと語った世界と日本 「アベノミクス」から「新戦争論」「2023年の経済」まで
    -
    1巻990円 (税込)
    「ハッキリ言う、安倍さんが日本を救ったのだ!」(高橋洋一) ・今も続く的外れな「アベノミクス批判」 ・アベガーよ、「安保法制反対!」をウクライナで叫んでみろ! ・「悪い円安論」は無知の極み ・日本は今も全くインフレを心配する必要はない ・岸田総理よ、いま緊縮財政をしてはいけない! ・ウクライナで世界と日本の経済はこうなる ・ロシアの金融破綻の確率は・・・100%だ! ・実は日米同盟は世界基準だと「弱い同盟」である ・日本の戦争確率を確実に減らす方法を教えよう ・「平和ボケ」はお花畑からでて来なさい! ・財務省は防衛省の植民地化を狙っている ・安倍さんほど政策を「世界基準」で考えた政治家はいなかった(著者)
  • 70歳からは大学病院に行ってはいけない
    5.0
    大学病院は「二流の医者」の巣窟! 老人医療の専門家でもある和田秀樹氏が「日本の過剰医療」に焦点を当て、警鐘を鳴らす一冊。健康診断は受けてはいけない/医者のいう「正常値」はまったくアテにならない/薬漬け医療という「錬金術」ほか、寿命を縮めるニッポンの検診・医療の真相とは!? <受診者が増えるほどに儲かるカラクリ>についても掘り下げる。
  • 韓国軍はベトナムで何をしたか(小学館新書)
    -
    韓国現代史「最大のタブー」に迫る! 韓国最大の歴史的タブーといわれる問題に迫った衝撃作です。 韓国では今、ベトナム戦争時の韓国軍による「ベトナム人虐殺事件」を解明しようとする動きが出ています。かつて、この事件について報じた韓国メディアは韓国軍の退役軍人らに襲撃されるなど、長くタブーとされてきた問題です。 経済的に強く結びついた韓国・ベトナム両政府は、この問題に蓋をして、真実を闇に葬り去ろうとしてきました。 筆者は、ベトナムにおいてこの事件の被害者や遺族の証言を得たことをきっかけに、ベトナム、韓国への取材を積み重ね、真実に迫ります。 戦争の悲劇、そして、政府や軍に翻弄される無辜の人々の姿。 日本の現代史を考える上でも貴重な作品です。 第28回小学館ノンフィクション大賞最終候補作。
  • 「正義の戦争」は嘘だらけ!ネオコン対プーチン スペイン内戦からウクライナ戦争まで
    4.3
    プーチンのウクライナ侵攻には「正当性」はなくとも「理由」はあったのか? 「英米=正義」の「戦争プロパガンダ」を検証する (本書の主な内容) 第一章 米ネオコンに操られるウクライナ戦争 超党派で構成される米ネオコンのさまざまな策略によって勃発したウクライナ戦争。 その実態を的確に分析せずに、日本国が、単純に反ロシアにのめり込むのは危険だ。 第二章 繰り返される「1984」的な「戦争プロパガンダ」 戦争報道につきものの「プロパガンダの罠」に嵌まって正常な思考力を失う大衆。 誰が何のためにフェイクを撒き散らしているかを冷徹に分析することが肝要だ。 第三章「正しい戦争」と「不正な戦争」とがあるのか? 第二次世界大戦や朝鮮戦争やベトナム戦争やイラク戦争は「正しい戦争」だったのか。 勝者の視点からのみの戦史解釈を敗戦国に押しつける歴史観は再検討されるべきだ。 第四章 スペイン内戦――共産礼賛史観を修正せよ スペイン内戦が「民主主義対ファシズム」の戦いだとみなすのは完全な誤認。 ピカソ「ゲルニカ」から始まった共産礼賛史観の嘘八百を徹底的に論破する。 著者からのメッセージ 渡辺惣樹 「本書出版の時点では、ウクライナ戦争の帰趨は確定していない。しかし、今後どのような展開になろうとも、読者には、歴史観の欠けた、あるいは米国ネオコン外交に疎い一般メディアの解説とは違った価値ある視点を提供できたのではないかと考えている」 福井義高 「ロシアのウクライナ侵攻をめぐる、最新の『戦争プロパガンダ』を一つの教材として、現代史を論じ合った成果が本書です。読者が今の国際政治情勢のみならず,その歴史的背景について考察を深めるきっかけとなれば幸いです」
  • 日本は核武装せよ! 被爆三世だから言う
    4.5
    1巻990円 (税込)
    核恫喝には、核の抑止力で対抗するしかない! 「非核による三度目の被爆」という過ちは繰返しませぬから 世界で唯一の被爆国だからこそ、核を持つ正当な権利が日本にはある。 核兵器の恐ろしさを、想像ではなく経験から知っているからだ……。 (著者からのメッセージ) 私は被爆三世だ。先祖代々、広島県で生まれ育ち、私自身も反核・平和教育を十二年以上受け続け、祖父母は広島原爆の被爆者だ。被爆者といえば「反核」であることが当然であるかのような、全体主義的な思想統制がある。 しかし、核兵器についての強い気持ちがあることは共通しているものの、すべて同じではない。祖母は「日本が核を持っていればやられなかった」「皇軍はこの新型爆弾を持ってないから、米軍は使った。日本が持っていたら報復合戦になるから使うはずがない」と言っていた……。
  • 日米地位協定の現場を行く 「基地のある街」の現実
    4.8
    なぜ日本では米兵の犯罪を取り締まることができないのか.なぜ騒音被害や環境汚染を止められないのか.なぜ基地のそばで暮らしているというだけで数多くの悩みを抱えねばならないのか.――積み重なる「なぜ」の原因は日米地位協定にある.「国の専管事項」である安全保障が私たちの日常を脅かす.その実態と原因に迫る.

    試し読み

    フォロー
  • 資源カオスと脱炭素危機
    -
    「時代遅れ」と切り捨てたはずの化石燃料が、 ロシアのウクライナ侵攻で改めて脚光を浴びている。 何が起こっているのか。出口はあるのか。 日経の専門記者が、疑問に答える! 脱炭素/カーボンニュートラルが話題になる昨今、もはや化石燃料は時代遅れになったはずだった。 しかし原油や石炭の価格は一向に下がらず、2月末からのロシアのウクライナ侵攻を受けて、 さらに需要拡大の兆しを見せる。 また、EV(電気自動車)や再生可能エネルギーへの転換には多量の金属を必要とするため、 各地で資源争奪の様相を呈している。 時代は逆流し、グローバルな環境重視と脱炭素への取り組みは後退するのか。 本書では、エネルギーを中心にカオス=混迷状態に陥った資源の動きを追う。 「石油・シェールガス」「石炭・天然ガス」「金属」「食料」「ESG・環境投資」などについて いま世界で何が起きているのかをわかりやすく解説する。
  • ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛
    3.6
    ロシア・ウクライナ戦争を専門家が詳細に分析 渡部悦和元陸将、井上武元陸将、佐々木孝博元海将補の3人が徹底討論。 日本が教訓とすべきことを明確に提言する! ■ウクライナ侵略までの経緯 ・プーチンの「大義」と「歴史観」 ・ウクライナ、ロシア、ベラルーシの歴史 ・NATOとプーチンの関係 ・ウクライナの歴史と対ロシア感情 ・クリミア併合とウクライナ紛争 ■侵略直前に起きたこと ・情報戦 ・サイバー戦 ・宇宙戦、ウクライナの軍事強化 ・ロシア軍のずさんな作戦構想と組織 ■2月24日から起きていること ・陸海空戦それぞれの推移 ・情報戦、サイバー戦の推移 ・経済戦の効果分析 ・核兵器、生物兵器使用可能性の分析 ■今後の展開 ・ロシアレジームチェンジの可能性は ・プーチンの失脚はあるのか ・経済制裁の効果 ・米国の利益はどこにあるか ・中国の立場はどう変化するか ・NATOの今後 ■日本が教訓とすべきこと ・国家指導者のありかた ・国民と「国家防衛」の意識 ・強い国家とは何か ・日本人の極端な「軍事アレルギー」 ・弾道ミサイルへの対応 ・軍民一体の作戦の必要性 ・日本は市街戦に対応できるのか 【著者プロフィール】 渡部悦和 (わたなべ・よしかず) 1955年愛媛県生まれ。元陸将。 1978年東京大学卒。 陸上自衛隊入隊後、外務省出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学等を経て、東部方面総監。2013年退職。 著書に、『米中戦争』(講談社)など多数。 井上武 (いのうえ・たける) 1954年徳島県生まれ。元陸将。 1978年防衛大学校卒(22期)。 陸上自衛隊入隊後、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学、ドイツ防衛駐在官、陸上自衛隊富士学校長等を経て、2013年退職。 陸上自衛隊最新兵器について、『月刊JADI』(日本防衛装備工業会)等の雑誌に数多く投稿。 佐々木孝博 (ささき・たかひろ) 1962年東京都生まれ。元海将補。 1986年防衛大学校卒(30期)、博士(学術)。 海上自衛隊入隊後、オーストラリア海軍大学留学、在ロシア防衛駐在官等を経て、下関基地隊司令。2018年退職。 著書に、『近未来戦の核心 サイバー戦』(育鵬社)など多数。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • ウクライナ侵攻と情報戦
    3.0
    ロシアによるウクライナ侵攻では、情報戦という名の「見えない戦い」が繰り広げられている。 クリミア侵攻以来、周到に積み上げられてきた、ロシアによる自他国の世論誘導工作とプロパガンダ戦略は、世界に大きな分断をもたらした。 海外研究機関の各種報告から読み解く、現代の情報戦最前線と民主主義の危機とは? 【一部内容】 陰謀論コミュニティに食い込むロシア ウクライナ侵攻で「日本からは見えない」もの 世界に展開するロシアのプロパガンダツール ロシアのネット世論操作と監視システム 危機を迎えている民主主義
  • 地球日記ハロー・アゲイン 沖縄発JICAボランティア
    -
    1巻990円 (税込)
    本作品は出版社「沖縄タイムス」で配信されていたタイトルを再配信しております。重複購入にお気をつけください。 国際協力機構(JICA)で活躍する沖縄県出身のボランティアの方々の体験リポートを新聞で連載したものを単行本化したもので、第一巻に続く第二巻。ボランティアとして派遣された若者たちが、素直な筆致でその国の実績をつづり、現地の風景や人々を収めた写真を掲載しています。
  • 知らないと大損する老後の「お金」の裏ワザ
    3.0
    正しい老後の備え方を家計のプロ荻原博子がわかりやすく徹底解説! マンガに登場する、老後への備えゼロで不安な夫婦とともに 知らないと大やけどをする老後のお金の貯め方、守り方を学ぼう!
