歴史・時代小説の検索結果

  • あるじは家康

    あるじは家康

    小説・文芸
    3.0
    1巻850円 (税込)
    徳川家康は名君? それとも迷君??戦国時代、最高の結束力を誇ったといわれる「三河武士団」。けれど、家康も、家臣たちも、胸の内にはいろんなことが渦巻いていた――。石川数正、大久保忠隣、蜂屋半之丞、奥平九八郎(貞昌)、松平家忠、ウイリアム・アダムスといった有名無名の家臣たちを主人公に、組織に生きる男たちの“ホンネ”と“タテマエ”を描きながら、彼らの目を通すことで家康の意外な素顔を浮き彫りにしていく。『あるじは信長』『あるじは秀吉』に続く「あるじシリーズ」第3弾。
  • あるじは秀吉

    あるじは秀吉

    小説・文芸
    -
    1巻850円 (税込)
    秀吉は本当に“人たらし”だったのか!?豊臣秀吉が一介の草履取りから、天下人へと駆け上がることができたのは、その人間的な魅力が大きいとされる。しかし、出世しすぎるあるじの下、右往左往した家臣たちがいた……。加藤虎之助(清正)、蜂須賀小六、小西行長といった著名人から、坪内喜太郎、御子田半左衛門など、あまり知られていない侍まで。家臣の視点で描くことで、これまでにない秀吉像が浮かび上がる。『あるじは信長』につづく「あるじシリーズ」第2弾。
  • 幕末維新なるほど人物事典 100人のエピソードで激動の時代がよくわかる

    幕末維新なるほど人物事典

    小説・文芸
    -
    1巻850円 (税込)
    時は、幕末から明治へ――日本を揺るがす大戦乱の後には、熱い男たちの足跡だけが残った・・・・・・。幕末維新期には佐幕・勤王・開国・攘夷などのそれぞれの立場で、数多くの傑物が登場し歴史にその名を刻んだ。阿部正弘、井伊直弼にはじまり、徳川慶喜、近藤勇、沖田総司、土方歳三、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、榎本武揚、大隈重信、岩倉具視など、枚挙に暇がない。しかし、この混迷きわめる時代背景は大変複雑でわかりにくいもの。また登場する人物が多数であるため、それぞれの人間関係も入り組んでいる。本書は、太平の眠りを覚ました黒船来航から、幕末維新の終焉といえる西南戦争にいたるまでの間、乱世に光芒を放った英傑100人を分かりやすく解説する。幕府方要人、勤皇の志士、思想家、医者など、多様な人物エピソードから動乱の時代の様相が見えてくる。かんたんに読めて歴史の流れも理解しやすい、手軽な「幕末維新」ポケット事典。
  • 小説 織田三代記 信秀・信長・信忠、天下取りへの道

    小説 織田三代記

    小説・文芸
    3.0
    1巻850円 (税込)
    戦国の日本を統一へと導いた稀代の英雄・織田信長。その天下統一事業は信長の手だけでなされたわけではない!まず、信長の父である織田信秀。尾張国守護代に仕える三奉行の一人だった信秀は、下剋上の流れに乗って尾張の支配者にのしあがる。この父の遺産と遺志を引き継いで「戦国大名・織田信長」が誕生した。そして、尾張の統一のみならず、近隣の強敵・今川義元を討ち取り、美濃の斎藤家を滅ぼして、天下布武への道を邁進し始めたのである。さらに、信長の嫡男・織田信忠。本国の尾張・美濃を相続し、偉大な父の後姿を見詰めながら天下人の後継者になるべく己を磨いた傑物であり、「新しい日本」の建設に力を振るうことが期待された。しかし、本能寺の変に遭遇したとき、不利を承知で明智光秀に立ち向かい、父に殉じた。ここに信長の天下布武は幕を下ろしたのである。戦国乱世に身を置き、全力で戦い続けた織田家三代の男たちを描き出した力作長編小説。
  • 新書太閤記(一)

    新書太閤記

    小説・文芸
    3.8
    1~11巻850円 (税込)
    動乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語。民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。――奔放な少年時代を過ごした日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。
  • 信長になれなかった男たち 戦国武将外伝

    信長になれなかった男たち 戦国武将外伝

    小説・文芸
    3.3
    1巻856円 (税込)
    戦国時代には英雄、豪傑がキラ星のごとく現れ様々な物語の主人公になっているが、歴史に名を残したのはほんの一握りのスーパースターにすぎない。信長・秀吉・家康の活躍の影には、敗れ去った多くの武将たちがいた――。戦国初の天下人を目指した三好長慶。琵琶湖を押さえ栄華を極めた浅井長政。ローマ法王に使節団を送った蒲生氏郷等々……。規格外の変革者・信長と彼らを分けたものは何だったのか。丹念な現地取材を経て直木賞作家が辿り着いた、下克上の世を生き抜いた戦国武将たちの束の間の栄光と挫折の生涯。
  • はぐれ医 慶安 木刀殺法縁結び
    NEW

    はぐれ医 慶安

    承応年間の江戸木挽町に、大和慶安という若い医者がいた。 水野家筆頭侍医を父に持ち、跡継ぎとして期待を寄せられていたものの、血が苦手という医者としては致命的な弱みがあり、家を飛びだして鬱屈とした人生を送っていた。 だがこの慶安、血を見なければ優秀な医師、木刀を手にすれば天下無双、しかも人の背後に「桜色の後光」が見えるという、なんとも変わった人物であった。 ひょんなことから、他人の恋心が見えるこの不思議な能力を活用し、慶安は商家の若旦那失踪事件を見事解決に導く。 世話焼きの妹や女医師、岡っ引の協力を借りて、慶安は男女の事件を紐解いていくのだが…!?  日本初の結婚相談所を作った、実在の医師を描く新シリーズ!
  • めおとの左甚五郎
    NEW

    めおとの左甚五郎

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    三度の飯より彫り物好きな天下一の彫り物職人、左甚五郎に異変!? 二年前に死んだはずの妻、美弥と新たな生活を始めた甚五郎だったが、職人としての自分に迷いが生じる。そんな時、持ち込まれたある勝負。相手はまさかの人物だった。甚五郎への愛ゆえに思い悩む美弥、弁天様との関係、政五郎や伊蔵の想い。憂愁の日々を乗り越えた先で甚五郎が得た幸せのかたちとは。人気シリーズ完結編!
  • 平家物語
    NEW

    平家物語

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    古典文学の名作を林真理子が官能的に小説化! わずか30年で、壇ノ浦の海に消え去った平家の栄華と滅亡の物語。滅びるもの皆美しく……。日本人の心の中にある、“滅びの美”への思いを、古典文学の名作「平家物語」を通してみずみずしく小説化した、林真理子の意欲作。長大な軍記物である原作を換骨奪胎し、現代人の感性を刺激するエピソードだけを抽出して、スピード感あふれる展開に改変。まさに“令和の平家物語”というにふさわしい作品。 平清盛、源義経、後白河法皇、建礼門院徳子など、9人の主要登場人物の目を通して紡ぎ出される、一章完結形式の新感覚歴史大作。古典の「平家物語」では語られることのなかった登場人物たちの心のうちを、見事に描き切っています。 特に女性登場人物の内面描写は、現代小説のように引き込まれるはず。また美しい平安末期の情景描写は実に官能的です。古典の「平家物語」では“大原御幸”として描かれた結末部分の、さらに“その先”を描いた林真理子版『平家物語』の最後は、衝撃的で必読です!              既刊『六条御息所 源氏がたり』『STORY OF UJI』とともに、“林真理子源平三部作”の完結版。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『平家物語』 の文庫版となります。
  • 極道同心 鬼と金棒

