歴史・時代小説の検索結果

  • 江戸城心中
    -
    徳川将軍・吉宗の信任も厚い江戸町奉行・大岡越前守忠相。名奉行と名高い越前は密貿易船を追うが、さらに彼を悩ます怪人が現れた……。絶対的に面白い、吉川英治初期時代伝奇作品、復刊第二弾! ※本書は、昭和五十八年三月に刊行された『吉川英治全集7 牢獄の花嫁 江戸城心中』(講談社)を底本としました。
  • 諸葛孔明――「三国志」とその時代
    4.0
    連戦連敗の将として死んだ諸葛亮。無謀な北伐を繰り返しながら後に義の人として絶大な人気を博した「三国志」の英傑。その思想と行動を中国史研究の先駆者が幾多の文献を用いて描き出す。なぜ彼が後世、称賛されるに至ったのか。その評価はどのように変遷したのか。一九四〇年の初版以来、改訂を重ねて読み継がれてきた「三国志」研究の重要古典。
  • 真紅の人 新説・真田戦記
    4.3
    1614年、大坂の陣。真田信繁の傍らに、真紅の鎧を纏う若武者の姿があった。彼の名は佐助。摂津国の鳶田の集落から大坂の地へやってきた彼には、倒さなければならない仇敵がいた──かつて母親と一族を徳川に惨殺された佐助は、ただひとり生き延び、貧しい集落に流れ着いたのだ。「真田丸」での鍛錬で、強さを身につけた佐助は、信繁とともに徳川との決戦に挑むが……。史実を丹念に紡いだ、新たなる真田戦記。 ※本書は、二〇一五年二月に小社より単行本として刊行された作品を加筆修正し、副題を加えて文庫化したものが底本です。
  • 新装版 俄 浪華遊侠伝(上)
    4.1
    「この銭、貰うた」。逃げた父の代わりに金を稼がねばならなくなった万吉は、身体を張った"どつかれ屋"として身を起こす。やがて生来の勘とど根性と愛嬌を元手に、堂島の米相場破りを成功させ、度胸一の極道屋・明石屋万吉として知らぬ者のない存在となった。そんな万吉に大坂町奉行から密かな依頼がくる。
  • 新装版 和宮様御留
    4.1
    攘夷か開国かで二分された国論を調停するために、皇妹・和宮は徳川将軍家に降嫁せよと勅命を受ける。彼女の身代りとされた少女フキは何も知らされないまま江戸へ向かう輿に乗せられる――。大義によって人生を翻弄された女たちの矜持を描き、犠牲になった者への思いをこめた、有吉文学を代表する不朽の名作。
  • 近江戦国の女たち
    3.0
    北近江を征した浅井家が存亡の危機迫るなか、長政の庶子として生まれた喜八郎。数奇な運命をたどりながらも戦乱の世を生き延び、今、歴史の生き証人として、近江戦国の女性18名を表舞台に登場させた。 著者の心憎い演出が際立ち、戦国の世の女たちが自らの処世術を語る。
  • 新装版 一絃の琴
    4.1
    直木賞受賞作。土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える(講談社文庫)。
  • 始皇帝
    4.3
    「永遠の命」を除く、この世のすべてを手に入れた狂気の王!戦国七雄が割拠する紀元前3世紀。他国へ遣られた人質の子として生まれながら、大商人・呂不韋(りょふい)の深謀遠慮によって、わずか13歳にして秦王に即位。政敵を倒し、3度の暗殺未遂を乗り越え、権謀術数と軍事力によって全中華を制したファースト・エンペラー。権力をほしいままにした男の49年の生涯を描き切る! (講談社文庫)
  • 偽装同盟
    4.0
    日露戦争に「負けた」日本。 ロシアの属国と化した地で、男は、警察官の矜持を貫けるのか――日露戦争終結から 12 年たった大正 6 年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。3月、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ……。「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。
  • 剛心
    4.0
    日本近代建築の雄、妻木頼黄(よりなか)。幼時に幕臣の父を疫病で亡くし、維新後に天涯孤独となり、17歳で単身渡米。コーネル大学で学んだ異才は、帰国後にその力量を買われ、井上馨の「官庁集中計画」に参加。闇雲な欧化ではなく、西欧の技術を用いた江戸の再興を。そう心に誓う妻木は、大審院、日本勧業銀行、日本橋の装飾意匠他、数多くの国の礎となる建築に挑み、やがて、この国の未来を討議する場、国会議事堂の建設へと心血を注ぎこんでいくが……。彼と交わった人々の眼差しから多面的に描き出す、妻木頼黄という孤高の存在。その強く折れない矜持と信念が胸を熱くする渾身作!
