結婚の社会学

結婚の社会学

990円 (税込)

4pt

結婚をめぐる常識は、日々変化しています。事実婚、ステップファミリー、同性パートナーシップ、選択的シングルなど、一対の男女による結婚→出産というモデルではとらえきれない家族のかたちがたくさんあるのです。この本では、国際比較、歴史的比較、理論という三つの視点から、結婚というものを解き明かしていきます。当たり前を疑ってみることで、「ふつうの結婚」「ふつうの家族」という考え方を相対化できるはずです。

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結婚の社会学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    結婚についてここまで深く考えることはなかったのですごく刺激を受けました。
    姓について男女どちらの姓を選んで良いものを日本人の96%は男性の姓にしているなど、日頃受けている無意識のバイアスを感じました。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。
    現在の婚姻制度になるまでの過程も知る事ができて勉強になった。
    今ある常識を疑う姿勢というのはとても大切だと思う。
    より多くの人にとって暮らしやすい社会となるよう、選択肢が増えてほしいなと心から思う。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    20代後半に差し掛かって、結婚というものを意識する機会が多かったので読んでみた。あと、最近話題の文芸評論家兼作家の三宅香帆さんがお勧めされていたのでつい買ってしまった面もある。全体的に、この手の学術書としてはかなり読みやすく、興味を持って読み進めることができた。やはり結婚というのはあくまで制度であっ

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    純粋に、とてもおもしろかった。"社会学"視点で結婚を考えてみるとそういう見方もあるのか、という発見がたくさんあって学びになった。
    なにが"ふつう"でなにが"常識"ぽく見えるかなんて、その時の社会によって全く変わる。白が黒になるし、黒が白にな

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    冒頭で「常識を疑うのが社会学」と述べられているように、結婚に関して常識、伝統と捉えらている事柄(見合い結婚、夫婦同姓など)について、統計データ、歴史を紐解きながら解き明かしていく内容がとてもおもしろく、気づかされることが多かった。

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    日本と他国の考え方の違い、これからどのような制度を構築するのかがわかりやすく書かれている。

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    おもしろかったし、読んでよかった。結婚の常識を疑う1章から始まり、結婚の近代史、現代史、離婚と再婚、事実婚と夫婦別姓、セクシャルマイノリティと結婚、結婚のこれからを平易な言葉で書いている。目からウロコだったのは、結婚すれば出生率が上がるというのは必ずしもそうではないということだった。
    国によっては結

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    おもろすぎる!新書にしたら結構厚みあるけど
    すらすら読める

    韓国では夫婦別姓が当たり前で、夫婦同姓を求める方がリベラル派、っていう話がいちばんくらった

    国によって結婚観が違うし法律も違うから、視点を変えると常識が完全にひっくり返ってしまう

    0
    2024年07月26日

    Posted by ブクログ

    とても良い本だった。よくまとめられていて、とてもわかりやすかった。
    筆者が言っているように、このタイトルから想像していた内容と若干違ってはいたが、逆に様々な事を知ることができて、とても自分自身の学びになった。
    特に、歴史的な背景は、全く自分の認識の低さや、固定観念が覆される根拠にもなっており、多くの

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    うーん、いろいろ気になってなかなか飲みこめない感じ。分野が違うのであんまり検討できないので、専門家の先生たちのあいだでいろいろやってほしい。この本を起点にして、活発な議論がおこなわれることを期待しています。新書なのにちゃんと索引ついてて偉い。

    0
    2024年04月11日

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