    極道同心

    小説・文芸
    -
    1~2巻858~880円 (税込)
    御城の本丸が赤々と燃えた夜に、見廻り中の定町廻り同心が殺された。しかも死体には不可解な傷、そばに謎の言葉が残されていた。 上野広小路にある極道一家が生家である定町廻り同心鬼沢準之助は、友の仇を打つ決意をし、犯人捜しに東奔西走するのだが、御城の火災という大事件の前に、人々の記憶は飛んでいて探索は難航する。 折しも、鬼火と名乗る金蔵破りが跋扈し、江戸中の商家を恐怖のどん底に落とし込む。準之助らも探索の時を奪われた。 準之助は、生家の極道一家を使い江戸の隅々の賭場を探索。さらに持ち前の侠気と悪知恵を駆使して、憎き敵を追い詰める。 痛快にして、はちゃめちゃ。暴れ出したら止まらない町同心の見栄と心意気の熱血捕物帖、ご開帳。
  • 隠居と若 深川奮闘日和 初雷の祠

    隠居と若 深川奮闘日和

    安房館山藩一万石の次男坊・稲葉正高は、学問と剣術に励む生真面目な部屋住み。ある日、藩政を再建した祖父・正武の隠居に伴い、共に本所の中屋敷へと移ることになった。 偉大な祖父から「諸々の修業をして婿にいけ」と告げられ意気込むも、隠居後の正武は一転して遊び好きの好々爺に。小料理屋通いに岡場所遊びと振り回され、正高は戸惑うばかりだった。 そんな折、藩御用達の魚油問屋「房州屋」から、不審者に探られているとの相談が舞い込む。 正武に命じられ夜回り役を務めることになった正高は、奉公人の怪死、おかみが秘めた仇討ちの因縁、そして盗賊一味の影へと辿り着くーー。 堅物な若様が、老練な隠居と江戸の闇に立ち向かう捕物帳シリーズ。待望の復刊!!
  • 戦国 茶室のミサ

    戦国 茶室のミサ

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    戦国の日本で勢力拡大を図るイエズス会の真の狙いのひとつは、世界有数の産出量を誇る石見銀山。司祭オリヴェイラは、通詞の日本人ジュリアンと平戸から堺を目指す。石見銀山への伝手を持つ鉄砲商、田丸屋に近づく狙いだ。2人は日本で空前の熱狂を生んでいた茶の湯を布教に利用することを構想。茶室はいつしか、宗教と政治、欲望と裏切りが交錯する密談の場へ変わっていく。田丸屋のほうは沈没船に眠る銀獲得のため、欧州の潜水技術に期待していた。石見に至った彼らの背後にも戦火は迫り・・・・・・。予想を超えた大胆な展開と結末。気鋭が放つ歴史ロマン!
  • 勘定の鬼

    勘定の鬼

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻858~869円 (税込)
    ================== 『若親分、起つ』シリーズで話題の著者、 渾身の時代シリーズ! ================== 鬼たるべし 天下の財を正しく回すために 江戸の天才官僚、荻原重秀を活写する 白熱の時代シリーズ、堂々開幕! ~・~・~・~・~・~・~・~・~ 「これからの勘定方を、 そなたが作っていくのじゃ」 十九歳で勘定役に抜擢された 荻原彦次郎(後の重秀)。 苦手な算盤は算術の才を持つ 用人の半助に任せっきり。 自身はめっぽう切れる頭を武器に 日々改革に励んでいた。 そんな彼に検地の指揮という 難題が降りかかる。 太閤が行って以来八十年ぶり。 年貢にかかわるだけに、 各所代官の抵抗は必至だが――。 彦次郎がとった前代未聞の秘策とは!?
  • ゆうれい屋敷 斬! 江戸の用心棒

    斬! 江戸の用心棒

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    「丑三つ時になると幽霊が出るんです」。新たに江戸に店を出そうとしている商家の手代から不思議な話を聞いた月島真十郎。幽霊の噂が広まっては、商いに支障をきたすので、本当に出るかどうか、真十郎の目でも確かめてほしいというのだ。一両を差し出されて依頼を受けた彼は、夜中に壁の鳴る音で目を覚ました。神経を研ぎ澄ませて気配を探り、思い切って障子を開けると、そこには長い髪を垂らした女の幽霊が立っていて……。(「ゆうれい屋敷」)。 武士を捨て、市井で用心棒稼業をこなす真十郎の活躍を描く、人気シリーズ第六弾。 【著者プロフィール】 1967年広島県生まれ。『ネオ・ワールドウォー』(経済界)を2003年に発表し、以降、架空戦記を中心とした執筆活動に入る。2010年より活躍の舞台を時代小説に移行し、人気を博している。主なシリーズに、「新・浪人若さま新見左近」「あきんど百譚」、「斬!江戸の用心棒」、「公家武者 信平」、「この世の花」などがある。2025年、第14回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」受賞。
  • まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

    まんまる蛤長屋 小夜の商いはじめ

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    番頭に店を乗っとられた「丸屋」の主人と娘の小夜は、蛤長屋に転がり込む。箱入り娘の小夜は長屋の女たちから家事炊事を仕込まれ、父を支えるために小間物の行商を始める。にぎやかでお節介な蛤長屋が舞台の、明るく心温まる連作短編集。
  • 公儀始末人 楠木兵馬 わかれの遊女

    公儀始末人 楠木兵馬

    小説・文芸
    -
    1~2巻858~880円 (税込)
    貧乏長屋に住む浪人の楠木兵馬。茶屋で貸本を読むのが唯一の楽しみという、まこと地味で平凡な暮らしを送っているが、じつのところ、この男には裏の顔がある。 かつて兵馬は、幕府の命令により数々の裏仕事をおこなった闇の始末人なのであった。だが最愛の妻と娘を亡くしたのをきっかけに引退、いまは市井で平穏に生きているのである。 そんななか兵馬は、若い遊女のおりんと出会い、いつしかふたりは親しい友人となっていく。だがある日、おりんがやくざ者に暴行されたことで、兵馬のなかで眠っていたかつての凶暴な力がついに目覚め、果てなき復讐がはじまっていくのだが……。 気鋭の作家が描く、とにかくおもしろい時代活劇・新シリーズ!
  • 深川青春捕物控一 父と子

    深川青春捕物控

    小説・文芸
    3.0
    1~5巻858~880円 (税込)
    深川漁師町にある小料理屋「しののめ」の息子・雄太。母のあきは女手一つで育ててくれており、雄太は十七歳になった頃から仕入れなどをして店を手伝っていた。そんなある日、常連であった同心の高柳新之助から己の御用聞きの手先にならないかと誘われる。雄太の父は、新之助の亡き父で、新之助は腹違いの兄だったと告白され、信頼できる手下が欲しいというのだ。漠然としていた将来が雄太の中で見えてくる。雄太は誘いを受け、父の遺した鼻捻棒を手に、深川の平和のため駆ける! 新たな爽快時代小説、誕生!
  • やぶれかぶれ 流人侍・不破六郎太

    流人侍・不破六郎太

    不破六郎太が八年ぶりに八丈島から江戸へ帰ってきた! 流人としての過酷な島暮らしで肌は黒く灼けながら、鍛錬で筋骨隆々に。愛刀・斬馬刀〈梵天丸〉を手に、爛々と輝く目には強い意志が宿っていた。 「生類憐れみの令」は年々酷くなっていた。その濡れ衣を着せられ、御家断絶、父は切腹、六郎太は遠島、家族は離散した。誰が不破家を貶めたのか探り、必ず仇を討つと誓った。 だが帰還したのも束の間、荒れ果てた元不破家の屋敷前で、怪しい浪人らが斬りかかってきた! 二階堂流の遣い手である六郎太の斬馬刀が鞘走り、次々と薙ぎ斬っていく! 奇襲の裏に八年前との関わりが垣間見え、真実を暴くため六郎太が動き出す。 怒涛の剣戟に心を鷲掴みにされる剣客小説開幕!
  • れんげ出合茶屋

    れんげ出合茶屋

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    「酸いも甘いも噛み分けた女中が欲しい」そんな注文が入り、咲は新しい奉公先のある上野池之端を訪れる。不忍池近くのあばら家で待っていたのは、幼い頃に母が咲を連れて奉公していた大店の元お嬢様、志摩だった。さらに妙な色気のある、香という女も現れる。志摩が女三人で始めた商いはなんと、男女が人目を忍んで逢瀬を楽しむ出合茶屋。絶品の蓮飯やよそにないもてなしで店は大評判になるが、次々と厄介事が舞い込んで……? お江戸の女が元気をくれる時代小説。
  • 小鍋屋よろづ公事控