  • 大江戸意外なはなし366日事典
    -
    江戸の人間模様の表と裏が手にとるようにわかる事典!――天下人の秘話、大奥の内情、武士や町人をめぐる粋なはなし、はたまた泣き笑いのはなし、カネやオンナにまつわる仰天ばなし、などなど。一日一話、江戸に学び、江戸に遊び、江戸の魅力を満喫する本。
  • ぴりりと可楽!
    NEW
    -
    第3回細谷正充賞受賞作 江戸落語の立役者・三笑亭可楽の まっしぐら人生! 【三宅裕司さん、春風亭昇太さん、大絶賛!】 櫛職人の又五郎は「お笑い」好きの粋な旦那衆が揃う〈噺の会〉の下っ端ながら、 大坂からやって来たお笑い芸人を向こうに回し、ここでやらなきゃ江戸っ子の名折れとしゃしゃり出る。 が、急ごしらえの寄席はたった五日で店仕舞い。自分のあまりの不甲斐なさに江戸の街を飛び出した又五郎、 百戦錬磨の芸人たちが集う街道沿いの宿場町、越ヶ谷・松戸で揉まれて丸二年。 修業の末にようやく掴んだ前代未聞の即席芸〈三題噺〉で 一世一代の大勝負に打って出る! 「ただ洒落噺が好きだった櫛職人の又五郎が、紆余曲折の末に三題噺を創り上げる。 ベテラン芸人の才能に打ちのめされながら、オリジナルの芸を求めて足掻く姿は、 何かを創ろうとするすべての人の共感を呼ぶ。 真っすぐに自分の道を歩む又五郎に、惚れてしまった。」 (第3回細谷正充賞受賞の際の講評より)
  • 蝶のゆくへ
    -
    それぞれが生きたいように生きるべきだ――。明治時代、困窮する士族の娘として生まれた星りょうは、期待を胸に憧れの女学校に入学する。瑞々しい溌剌さを放つりょうを、人々は「アンビシャスガール」と呼んだ。勝海舟、樋口一葉、島崎藤村……。時代を彩る綺羅星たちと関わるなかで、自分らしい生き方が花開いていく。情熱的に交錯する男女の愛と、新しい芸術の息吹を描き切った、葉室麟の美しくしなやかな歴史長編。
  • 南部は沈まず(上)
    3.0
    戦国北端の武将・南部氏。だが、そこには内紛の種がいくつも芽を出そうとしていた。当主となった南部信直は、領地の統治を試みるが、同族と熾烈な争いが勃発。さらに安東氏、拡大を続ける伊達氏、そして南部から独立した津軽氏までもが迫ろうとしていた。奮戦する信直をよそに、天下統一の波が押し寄せ──。大津波、大震災、そして戦国の波を乗り越え、手腕を発揮した南部氏を描く、長篇歴史小説。
  • 「鎖国」を見直す
    -
    江戸時代の日本は「鎖国」ではなく「四つの口(長崎・対馬・蝦夷・琉球)」で世界につながり,開かれていた――著者が提起した「海禁・華夷秩序論」は様々な議論をよび,反発を生みながらも,江戸時代のイメージを塗り替え,通説として定着してきた.著者の長年にわたる研究のエッセンスをわかりやすくまとめた待望の一冊.

