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正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だが、希望がないわけではない。一人でも多くの人が「人間の本性=バカと無知の壁」に気づき、自らの言動に多少の注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるのではないだろうか。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。
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Posted by ブクログ
本屋でよく目にしていた本ですが、煽り感の強いタイトルが苦手でなかなか手に取れませんでしたが、特にバカと書かれていることが悲しくなるというかなんというか。人を見下すような内容なのでは…と思いましたが,違いましたね。 時々、主観的かな?ということも書かれてはいますが、男と女の違いは生物学的に証明されてい...続きを読むるわけだから、それによって価値観も全く違ってくるというような内容にはとても納得できました。その他にも「偏見」について、偏見をもつなと教育されるよりも、無意識であるほうが偏見は少ないのかもしれないということ。それから、記憶は流動的で、完全に完璧にインプットされているわけではないこと。 など、興味深いことがたくさん書かれていました。 呼んでいる間は驚きがいっぱいで刺激的でしたが、こういった本は私はどうしてもすぐに忘れてしまうので、また日を改めて読みたいです。
すごく面白い内容でした。 一般ではあまり見聞きできないような実験的な事実が色々と書いてあり、何だか人間って愚かだなとかおかしいなとか考えながら読めました。 内容は行動心理関係が多く、もう忘れてしまっていることもあるので何度も読み返したいなと思います。
"バカは原理的に自分がバカだと知ることはできない。私も。あなたも。" さまざまな科学的知見から、目を背けたくなるような社会の現実をあらわにしてくれます。社会のあり方を考えさせられる1冊です。
新書が出ると即読書。 データを駆使し、知られていない不都合な真実が提示されてます。 ほんと、人間とは?考えさせられます。 特に ・道徳の「貯金」ができると差別的になる。 がお気に入りです。
前書きからもう面白い。ピックアップされている心理学実験なども興味を惹かれるものばかりだし、それに対する著書の考察も面白い。読んだら売ろうと、本棚整理のために読み始めたのだが、どっこい。本棚にまた戻そうと思う。たぶんこの本はまた読む気がする。
『ストーリーが世界を滅ぼす』と関連づけていた人がいたので読んでみたが、まあ新書って感じだなという内容。再現性の危機に瀕した心理学の内容を使い続け、生存者バイアスを植え付けてくる。物語の立ち位置については、本書よりも『ストーリーが世界を滅ぼす』の方が直接的で、論理がしっかりと立っている印象。本書はどち...続きを読むらかというと心理学を中心とした新書という感じ。
タイトルが過激で気になり読みました。 内容は、きれいごと社会の残酷な現実が書かれています。 三人集まれば文殊の知恵という諺があるが、これには、新たな知恵が出てくるのためには条件があることなど今までに知らなかったことを科学的環境をつけて説明されていて、非常に納得させられることばかりでした。
言ってはいけないことだらけの本。 みんながうっすら感じてるけど、言葉にしちゃいかんだろ、ってことをあえて言語化していく、そんな本。 また、この本ではあらゆる苦しみの根源がリベラルであると論じている。 筆者曰くリベラルとは、「この世に生を受けた以上、自分の人生は自分で決めたい」「自分らしく生きたい」...続きを読むという価値観のこと。 これの“おかげで”人生が豊かになったという捉え方をする人が多いと思うが、筆者はこれの“せいで”生きづらさが出てきたという。 (こちらの詳細は改めて記載予定) ▼言ってはいけないことの一例 -- 「女は男より数学が苦手だ」というのは典型的なステレオタイプで、ずっと批判されてきた。だがその一方で、「生まれたばかりの赤ちゃんでも、男の子はモノに、女の子はヒトに興味を示す」とか、「男の言語能力は左脳に偏り、右脳を論理・数学的な処理に使っているが、女は左脳だけでなく右脳も使って言語処理をしている(したがって女の方が言語能力が高い)」などの生物学的な説明がなされている。 --
バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ。 ほとんどの人がほとんどの分野において「たいていの人よりは上である。すなわち平均より自分は上だと思っている」 たいていのことは人よりうまくできるというアンケートに、とてもそう思うと答え続けてきた自分も危ないなと思った。 様々な研究を根拠に自説...続きを読むを述べている。 集団に対してえこひいきしてしまう習性を利用するために、何が何でも身内側になったほうがいいということが分かった。 壁シリーズとか似たようなことを多く読んできたため、特に新しい発見はなかったように思える。
『バカはバカであることに気づけない』 自分の常識だけでなく、自分の経験からなる記憶にまで疑いを向けなければいけない。脳はそのくらい適当らしい。 だけれどその欠陥を認識しているのとしていないとでは天地の差だろう。自分の意見ではなく時に真逆の他人の意見にも耳を傾けることが出来るようになればまずバカで...続きを読むあることに気づくための1歩かもしれない。 他にも本書では差別はなぜ生まれるのかについて生物学的に説明される。だからしょうがないとはならないがこの世界の地獄について整理されたひとつの補助線を引くことが出来る。 この世界に事実はなく、解釈があるだけだと誰かが言っていたが物の見方のレパートリーを増やしたいと思う人にはおすすめの著書です。
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