    小鍋屋よろづ公事控

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻858~880円 (税込)
    夫婦で営む小さな小鍋屋「よろづ」は今日も賑わう。旬の食材で作られる小鍋は滋味満点。つまみにして飲むもよし、おかずにして飯をかっ込むもよし。ご近所の常連はもとより足をのばしてわざわざ訪れる者もいて、評判はうなぎのぼり。客の絶えない繁盛店になった。ある日、紙問屋の主が女将のお咲に相談をする。孫娘が飼っていた猫が行方知れずに。ほうぼう探した結果、近所の老婆に飼われていることが分かった。お金を積んででも返してもらおうとするが、老婆は頑として譲らない。果たしてどうすればいいのか、と紙問屋の主は頭を抱える。実はお咲、両親は公事宿(行政書士、司法書士のようなもの)を営んでいた。子供のころから相談事に触れてきたので、少しは知識がある。私が仲裁に入れば、事件は解決できるかも? お咲は、主と一緒に老婆のもとにおもむいた。さて、お咲が提案した仲裁案は? 美味しい小鍋と公事知識でお客の悩みをほっこり癒す!
  • 瞬殺 御裏番闇裁き[1]

    御裏番闇裁き

    小説・文芸
    -
    1~4巻858~924円 (税込)
    新星登場! これぞ時代小説! どんな役にも成りきって、とことん事件を暴き出す! 悪を許さぬお芝居一座の登場でぇ! 南町奉行所隠密廻り同心は芝居好きが高じて、芝居小屋の座頭・東山和清となった。 だがそれは表向き。実は大御所として睨みをきかす徳川家斉直轄の御裏番になって、悪逆非道な連中を闇に屠る密命を帯びていた。その和清率いる一座が、謎の寺の探索を命じられる。色欲坊主らが武家や商家の妻女を次々と誑かしているのだ。一座の花形雪之丞と寺に潜入すると……。 血沸き肉躍る痛快時代小説、開幕!
  • 十三夜の焔

    十三夜の焔

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    天明四年五月の十三夜。御先手弓組番方・幣原喬十郎は男女の惨殺体を発見する。傍らには匕首を手に涙を流す若い男が一人。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。その男は闇社会で名を轟かせる大盗一味の千吉だと判明。殺害された男の周辺を洗う中、再び遭遇するも、千吉は殺害を否定し、再び姿を眩ませる。十年後、喬十郎は、銭相場トラブルで一家を殺害された塩問屋の事件を追う過程で、両替商となった千吉(利兵衛)に出合う。火付盗賊改長官・長谷川平蔵に助言を仰ぐも、突然の裏切りに遭い、左遷されてしまう。悪事に立ち向かう喬十郎と、江戸の闇社会に生きる千吉。宿命的な敵対関係を描き出す、血湧き肉躍る時代小説。
  • 殿さま狸

    殿さま狸

    小説・文芸
    4.2
    1巻858円 (税込)
    いま読むべき歴史小説作家、規格外の面白さ! 天下一の奇策! 豊臣軍を、徳川軍を化かせ―― 阿波の狸と称された蜂須賀家政が御家存続のため関ヶ原に挑む! 豊臣秀吉の親衛隊・黄母衣衆の蜂須賀家政は、齢二十八にして阿波国十七万五千石を任された。 なぜ父ではなく己に。父・小六は秀吉の腹心であり、木曾川の川並衆頭領でもある名将だった。武家にはない川並衆の自由な発想で国を育てる家政。ところが関ヶ原の合戦で御家存続の窮地に── “阿波の狸”と称された若き大名が、東西両軍を化かす天下一の奇策を放つ痛快歴史小説! 【文庫判特別書下ろし「雀は百まで」収録】
  • 鬼しぶ

    鬼しぶ

    「あいそねえ」「金がねえ」「出世しそうにねえ」北町奉行所の平同心・渋井鬼三次は、景気悪そうな面構えのせいか、そう陰口を叩かれていた。さらに「女にもてねえ」、「女房子供にも見限られた」とも。 そんな渋井に期待する人物がいた。お奉行の永田備後守である。渋井の「少々癖のある性根が、探索にはうってつけである」らしい。 札差の若旦那が拐かされて、身代金三千両を奪われた事件が発生、その真相究明を命じられる。渋井は岡っ引きの助弥と、物真似芸の大道芸人で見目麗しき人気者・菊市と共に、粘りある探索で影さえ見えぬ犯人たちに、僅かな手掛かりで迫っていく。 「風の市兵衛」の濃厚脇役・渋井鬼三次が主役になって大活躍!
  • 芝居茶屋たけの家味ごよみ 大根役者といかのぼり

    芝居茶屋たけの家味ごよみ 大根役者といかのぼり

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆく――。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
  • おんなの女房

    おんなの女房

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。 私はなぜこの人に求められたのか――。 芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。 女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。 いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。 第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化! カバーイラスト/おかざき真里
  • 狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋

    狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋

    小説・文芸
    5.0
    1巻858円 (税込)
    出版人として独立したての蔦屋重三郎と菓子職人を目指す義妹・なつ。吉原大門前、俗世と異界を繋ぐ間の五十間道を舞台に、人の温かさ、人生の切なさ、ほろ苦さが心に沁みる傑作時代小説!
  • 仕舞屋侍〈新装版〉

    仕舞屋侍〈新装版〉

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    かつて御小人目付として剣と隠密探査の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。 だが後輩がお役目で命を落としたことを機に職を辞し、いまは町屋でもめ事の内済屋を営んでいる。 齢を経たからできる練れた交渉。見えてくる人の心の綾。 だが、その九十郎も驚くことがある。 ある日家に帰るとひとりの童女が「お帰りなさいませ」と膝をついた。 父母を亡くし、賄いとして雇って欲しいという。 童女は、断っても出て行かず、会津で料理人をしていた父に仕込まれた料理で九十郎を唸らせる。 そんなある日、九十郎は、不忍池の畔で追剥ぎに襲われて、斬り殺された山同心の妻・お照から依頼を受ける。 お照は、夫がたびたび夢に現れては無念だと訴えるのだと述べ、三十両を添えて、涙ながらに事件の真相解明を懇請するが…
  • 恋の川、春の町 江戸戯作者事情

    恋の川、春の町 江戸戯作者事情

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    駿河小島藩に仕える倉橋寿平には、もう一つの顔がある。「恋川春町」の名前で滑稽本を執筆する江戸で人気の戯作者だったのだ。浮世を楽しむため、さまざまな女性のもとを渡り歩く春町のもとに、突如として幕府の大物・松平定信から呼び出しの文が届く。倹約を旨とする幕府の方針に、春町の著作はそぐわないと判断されたのだ――。戯作者の矜持を胸に、命がけの洒落で権力に挑んだ粋人の生涯を描く軽妙洒脱な時代小説。
  • 吉原同心 富永甚四郎

    吉原同心 富永甚四郎

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    北町奉行所の同心の次男として生まれた富永甚四郎は、蘭方医になるべく大槻玄沢の芝蘭堂で学んでいた。ところが長男が流行り病で急逝、突如同心を継ぐことになった。しかも面番所は吉原。まったく知識のない遊郭のしきたりに戸惑いながら任務に赴いた矢先、妓楼で遊女が殺害された。検使に向かった甚四郎が蘭方を用いて遺体を調べると、死因は絞殺らしい。犯人は常連客なのか? 吉原で起こる難事件に甚四郎が立ち向かう!
  • にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

    にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻858~990円 (税込)
    町娘のお糸が仕えることになったのは、鈴江三万石の奥方様。 その正体は……なんと猫? 人情、猫情てんこ盛りの抱腹絶倒、時代小説! 幼い頃から妖かしが見えてしまうお糸は、鈴江三万石の江戸屋敷に奉公に出ることになった。正室の珠子に仕えるものの、お糸の目に映る珠子は……なんと猫? 聞けば、城主長義に一目惚れし、人間に変化して嫁いできたという。しかし鈴江には権謀術数が飛び交い、長義にも命の危機が! 愛する人を守ろうとする珠子の姿に心打たれ、お糸もともに立ち上がるが……。 【『にゃん! 鈴江藩江戸屋敷見聞帳』改題作品】
  • 為吉 北町奉行所ものがたり 新装版

    為吉 北町奉行所ものがたり 新装版

    厳しさと優しさに満ちた宇江佐文学の真骨頂。 過ちを一度も犯さない人間はいない―― 為吉は幼いころ呉服屋の跡取り息子だったが、両親を押し込み強盗に殺されていた。 その後、北町奉行所付きの中間となっていたが、両親を殺した盗賊集団の首領が捕まったとの知らせが届く。 その首領の発したひと言は為吉の心に大きな波紋を広げ…。江戸北町奉行所を舞台に描く著者渾身の連作長編。 執筆の経緯を綴った著者エッセイに加え、新たに作家仲間の直木賞作家・朱川湊人氏の追悼エッセイが加わった新装版。
  • 奔る合戦屋 上

    奔る合戦屋

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻858円 (税込)
    希代の合戦屋・石堂一徹はいかにして誕生したのか。豪将・村上義清に仕えていた若き一徹。素晴らしき伴侶と娘に恵まれ順風満帆に見えたが…大ヒット戦国エンターテイメント、始まりの物語!
  • 軒猿の娘

    軒猿の娘

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    大人気シリーズ「剣神」の岩室忍が描く、痛切なる忍びの世界! 「鶴、信長を殺せ」若き女忍び逆鶴に託されたのは、軍神上杉謙信の密命。密命を果たさねば死、それが加藤段蔵率いる忍び衆「軒猿」の掟であった。謙信の密書を携え京へ向かった逆鶴は、足利義昭、近衛前久らとの邂逅を経て、ついに織田信長への接触を果たすが……。本能寺の変前夜、明智光秀の蜂起を歴史の裏舞台から描く! 文庫書き下ろし 目次 対馬谷の鶴/仏の胸/将軍義昭/設楽ヶ原/お化け公家/蛇石/軍神の死/乱丸/逆鶴の愛/小猿の死/黒坊主/大天主/五郎山/珠光小茄子/三職推任/白雲寺/本能寺/嵯峨野 文庫書き下ろし
  • 長兵衛天眼帳

    長兵衛天眼帳

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻858~902円 (税込)
    日本橋の村田屋は創業百二十周年の老舗眼鏡屋。そのあるじの長兵衛は、すぐれた知恵と家宝の天眼鏡で謎を見通すと評判だった。 ある日、目明かしの新蔵が長兵衛に助けを求めてくる。住吉町の裏店で起こった人殺しの本当の下手人を挙げるのに長兵衛の力を借りたいという。 浜町の目明かし・巳之吉が、殺人が起こった長屋の者たちの手を検分して、手が汚れていたというだけでそこに住まう十七の娘おさちに縄を掛けたという。 ろくな調べもせずに罪なき娘を引き立てたことに怒りを覚えた長兵衛は、広い人脈と持ち前の人柄を発揮して事件を解決に導く。 長兵衛の評判がますます高まる中、今度は木場の檜問屋・福島屋矢三郎の遺言状の真贋鑑定を依頼される。 息子の豊太郎に遺されたものの他に、矢三郎の弟・新次郎の許にも遺言状があるのだという。 長兵衛は天眼鏡で真贋を明かすが、福島屋を自分のものにしたい新次郎の企みによって、事態は思わぬ方向へ動き……!?
  • 狐小僧、江戸を守る

    狐小僧、江戸を守る

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    時は江戸。上野の禅寺で住職の天暁と暮らす十四歳の少年がいた。名は弥六。かつて幕府と盟を結んでいた大妖怪・白仙と、人間の女の間に産まれた〝半妖〟の子だ。だが白仙は七年前、突然数多の妖怪達と江戸を襲撃し、姿を消した。以来幕府は怨霊怪異改方──通称・孔雀組を組織し妖怪を厳しく取り締まり、人も暮らしにくい窮屈な世となってしまった。弥六は、人も妖怪も平穏に暮らせる世を目指し、烏天狗の黒鉄と、夜ごと江戸の町を見廻るが……。妖怪×剣戟ノンストップ時代小説の誕生!
  • 商い同心 千客万来事件帖 新装版

    商い同心 千客万来事件帖 新装版

    まがい物? 偽金? 値段が高すぎる! その値段には裏がある―!? 人情と算盤で謎を弾く! 名手の傑作時代小説 正しい値で売らないと悪行になっちまう―― 「私には物たちの声が聞こえてくるのですよ。辛く悲しい声です」物の値段を見張り、 店に指導する役回りの諸色調掛(しょしきしらべがかり)同心を務める澤本神人。 今日も子分の庄太と江戸の町を見まわるが、値段の裏にあるさまざまな人情や思惑がからみあい、 神人を悩ませる謎と悪事が次々と待ちうけていた。同役だった父の代から未解決の贋金騒動の真相にも迫るが――。 (本書は2016年刊行『商い同心 千客万来事件帖』の新装版です) 〈目次〉 「雪花菜」 「犬走り」 「宝の山」 「鶴と亀」 「幾世餅」 「富士見餅」 「煙に巻く」 解説/細谷正充
  • われ清盛にあらず 源平天涯抄

    われ清盛にあらず 源平天涯抄

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    清盛には風変わりな弟がいた―― 壇ノ浦の後も生き延びたその数奇な生涯とは。 木曾義仲により、京を追われ西へと落ちた平家一門。その冬、清盛の弟・頼盛の姿は鎌倉にあった。 一時は兄を継ぐ棟梁と期待された弟が、なぜ一門を離れたのか。頼盛と、兄が流罪とした宿敵・源頼朝を結ぶものとは?  急変期における英雄の生き様と、無常を記す幻想の歴史小説。 祇王と仏、二人の白拍子の奇縁を描く書下ろし短編「ほとけも昔は鬼なりき」収録。
  • 無根の樹

    無根の樹

    小説・文芸
    4.7
    1巻858円 (税込)
    京都西町奉行所同心、榊玄一郎の元に、手下の小吉が現れた。堀川に相対死(心中)の水死体が上がったのだという。骸が発見された橋のたもとに向かった玄一郎だが、現場には西町奉行の侍医、久我島冬吾の姿があった。この医者は頼みもしないのに勝手に検分をして、同心たちとは全く違う見解を述べるので、評判はかなり悪い。しかも『相対死は三日間、四条河原に晒される』という法度があるにもかかわらず、久我島は玄一郎に、人助けと思って、心中である事実をもみ消せと言い出した。一体何が目的なのか!? しかしこの心中事件が市中を震撼させる事態へと発展していく──。
  • 流人道中記(上)
    完結

    流人道中記

    小説・文芸
    3.7
    全2巻858円 (税込)
    日本中から感嘆の声、続々。 『壬生義士伝』『一路』の浅田次郎、最高の感動作。 万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、本当に罪人なのか?
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 百鬼夜行の宵

    貸し物屋お庸謎解き帖 百鬼夜行の宵

    小説・文芸
    3.3
    1巻858円 (税込)
    江戸の暮らしを支える貸し物屋の情に厚くて美形の娘店主が大活躍! 痛快ホロリの謎捌きが癖になる大人気書き下ろし時代小説! 「ちょいと手を貸してやったら人がもっと幸せになるんなら、進んでやるのがいいと思わねぇか?」 江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の主・お庸は口の悪さで知られる美形の江戸娘。 真っ直ぐな気性で男勝りな娘店主のもとには、今日も胡乱なお客が訪れる── 厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で解決する「貸し物屋お庸」の魅力全開! 「凧の骨を貸してくれ」とやって来た童が心に秘めた願いとは?  仲介を頼まれた「縁起がいい」はずの仕舞屋に居たのは? お客が求める貸し物の陰に隠れた悩みや事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、 大人気書下ろし時代小説、待望の第二弾!
  • 千両の首 斬! 江戸の用心棒