    試し読み

    フォロー
  • 北斗の人 新装版
    4.2
    剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、北斗七星に誓いを立て、剣術を学ぶため江戸に出るが、なお独自の剣の道を究めるべく廻国修行に旅立つ。北辰一刀流を開いた千葉周作の青年期を爽やかに描く。
  • 夕映え 新装版
    3.0
    江戸の本所で「福助」という縄暖簾の見世を営む女将のおあきと弘蔵夫婦。心配の種は、武士に憧れ、職の落ち着かない息子、良助のことだった…。ついに、良助は上野の彰義隊の一員として上野の戦に加わるという。無事を祈るおあきたちだったが……。幕末の世、市井に生きる人情と人生を描いた長編時代小説が新装版にて登場!
  • 応仁悪童伝
    3.0
    高貴な出自で妖しいほどの美貌をもつ稚児・けいと孤児で諸刃の剣を自由に操る能楽師の少年・一若。ふたりは、堺の慈済寺で暮らしていたが、ある日、僧を殺め火を放ったけいは、一若に罪を着せ共に出奔、京に向かう。山名宗全、細川勝元、骨皮道賢……らが激突する応仁の京で、彼らは知恵と美貌と刀の腕を武器に、暗殺、一揆、下剋上……の暗黒の乱世を、未来を求めて己たちの力で生きる。各紙誌でも絶賛の著者の新たな代表作、待望の文庫化。(解説・田口幹人)
  • 柳は萌ゆる
    5.0
    知られざる もう一つの戊辰戦争! 東北・盛岡藩から見える維新の真実―― 高橋克彦氏(作家)絶賛の歴史巨編! 単行本から大幅加筆の大増補版 明治維新の裏側にこういう傑物がいた。そしてこれからは生まれない美しい魂だ。 最後の章でだれしもが号泣し、美しい生き様に羨ましささえ覚えるだろう――高橋克彦(作家) 真の維新とは何か――若き藩家老の決断は!? 幕末、盛岡藩内で貧困と重税に反発し、一揆を起こす百姓たち。そして、その要求を簡単に反故にする藩の重臣。若き藩士・楢山茂太(後の佐渡)は「百姓による世直し」を夢見、家老となってからも、新しい世の政の実現を志す。しかし、維新の混乱の中、奥羽越列藩同盟に属した盛岡藩は新政府軍と対決の時を迎える――。
  • 報国の人々 伊藤博文と井上毅の相剋
    -
    日本国とは何か、どうあるべきか、究極の答えを模索する“明治志士”の物語 西郷、大久保、木戸の維新三傑と岩倉具視がこの世を去った明治中期、民権運動を標榜する反政府勢力は、国家中枢人物に対して実質的なテロ活動をあちらこちらで画策していた。そんないまだ不安定な時代の渦の中で、井上毅をブレーンに持つ伊藤博文を中心とする、大隈重信、黒田清隆、井上馨など、維新第二世代とも言われる政府要人たちは、まったく無の状態から、欧米に伍するわが国独自の近代政治制度を短期間のうちに作り上げねばならなかった。国家、国民とは何で、天皇の役割とはどのようにあるべきなのか、現在でさえ答えのない議論と政治闘争が繰り広げられる中、彼らは、明治新政府が空中分解しかねない政治危機を何度も迎えてしまう。命を賭して、国の土台作りに挑んだ彼らの心中にあった信念、計略、情熱とはどのようなものであったのだろうか。日本近代政治の原点と帝国の“誕生”がここに描かれる。
  • 黄金海流
    -
    江戸に流通革命をもたらすはずの大工事に、忍びよる影また影!伊豆大島の波浮に築港計画がもちあがるやいなや、幕府内部で奇怪な動きが目立つようになった。船団の針路と物流の変化をめぐって濁流のごとくぶつかりあう思惑と思惑、そして謎の剣客の暗躍。江戸、下田、伊豆大島がなす大三角形に展開する海と剣のサスペンス。
  • レジェンド歴史時代小説 江戸っ子侍(上)
    4.0
    時は天保の江戸。無頼で勘当された旗本次男坊・浅形新一郎は、誕生日の夜に出会った大泥棒・吉兵衛から、伝奏屋敷に囚われた娘を救い出すよう頼まれる。引きうけた! 敵は公儀庭番をも味方につける大商人。救出劇は剣豪、美女、すり、元大目付らを巻き込み、二転三転。新一郎、絶体絶命の危機へ。娯楽活劇の傑作。