  • 22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる
    4.0
    断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。 これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命である――。 22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。
  • 「リベラル」の正体
    3.5
    1巻990円 (税込)
    左派=「リベラル」がなぜダメなのかを徹底解明した快著! リベラリストと言えば、「共産主義や軍国主義と対立する個人主義者、自由主義者」だったはずだ。 パッと浮かぶのが、石橋湛山、吉田茂、白洲次郎だろうか。 しかし昨今の「リベラル」はどこかおかしい。かなり左に行ってしまったのだ。 それもそのはず、「実は世界恐慌以降、『自由競争の規制、平等と分配の重視』を掲げる隠れマルクス主義者が『リベラル』を 自称するようになったのです」と茂木誠氏が説明する。左派が居心地の良いリベラルを乗っ取ったのだ。 それなら合点がいく。 左派が主体になった「リベラル」が、中国やロシアより日本の現体制を敵だと思っていること、自国の歴史や伝統を忌み嫌い、 国を愛するのは「極右思想」で「汚らわしい」と思っていること、共産主義国家が次々倒れても「共産主義自体は間違っていない」に すがっていること・・・etc 世界史講師の茂木誠氏と元共産党員だった朝香豊氏が縦横無尽にマルクス主義、共産主義そして現「リベラル」の欺瞞を語り尽くした。 「社会主義になると必ず特権階級が生まれて失敗する悲しいお話」「エコロジー、フェミニズム、JGBTQの背骨は隠れマルクス主義者である」等々、 二人はまじめに「迷えるリベラルさん」たちを沈み行く左翼から救いたい思いを込めて語り合った。 目からウロコで面白いですよ。 はじめに~乗っ取られたリベラル 第1章 ウクライナ侵略が暴いた「リベラル」の欺瞞 第2章 ハッキリ見えてた「リベラル」の落ちし穴 第3章 「リベラル」が見なかった「革命の真実」 第4章 マルクス主義の地政学 第5章 元共産党員が語る「マルクスの間違い」 第6章 世界を覆うフランクフルト学派=隠れマルクス主義 第7章 エコロジーの背景はマルクス主義 おわりに 著者紹介 茂木 誠(もぎ まこと) ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。 駿台予備学校、N予備校で世界史を担当。『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC出版)、『「米中激突」の地政学』(WAC)、『テレビが伝えない国際ニュースの真相』(SB新書)、『政治思想マトリックス』(PHP研究所)、『「保守」って何?』(祥伝社)など。YouTubeもぎせかチャンネルで発信中。 連絡先:mogiseka.com 朝香 豊(あさか ゆたか) 1964年、愛知県生まれ。私立東海中学、東海高校を経て、早稲田大学法学部卒。経済評論家。日本のバブル崩壊とサブプライムローン危機・リーマンショックを事前に予測し、的中させた。ブログ「日本再興ニュース」(https://nippon-saikou.com)は、冷静な視点で展開される記事が好評である。近著に『それでも習近平が中国経済を崩壊させる』(ワック)がある。
  • 女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ 動物行動学で語る"男と女"
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ポリティカル・コレクトネス(PC)をぶっ飛ばせ! 社会的常識より生物学的常識で人間の行動や社会を斬ります! 前著『ウエストがくびれた女は、男心をお見通し』は、櫻井よしこさんから絶賛されました。 「『なんとイヤらしいタイトルか』と思ってみたら著者は竹内久美子さん。彼女の記事は切り抜いて保存している私である。もしも私に目が三つあったら、3本の記事を同時に読みたいくらい面白い本だ」(「週刊新潮」2021・5・20号) 引き続き、竹内節炸裂の一冊がでました。 動物行動学で語る“男と女"、そして皇室や社会問題まで……。ぜひご一読ください。 ●ポリコレという名の妖怪が徘徊しているのでご注意を! ●「血液型性格」の違いをバカにすると結婚できない? ●「赤」を見たら、男は必ずコーフンする? ●自信満々の美女は早死にする…かも? ●彼氏のいる女ほど男の匂いに敏感になる! ●ハゲは女に嫌われるが胃がんには強い! ●河野太郎はニホンザルのリーダーを見習え! ●ポリコレに毒された日本の皇統・政界・論壇 ●どうした文藝春秋よ! 皇室を滅ぼしたいのか ●野村監督が連勝時にパンツを変えない合理性! ●精子を増やせ! アダルトビデオは少子化を救う! ●コロナ・伝染病に負けずに長生きする人生戦略とは ●男の猜疑心がつくりあげる処女信仰 ●「一夫多妻」があるなら「一妻多夫」もある? ●「不妊女性」のおかげで「子沢山」になる理由とは ●長身の阿部寛と大谷翔平の違いはアゴにあり ●ジャニーズ系羽生クンはネアンデルタール人の子孫だから人気者 ●なぜ二歳児は親を手こずらせるのか……
  • 日本の国会議員 政治改革後の限界と可能性
    4.0
    国会議員への不信が高まっている。1990年代以降の一連の政治改革を経ても、議員の活動・役割は見えにくい。本書は、人材、選挙、政策形成、価値観、資金、国際比較など、あらゆる観点から国会議員の実態をデータに基づき描く。世襲や秘書出身者の増加、少数の女性議員、なお不透明な政治資金、憲法・安全保障と異なる社会経済政策を巡る対立軸の不在など、多くの問題と原因を指摘。日本政治に何が必要か改革の方向性を示す。
  • 図解ポケット MaaSがよくわかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 MaaSは、Mobility as a Serviceの略で、検索・予約・決済など移動手段に関わるあらゆるサービスを1つに束ねることを指します。本書は、新しいモビリティサービスの発展により注目を集めるMaaSの基礎知識や、国内外の自治体・企業の事例について、図版を用いてわかりやすく解説したハンディサイズの入門書です。MaaSに関わる仕事をする人やこれからビジネスをしたい人のヒントとなる情報が満載です。
  • ウクライナ危機後の世界
    3.4
    この戦争の結果は 私たちの未来に 決定的な変化をもたらす ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃――。独裁者プーチンによる民主主義世界への挑発が続くなか、現代最高峰の知性7人に緊急インタビューを敢行。世界と日本の行く末を問うた。プーチンによる暴挙は世界情勢にどんな影響を及ぼすのか。権威主義の前に民主主義は屈するのか。これから我々はどんな未来に立ち向かうのか。新たな冷戦時代の有り様を大胆予測——。
  • 建築家の解体
    4.3
    『建築の解体』の刊行から五〇年弱、後期近代の時代にあって、安藤忠雄や隈研吾に代表される従来の建築家のイメージは、見直しを迫られている。ブルデューの理論を用いて、建築家という職業がつくられていくプロセスを描写するとともに、解体していく建築家像の軌跡をたどる。フィールドワークの知見を盛り込み、「街場の建築家」という今後の可能性を最後に示す。
  • テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる
    3.7
    web3、メタバース、そしてNFT。 最先端テクノロジーは、私たちの社会、経済、個人の在り方にどのような変革をもたらすのか? 米国MITにてメディアラボ所長を務め、デジタルアーキテクト、ベンチャーキャピタリスト、起業家として活動する伊藤穰一が見通す、最先端テクノロジーがもたらす驚きの未来。
  • 別冊NHK100分de名著 パンデミックを超えて
    5.0
    歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは? 医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊! 【目次】 1 斎藤幸平:グローバル資本主義の限界(ジジェク『パンデミック』を読む) 2 小川公代:パンデミックとケア(ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む) 3 栗原康:奴隷根性を打ち砕け!(大杉栄『大杉栄評論集』を読む) 4 高橋源一郎:露わになる社会の本質(サラマーゴ『白の闇』を読む)
  • 日本の政治をダメにしたメディアと万年野党
    -
    1巻990円 (税込)
    政権を取る気すらない“無責任野党”は百害あって一利なし! そんな野党を支援する左派メディアは万死に値する! 前著『日本の政治をダメにしたのは誰だ! 』(小社刊行)で、「劣化し続ける万年野党の堕落」の実態を鋭く抉ったジャーナリスト・氷川貴之が再び放つ---『野党と、それを支援する左派メディアの醜い野合」の実態。この無能な野党に、明日の日本を任せられるのか? (著者からのメッセージ) 本書は、この二年間の永田町の動きの裏側までを克明に記したものである。ここには新聞の政治欄には載っていない、知られざる政治の深層が明かされている。その真実を直視してもらうことが、岐路に立つこの国を救う一助になればと願うばかりである (本書の主な内容) ・犬も食わない参院選前の立民・国民の「内ゲバ」 ・連合・芳野友子会長からの“三下り半”に脅える「容共立憲」政治家たち ・立民の辻元清美を復活させる策略・秘策とは? ・「枝野・蓮舫」が表舞台から消えた理由 ・ 立民の「ホープ」(?)小川淳也の“すがりつき奇行” ・ 枝野が食らった“毒まんじゅう”の後遺症は参議院選挙でも消えず? ・無責任トライアングル「専門家・野党・メディア」が日本をダメにする ・立憲 “ロリコン男”や左派記者望月サンのウソに甘いマスコミ ・立憲民主・蓮舫の長男が「決別宣言」「自民入り」……ほか 著者は、『WiLL』に連載している「氷川政話」で知られる新進気鋭の政治ジャーナリスト。
  • SDGsの大嘘
    3.8
    「脱炭素」は欧州のペテン! “環境ビジネス”で丸儲けしている人々の正体 世はまさにSDGsブーム。 「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。 このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか? 拗(す)ね者の生物学者が忖度(そんたく)なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実! 〇世界の貧困を加速させる「高級牛ステーキ」 〇人口を減らさない限り「資源の争奪戦」は終わらない 〇SDGsはグローバル資本主義を続けたい欧州の免罪符 〇枯渇しつつある水産資源を中国が食べ尽くす 〇実はエコではない「太陽光発電」と「風力発電」 〇「CO2の増加が地球温暖化の原因」という大嘘 〇利権のためには科学的ファクトも「無視」する日本人 〇「塩害」知らずでサステイナブルだった日本の水稲栽培 〇実は地球にも環境にも優しい遺伝子組み換え作物 〇「地熱発電」と「エネルギーの地産地消」が日本を救う 【本書「はじめに」より抜粋】  先ほど触れたように、利益を得るのはほんの一握りの連中だけで、世界のほとんどの人たちは利益を奪われて貧しくなる。SDGsという矛盾に満ちた「絵に描いた餅」を実現しようとすることで、この世の中は確実に今よりも悪くなる。  それなのに、国連が垂れ流すこの「嘘」を鵜呑(うの)みにした政府やマスコミの大キャンペーンのせいで、ほとんどの人々はSDGsというのは素晴らしいものなのだと信じて疑わず、その目標に少しでも貢献できるように頑張っている。  人々の「いいことをしたい」という善意につけ込んで、騙(だま)しているという意味では、かなり悪質だ。(中略)  「環境を守らなければならない」という人々の善意につけ込んで、この説を後押しする政府機関や企業は、国民から多額のカネを搾り取っているが、多くの国民はいまだに「いいことに加担している」と思い脳内にドーパミンが出て、騙され続けている。  私くらいの世代の者は、どうせこの先もたいして長くはないのだから、この茶番につきあわされてもさして実害はないかもしれないが、未来のある若者や子供たちからすれば、とんでもない話だ。  だから、あと50年も生きねばならないあなた方に、SDGsも人為的地球温暖化論も基本的にはまったく同じで、反対しづらい善意のスローガンを並べているだけで、「地獄への一本道」になっている事実について考えてもらいたいと切に思う。 2022年5月池田清彦
  • 検証 政治改革 なぜ劣化を招いたのか
    3.0
    官邸に権力が集中した「一強」政治ゆえの驕り,忖度官僚の出現,進む国会軽視….平成期の政治改革は当初期待された効果を上げず,権力間のバランスが崩れて,副作用ばかりが目につくようになった.なぜ政治の劣化を招いたのか.ファクトにもとづいて検証,その原因を探り,令和の時代にふさわしい新しい政治改革を提言する.

    試し読み

    フォロー
  • 土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用
    3.3
    「太平洋戦争の敗北より深刻」と司馬遼太郎が嘆いた地価高騰・バブルから一転,空き家・空き地の増大へ.生存と生活の基盤である土地はどうなるのか.近年続々と制改定された,土地基本法と相続など関連する個別法を解説するとともに,外国の土地政策も参照し,都市計画との関係や「現代総有」の考え方から解決策を探る.

    試し読み

    フォロー
  • ウクライナ紛争 歴史は繰り返す 戦争と革命を仕組んだのは誰だ
    5.0
    1巻990円 (税込)
    元ウクライナ大使の馬渕睦夫さんが、ロシア革命、第二次世界大戦、太平洋戦争(大東亜戦争)から21世紀初頭の最新の現代史、そして2022年2月に勃発したウクライナ紛争にいたるまでの「戦争と革命の深い闇と謎」を徹底解明。 (主な内容) ・プーチンは「ディープステートの罠」に、はまったわけではない ・善悪二元論・勧善懲悪でプーチンを裁くのは幼稚 ・ウクライナ紛争と太平洋戦争(大東亜戦争)はなぜ起こったのか? ・アメリカはなぜ日本に戦争を仕掛けたのか? ・ロシアと戦前日本を窮地に追い込み、そして「悪者」にした米国の社会主義者や、ネオコン・ディープステートこそ戦争仕掛け人ではないのか? (著者からのメッセージ)→本書では、今回のロシアのウクライナ侵攻の背景を理解するため、紛争の背後にいた勢力について歴史的視点から詳細に論じました。実はその同じ勢力が日本を挑発して1941年の真珠湾攻撃に至らしめたのです。 今、プーチン大統領は世界の悪者にされていますが、かつてわが国も世界に害毒をもたらす国として「隔離されなければならない」とルーズベルト大統領から難詰されたことは、記憶に新しいところです。彼らの戦術は同じパターンです…… ※本書は2015年にKKベストセラーズから刊行された『アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ』を改題し、大幅な加筆をしたものです。
  • 2050 日本再生への25のTODOリスト
    -
    「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、 この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25! 人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために 国家がやるべき「たったこれだけ」の改革 ・デジタル政府で適正かつ迅速な再分配を ・高齢者向けベーシックインカムを新設 ・膨張が続く医療財政を微調整で安定化 ・教育改革で人的資本を拡充 ・奇策「価値が減っていくデジタル通貨」を有効活用せよ 序 章 「日本病」の正体 「日本はオワコン」か/なぜ日本は変われないのか 第一章 日本を変える「三つの哲学」 コロナで傷ついた日本経済/「日米金利差」の悪夢/中国・韓国に追い越される/絶望の「高齢貧困」問題/介護難民があふれる「二〇二五年問題」/日本を蝕む「人口減少」「貧困化」「低成長」 第二章 デジタル政府で何ができるのか 高所得者ほど税金が安い?/「デジタル政府先進国」スウェーデンの凄さ/「働き方の多様化」に対応できない 第三章 本当に必要な社会保障改革 日本の不都合な真実「世代間格差」/「高齢者の四人に一人が貧困転落」の衝撃/基礎年金を「高齢者向けベーシックインカム」に/「老後二〇〇〇万円」に不可欠な「年金ダッシュボード」/「病床数が多いのに医療難民が発生した本当の理由/公的保険の「不透明なお金の流れ」 第四章 日本はまだまだ成長できる 地方活性化の切り札「地方庁」/「ケア・コンパクトシティ」構想/「情報銀行」で競争力を取り戻す/「データ証券化」で遅れを挽回する/教育格差を解消する「所得連動型ローン」 終 章 「財政の安定化」から逃げてはならない 「インフレで赤字解消」は本当か/「価値が減っていく通貨」が赤字を解消?/日本経済の真の実力