    斬! 江戸の用心棒

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    父の仇である老中・本田信親を討ち取り、悲願を果たした月島真十郎。彼は俗世との縁を断つべきか悩みながらも江戸を離れるが、その首には懸賞金がかけられてしまった! 平穏な暮らしだけを求める真十郎に追手の剣が迫る、シリーズ第2弾!
  • 天穹の船

    天穹の船

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    江戸末期、船大工の平蔵は難破したおろしあ人の船造りを請け負うことに。異人を憎む声が高まる中渋々ながら引き受けた平蔵だが、おろしあ人の温かい心に触れ徐々に考えを改めていく。一方、世間では攘夷派が暗躍し始めていた。その中にはかつて生き別れた幼なじみ・士郎の姿があった――。別々の道を歩んだ2人の人生が交差する時、思いもよらない真実が浮かび上がり……。激動の幕末を生きた人々の熱い姿を描いた、著者渾身の時代小説。
  • 願い針 結実の産婆見習い帖

    願い針 結実の産婆見習い帖

    小説・文芸
    3.4
    1巻858円 (税込)
    旗本の嫡男との駆け落ちに失敗し、身籠っていた子を里子に出されてしまった商家の娘・静。その後番頭と祝言を挙げ、男子を出産した静が息子の名を呼ばないことを心配した結実は……幕末の江戸で産婆をする結実の成長を描く、シリーズ第3作!
  • 早耳屋お花事件帳 見習い泥棒犬

    早耳屋お花事件帳

    小説・文芸
    -
    1~2巻858~1,100円 (税込)
    江戸じゅうの事件を探さずにはいられない! 元気娘お花はネタ探しに今日も奮闘中。黒船来襲に大地震、騒動絶えない安政の世で、神田明神近くに店をかまえる瓦版屋・早耳屋に舞い込んだのは、評判の菓子屋に泥棒が入ったという噂。さらに盗み日の昼間に愛らしい犬が店に迷い込んだというのだが、早耳屋にも迷い犬がやってきて……押し込み事件や、殺しの騒動、突然の珍事等々──お花が江戸の騒動を目撃する連作短篇集。
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持

    貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持

    小説・文芸
    3.3
    1巻858円 (税込)
    「無いものはない」の看板を掲げる貸し物屋・湊屋両国出店の主は、美形だが口の悪さで知られる江戸娘、お庸。まっすぐな心根を持ち機知に富み、物のみならず知恵も貸す娘店主にはいつしか味方が増えていく。 江戸っ子の暮らしを支えるレンタルショップ湊屋には、今日も訳ありのお客が訪ねてきて──。 厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で解決する「貸し物屋お庸」が帰ってきた! お客が求める貸し物の蔭に隠れた秘密や謎を見抜いて収めるお庸の知恵と優しさと心意気が痛快な、読み心地満点の書き下ろし時代小説!
  • 覇道の槍

    覇道の槍

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    阿波国の戦国武将・三好元長は、将軍家の血筋に連なる足利善維、三好家の主君筋に当たる細川六郎とともに、戦のない世を作ろうと誓いを立てた。元長は類い稀なる才を活かし、時の政権に代わる堺公方府の樹立に貢献した。畿内支配体制を確立すべく活躍をみせたが、その後、主君・六郎との対立の末に壮絶な人生を歩むことになる――。大いなる野望の先に、男がみた夢とは!?第十九回中山義秀文学賞受賞作家が、悲運の武将・三好元長を描いた渾身の戦国史小説。
  • 新装版 孤闘 立花宗茂

    新装版 孤闘 立花宗茂

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    知勇にすぐれる戸次道雪の娘誾千代と縁づいたことで、立花宗茂の「戦国九州三国志」が始まった――。大友家臣としての島津家との死闘、豊臣秀吉政権下での朝鮮従軍を経て、関ヶ原へ。誾千代との葛藤の中で奮闘し、天下人に「剛勇鎮西一」と恐れられた稀代の猛将の懊悩を精緻に描いた、第十六回中山義秀文学賞受賞作。 【目次】 第一章 鳳雛の籠 第二章 名門の盾 第三章 生の攻防 第四章 新しき枠 第五章 異国の風 第六章 天下騒擾 終 章 失地回復  新装版あとがき  解説 末國善己
  • 破天の剣

    破天の剣

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが母親の違う出自の為に深い懊悩を抱えていた。家久はその思いを払拭するかのように大友宗麟、龍造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮闘を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。しかし、天下人・豊臣秀吉とその弟・秀長が率いる大軍が島津家の前に立ちはだかる――。島津家の知将・島津家久の波乱に満ちた生涯を描く、第十九回中山義秀文学賞受賞作、待望の文庫化!!
  • 星巡る 結実の産婆みならい帖

    星巡る 結実の産婆みならい帖

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    いつの時代も、女は仕事に恋に忙しい。幕末の江戸で産婆みならいとして働く結実は、仕事に充実を感じながら、幼なじみの医師・源太郎との恋にも悩んでいた。そんな時、源太郎の働く診療所に、薬種問屋の跡取娘・紗江が手伝いにやってきて……。
  • 朝ごとに死におくべし 葉隠物語

    朝ごとに死におくべし 葉隠物語

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    藩内の諍いに巻き込まれた佐賀藩士の田代陣基は、武士の意地を見せるために切腹を決意した。冥土の土産に家中で伝説となっていた山本常朝の庵を訪ねるが、そこで語られたのは驚天動地の武士道観だった。
  • 朝嵐

    朝嵐

    小説・文芸
    3.4
    1巻858円 (税込)
    齢十七で九州を平定。 島流し先を支配して叛逆。 弓矢だけで軍船を撃沈。 名を源鎮西八郎為朝。 この男こそ日本史上最強。 「こやつは武士として使い物にならぬ」。その一言が男を怪物へと変貌させた。源八郎為朝。異常な弓の鍛錬を続けたこの男は、父に送りこまれた九州を齢十七で平定し、「鎮西八郎」と呼ばれ日ノ本を震撼させた。やがて巻き起こる天下を二分する保元の乱。為朝の前に立ちはだかるのは平清盛、そして唯一彼が恐れた兄・源義朝であった。 源平の時代を駆け抜けた最強の武士の生涯を描く、驚愕の弓豪歴史小説!
  • 天子蒙塵 1

    天子蒙塵

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻858~880円 (税込)
    さまよう溥儀。 紫禁城を追われた最後の皇帝(ラストエンペラー)は、日本の庇護下に。 混沌の中国で天命を、龍玉を抱く者は誰か。 累計590万部! 「蒼穹の昴」シリーズ第五部、堂々開幕!!(全4巻) 1933年春。 父の築いた国と軍を失った張学良は、欧州へ向かった。 清朝最後の皇帝・溥儀は「満洲国」の執政となっていた。 北京では前の大総管太監・李春雲が、一人の女性の許を訪れる。 紫禁城を去ってからの溥儀がいかにして生きたか、 その証言者は史上はじめて皇帝を離婚をした、元皇妃であった。
  • 劉裕 豪剣の皇帝

    劉裕 豪剣の皇帝

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    “史上最強”皇帝を生んだ下剋上! 1000人をこえる叛乱軍をたった一人で殲滅した稀代の剛勇の一代記。 貴族政治が民衆を苦しめた四世紀末の中国・東晋に歴史を激変させる男が出現。 その名は劉裕、貧しい家の出で食うために軍へ入った博徒だ。 戦地では先頭に立ち強敵を次々撃破。 出世すれども学はなく、政治に無関心。 規格外の男が剣の腕だけで切り拓いた道とは。 町の無頼漢から頂点へ。史上最強皇帝の一代記。
  • 吉原美味草紙 人騒がせな蟹祭り