  • 李世民
    3.2
    皇帝は帝都・長安を捨て、中国全土に反乱があいつぎ、隋の権威は地に墜ちていた。群雄割拠の時代を迎え、北方を守る太原留守(りゅうしゅ)・李淵(りえん)の次男・李世民(りせいみん)は李淵に決起をうながし、大陸の覇権を賭けて長安をめざした。唐朝第2代皇帝となる李世民の後戻りのできない戦いを描くロマンとスペクタクルの中国歴史長編。
  • 赤穂浪士(上)
    -
    画期的な解釈と設定で、忠臣蔵小説の最高峰と讃えられ続ける名作。上巻では、元禄太平の時勢に勃発した浅野内匠頭の刃傷事件から、仇討ちに怯える上杉・吉良側の困惑、茶屋遊びにふける内蔵助の境地が、人情の機微に踏み込む文体で、時代相のひろやかな展望のもとに描き上げられる。虚無的な浪人堀田隼人、怪盗蜘蛛の陣十郎、謎の女お仙らの暗躍がからみ、物語は佳境へと突き進む。
  • 私本 西郷隆盛と千代香 江戸無血開城編
    -
    明治維新の立役者、 西郷隆盛と江戸隠密の子 千代香 との不思議な縁が、南海の孤島、沖永良部島で始まる。早世した島津斉彬に寵愛を受けた西郷隆盛は久光の逆鱗に触れ、沖永良部島で囲い牢押し込めになる。千代香や島の人々との触れ合いと、大きく時代が動く中で一年八ヶ月の長い牢生活を終えた西郷は、父の思いを遂げようとする千代香と共に江戸へ向かい旅立つ !日本人が良く知る偉人「西郷」と想像上の人物「千代香」の著者力作のフィクション4部作。

    試し読み

    フォロー
  • 私本 西郷隆盛と千代香 鳥羽伏見の戦さ編
    -
    明治維新の立役者、 西郷隆盛と江戸隠密の子 千代香 との不思議な縁が、南海の孤島、沖永良部島で始まる。早世した島津斉彬に寵愛を受けた西郷隆盛は久光の逆鱗に触れ、沖永良部島で囲い牢押し込めになる。千代香や島の人々との触れ合いと、大きく時代が動く中で一年八ヶ月の長い牢生活を終えた西郷は、父の思いを遂げようとする千代香と共に江戸へ向かい旅立つ !日本人が良く知る偉人「西郷」と想像上の人物「千代香」の著者力作のフィクション4部作。

    試し読み

    フォロー
  • 私本 西郷隆盛と千代香 薩長同盟編
    -
    明治維新の立役者、 西郷隆盛と江戸隠密の子 千代香 との不思議な縁が、南海の孤島、沖永良部島で始まる。早世した島津斉彬に寵愛を受けた西郷隆盛は久光の逆鱗に触れ、沖永良部島で囲い牢押し込めになる。千代香や島の人々との触れ合いと、大きく時代が動く中で一年八ヶ月の長い牢生活を終えた西郷は、父の思いを遂げようとする千代香と共に江戸へ向かい旅立つ !日本人が良く知る偉人「西郷」と想像上の人物「千代香」の著者力作のフィクション4部作。

    試し読み

    フォロー
  • 私本 西郷隆盛と千代香 沖永良部島編
    -
    明治維新の立役者、 西郷隆盛と江戸隠密の子 千代香 との不思議な縁が、南海の孤島、沖永良部島で始まる。早世した島津斉彬に寵愛を受けた西郷隆盛は久光の逆鱗に触れ、沖永良部島で囲い牢押し込めになる。千代香や島の人々との触れ合いと、大きく時代が動く中で一年八ヶ月の長い牢生活を終えた西郷は、父の思いを遂げようとする千代香と共に江戸へ向かい旅立つ !日本人が良く知る偉人「西郷」と想像上の人物「千代香」の著者力作のフィクション4部作。

    試し読み

    フォロー
  • 逃げるが勝ち 大じしんゆりたら はよう よがい山へにげなされよ
    -
    紀州(現在の和歌山県)の印南浦。1707(宝永4)年の宝永地震の津波では全滅に等しい被害を受けた。しかし、1854(嘉永7)年の安政南海地震の津波では家屋の流失損壊こそあれ、死傷者は一人も出なかったという。その理由を、当時満11歳の少年・戎屋楠次郎が残した手記を元に解き明かしたノンフィクション小説。現代にも生きる、命を守る実戦的な知恵を伝える一冊。