  • 沖縄50年の憂鬱~新検証・対米返還交渉~
    -
    2022年5月は沖縄が日本に返還されて50年。共同通信社の記者時代から沖縄の取材を続けてきた著者は退社した19年7月以降、ここ数年に相次いで解禁された日米の機密文書を渉猟し、これまでの返還交渉についての世間の常識や通説と大きく食い違う証言や事実に数多く遭遇してきた。そして、この返還交渉こそが、いまのこの国の在り様、あるいは日米関係の原点であることに気づく。新史料を交えて考察するこの国の姿と未来。
  • 陰謀論とニセ科学 - あなたもだまされている -
    3.8
    えっ! まだ信じてるの!? 本当っぽいウソ・怪しげな情報を“科学的に”一刀両断! 政治の有名陰謀論からニセ健康情報、都市伝説、オカルトまで―― ニセモノを見抜くセンスが面白いほど身につく。 アポロ月面着陸はなかった・地震兵器・気象兵器・人工地震・UFO・911テロ事件自作自演・フォックス姉妹・こっくりさん・前世の記憶・幽霊・超能力・手かざし治療・念力・ノストラダムス・スプーン曲げ・Qアノン・反ワクチン・水素水・牛乳有害論・NMRパイプテクター・インチキがん治療・あやしい代替医療・ゲーム脳・発達障害は食が根本原因説・ニセ健康食品・影の世界支配機関――など。 「くわしくはわからないけれど、科学は大切だよね」。そう思っている方が日本人には多い。 なので、一見すると“科学っぽいモノ”に惹かれやすい傾向があります。 言い方を変えれば、科学とはまったく無関係であったり、論理が無茶苦茶だったとしても、“科学っぽい雰囲気”にはコロッと騙されやすくもあるのです。 本書は、いわゆる「普通の人」が、ニセモノの科学や陰謀論のわるい影響を受けにくくなる “予防接種的役割”を果たすことを願って書きました。 「世の中にはどんな陰謀論やニセ科学があって、どこに問題があるのか――」。 いくつかの事例を知ることで、「ニセモノを見抜くセンス」を高めることができるはずです。 ――「本文」より 【著者プロフィール】 左巻健男(さまき・たけお) 東京大学非常勤講師。 元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。 『理科の探検(RikaTan)』編集長。 専門は理科教育、科学コミュニケーション。 1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、 東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻を修了。 中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。 メディア出演をはじめ、理科教室や講演会の講師も精力的に務める。 おもな著書に、『面白くて眠れなくなる理科』(PHP研究所)、『世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)など。
  • 官報複合体
    4.0
    日本の新聞はなぜ政府の〝広報紙〟にすぎないのか? 権力との癒着を示すさまざまな事件をひもとき、「権力の応援団」となっている日本メディアの大罪を暴いていく。
  • 新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義
    値引きあり
    4.3
    これから2030年にかけて、世界・経済・ビジネスなどを考える上で重要になるであろう考え方の一つとして、本書で取り上げるのが「ラグジュアリー」です。 一般的に「ラグジュアリー」といえば、いわゆる高級ブランド企業のあり方などがイメージされるかもしれません。 実際、それを研究するために、これまでヨーロッパを中心として、大学やビジネススクールでも「ラグジュアリーマネジメント」を学ぶコースが設置されてきました。 それらのうちの先進的なコースや、スタートアップなどを含めた感度の高い企業がいま注目するのは、旧来のラグジュアリーとは一線を画した考え方です。 これまでのモノづくり・サービスづくりや顧客体験は、ウェブ技術をはじめとするコンピュータサイエンス、あるいは機械・材料・加工技術のような「テクノロジー」が引っ張ってきました。 ただ、先進国を中心に技術や市場が成熟をみせる中で、人々の心を動かすような「本当にほしいもの」は、テクノロジーが基礎にありつつも、歴史や文学、地理、哲学、倫理など「人文的な知識」がより主導しながらつくっていく時代になるのです。 その実践例の一つとして挙げられるのは、イタリアのウンブリア州にある小さな村・ソロメオを本拠に地域の歴史と文化に根ざしたモノづくりを行い、「世界最高の品質」といわれ尊敬されるブルネロ・クチネリです。 「文化の創造が結果的に利益の源泉となっていく」という新しい考え方と、クチネリをはじめとした実践の動きを、「旧来のラグジュアリーとの対比」「意味の創造」「教育」「文化盗用」「サステナビリティ」など多様な切り口から一冊にまとめるのが本書。 10の視点で「新しい世界」を読み解きます。
  • 石原慎太郎 日本よ!
    -
    1巻990円 (税込)
    石原慎太郎さんが2022・2・1逝去……享年89。 緊急追悼出版! 義憤に燃える最後の国士が語り合う そして、石原慎太郎からのラストメッセージ 「祖国の姿今いかに。日本民族に長く幸あれかし」 ------------------------------------------------ 石原慎太郎の辞世の句を掲載 「灯台よ 汝が告げる言葉は何ぞ 我が情熱は 誤りていしや」 ------------------------------------------------ 「六十億光年という距離や時間と比べれば 人間の一生なんて夢幻も同然だったな! 」 ------------------------------------------------ (主な論点・主張) 大東亜戦争は有色人種にとって「正義の戦争」だった! 世界中にバイキンをまき散らす中国とは断交せよ! コロナ禍で危機管理意識が高まった今こそ憲法を捨てよう 腰抜け政府のせいで尖閣が危ない。今こそ新・青嵐会を結成せよ スターリンの後継者・習近平には強気に出るべきだ! 核兵器のみならず世界一の技術力を活かし独自の新兵器を開発せよ……
  • 中国が世界を牛耳る100の分野~日本はどう対応すべきか~
    -
    一向に収まる気配のない米中対立。両者とも歩み寄る姿勢は見せず、対立が更に激化する恐れも指摘されている。ただ、勝者はすでに決まっていよう。「一帯一路」による巨大経済圏の構築をはじめ、その躍進を見れば中国の勝利は想像に難くないはずだ。この現実から目を背けていては、いずれ日本は世界での影響力を失ってしまう。――ではどうするべきか。その対応策を中国研究40年の著者が中国世界制覇のエビデンスとともに提言する。
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう
    4.0
    ●天才デジタル相が現時点で語る、これからの未来のことと、そのために私たちができること ・デジタル化、ネットワーク化が進む一方、SDGsのような地球規模の課題がある現在、オードリーさんが考える未来と、それに向けて私たちができることをまとめました。 ・まったく新しい世の中が訪れようとする今、オードリーさんの言葉は「誰一人取り残さない」世の中のためのメッセージがつまった1冊になっています。 ・これからの世界を知りたい方、今後の社会で何をすべきかを考えたい方は必見です。
  • 世界のトップを操る"ディープレディ"たち!