    吉原美味草紙 人騒がせな蟹祭り

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    【ハヤカワ時代ミステリ文庫】一人前の料理人を目指すさくら。料理の師である竜次が直面した人生最大の困難に、さくらは心をこめた料理で助けになろうとする。人情、友情、愛情……滋味溢れる料理時代小説。
  • 新装版 奇貨居くべし(一) 春風篇

    奇貨居くべし

    小説・文芸
    4.3
    1~5巻858~902円 (税込)
    秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめたその波瀾の生涯を描く。十五歳の少年・不韋は、妾腹の子であるため、家にあっても孤独で、確たる未来を描けないまま日々を送っていた。ある日、父の命により従者・鮮乙とともに旅に出ることになったが……。【全五巻】
  • 江戸落語事始 たらふくつるてん

    江戸落語事始 たらふくつるてん

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    口下手の甲斐性なしが「江戸落語の始祖」!? 覚えなき殺人罪で京から江戸に追われた鹿野武左衛門。仇討ちの恐怖に怯える中、馬鹿咄をする才を見いだされ、崖っぷち人生が変わっていく。将軍綱吉による激しい言論弾圧やコレラの騒乱に抗い、命を賭して〝笑い〟を届けた伝説的咄家の知られざる物語。『たらふくつるてん』より改題。
  • 悪玉伝

    悪玉伝

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    大坂商人の吉兵衛は、風雅を愛する男伊達。兄の逝去により、将軍をも巻き込んだ相続争いに巻き込まれてしまう。吉兵衛は大坂商人の意地をかけ、江戸を相手に大勝負に挑む。第22回司馬遼太郎賞受賞作。
  • 信長島の惨劇

    信長島の惨劇

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれてから二週間後。死んだはずの信長を名乗る何者かの招待により、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、そして徳川家康という四人の武将は、三河湾に浮かぶ小島を訪れる。それぞれ信長の死に負い目を感じていた四人は、謎めいた童歌に沿って、一人また一人と殺されていく――。アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』にオマージュを捧げた本格時代ミステリの傑作。
  • 江戸留守居役 浦会

    江戸留守居役 浦会

    江戸には誰も知り得ぬ「裏」がある――田沼の賂(まいない)の政事が横行する天明三年、駿河国田中藩の高瀬桜之助は、恩智留守居役の服部内記に浦会なる会合に誘われた。それは、かつて神君家康公が創った正義の闇組織だという。天下安定の名のもと、ある物をめぐる争奪戦に足を踏み入れた桜之助の命運は……非常さの汚泥のなか、真心と優しさで闘う武士の清新な生きざま!
  • 影がゆく

    影がゆく

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻858~990円 (税込)
    落城寸前の浅井家に残る唯一の希望、月姫。その幼き命を奪おうとする魔人信長から姫を逃すため、精鋭の武士と伊賀甲賀忍者が選ばれた。一行は越後上杉家へ向かうべく、険しい山谷を越えるも、秀吉の命を受けた非道な忍び黒夜叉が襲い掛かる。絶対的危機の中、蜂のごとく苦無を刺す少年忍者・犬丸と美貌の高速剣技の使い手・弁天との邂逅が一行の光明に――死闘につぐ死闘に、血飛沫の花が咲く、超弩迫力の戦国冒険小説!
  • 婆娑羅太平記 道誉と正成

    婆娑羅太平記 道誉と正成

    小説・文芸
    4.7
    1巻858円 (税込)
    時は鎌倉末期。後醍醐天皇率いる軍勢が挙兵し、倒幕の機運が高まっている。強い者につく変節漢としてののしられても己の道を貫いた「バサラ大名」佐々木道誉。そして、天皇への忠節を貫いて華々しく散り、愛国の士としてもてはやされる「悪党」楠木正成。この国の未来を案じ、乱世を治めるべく闘った両雄の行く末は──。この国の礎が築かれた南北朝史に熱き一石を投じる大シリーズ、堂々開幕!!
  • 昨夜は殺れたかも

    昨夜は殺れたかも

    今日も二人は"殺し愛"夫と妻の視点に分かれ気鋭の著者二人が競作する、予測不能なラブサスペンス!平凡なサラリーマン・藤堂光弘。夫を愛する専業主婦・藤堂咲奈。二人は誰もが羨む幸せな夫婦……のはずだった。あの日までは。光弘は気付いてしまった。妻の不貞に。咲奈は気付いてしまった。夫の裏の顔に。彼らは表面上は仲のいい夫婦の仮面を被ったまま、互いの殺害計画を練りはじめる。気鋭の著者二人が夫と妻の視点を競作する、愛と笑いとトリックに満ちた"殺し愛"の幕が開く!
  • 天下一統 始皇帝の永遠

    天下一統 始皇帝の永遠

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    主従の野心が「王国」を築く!いま話題の始皇帝、激動の生涯――質子(ちし)として生まれながら天下統一を成し遂げた初代皇帝を取り巻く圧巻の人間ドラマ! 「戦国七雄」がひしめく中国戦国時代。趙正(ちょうせい・後の始皇帝)は質子として趙の都・邯鄲(かんたん)で生まれた。父・子楚(しそ)が大商人・呂不韋(りょふい)の工作により秦王となるが急死したため、趙正が十三歳で即位する。呂不韋から権力を奪った趙正は韓を攻略。天下一統までの苦難と闘いに満ちた始皇帝の生涯をダイナミックに描く歴史巨編!
  • 鬼神

    鬼神

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    平安最強のエリート部隊VS人非ざる者たち。 今、最も熱い歴史小説! 大力の青年・坂田公時は武士になるため都へ上る。初めて知る身分の境に戸惑う彼は、ある日「鬼」の噂を耳にする。一方、神の棲まう山・大江山では食糧たる獣たちが姿を消す。頭目の朱天は仲間たちのため、盗みを働く決断を下す。人と、「鬼」と呼ばれる者たち。二つの魂が交錯する時、歴史を揺るがす戦が巻き起こる!
  • 鯨分限(くじらぶげん)

    鯨分限(くじらぶげん)

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    幕末から明治へ――。捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁・太地覚吾を、激変する時代の荒波が襲う。外国船の乱獲による鯨の不漁、南海地震による大津波、村を救うため画策した蝦夷地での操業も頓挫する。そして、巨鯨を追うあまりに引き起こされた海難事故「大背美流れ」では、100名以上の生命が奪われる。時代に抗い、度重なる苦境に、何度も立ち向かい続けた男の物語。
  • 本多忠勝

    本多忠勝

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    幼き頃より槍術を叩き込まれ、徳川家康に仕えたのちは 大鹿角脇立の兜に大数珠を袈裟懸けにかけた姿で戦場を疾駆。 名槍・蜻蛉切を操り圧倒的武勇を誇った本多平八郎忠勝。 岡崎時代、姉川、小牧・長久手、関ヶ原など家康の天下取り の戦いにはいつでも獅子奮迅の激闘をみせる忠勝がいた。 義に篤く、情に深い徳川四天王の剛将の生涯を描く長編 歴史小説。◆文庫書き下ろし◆

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  • おらんだ忍者・医師了潤 秘めおくべし

    おらんだ忍者・医師了潤 秘めおくべし

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    了潤が主命により張り込んでいた男が、一心不乱に書き上げた手記には「秘めおくべし」の表書きが……。手記を奪おうとする二人の侍や毒矢を用いて彼らを襲う正体不明の隠密。そして、町奉行所同心の変死体……。謎が謎を呼び、男の手記にあったという「蝦夷地ニ、草アリ、イシヤマニ、砦アリ」の文言に誘われるように、了潤たち忍び組は蝦夷地へと旅立つ。文庫書き下ろし。
  • 決戦!川中島

    決戦!川中島

    永禄四年九月十日(1561年10月18日)──史上最強同士の激突の瞬間に、武田信玄は、上杉謙信は、何を思ったのか。霧立ちこめる北信濃の要衝で、竜虎が激突する。稀に見る上級の駆け引き。従った武将たちの本心は!……戦国最強対決の「瞬間」に、7人の作家が参戦。累計19万部突破の大好評「決戦!シリーズ」第4弾!
  • 耶律徳光と述律(上)

