境家史郎の作品一覧

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2023/05/24更新

ユーザーレビュー

  • 戦後日本政治史 占領期から「ネオ55年体制」まで
    1945年から2020年までの政治史
    巻末の「主な政党の変遷」は、知っていたつもりが実は知らなかったりで勉強になった。

    著者の見立てだと、当分はこのままなのが悲しい。

    P19 社会党をのちの民主党と被せてるのは、変わってないなあと
    P31 (憲法)7条解散
    総理の「解散権」をさも当然のごとく報道...続きを読む
  • 憲法と世論 ──戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか
     境家氏は現熊本県知事の蒲島郁夫などの属するリヴァイアサン学派に影響を受け、統計学などを駆使して実証的に政治を分析することを専門にしている。彼の授業を以前受講しており、さらに日本政治の理解を深めたいと考えて読んだ。 
     この本の対象時代は1955年以降から細田連立政権に負けるまでの55年体制と、その...続きを読む
  • 憲法と世論 ──戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか
    戦後の政治状況と世論調査を詳しく分析した好著だ.「一般改正質問」と著者が名付けた"憲法改正に賛成ですが"という今となっては曖昧な質問が,憲法発布直後では的確な問いかけであったこと,またその当時"戦争放棄の条項を必要とするか"との問いに70%が必要と答えたことなど,今の感覚からすると意外な事実も記載さ...続きを読む
  • 戦後日本政治史 占領期から「ネオ55年体制」まで
     通史の部分よりも、歴史観になるほどと感じさせる点が多かった。
     結局、本質的な面では何も変えられず、ただ選挙だけを繰り返してきたことがよく分かる。
     歴史が現在に近づくほど、あまりにも人材が枯渇していくことが悲しいくらいに痛感される。
  • 憲法と世論 ──戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか
    この観点は面白かった。

    過去の世論分析という、統計上のバイアスとも戦っている。
    一般的な改憲しますかという質問はアバウトすぎる。
    全体的な改憲なのか、一部なのか、一部なら、どの部分なのか。

    筆者さんは、頑張った。
    乏しいデータと、社会情勢などから、かなりいい結論を引っ張ってきてると思った。

    ...続きを読む

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