    -
    1巻990円 (税込)
    実は「婦唱夫随」だった? 夫を意のままに操り世界を支配する「美魔女の奥様」たち ジル・バイデン、メラニア・トランプ、ブリジット・マクロン、 キャリー・ジョンソン、メリンダ・ゲイツ、ジャスティン・マスク、 マッンケンジー・ベゾス……)の実態を暴く衝撃のノイフィクション 「ディープステート」より凄い「ディープレディ」とは? 世界を動かす政治指導者や経済界の大富豪たちといえば……。 本書で取り上げたバイデン米大統領、トランプ前米大統領、ジョンソン英首相、 マクロン仏大統領、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、イーロン・マスク(テスラ)、ジェフ・ベゾス(アマゾン)がすぐに浮かぶのでは? 彼らの傍らには、常に女性(夫人・愛人?)の存在が見え隠れします。トランプ夫人(メラニアさん)やマクロン夫人(ブリジットさん)などは、夫との歳の差はなんと「24歳」。夫トランプより24歳年下のメラニアさんはまだしも、夫マクロンより24歳も年上のブリジット夫人の場合は、母親と息子のような年齢差です。 ともあれ、彼女たちが、「夫」をどのようにして釣り上げ、飼い馴らし、そして自由自在に操ってきたのか……。時には人生観の違いから夫をポイ捨てし、財産を巻き上げて、自分の考える事業に遺産を注ぎ込む「ディープレディ」も。その実態は「ディープステート」以上に謎で、闇の世界です。 国際政治経済学者(元国会議員)として著名な浜田和幸さんが、「夫と世界」を操る「ディープレデイ」こと「凄腕の美魔女」たちの実態を本書で暴きます。 昔、「奥さまは魔女」というアメリカのTVドラマがありました。魔女と結婚したために、夫やその会社関係者がさまざまな騒動に巻き込まれるというコメディでしたが、こちらの「奥様」たちは「美魔女」であると同時に、夫の政治方針や経営方針に口をだし、自分が望む路線に強引に変更させようとすることもあります。「家族」ですから、選挙もなければ、国会による追及もかわすことができます。こうして、世界を支配し操るのは、実は「ディープステート」ではなく「ディープレディ」だったのです!? ご存じない方は至急ご一読のほどを。
  • 歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?~「自民党一強」を支える構造~
    3.5
    政党とは本来、政権を目指して集まった集団である。つまり、与党になって政策を実現するからこそ存在価値を持つ。だが、日本の野党は政権を取る意志に乏しく、歴史的に常に弱い。一方、自民党は昭和30年に結成されて以降、野党であった期間は5年に満たない。民主政治とは、選挙による政治を指す。そして民主政治には、健全な批判勢力が必要となる。政治を諦めないために、歴史から何を学べるか――。憲政史家とともに考える一冊。
  • 東シナ海 漁民たちの国境紛争
    5.0
    尖閣から日本漁船が消える日。 最前線では毎日なにが起きているのか? 漁業から日中台の国境紛争の現実が見える。 現地調査を続ける漁業経済学者による、渾身の論考! 漁業は国際情勢を映し出す鏡だ。 尖閣諸島での「唯一の経済活動」、それが漁業である。 海の上に線は引けない。漁業活動は食糧安全保障に直結しているばかりか国土維持活動ともなっている。 日本の排他的経済水域(EEZ)は世界有数とされているが、実は東シナ海では関係国と相互承認している日本のEEZはほとんどない。 東シナ海だけではない。日本海でも、オホーツク海でも水域の画定はされていないのだ。 尖閣諸島水域を中心に東シナ海の操業は中国、台湾に席巻されてままならず、そもそもインドネシア人に日本の漁業界は既に人材も依存してしまっている。 なぜ危機的な状況に陥ったのか? 日々の食卓の裏にある国境産業の現実を赤裸々に描く! ■国境産業は国家の化粧、国力を測るリトマス試験紙である ■日本漁船団は排他的経済水域すら失いかねない ■遠洋漁業は「流動的国土」。中国は遠洋強国となった ■日本は台湾に尖閣諸島の排他的経済水域を明け渡した ■東シナ海には二〇〇カイリ時代は到来しなかった ■外国人船員が国境の最前線に立っている ■外国人依存が日本漁業の思考停止を加速させた ■華僑・華人の漁業は南洋で拡大している ■日本漁業国有化論という問題提起 【目次】 まえがき 東シナ海での出会い 序章 日本の生命線 第一章 追いつめられる東シナ海漁業 第二章 東シナ海で増す中国・台湾の存在感 第三章 東シナ海に埋め込まれた時限爆弾 第四章 日本人が消える海 第五章 軍事化する海での漁業 終章 日本漁業国有化論 あとがき――さまよう小舟 主要参考文献
  • 誰も書けない「コロナ対策」のA級戦犯
    4.2
    迷走の果て国民の生活を犠牲にした政府のコロナ対策の総括。いったい何が、誰が悪かったのか元厚労省医系技官の著者が徹底追及。医師会、分科会、感染症専門医、メディア、厚労省、政治家たちはどんな行動原理だったのか。歯に衣着せぬ発言でテレビでも話題の木村盛世氏、最新刊。
  • なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか
    4.4
    人間関係、生産性、やりがい、満足度…… 日本の職場は「ワースト1位」!? 職場がギスギスしている……。 そう思ったことはないでしょうか? 残念なことに、それは気のせいではなく、紛れもない真実です。 それも日本の職場は「世界一」ギスギスしていると、国際調査で明らかになったのです。 日本の職場のどこに問題があるのでしょうか? 本書では、350以上の企業・自治体・官公庁で職場コミュニケーションと組織風土の問題に向き合ってきた著者が、 豊富な実例とデータを基に、職場のギスギスの原因を掘り下げ、働きやすい職場に生まれ変わるためのアイデアを提案します。 こんな職場は危険信号 ●コロナ禍以前と働き方は変わらない ●誰に何を聞けばいいのかが分からない ●「○○さんにしか分からない仕事」がある ●部署間の連携が取れない、敵対している ●新しいことに挑戦しにくい ●雑用が多くてスキルが伸びない ●正社員と非正規社員に大きな格差がある
  • 皇室をお護りせよ!鎌田中将への密命
    -
    1巻990円 (税込)
    日米開戦80周年目にして甦る。皇室を親子で護った感動のノンフィクション 「鎌田中将、日本を救ってくれてありがとう」そんな言葉が出てくる一冊です。 昭和20年8月15日--北京で終戦を迎えた鎌田詮一中将。 自決するための毒薬を準備しようとしたら、突然の帰還命令が。 帰国すると時の首相、東久邇宮首相から「どうかよろしく頼みます」と 手をついて頼まれた。 そのときから皇室を護るための占領軍との困難な交渉が始まった……。 終戦直後、マッカーサー率いるGHQが来襲。天皇制度の存続が危ぶまれ、無理難題を次々につきつけてくる。その危機を救ったのが、「皇室をお護りせよ」と東久邇宮首相から内々の命令を受けた鎌田銓一中将。彼は米国に留学し、米陸軍で大隊長も務め、マッカーサーにも会い、そのときの米兵部下がGHQに何人もいた。軍票導入寸前の非常事態も、彼の人脈と機転で阻止した。知られざる占領秘話物語 ※本書は、2016年に小社より刊行された同名の単行本をWAC BUNKO化したものです。 現代史、戦争関連の書物は数多いですが、本書に出てくる鎌田銓一中将のことに触れている本は少ないです。でも、一読すると、こんなグローバルな軍人が戦前の陸軍にいたんだと驚かれることでしょう。 学者肌なところもあって、工兵としてコンクリートの強度などについて京大などで軍事研究をし、ひいては、当たって砕けろ式に訪米し、アメリカのイリノイ大学に留学し研究をします。 現地のアメリカ人社会にも飛び込み、日米交友・親善のための活動もします。挙げ句の果てには、なんとデラウェア州にあるフォート・デュポン工兵第一連隊に入隊し、見習いとはいえ、大隊長の職務を代行するのです。そのときの「教え子」というか「部下」が、1945年8月、戦勝国の軍人(先遣隊)として厚木にやってくるのです。 そこに鎌田さんが何も知らずに待ち構えていた……。運命の再会……。そのとき、かつての上司(鎌田)と部下(テンチ大佐ほか)が立場を代えて向き合う。しかし、勝者の米軍将校が、鎌田さんに対して直立不動で敬礼をするのです。その一幕……。 同席していた有末精三中将の『終戦秘史 有末機関長の手記』によれば、「談笑の会話さえ交わされはじめ緊張した空気は著しくほぐされて来た」とのこと。これも鎌田中将の人脈があってこそのことだったのです。 息子の鎌田勇さんも、米国人の皇室へのイメージアップのためにしばしば、父親からパーティ会場などに駆り出されて活躍します。そんな希有な親子の体験を綴った書です。 鎌田勇(1928-2018)――1945年、陸軍士官学校に入学したものの終戦で閉校して学習院に復帰。父・銓一の秘書的な役割を果たした。音楽への造詣が深く、演奏でも米軍将校と交流を深める。慶應義塾大学文学部を卒業し、沖電気入社。沖ユニシス社長、日本ユニシス取締役、ジェイビルサーキット日本代表などを歴任。音楽関係では、学習院オーケストラの指揮者を務めるほか、作曲家として活躍。音楽活動を通じて皇室(天皇陛下)との交流も持つ。著書に『音楽の聞こえる小さな家―ハーモニーに包まれた皇室の肖像』、音楽作品に自作の交響曲、協奏曲、室内楽曲などを収録した『KAMATA COLLECTION』などがある
  • 最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―(新潮新書)
    3.6
    ・成績が上がる・集中力が上がる・記憶力がよくなる・発想力が豊かになる・ゲームがうまくなる……etc.etc.ではその方法とは!? コロナ禍で自宅時間が増え、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームやSNSに費やす時間が増えていませんか? 欧米では運動不足や睡眠不足、うつになる児童や若者の増加が問題になっています。記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こす、そんな毎日を一変させる方法を本年度50万部のベストセラー『スマホ脳』著者、ハンセン先生がやさしく教えます。教育大国スウェーデンの教育現場を変えた、簡単なのに科学的な方法とは!?