    耶律徳光と述律

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻858~880円 (税込)
    契丹国の皇帝・耶律阿保機は、渤海攻略中に命を落とす。後継者には、彼の妻・述律の後押しで、凡庸だと思われていた徳光が選ばれた。彼は凄まじい勢いで契丹をまとめ、晋に侵攻する。やがて、晋を滅ぼし、「大遼」を建国するが……。
  • シナン(上)

    シナン

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻858円 (税込)
    これは、山ではないか。  シナンは、その巨大な石の建造物の前で、そう思った。  この積みあげられた石の量感は、まさしく山であった。その山の量感が、そこに立った瞬間、シナンに襲いかかってきたのである。  山を、人間が作ることができるのか。  シナンは、感嘆の声を心の中で洩らしている。 一六世紀、壮麗王スレイマン大帝のもとで繁栄を誇るオスマントルコ帝国に、工兵から宮廷建築家へと昇りつめた男がいた……。「石の巨人」と呼ばれ、史上最大のモスクに挑んだ天才建築家シナンの生涯を描く。
  • ごんたくれ

    ごんたくれ

    小説・文芸
    4.3
    1巻858円 (税込)
    安永四年、京都。当代一の絵師を目指す豊蔵と彦太郎は、ひょんなことで奇跡の出会いを果たす。喧嘩しながら才能を認め合い、切磋琢磨し腕を磨く若きふたり。鼻つまみ者の「ごんたくれ」と呼ばれた彼らは、求めた道の先に何を見たか? 京画壇の華やかなりし時代、実在した二人の奇想の絵師をモデルに、芸術を探求する人間の性と運命を描き出した、傑作時代長編。
  • 雑賀の女鉄砲撃ち

    雑賀の女鉄砲撃ち

    小説・文芸
    4.2
    1巻858円 (税込)
    紀州雑賀(さいか)は宮郷の太田左近の末娘・蛍は、鉄砲に魅せられ射撃術の研鑽に生涯をかける。雑賀衆は、すぐれた射手を輩出する鉄砲集団だ。武田の侵攻に対し織田信長が鉄砲三千挺を揃えたと聞いた蛍は、左近に無断で実見に赴き、三州長篠で武田騎馬隊が粉砕される様子を目の当たりにした! 信長、家康を助け、秀吉、雑賀孫一と対立。戦国を駆け抜けた蛍はじめ四姉妹の活躍を描く歴史時代冒険活劇。
  • 古田織部(おりべ)~戦国数奇大名の生涯~

    古田織部(おりべ)~戦国数奇大名の生涯~

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    風雲急を告げる戦国の世、山深い美濃に生まれた左介(織部)は、幼少より織田信長に仕え、若き秀吉に引き立てられて出世の道を歩んだ。千利休や陶工達との邂逅が彼を茶の道へ誘い、ついには徳川家の指南役に上りつめるが――。武将ながらも茶湯や焼物にその名を残す希代の風流人の一生を描いた表題長編に加え、著者のデビュー作(オール讀物新人賞受賞作)を併録。(『風炉のままに』改題)
  • 実録西郷隆盛

    実録西郷隆盛

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    明治維新最大の功労者でありながら、わずか10年で逆賊とされ、鹿児島にある城山の露と消えた西郷隆盛。大久保一蔵(利通)との貧しい少年時代から、薩摩藩主島津斉彬に引き立てられ、歴史の表舞台へ躍り出、ついには官軍の大将として江戸へ進軍――激動の時代をまっしぐらに突き進んだ男の生き様を、同郷の著者が憧憬と郷愁を抱き、迫真の筆致で綴り上げた傑作!
  • 恋情の果て

    恋情の果て

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    江戸に駆け落ちしてきた男と女。掏摸にあい、公事師に騙されたあげく、妓楼の女主人に買われた三次。「おらも、あとから逃げる」という言葉を信じて彼を待ち続けたおとせ。十年後、三次と再会したものの、料理屋の主人となったおとせの心はなぜか揺れる……。(「恋情の果て」よリ)身悶えするほどの恋着、嫉妬、見栄、欲望――熱く静かに心震わせる女たちを描く時代小説短編集。
  • 唐玄宗紀

    唐玄宗紀

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    則天武后以来の女禍の時代を終わらせ、唐全盛期をもたらした玄宗には影の如き名臣があった。唐6代皇帝、玄宗。彼が「将軍」と呼んだ宦官にして名臣に高力士(こうりきし)があった。二人は女禍の時代に幕を引き、開元の治と呼ばれる繁栄を実現する。しかしやがて、楊貴妃の出現、安禄山の大乱によって国は止め処なく乱れゆく。唐帝国最盛期をもたらした皇帝の一生とその影となり支えた忠臣を見事に描く歴史大河小説。
  • 遊女のあと

    遊女のあと

    小説・文芸
    3.6
    1巻858円 (税込)
    八代将軍・吉宗の時代、質素倹約を強いる幕府に対抗して、尾張名古屋は遊興を奨励し、空前の繁栄を見せていた。異人との出会いから、夫をすて福岡を出たこなぎと、女敵討ちのために江戸を離れた鉄太郎。長い旅路の末に名古屋の地でめぐり逢った二人は、それぞれの秘密を胸に秘めたまま接近する。巨大な政争の具となっていることも知らずに──。著者渾身の傑作歴史時代小説。
  • 王朝まやかし草紙

    王朝まやかし草紙

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    時は平安。都では、東宮と契った女は物怪にとりつかれるという噂が流れていた。東三条家、温子姫の女房・弥生は、母・近江の死に関する妙な噂を耳にする。真相を探るため、旧知の人々を訪ねる弥生。母の遺した和歌が二つの噂に関係しているらしいと突き止めるが、周囲で次々と怪死事件が発生し……。愛憎と欲望渦巻く宮中を舞台に描く、時代ミステリー。『まやかし草紙』改題。
  • 馬喰八十八伝

    馬喰八十八伝

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    年老いた母を種付け馬・花雲の背中に乗せ、嘘を封じる百カ所まいりに出た若者。馬の名産地・桜七牧で、真実を述べたばかりに八十八回叩かれた腹いせに、同じ数の嘘をつき生きることを決意、自ら八十八と名乗る。悪代官に野盗の頭目、一癖も二癖もある相手に、嘘つきの天才八十八が言葉巧みに勝負を仕掛ける。恋あり、オゲレツあり、爆笑必至、痛快な男の出世物語。
  • レジェンド歴史時代小説 庖丁ざむらい 十時半睡事件帖

    レジェンド歴史時代小説 庖丁ざむらい 十時半睡事件帖

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    黒田藩の要職を歴任して、いまは隠居の身の十時半睡(とときはんすい)だが、藩の生き字引として尊敬を集め、藩士がらみのさまざまなトラブルの相談がしばしば持ち込まれる。刀剣マニア同士の悲喜劇、ノミの夫婦にまつわる騒動など、泰平の武士の人間的な側面に対して、半睡が経験にもとづくさばけた"十時さばき"をしてみせる。現代でも大いなる共感を呼ぶ時代小説の傑作。
  • 北条綱成

    北条綱成

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    「勝った、勝った、勝ったぞ!」と叫び突撃していく剛強北条軍団「五色備え」“黄”の軍団・北条綱成は、北条家三代目当主にして、互いに切磋琢磨して育った義兄弟・北条氏康と共に七万の敵に挑んだ「河越夜戦」等の関東の激戦を制していく…。「地黄八幡」の旗をはためかせ、北条早雲の夢のため、そして己を認めた北条家の栄光ために闘いの生涯を捧げた漢の生き様。
  • 蒲生氏郷 上

    蒲生氏郷

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻858円 (税込)
    近江観音寺城が古い時代とともに信長に焼かれている…。その瞬間に運命の第一歩を踏み出した二人の男がいた。信長の先見性に学び大きく成長する戦国武将蒲生氏郷。天秤棒一つを手に苦難の中から商いの正道を切り開いて行く近江商人西野仁右衛門。混迷の戦国末期に自らの力で変革を遂げる二人の男の生涯を描く。
  • 直江兼続〈上〉 北の王国