  • 349人を探して 女三代の楽器争議
    -
    大正時代末、浜松の日本楽器(現ヤマハ)で起きた労働争議をベースとした物語。さまざまなドラマを含んだ関係者たちのその後を一人の男性が尋ね歩く。小説でありながら史実の持つ重さに加えて人間の悲哀が織り込まれ、大正から現代にいたる歴史の流れに身を置いている感覚が味わえる。組織の中の個人とは、その個人を生かす社会とは……さまざまなテーマが「愛」の中で複層的に展開される。
  • 遠野大観音物語 住職が自ら彫り上げた信念の日々
    -
    戦後の日本が疲弊していた頃、一人の住職が戦没者慰霊と日本の復興と世界平和を祈願して、観音像を建立したいと考えた。しかし、巨木探しから難航する。ついに住職は、自身の手で17メートルの高さの大観音像を彫ることを決意。そして近隣の人々が総出で苦労の末に運搬し、奉納することができた。岩手県遠野市に実在する福徳十一面観自在菩薩の建立物語を民間の歴史家が綴った。
  • 星を見上げて ─日本海軍気象少尉と大社基地のあの夏─
    -
    島根県出雲市に、昭和20年春に突貫工事で造られ今も姿を残す旧海軍大社基地滑走路がある。敗戦が色濃くなったあの夏、ここから最後の爆撃機「銀河」が南に向けて飛び立った。彼らは果たして無事帰還できたのか──。観測される日々の気象データが軍の〈極秘情報〉となるなか、ある海軍気象少尉の目を通して描かれた、太平洋戦時下における軍人たちの生きざまとその人間模様。
  • 深川澪通り燈ともし頃
    4.0
    煙草屋の政吉は、狂歌にのめり込み、人気狂歌師に上り詰める。しかし次第に、商売はおろそかになり、妻は使用人と駆け落ちする。労咳を患う遊女のおうたに、安らぎを見いだし溺れていくが……。木戸番夫婦の優しさが心にしみる時代小説シリーズ第2弾。
  • ぐるりよざ 戦国の聖歌
    -
    戦国時代のある日、大内氏が統治する山口居住の琵琶法師了斎(りょうさい)は、町中で辻説法をする異形の僧たちを見かける。彼らの説く神に興味を抱いた了斎は、誘われるまま彼らの集会に行ってみる。その出会いが、彼の人生に大きな変革をもたらすことに────。日本人に強い興味を抱き、布教のために騒乱の地を訪れたフランシスコ・ザビエル一行の姿を描いた歴史小説。
  • 新選組血風録 新装版
    4.2
    勤王佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛に、その治安維持を任務として組織された新選組。騒乱の世を、それぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちを鮮烈に描く。司馬文学の代表作。
  • 雪の夜のあと 慶次郎縁側日記
    4.0
    元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎の前に、かつて愛娘を暴行・自害に追い込んだ憎き常蔵が名前を変えて、再び現れる。常蔵の悪行を止めようとする娘、翻弄される女たち。江戸裏長屋を舞台に、男の怨念と赦(ゆる)し、人生の哀歓を描いた傑作長編。
  • ヒトでなし 金剛界の章
    4.7
    俺は、ヒトでなしなんだそうだ。娘を亡くし、職も失い、妻にも捨てられた。家も財産もなくし、無一文になった男のもとへ一人また一人と破綻者たちが吸い寄せられる。借金まみれの旧友、自殺を図る女、殺人犯──。求めているものは、赦しなのか?施しなのか?救いなのか?それとも―。「人が人を救うなんて、とんだ傲りだ。救ってくれるのは人じゃあない。だから神だの仏だのが要るのじゃないか。仏に救われようと思ったら仏の道をてめえで歩くしかねえのさ」心の澱が取り払われる説法エンタテインメント!