  • 戦後民主主義に僕から一票
    4.5
    1巻990円 (税込)
    雑誌・新聞掲載原稿、解説、講演を大幅加筆修正、書下ろしを加え、未来の日本がどのような変化を遂げていくべきか、日本の根幹を創る「民主主義」「政治」「憲法」「教育」の4項目について論じる、内田イズムが詰まった1冊。 戦後民主主義の価値観はどのように生まれ、どのような変遷をたどったのか? 「戦後民主主義」の含意は、さまざまであるが、日本国憲法に示された主権在民、平和主義、基本的人権の尊重、また教育基本法が背景にあることには誰しも異論がないだろう。占領下に生まれた戦後民主主義はこれからどこへ向かうのか? 日本の国の根幹を支える「民意」の反映は、もう失われてしまったのか? 道徳的「インテグリティ」が欠如する政治、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育。 日本の未来を創るうえで最重要となる4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が日本のイディオクラシーを批判するとともに、この国の未来を問う。
  • 馬渕睦夫が読み解く2022年世界の真実 静かなる第三次世界大戦が始まった
    4.3
    1巻990円 (税込)
    『ディープステート 世界を操るのは誰か』に続く衝撃の一冊! ・トランプを引きずりおろした「ディープステート」たちが狙うのは? ・ディープステート」は「戦争の火種」を世界中に撒き散らそうとしている。 ・彼らが喧伝する「コロナ・パンデミックと気候変動論」の二つの罠。 ・「文化秩序破壊」として自由世界に甦る共産主義の脅威を直視せよ! ・自民総裁選は「保守」(高市)対「左翼リベラル」(岸田・河野・野田)闘い ・日本の新政権は「ジャパンファースト」を確立し9条を改正すべし! ・「リベラル」を変質させたフランクフルト学派とは ・中国共産党は2025年までに滅びるか? 台湾を侵攻するのか? ・アフガンは「アラブの春」の再来となるか?中東で戦争は起こるのか? (著者・馬渕睦夫からのメッセージ)  「静かなる第三次世界大戦」はすでに勃発している……。  WWIII broke out silently… ハルマゲドン(世界最終戦争)二年目にあたる2022年は、残念ながら世界がより不安定になり、より疑心暗鬼になる年だと思われます。本書が、共産主義とポリティカル・コレクトネスという二つの幽霊との闘いに勝利するための知的武装の一冊となれば幸いです
  • 大下流国家~「オワコン日本」の現在地~
    4.0
    人口、GDP、賃金、論文数、ジェンダー平等、メディア……あらゆる指標で停滞・衰退を隠せない日本。世界での大きなプレゼンスがもはや過去のものになりつつある今、「普通の人々」は何を求めて毎日を暮らしているのか? 最新の調査で判明したのは、ささやかな幸福への願望と社会に対する不満の減少、無関心だった。長期にわたった安倍政権に対する評価からも見えてくる「日本の現在地」を徹底分析。
  • いまそこにある中国の日本侵食
    -
    『いまそこにある中国の日本侵食』 ケント・ギルバート <本書の内容> 日本列島を覆い尽くす「中国プロパガンダ」の恐怖! 2020年アメリカ大統領選挙への中国の介入は明らかで、フェイクニュースの多くは 中国の仕業だった。 そんな中国はあらゆる手を使って日本に工作を仕掛けている。 中国の統一戦線工作部からすれば日本は「落としやすい国」の筆頭である。 世界支配をもくろむ習近平の日本での工作をあぶり出す。 中国の「化けの皮」(プロパガンダ)を剥ぐ! ・「世界をひれ伏させたい」独裁者・習近平 ・中国の主眼は「アメリカ分裂」「日米分断」 ・日本は「中国の宣伝工作」に負け続けたてきた ・なぜ日本人はプロパガンダに弱いのか ・台湾を死守せねば、アメリカの覇権は終わる ・実は、中国人民解放軍は「ペイパータイガー」(張り子の虎)である ・海自の潜水艦は中国海軍を機雷封鎖、無力化できる いかに中国を抑えるか 「今後、米中対立が進むにつれ、中国とのプロパガンダ戦争がさらに 激化するでしょう。中国に決して騙されず、きちんと対応できるよう 中国への構えを整備、強化すること、それが日本の急務になると思い ます」(ケント・ギルバート)
  • デジタル人民元 - 紅いチャイナのマネー覇権構想 -
    -
    デジタル人民元で世界の基軸通貨は変わるのか? 気鋭の研究者が比類なき分析力で解説する! すでに中国国内で実証実験が着々と進んでいる「デジタル人民元」。 2022年の北京オリンピックで「世界デビュー」が予想されている。 この通貨で「世界のマネー覇権」を狙う習近平政権の「世界戦略」を読み解く! 【目次】 序章 デジタル人民元推進、その日は突然やってきた 第一章 米中対立とマネー覇権のゆくえ 第二章 基軸通貨化統合作戦とデジタル人民元 第三章 金融産業という「巨大な紅い戦車」 第四章 貿易商圏=生存圏 経済による対外浸透戦略 第五章 「人民元決済圏」としての一帯一路 第六章 チャイナが夢想する「人類運命共同体構想」 終章 日本はこのゲームをどう戦うか ※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。) QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧ください。 読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。 【著者プロフィール】 中川コージ (なかがわ・こーじ) 1980年埼玉県生まれ。 経営学博士。 家業経営と同時に複数企業の顧問・戦略コンサル業務に携わるかたわら、日本人初となる北京大学からの経営学博士号を取得した異色の経歴を持つ自称「マッドサイエンティスト」として、テレビ朝日系列『朝まで生テレビ! 』で地上波デビュー。 ラジオ、ネット番組の出演も多数。 現在はYouTube発信にも力を入れている。 著書に、『巨大中国を動かす紅い方程式』(徳間書店)がある。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 核兵器はなくせる
    3.0
    2017年7月,国連で核兵器の全面禁止を掲げた「核兵器禁止条約」が成立し,条約の成立に大きく貢献したNGOのICANは,同年10月にノーベル平和賞を受賞します.その中心で,今も核兵器廃絶のために奔走する著者が,条約ができていく様子や日々の活動,そして世界のこれからについて,核の現状をふまえながら熱く語ります.

    試し読み

    フォロー
  • 美しく、強く、成長する国へ。 私の「日本経済強靱化計画」
    4.1
    1巻990円 (税込)
    「文藝春秋(2021年9月号)」で、自民党総裁戦出馬宣言! 高市早苗の政策のすべてが、この一冊に(緊急書下し・緊急出版) 私は国家経営のトップ、宰相を目指す! 「日本人の矜持を取り戻すために、そして『確かな未来』を切り拓くために私のすべてを捧げることを誓う! 」 「行き過ぎた結果平等」より「機会平等」を 「出る杭を伸ばす」「リスクをとって努力した者が報われる環境」を 「自立と勤勉の倫理」を取戻し「正直者が報われる社会」を 私の『日本経済強靭化計画』とは--「サナエノミクス」の提案 「危機管理投資」と「成長投資」--「アフターコロナ」を見据えて 経済安全保障の強化--深刻な「中国リスク」 サイバーセキュリティの強化--「成長に向けた投資」への転換 地方の未来を拓く--3つのキーワード 「生活者の視点」を大切に--松下幸之助氏の注文 分厚い中間層を再構築する税制--安心と成長のための改革を 新しい日本国憲法の制定を
  • イギリス解体の危機 ブレグジットが開けたパンドラの箱
    4.0
    EUから完全離脱した英国でいま何が起きているのか。スコットランド独立問題など内憂と、国際プレゼンス向上努力の現場を描く。  英国は将来にわたって今の国のかたちを維持できるのか? 数年にわたる騒動を起こしたBrexitがその最大の問題の「パンドラの箱」を開けてしまった。2020年末にEUと貿易協定を結んだことで経済の大混乱という最悪の事態は免れたように見えるが、EU残留志向が強いスコットランドでは英からの独立運動が再燃。地方議会選で独立派が過半数の議席をとった。英領北アイルランドでは、年初の完全離脱後も、懸案だったEU加盟国アイルランドとの国境問題がくすぶったまま。将来的にアイルランド統一論が盛り上がる可能性は否定できない。  TPP参加表明やG7サミットの議長役など「グローバル・ブリテン」と称する華々しい外交政策を展開するジョンソン政権だが、一皮めくれば国内で国家の解体や分裂の懸念が高まっているのが実情だ。かつて世界の4分の1を制覇した英国が将来、EUから離れただけでなくさらに小国へと没落するのか。それとも今の国のカタチを死守するのか。現地の風景や生の声も交えながら探る。