    直江兼続

    小説・文芸
    3.6
    1~2巻858円 (税込)
    “愛”の一文字を兜の前立に掲げ、戦場を疾駆した直江兼続。知略を尽くし、主君上杉景勝を補佐、秀吉、石田三成との邂逅、新発田攻め、京都での群雄との出会い、小田原攻め、伊達政宗との駆け引き…。乱世を生きぬき、のちの上杉鷹山に引き継がれる領国経営のもとをつくった知謀と信念の男の生涯を描く。
  • 皇帝ナポレオン (上)

    皇帝ナポレオン

    小説・文芸
    3.3
    1~2巻858~924円 (税込)
    幽閉されていたはずのナポレオンがついにエルバ島を脱出した! 歓声のこだまするパリで若き新聞記者・モンデールが取材を重ねて浮き彫りにした、稀代の英雄の実像とは――。漲る野心、比類なき人心掌握術、天賦の戦略の才、飽くなき性への欲求……。人間のあらゆる欲望を一身に背負い、ヨーロッパを駆け抜けたナポレオン。混迷を生きる現代人に活力をもたらす、画期的歴史長編!
  • 新装版 最後の伊賀者

    新装版 最後の伊賀者

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    驚異的技術と凄まじい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにしてつくられどのように生きたか。城取り、後方撹乱、探索密偵等、戦国の武器として使いちらされた危険な傭兵、詐略と非情の上に成り立つ苛酷な働きが、歴史の動きに影響を与えた不思議な人間たちを、自在に描く短編等、魅力溢れる7編を収録。
  • 光秀曜変

    光秀曜変

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    信長に仕え二十年。丹後丹波を平定し一国の主となった光秀。齢六十を過ぎたが、嫡男は幼く、まだまだ隠居はできない。主君の覚えを得るためには武勲を上げ続けねばならぬのだが……。安土で家康への饗応を命ぜられた光秀は失態を演じ、主君の不興を買う。不安に駆られる光秀に追い打ちをかけるような下知が。領地召し上げ。追い込まれた光秀が兵を挙げた先は――。
  • 国を蹴った男

    国を蹴った男

    小説・文芸
    4.3
    1巻858円 (税込)
    不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。敗れざる者たちの魂の咆哮。"豪腕作家"の凛然たる戦国小説集。いま、もっとも注目される歴史作家が満を持して放つ! 不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉――天下に手を伸ばした英雄たちの下、それぞれの一戦に臨む者たちの、生死の際を描く! 伊東潤、一戦ここにあり!
  • 闇夜の鴉

    闇夜の鴉

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    大坂の闇社会を仕切る山村検校の追っ手から逃れて十年――。江戸に行き着いた新一は、按摩の傍ら再び殺し屋稼業に手を染めていた。地獄と隣り合わせの日々を過ごす新一だったが、ある依頼をきっかけに、失われた人生を取り戻すため立ち上がることを決意する! 暗黒時代小説の傑作。
  • 闇の獄(上)

    闇の獄

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻858円 (税込)
    大坂の街で仲間と共に盗賊稼業を営んでいた男・新之助。彼の役割は、持ち前の器量で女を誑かして得た情報を元に、押し込み強盗の段取りをつけること。だが、ある晩、仲間の裏切りが彼の人生を大きく変えてしまう。顔を裂かれ、光を失い、表社会で生きられない姿となった男に残された道は、按摩師をしながら殺し屋として生きることだけだった!
  • 豪商伝 薩摩・指宿の太平次

    豪商伝 薩摩・指宿の太平次

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    三井、鴻池に並ぶ豪商と謳われた薩摩の海運商・浜崎家は、八代目太平次の時代、藩政改革を進める家老・調所広郷と結び、全盛を迎えた。その富で、薩摩を一躍雄藩へと押し上げた男の、先見に満ちた不屈の生涯。
  • 浄土の帝

    浄土の帝

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    平安時代末期、末法の世。貴族たちの権力抗争は、皇位継承をめぐる骨肉の対立と結びつき、頂点に達した。鳥羽院の崩御を機に噴きあがった戦乱は、容赦なく帝をも巻き込む。崇徳院の悲劇、失墜する摂関家、寵臣たちの暗躍、そして美貌の后妃の思惑…。混迷を深める政情は、新たな権力者の登場を予感させる。朝廷が、帝が、権力を失っていく中で、自らの存在意識を賭けて理想を追い求めた後白河帝、激動の半生を描く歴史巨編。
  • 深川澪通り燈ともし頃

    深川澪通り燈ともし頃

    小説・文芸
    3.6
    1巻858円 (税込)
    江戸で5指に入る狂歌師となった政吉は、野心のあまり落ちこぼれて行くが、唯一救いの燈がともっていて・・・。幼い頃親を失ったお若は、腕のよい仕立屋になれたが、1人の心細さがつのる時は、まっすぐに深川澪通りに向って・・・。辛い者、淋しい者に、無条件に手をさしのべる木戸番夫婦を描く、傑作時代長編。(講談社文庫)
  • 炎立つ 壱 北の埋み火

    炎立つ

    小説・文芸
    4.5
    1~5巻858~957円 (税込)
    陸奥の豪族安倍頼良(よりよし)の館では息子貞任(さだとう)の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに100年を越え朝廷は蝦夷(えみし)たちを俘囚(ふしゅう)と悔るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻刊行開始!! (講談社文庫)
  • 中原の虹(1)

    中原の虹

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻858~968円 (税込)
    「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。(講談社文庫)
  • 忍びの森

    忍びの森

    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    時は戦国。織田の軍に妻子を殺された若き上忍・影正は、信長への復讐を誓い紀州をめざす。付き従うは右腕の朽磨呂、くノ一の詩音ら、一騎当千の七人。だが山中の荒れ寺に辿りついた彼らを異変が襲う。寺の空間が不自然にひき伸ばされ、どうしても脱出できないのだ! さらに一人が、姿の見えない敵によって一瞬で屠られる。それはこの寺に棲む五体の妖怪が仕掛けた、死の五番勝負だった――。時代小説の新鋭による、戦国エンタテインメント!!
  • 蒼穹の昴(1)

    蒼穹の昴

    小説・文芸
    4.2
    1~4巻858~869円 (税込)
    汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!
  • 伊達政宗(1) 朝明けの巻

    伊達政宗

    小説・文芸
    4.2
    1~8巻858~1,177円 (税込)
    永禄10年(1567)、伊達政宗は奥羽米沢城に呱々(ここ)の声をあげた。時は戦国、とはいえ、一代の英雄織田信長によって、その戦国も終熄に向かい始めていた。しかし、ここ奥羽はこの時期こそ、まさに戦国動乱のさなかだった。激動の時代を生きた英傑独眼竜政宗、その生涯の幕開けである――。
  • アウト オブ チャンバラ

    アウト オブ チャンバラ

    小説・文芸
    4.0
    1巻859円 (税込)
    湯女(ゆな)風呂大好きな、江戸版ダメフリーターの平六。ひょんなことから刀を拾い、侍気取りで町に繰り出すが……という「拾い刀、錆び刀」。昇進して罪人を拷問することを夢見る同心の山園は、夜鷹連続殺人事件の囮捜査で女に扮するよう命じられ……という「夜鷹同心」。など、カオス・シティー江戸を舞台に描く、奇想天外の新感覚時代劇、全6編。カオス・シティー江戸には変な奴が溢れている!
  • 逆ろうて候

    逆ろうて候

    小説・文芸
    3.0
    1巻859円 (税込)
    「信長に仕えるくらいなら、浪人したほうがましや」。美濃にその人ありと知られた武将・日根野弘就(ひねのひろなり)は「信長を討つ」という決意のもと、新たな主を求め東国に向かった。が、苦労して仕官した今川家での待遇は、美濃の五千貫文に対してわずか百貫文。弘就の波乱と忍耐の人生が始まった。〈『浪々を選びて候』改題〉(講談社文庫)

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