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社会正義はめんどくさい。
人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。
(底本 2023年8月配信作品)
Posted by ブクログ 2024年04月07日
リベラル化の潮流 自分らしく生きられる
社会が複雑に 孤独に 自分らしさが衝突 格差拡大
リベラル化の帰結、その一部としてのポピュリズム
キャンセルカルチャー 反倫理 反道徳
小山田圭吾 東京パラリンピックテーマ曲
ロッキングオンジャパン記事 和光学園 高機能自閉症
地位についた者...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月11日
キャンセルカルチャー、LGBTQ、BLM、リベラル、保守、行き過ぎたポリコレについてガンガン斬ってくれている本!私も個人的に疑問に思っていた「多様性」を語るリベラルっぽいコメンテーターの「非多様性」な意見を一切認めようとしない矛盾・・・当著の終盤に書かれている「右か左かにかかわらず、あるテーマに特化...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月21日
Aかと思えばB、BではあるがA、といった風に、論調が行ったり来たりで、結局ドッチナンダイ?と言いたくなるが、この語り口がまさに地獄になる世界で地雷を踏まない身の処し方を指し示しているのかもしれない。そう思えば途中では矢鱈と刺激的な事例を紹介しつつも、結論だけは優等生的にまとめているのも頷けるというも...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月31日
リベラルの行き過ぎで曖昧さがなくなると地獄になることが事例をもって示されている。自由の国米国もどんどん不寛容になっているのかも知れない。「不適切にもほどがある」を思い起こさせる。大きな問題(戦争やあからさまな人種差別)が片付いた今、こまかな問題をあげつらって議論することになり、意見の一致が得づらくな...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月27日
橘玲さんの本は、以前にも斜め読み的に読んだことがありましたが、この本、ふと手にして、小山田圭吾炎上事件に関する詳細を読んで、その後は、止まらなくなって読みました。取り上げられているテーマは、キャンセルカルチャー、ポリティカルコレクトネス、表現の自由への萎縮的効果、評判格差社会、リベラルの終焉というか...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月02日
この作者が沢山出していた近年の著書と一味違って、他で書いた短文の繋ぎ合わせではなく、かなりオリジナルの原稿でできているので、既視感の少ない、お得な一冊です。ダイヤモンド社との契約が切れて、短文発表の場が減ったことの影響かもしれない。
著者の思考の切れ味は、鈍ってない。現代の世界で標準化されているリベ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月14日
ジェンダー問題、ポリコレ、表現の自由、いじめ問題、評判格差社会のステータスゲーム、キャンセルカルチャー、リベラリズムにかんしてとても理解が深まった
橘玲さんの本ははずれがない
本書の中の一節↓
正義に関する特定のテーマに精通している者(一般に「活動家(アクティビスト)」と呼ばれる)は、その問題にほと...続きを読む
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