  • 世論調査の真実
    3.3
    調査実務に長く携わったプロが、ついに明かす「国民の意見」の真の姿。 若者が「保守化」しているって本当? メディアによって内閣支持率が違うのは「報道姿勢」の影響? 選挙情勢報道はどこまで信用できる? 新聞やテレビでしばしば目にする「世論調査」。その数字が、大きく時代を動かすこともあります。しかし、調査がどのように行われているのかは、あまり知られていません。 本書は、長く世論調査、選挙調査(この2つは違います!)の実務に携わったプロが、豊富な経験をベースに、調査がどのように行われ、どのように報じられるかを、エピソードをふんだんに紹介しながら解説します。本書を読めば、世論調査や選挙情勢の報道をより深く、より興味深く接することができるようになります。
  • コロナ制圧  その先の盛衰
    4.0
    ○コロナ危機の混迷が長引き、「コロナ敗戦」という言葉も出回るようになった。しかし、実は、この長い混乱からの出口は次第に見えてきている。混迷脱出のカギはワクチン接種の急速な拡大である。英米など接種の先行国は感染をコントロールしながら、経済活動再開に踏み切った。日本も数カ月の時間差で急速にこれらの国々を追いかけており、秋には「感染制圧」が見え始める。感染再拡大リスクのある冬を超えた来年春には、社会・経済の正常化が現実のものとなる。 ○しかし、「コロナ後」の日本社会は、「コロナ前」とは大きく異なる。それは、(1)従来以上の人手不足の深刻化、(2)コロナでとどめを刺された低採算企業(ゾンビ企業)のいよいよの淘汰・退出と業界再編、(3)必然的な社会・企業・行政のデジタル化とそれに適応出来ない中間管理職層の消滅、等である。 ○この大きな変化への対応の可否が、日本が「新しい高生産性・躍動感ある社会」となるか、「衰退が加速し、世界から見捨て忘れられる社会」となるかの大きな境目となる。 ○本書は、「感染制圧」が見えてくる21年秋のタイミングで発刊することにより、その先どのようにして「感染制圧」が確実になり、社会が正常化へ向かうのかを、先行国の事例を踏まえて読者に指し示す。さらに「コロナ後」が、読者にとっても社会にとっても、「チャンス」にも「リスク」にもなりうることを伝える。
  • 暴走するジェンダーフリー 異論を許さない時代
    4.0
    1巻990円 (税込)
    (著者からのメッセージ) 「暴走するフェミニズムに、女性の視点から『ストップ』をかけなくては 日本の伝統も文化も破壊される」 「本書では、倒錯した単細胞的、かつ一知半解なLGBT差別禁止論に基づく東京地裁の判決などを俎上にのせて批判した。この判決は、性同一障害の診断を受けたことのみを理由にしている人が、職場の女子トイレの使用制限を受けたのは違法だと訴えて認められたのだ(高裁は逆転判決)」 「こんな下級審の偏向した裁判判決が一部メディアによって正当なものだと広められて『皆様へのお墨付き』なって『世論』となっていくことに私は危惧を抱いている」 「差別禁止、差別反対論が、同時に苛烈な女性差別を内包している現実を知ってほしい。権利保護を大義名分にして、ほかの権利侵害を平然と行うことは絶対的に許されないのだから」 (本書の内容) ・暴走する人権ファナティシズム(狂信主義) ・実は多様性を全く認めないリベラリズム ・なんでも差別だと煽る「差別主義者」たち ・日本が「男女平等・世界120位」なんて大嘘だ ・美しい日本を破壊する「選択的夫婦別姓」 ・同姓婚カップルの思い上がりと差別思想 ・朝日の「慰安婦強制連行」キャンペーンは犯罪 ・中国の侵略を支援する日本人研究者を弾劾せよ ・海保よ、武器をとって「海警法」から国民を守れ……
  • 数字を読めない「文系バカ」が日本をダメにする コロナ騒動で分かった!
    3.5
    1巻990円 (税込)
    日本のコロナ禍は「さざ波」! ワイドショーで「リスク」「リスク」と騒ぎ立てる輩に限って、ころなの被害予測を確率で説明できない「文系」バカなのだ。 こんな非科学的、反科学的なマスコミ主導の「同調圧力」が社会に拡散したら、コロナウイルス以上の害悪を日本にもたらす 何の専門性もない官僚は「ただのバカ」 ロジカルな思考ができないマスコミ記者は「本当のバカ」 コロナの「さざ波」を「大津波」扱いしたがる「節穴バカ」が日本を滅ぼす! (著者からのメッセージ) 筆者の新型コロナの予測は、それまでの4回の波でもほとんど当たっている。 ド文系(文系バカ)の人は、予測できずに議論する。理系の筆者には、そうした議論は時間の無駄と思う。予測させて、正しい結果を言い当てるのが、正しい理論である。 理論の正しさは、会議室で議論して決まるのではなく、将来の現場で決まるのだ。 「数学オンチ」にならないためにはどうすべきか? 先ず「新聞・テレビに不要に接しないこと! そして、この本に書かれている「AI型知的生活」を実践しよう。 そうすれば、あなたは「数学オンチ」「文系バカ」にならず 官界やマスコミや会社や地域社会で注目され 活躍の場を得て、日本を救うことができる……。
  • 日本改革原案~2050年 成熟国家への道~
    5.0
    1巻990円 (税込)
    映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題沸騰! 2014年刊行の衆議院議員・小川淳也による伝説の著書、待望の電子化! コロナ禍を踏まえ、1万字におよぶ〈増補版 はじめに〉を加筆し、アップデートした決定版。テーマは「『経済成長』から『生活保障』へ」「デフレとの闘い方」「試験的ベーシックインカム」「消費税率と社会保障」「所得税、法人税、相続税の課税バランス」など。今後の日本を考えるために読みたい一冊。
  • 危機の時代と国会-前例主義の呪縛を問う
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 危機に直面しても危機を直視し得ない、日本政治そのものをめぐる前例主義の呪縛。国会の構造的機能不全を衝く。質疑応答・党派的分断・協働の基盤の喪失。国会が、まさに混迷を呈する諸相の根本的な要因として根深い、130年の議会制度の連続線上の前例主義を問う。
  • 極上のおひとり死
    4.0
    日本は、言わずもがなの超高齢社会。家族のあるなしにかかわらず、これからは誰もが「おひとり老人」になる時代です。 これまで、ほとんどのマスメディアは「ひとりで死ぬ」ことを「孤独死」や「孤立死」「無縁死」と表してきました。これまでは「家族に看取られる死」が普通で、ひとりで死ぬことは特殊な死に方だったから。けれども、大量「おひとり老人」時代のいまは、「ひとりで死ぬ」ことは決して特別なことではなくなってきました。それを、勝手に「孤独死」「孤立死」「無縁死」とするのは、自立して生きてきた「おひとり老人」にあまりに失礼ではないか。 「ひとりで死ぬ」ということは、自立した人の崇高な死に方である。 著者の松原さんは「ひとりで死ぬ」ことに敬意を込めて「おひとり死」と言ってきました。 20年以上、ひとりの終活を応援してきた松原さんが、その活動のなかで看取った「極上のおひとり死」を詳報します。また、おひとり死で身内を亡くした家族の思いにも焦点を当てます。 たとえ認知症になってもお金がなくても関係ない。「おひとり死」の事例から、思い通りにならない死を後悔しない「おひとり老人の終いかた」を学ぶことができます。
  • 学者の暴走
    3.5
    学者は本当に信用できるのか? 「イデオロギー」「金銭(利権)」「同調圧力」によってウソをつく学者たち。そして新型コロナウイルスでは学者の罪が疑われている。倫理感なく突き進む学者の実態に警鐘を鳴らし、学術界の悪の正体を暴く! 第1章 新型コロナウイルスと悪魔の科学 情報隠蔽がもたらしたパンデミック/武漢で行われていた危険な研究/陰謀論とのレッテルと戦う/あまりに危険な科学者たち 第2章 科学とは何か そもそも科学とは何なのか/科学の限界/学者のウソのパターン 第3章 日本の科学の弱点 科学に向かない日本文化の側面/日本文化と左翼イデオロギーの奇妙な共鳴/学者の村社会 第4章 世界の学問の危機 反西洋文明思想の到来/ジェンダー学の危険/環境科学のイデオロギー性/ポスト・モダン思想の影響/繰り返される知の欺瞞 第5章 学問の再建に向けて 危険な科学をどう制御するか/知識人にどう責任をとらせるか
  • 中国が台湾を侵略する日 習近平は21世紀のヒトラーだ
    -
    1巻990円 (税込)