  • 風と雅の帝
    -
    第30回中山義秀文学賞受賞作品! 歴史から“消された”天皇がいた――。皇位継承が持明院統と大覚寺統で交互に行なわれていた鎌倉時代後期、量仁(光厳天皇)は持明院統の期待を背負い即位した。しかし、幕府が倒される際に捕えられ、前帝・後醍醐によって即位自体を否定されてしまう。後醍醐と敵対した足利尊氏に擁立され、光厳は“治天の君”の座につくが――。南北朝の動乱を生き抜いた光厳天皇を描いた、著者渾身の歴史長編小説。
  • 銭形平次捕物控 合本版 一巻~十巻
    -
    大江戸を舞台に御用聞きの平次とガラッ八が活躍する時代劇捕物推理。銭を投げて悪者を退治する爽快な捕物帖。銭形平次捕物控一巻から十巻の五十話を収録。一気に読める合本版。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 昭和史発掘 三品教事件
    -
    満州事変を主導した山口三郎首相と、大正から昭和初期にかけて隆盛を誇った新興宗教三品教との、知られざる関係に迫った架空の歴史ドキュメント・フィクション。
  • 青天の双帆
    -
    徳川時代の黎明期を駆け抜けた親友二人の波乱の人生を壮大なスケールで描く人間ドラマ。幼なじみの多聞と龍之進は関ヶ原の戦場で人買いに捕まるが、片や宣教師、片やポルトガル商人に拾われ、長崎で運命の再会を果たす。禁教令や陰謀に直面し、それぞれ日本の地を離れた二人は遠くマカオでまたも巡り会う。互いに苦難を乗り越え、成長し活躍するも、突如オランダ軍がマカオに侵攻。守るべきもののため二人は激戦の中へ――「手に汗握るとは、このことか」(書評家・細谷正充氏)と絶賛されたスペクタクル感動巨編、待望の文庫化。 ※本作品は2022年5月に刊行された単行本『南蛮の絆 多聞と龍之進』を文庫化に際し、加筆修正し改題したものです。
  • 蒼き海の涯に 琉球警察 II
    値引きあり
    -
    沖縄は私たちのものだ! 本土復帰直前の沖縄。 治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。 戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。 再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。 その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。 米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。
  • 真砂屋お峰 新版
    3.7
    大工修業中の甚三郎に、見合い話が持ちかけられる。 相手は、節約第一を家訓とし二百年以上栄えてきた材木問屋「真砂屋」の娘・お峰。 互いに惚れあい結ばれた二人の前に、数々の困難が降りかかった時、お峰は炎の女へと変貌し―― 享楽と頽廃の渦巻く文化文政期の江戸を舞台に鮮烈な愛の姿を描く、中期有吉文学を代表する長篇。 〈解説〉松井今朝子
  • 平賀源内捕物帳
    4.0
    源内先生、べらぼうな事件の謎に挑む! 江戸を震撼させる連続殺人、不可能犯罪のトリック、田沼意次爆殺の謀議……。平賀源内の推理が冴えわたる! *目次 萩寺の月/牡丹亭還魂記/稲妻草紙/山王祭の大象/長崎ものがたり/尼寺の風見鶏/蔵宿の姉妹/爆弾侍 〈解説〉日下三蔵
  • 蹴れ、彦五郎
    4.4
