無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
誰にも言及されない、したくないような嫌悪感を感じる
学説・論文を取り上げてまとめた書籍であり、
社会構造の基礎・原則を知るための一助となりえる本。
橘先生の本はとても面白く読める。
本の締めには「これらの事実(著者が言うには)を基に
差別をしたり人を分けるのではなく、真の公平や平等に向けて
全人類が幸せになるためにはどう考えるべきか」を問う文面がある
まさにその通りで、差別的にも取れる学術論文を「1つの科学的事実の可能性」
として検証し、互いの幸福を求めるための制度に変貌させていくことが
人類の共存における進化として正しい考え方ではないのか?と思った。
しかし、だとしても読み手にとっては非常に差別的な本には変わりない
神にでもなった気になって、自分とは無関係な視野から本を読み進めて
行かないと、どこかで心苦しさに埋もれてしまわないか
読み終えられる膂力がある方に向けて、☆5とした
Posted by ブクログ
まえがきに『古代社会では、不幸な知らせを伝えた使者は斬首された。これはいまでも同じで、集団にとって不愉快なことをいう者は疎んじられ、排斥されていく。みんな見たいものだけを見て、気分のいいことだけを聞きたいのだから』とあるのだけど、この本では、そんな不都合で不愉快な、みんなが見たくもない、気分が悪くなるようなデータや論が、「遺伝」「容姿」「教育」の3テーマに分けて、これでもかというほど語られます。
例えば「馬鹿な親から生まれた馬鹿な子どもは、遺伝的にどんなに教育しても馬鹿なままですぜ」とか、「犯罪者の子どもは犯罪者。精神疾患者の子どもは精神疾患者。遺伝は止められねえぜ」みたいなことを、さまざまな学説や実験データをもとに突きつけてくるのです。
「容姿」の章になると、個人的には筆者のペンもノリノリで走っているように感じて、本当にメインで書きたかったのは「容姿」の部分だったんじゃねえの?と思ってしまうほどで、 ただ「美男美女にはプレミアム、ブス・ブ男にはペナルティ」とか「ブスには社会保障を」とかをのっけから書くとさすがにやりすぎだから、まだロジカルで賢い系のテーマである「遺伝」を最初にもってきてカモフラージュしたんじゃね?と疑いたくなるほど、面白かったです
ゴリラは一夫多妻制で、交尾に至る前にオス同士の勝負がついているからペニスが小さい。ボノボは乱婚制で、自分の子どもを残すために睾丸がめちゃくちゃデカい。といった生物学的な話も相当良かった。
『容姿によって人生が左右されることは誰でも知っている。美男や美女は誰からも愛され、ブス、ブ男は無視される。だったら美貌の経済効果はどのくらいだろうか。--こんな疑問を思いついたのが経済学者のダニエル・ハマーメッシュだ』
「そう、ハマーメッシュだ!」じゃねえよ、と思わずツッコミを入れたくなる、と同時に、世の中には面白い研究をしている人がたくさんいるのだなと、不思議と頼もしい気持ちになった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用