    チャイナウォーチャー二人の最新予測! 「ウイグル弾圧・コロナ拡散」で、世界の嫌われ者となり孤立を深める中国 統計詐称の中国経済は「不動産バブル」で崩壊寸前。難局を乗り切る唯一の手段は「台湾統一」しかないとの「悪魔の囁き」に習近平が耳を傾ける時が来る! ・中国経済の実態は? 生命維持装置を点けてのゾンビ化で「死に体」 ・「一帯一路」の末路は? 習近平をATM扱いするアフリカ諸国 ・台湾侵攻は何時? 早ければ北京五輪後か ・中国は四面楚歌? 「戦狼外交」から「狂犬外交」に邁進 ・習近平は失脚するか? 長老に見限られ党内は内部分裂が進行中 宮崎正弘 「中国発金融恐慌は不動産バブルの崩壊から始まる。そうした経済破綻から国民の眼をそらし、問題をすりかえるために習近平が台湾侵攻を早める危険性がある。トウ小平が中越紛争をやったのと同じ手口だ!」 石平 「中国という国は欧米諸国から技術を買収したり盗んだりする以外に産業を『振興』させる術はない。それが拒まれたら彼らは何もできない。ファーウェイの脱スマホ戦略が養豚業進出というのが、そのいい実例だ」 (目次) はじめに 世界の投資家が中国を見限る時、何が起きるか? 第一章 「四面楚歌」の中国に狙われる日本 第二章 嘘で塗り固められた中国経済に崩壊の兆し 第三章 中国だけが繁栄する「一帯一路」に世界が反発 第四章 コロナより怖い「中国一人勝ちの脱炭素」の罠 第五章 中国経済は「台湾侵攻」で甦る? おわりに 中国の転落と習近平の退嬰化
  • 無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ
    4.3
    間違いだらけの エネルギー論・環境論に騙されるな! 「CO2フリー」「カーボンニュートラル」が日本を衰退させる! 環境先進国・日本よ、欧米に引きずられる愚を犯すな! 電気自動車礼賛、ガソリン車排斥は中国の策略だ! トヨタ社長の勇気ある正論に耳を傾けるべきだ 日本の独立には原発・石炭火力発電が必要だ! 日本を襲う危険な「環境テロリスト」の罠 「日本の国土、売ります」でいいのか? 国防崩壊を見過ごすな! このままでは、中国共産党が「第二のGHQ」になってしまう (著者からのメッセージ)本書の目的は、日本が生き延びる方法について考察することです。そのためには、まず第二次世界大戦の二の舞を踏まないこと。エネルギー不足で墓穴を掘らないことが非常に大切な鍵です。危機は迫っています。日本人が白昼夢から目覚めることを願ってやみません。
  • 捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること
    3.7
    このままでは男たちは職場や家庭だけでなく社会からも捨てられてしまう── ベストセラー『男性漂流 男たちは何におびえているか』『「女性活躍」に翻弄される人びと』著者・最新刊! 「アイツのためを思った指導がパワハラだなんて、納得できるわけがない」 「チャンスを与えてやったのに、セクハラ告発の不意打ちを食らうなんて……」 普段はネガティブな感情を露わにすることのない男たちが目を充血させ、時に嗚咽しながら必死に思いの丈をぶつける。本書は、マスメディアからは伝わってこない市井の人びとの声を丁寧に掬い上げ、そのギャップを鮮やかに描いてきた著者が「男社会」の崩壊をリアルに暴くルポルタージュである。20年以上にわたる取材から迫る真相は、読む者を圧倒する。 本書に登場する管理職の中年男性たちは、取材の過程で、部下の成長を心から願い、長時間労働の是正、女性登用の促進など職場が抱える課題に果敢に立ち向かい、そして妻子への想いを熱く語っていた。では、なぜそんな彼らが訴えられ、引きずり下ろされたのか。パワハラやセクハラ、家庭内モラハラなどのハラスメントの告発を受けるに至った社会的背景や心理的要因を探れば探るほど、「男たち」の悲哀を感じずにはいられない。 “無自覚ハラスメント”──。これが彼らが陥った行為の正体である。 そして“無自覚ハラスメント”に及ぶ要因を数多の取材事例から分析して浮き彫りになったのが、彼らに無批判に内在化された「男社会」の価値観だった。 本書の特徴は最長で約20年にわたり、同じ取材対象者に継続的にインタビューを行った定点観測ルポになっている点だ。例えば、過去の時点では平静を装ったり、胸に秘めていたりした苦悩が、その後の取材で初めて明るみになるケースも少なくない。
  • 文部科学省 揺らぐ日本の教育と学術
    4.0
    文部科学省は2001年に文部省と科学技術庁が統合し、発足した。教育、学術、科学技術を中心に幅広い分野を担当する一方で「三流官庁」とも揶揄される。実態はどのようなものか。霞が関最小の人員、キャリア官僚の昇進ルート、減り続ける予算など実状を解説。さらに、ゆとり教育の断念、働きすぎの教員たち、大学入試改革の頓挫、学術研究の弱体化など続出する問題に迫る。官邸や経産省に振り回される現状は変えられるか。
  • 地域衰退
    3.5
    なぜいつまで経っても地方に「景気回復の温かい風」は届かないのか.長野県須坂市,同県王滝村,群馬県南牧村などの事例を通して,製造業,リゾート,建設業等,基盤産業の衰退後に地域が辿ってきた「衰退のプロセス」を詳細に検証.国の「規模の経済」に基づいた政策誘導が逆に危機を深刻化させている実態を明らかにする.

    試し読み

    フォロー
  • ウエストがくびれた女は、男心をお見通し
    3.0
    1巻990円 (税込)
    (出版社からのコメント) 森元首相の些細な発言(失言?)を、恣意的に切り刻み我田引水して、とんでもない差別主義者だとのレッテルを貼って社会的に葬り去ろうとした人たち‥‥。 竹内久美子さんは、そんな言葉狩りに狂奔する、行き過ぎたPC(ポリティカルコレクトネス)を拒み、生物学的な現実を直視するBC(バイオロジカルコレクトネス)で行こう!ということを本書で提唱しています。「動物にタブーはない」からです。 なんでもかんでも「男女は平等だ」と叫ぶのは愚かなこと。PC優位の世界にBC の観点から一陣の風を吹かせよう!--ということでコロナ禍でもしぶとく生き延びようとする人間の性行動の不可思議さや、エセフェミニストたちの俗論を論破し、はては日本の皇室問題にまで筆は進みます。 タブーなき竹内ワールドをぜひ覗いてみてください(小社刊の前著『「浮気」を「不倫」と呼ぶなーー動物行動学で見る「日本型リベラル」考』も併読してください)。  (本書の主な内容) ・コロナ恐怖で交尾排卵が活発化? ・イクメンより免疫力の高い男がモテる ・女系天皇誕生で日本が「小室王朝」になる? ・男の精液は女に心の安らぎを与える ・キャッシュレスでセックレスになるかも ・昔、男は女を掠奪するために戦った ・左翼の「男女平等」論はモテナイ輩の嫉妬 ・夫のマスかきは子づくりに効果バツグン ・女は閉経しても価値があるから婆と呼ぶな ・デスクワークばかりだと精子の質が低下 ・浮気を見破るには重い荷物を運ばせよう ・仲の良い夫婦が顔まで似ている理由 ・美男美女は健康で長生きするとう醜い現実 ・結婚するとヤル気が失せ、浮気の時に精子が張り切るのはなぜ?
  • たかがニュース されどニュース:報道から見える現在の日本
    -
    1巻990円 (税込)
    「夜回り先生」が、令和の2年間に報道された国内ニュースをチェック。真摯に考え、時に憤り、また反省しながら、報道のあり方を問いかける。「まいどなニュース」(関西発Webメディア)に寄稿した原稿をもとに加筆・再構成。
  • ジョークで読む世界ウラ事情
    3.8
    問 プーチン大統領が年金受給年齢を60歳から65歳に引き上げたのはなぜか。 答 自分がまだ辞めるつもりはないからだ。 問 英国が離脱することで、EUにはどれだけの容量が空くことになるか? 答 1GB(Great Britain)だ。 あの世のマルクスが北京にやってきて、習近平共産党総書記に尋ねた。 「富農は打倒したかね」 「全員共産党に入りました」 「ブルジョア資本家は滅びたかね」 「全員共産党中央委に入りました」 「汚職・腐敗の黒幕は一掃したかね」 「全員共産党政治局に入りました」 問 北朝鮮はなぜ、韓国より無慈悲なのか? 答 Soul(Seoul)がないからだ。 問 トランプ大統領と金正恩委員長の共通点は何か? 答 最悪のヘアカット。  本書は、世界の最新政治ジョークを集め、簡潔な解説を加えながら、国際政治を印象的に理解できるようにするもの。米国やロシア、欧州では、ネットにジョークサイトがあり、活況を呈しています。政治ジョークで権力者を揶揄し、憂さを晴らすのはロシアの伝統。近年は欧米でも広がっており、米国では深夜のテレビショーが為政者を痛烈に批判して笑いを取っています。  日本では政治や社会を皮肉る川柳の伝統があり、権力者や硬直した組織、社会を小話で皮肉ることは現代の日本社会や政治に共通するテーマと言えます。各国の最新政治ジョークを集め、日本人も笑えるジョークを選別して紹介します。

最近チェックした作品からのおすすめ

無料で読める社会・政治

一覧 >>