    今川義元の子・氏真 北条家の四男・氏規 信玄の長子・義信 ――知られざる傑物に光をあてる 今村翔吾、初の短編小説集 父義元を討たれ、今川彦五郎氏真は家督を継ぐ。しかし、隣国に圧迫され没落の一途を辿ってしまう。 そんな暗愚と評される氏真を、妻の由稀だけは信じていた。苦難の中、氏真と由稀は近江で童たちの師となり、未来に明るい光を見る。だが、童らに悲劇が――。 蹴鞠と和歌を愛す氏真が、天下人信長に示した心意地とは(「蹴れ、彦五郎」)。 誰もが持つ、輝く才を描いた八編。
  • 五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃
    4.5
    日米開戦前夜―― ルーズベルトの陰謀、チャーチルの思惑、そして山本五十六の野望 真珠湾攻撃の黒幕はだれだ?? ヒトラーの暴走により第二次世界大戦、勃発。ルーズベルト米国大統領はその欧州戦線に参戦する口実を得るために日本を挑発、アメリカを攻撃させるべく追い詰める。 ISOROKUは必ずハワイを攻めてくる! 日米欧を舞台にした壮絶な心理戦とスパイ戦の果てに、ついに山本五十六連合艦隊司令長官が動き出す。 真珠湾攻撃奇襲作戦の真相を抉る、究極の戦史小説。
  • 幸村を討て
    4.6
    徳川家康が最も恐れた男、真田幸村の謎に迫る! 「歴史ミステリとして、そして本格ミステリとして、実に優れた一作」 ――大矢博子(解説より) 徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。 亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。 『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化! 【目次】 家康の疑 逃げよ有楽斎 南条の影 名こそ又兵衛 政宗の夢 勝永の誓い 真田の戦 解説 大矢博子 〈大坂の陣410周年〉
  • 夢燈籠-野望の満州
    値引きあり
    4.2
    歴史小説の第一人者が描く、明治男の一代記。関東大震災、二二六事件、満州国。激動の時代を背景にした傑作大河小説、第一部、開幕!
  • 山本周五郎 作品集 合本版 一巻~十巻
    -
    時代小説の名手、山本周五郎が描いた時代小説、人情話の傑作集。貧しさや虐げられた者たちが愛、悲しみ、怒り、慈しみ、恨み、嫉妬、義理などさまざまな感情を抱え、必死で生きていく姿に思わず胸が熱くなる。人生の喜怒哀楽を知り尽くした作家が描く武士や庶民の生活。山本周五郎作品集の一巻から十巻、三十一本を収録。一気に読める合本版。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 忠臣蔵の姫 阿久利
    3.0
    赤穂浪士の助命嘆願に命を賭した姫の物語。 江戸は元禄、生類憐みの令が布かれていた頃。 広島三次藩に生まれた阿久利は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭長矩に輿入れし、安寧な暮らしを送っていた。 しかし、勅使饗応指南役である高家筆頭・吉良上野介の「ある依頼」を断ってから、暗雲が垂れ込めはじめる。 さらに、大名火消しを拝命する内匠頭が取った火事場での「ある行い」から、五代将軍徳川綱吉の側近・柳沢保明からも不興を買ってしまう。 内匠頭を快く思わない吉良と柳沢は、密かに赤穂藩改易に動き出す。 そしてついに、度重なる嫌がらせに我慢ならず、江戸城中松の廊下で吉良へ刃傷に及んだ内匠頭。 即日切腹処分となった夫の死に、阿久利は悲しみに暮れながらも、国家老の大石内蔵助とともに浅野家再興に長きにわたり奔走する。 だが、とうとう叶うことなく、刃傷沙汰の幕が下りたのだった。 望みを絶たれた浪士たちは、剣豪の堀部安兵衛を中心に、死んだ主の恨みを晴らさんと吉良邸への討ち入りを決行。見事に武士の本懐を果たす。 今度は、義士たちの助命嘆願に尽力する阿久利だったが……。 最愛の夫の「遺言」を守るべく、命を懸けた阿久利姫の生涯を描く。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『忠臣蔵の姫 阿久利』と、『義士切腹 忠臣蔵の姫 阿久利』を改稿して合本した文庫版となります。
