どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み

どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み

1,056円 (税込)

5pt

4.4

あらゆる経済政策には、財源の裏づけが必要である。政府は往々、財源として増税を実行する。
では、私たち国民は、増税の根拠となる「財源」についてどれほど知っているだろうか。
本書では、貨幣とは何かという根本論から説き起こし、財源をどのように確保すべきか、
豊富な具体例と「現代貨幣理論(MMT)」など最新の研究成果を踏まえて、わかりやすく説明する。
さらに、日本経済の現在と将来、正しい経済政策はどうあるべきか、なども語る。
著者の先見性・教養・学識の総合知が生んだ21世紀の経済原論であり、
何より「政治参加のための武器となるようにと願って」書かれた、渾身の衝撃作である。

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どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    話題の「財源」がテーマだが、著者の代表作「富国と強兵」のダイジェストとして読むこともできる。
    ポイントは直感に反する「貨幣とは特殊な負債である(資産ではない)」という事実が理解できるかどうかにかかっている。
    この点が理解できれば景色が変わり、日経等の経済記事のレベルの低さに愕然とするようになるだろう

    1
    2023年05月20日

    Posted by ブクログ

    経済学者や財務官僚がいかに不真面目なのか、がわかる本だと思う。
    なぜなら彼らの緊縮財政に対する主張も、MMTをはじめとする積極財政に対する批判もあまりにも的外れなことがわかるから。
    せめて相手の主張を理解したうえで批判することは最低限の分別だと思うけれど、それすらできていない。
    最近は事実すらまとも

    1
    2023年04月12日

    Posted by ブクログ

    貨幣論について非常に勉強になりました。
    お気に入りの一冊です。
    ただ、世間の通説(?)に囚われてるような人が読むとセンメルヴェイス反射的にアレルギー反応を起こしちゃうかもしれない。

    0
    2023年11月09日

    購入済み

    MMT(現代貨幣理論)についての新しい入門書。2022年末に政府が防衛力の抜本強化のための財源について一部増税により賄うとした件をきっかけに、「財源」の考え方をいちから説き起こしており、ひととおりの理解が得られる。批判派から責められがちなインフレの危険についてもページを割いて説明しており納得感がある

    #タメになる

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    再読の価値あり。貨幣や国家がどういうものかを考えると当然の帰結。国民の常識になるべき内容。

    「新しい資本主義」というフレーズが岸田から出てきたことがあったが、シュンペーターによる資本主義の定義からすると、日本は新しい資本主義以前に、そもそもの資本主義を理解できていなかった。財源は投資・消費したいと

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    中野剛志氏の著書は結構読んでいるが、今回もシニカルかつ的確な分析が光っている。
    ここ最近積極財政か緊縮財政どちらが相応しいかがメディアで議論されるようになった。日本がやっとこのような状況になったのも、10年以上前から様々なメディアで経済について語っていた著者の功績もあると私は思っている。そんな人物が

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    自分には経済的素養がないから、この著者の主張が正しいかどうかは判別できない。ただ経済学の偉い先生たちとは意見が大きく異なっているようだ。
    この真偽はどうやって判別したらいいのだろうか。
    またこの著者の政策はどの政党、政治家が実行するのか興味深い。

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    循環貨幣理論と現代貨幣理論。政府はお金をいくらでも生み出せる。政府が支出しなければ貨幣も生まれない。支出が先で、税収は後。税金は財源ではない。財政赤字はむしろ正常な状態。政府の支出に資金制約はない。ヒトとモノの実物資源が制約だ。いくらお金があったとしても、物理的存在量には限りがある。財政破綻など起き

    0
    2023年12月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    はじめに
    ・本書を最後まで読み通した後で、序章に戻って読んでみてください。きっと、愕然とすると思います(8)

    序章 防衛財源を巡る様々な見解

    第1章 貨幣とは、何だろうか
    ・商品貨幣論と信用貨幣論
    ・商品貨幣論の間違いは、信用と負債の関係の記録を表示する媒体(貴金属)を貨幣そのものと見間違えてし

    0
    2025年01月26日

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