作品一覧

  • ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか
    3.7
    1巻1,056円 (税込)
    「抵抗する者はその場で殺せ」。麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で治安改善、経済発展を成し遂げ、支持率82%を記録。なぜ強権的指導者が歓迎されるのか? 現地在住記者が綴った、フィリピンの実像。 【目次】 序 章 いままでにない大統領 第1章 ドゥテルテの町ダバオ 第2章 麻薬戦争 第3章 左派的だった国内政策 第4章 親中に転換させた外 第5章 高度経済成長と新型コロナ 第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム 第7章 ドゥテルテ後のフィリピン おわりに
  • 日本語で読む フィリピン憲法 The Constitution of the Republic of the Philippines in Japanese
    -
    1巻2,200円 (税込)
    87年憲法は2万1661語に及んでいる。ただ、憲法がそれだけ長い分、外国人にとっても、この憲法だけ読めば、この国の仕組みの大枠と基本的な法の枠組みを理解できるとも言える。日本国憲法のような原理原則だけでなく「何でも書いてある」憲法なのだ。比で暮らす人、ビジネスをする人、比について研究、執筆する人々にとっての基本教養文献でもあるともいえるだろう。 ……本書の末尾にはフィリピンと米国間で結ばれている比米相互防衛条約、訪問米軍地位協定、防衛協力強化協定の3条約・協定も解説とともに加えた。これはフィリピンにとって最も重要の意味を持つ軍事条約・協定であるにとどまらず、日米安全保障条約や日米地位協定の問題を考えるにあたっても示唆に富む内容と考えたゆえである。(前書きより)
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!

ユーザーレビュー

  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    今、日本人が読むべき本。アメリカの非道さが良くわかります。アメリカからの独立を安全保障面をケアしながらいかにするのか?真剣に考えさせられます。

    0
    2025年07月08日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    映画、沖縄狂想曲観て、気になって読んでみました。
    正直、映画とこの本を読むまで、日米地位協定はあまりわからなかったが、日米地位協定がこれだけ不平等な条約で、この不平等な条約で多くの人が被害を被っている事が理解できました。
    さらに多く日本国民が沖縄の米軍基地の問題に関して無関心、無教養であること。
    日本の政治家、官僚が米軍に忖度している事。
    結局そのツケは我々が払わなきゃいけなくなる。
    日本が法治国家でない事がよくわかります。
    ぜひ、映画といっしょに観ていただきです。
    #読書
    #読書記録
    #読書好きな人と繋がりたい
    #沖縄狂想曲

    0
    2024年05月09日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    覚え書(手を加えた箇所もあります)

    日本が国連の常任理事国になろうとして外務省が一生懸命画策していたとき、各国から「そんなことをすればアメリカに2票あたえることになるだけだ」という強い反対があった。(p.63、65より)…そういうことだったか。

    1998年確定した、嘉手納・横田・厚木基地騒音訴訟の賠償総額の内、地位協定で定められた75%の米側負担金18億9000万円は結局踏み倒され、日本側が立て替えた。(p.86より)…つまり総額25億2000万円、全部日本がってこと…⁈。

    サンフランシスコ講和条約の日本語の条文は「正文」ではなく「仮訳」。(p.98〜より)…正文がないだけでなく、訳にも

    0
    2020年01月23日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    全国民、必読の書。
    ただ、一点。Q&A14で、砂川判決の統治行為論を根拠に、アメリカとの条約が憲法よりも上位にあるとしている箇所はいささか議論が雑ではないかと感じた。現実に起こっている事象からしてそう結論したくなる心情はわかるが、本書のタイトルにも関連する大事な論点だったはずなので、もっと丁寧に議論してほしかった。

    1
    2017年02月26日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    日本は独立した主権国家ではなく、沖縄だけでなく日本全土が米軍の占領下にある。日常の中で隠されたこの現実が、オスプレイ配備、辺野古移設、福島原発事故、憲法解釈変更といった事件を通して、浮き彫りとなる。
    最高裁砂川判決との関連で、改正された「原子力基本法」に、「わが国の安全保障に資することを目的として」という文言がはいったと指摘。米軍基地問題と原発問題共に、加害者が、法的には違法ですらないという仕組みが出来上がっている。

    0
    2015年10月03日

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