  • おれの足音〈決定版〉 上 大石内蔵助
    -
    人間味あふれる男――大石内蔵助の生涯 池波正太郎が心底ほれた男――大石内蔵助 播州赤穂、大石家の長男・竹太郎は色白で可愛げのある 顔立ちだが、評判は芳しくない。 子供の頃から居眠りばかり。剣術修行は進歩ナシ。 19歳で大石内蔵助として国家老になってからも、 ついたあだ名は「昼行燈」。 妻子と仲良く暮らし、晩酌を愛し、時には遊女とたわむれ、 弱い者にも優しい――。 著者が愛してやまなかった男の生涯。 装いを新たにした決定版! 単行本 1971年9月 文藝春秋刊 文庫版 1977年12月 文春文庫刊 文庫新装版 2011年11月 文春文庫刊 文庫決定版 2024年12月 文春文庫刊 この電子書籍は文庫決定版を底本としています。 【※2011年にリリースされた電子書籍と、本文内容に変更はありません。】
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 太平記 「歴史の方程式」を学べ
    5.0
    なぜ、ある者は勝ち、ある者は敗けたのか? 鎌倉時代から室町時代へ。後醍醐天皇、足利尊氏、楠木正成――、彼らは時代の覇権を取らんがため、どう行動し、その何が勝敗を分けたのか。「弱さが強みになる」「非常識が優位に立つ」など、歴史を振り返ると見えてくる「波乱の時代で勝つための方程式」を、傑物たちの生きざまを分析しながら読み解く。初学者でも日本最長の軍記物語『太平記』を理解できる、平易な入門書。 *電子書籍版には収録していない資料図版がございます。あらかじめご了承ください。
  • 天下を買った女 室町擾乱
    -
    京の街は戦乱により荒廃していた。権威の失墜した室町将軍・足利義政に嫁いだ日野富子は、「銭」すなわち「経済」の力で平和をもたらすことを決意する。応仁の乱を鎮めようとした悪女の実像を描く歴史巨編。
  • かげろう絵図 上
    -
    【この電子書籍は、2004年発売の電子書籍『かげろう絵図 上』の表紙を新たにしたものです。本文内容は2004年版と同一です。】 大奥を舞台に鮮やかな推理手法で描く清張流傑作時代小説 著者が「愉しさを第一に」取り組んだ傑作時代小説。徳川家斉が大御所として君臨する天保十一年、絢爛たる吹上の桜見の会で奥女中らが注視する中、事件は起こった――。家斉が寵愛する中臈と背後の黒幕石翁。彼らの追い落としを謀る水野忠邦一派。両者の罠のかけあいを推理手法で描き、権力に群がる矮小な人間の姿を炙りだす。
  • 涅槃 上
    4.2
    没落した宇喜多家の再興を図る八郎はやがて直家となり、戦国の世をしぶとく生き抜いていく……。『光秀の定理』から直木賞受賞の『極楽征夷大将軍』に到る分岐点となった記念碑的作品、ついに文庫化!
  • 身もこがれつつ 小倉山の百人一首
    4.8
    中山義秀文学賞受賞&「オール讀物」誌「時代小説、これが2021年の収穫だ!」――傑作和歌ミステリー、待望の文庫化 鎌倉初期の天才歌人・藤原定家の恋と「百人一首」の謎に迫る 平安時代の最高権力者・藤原道長に連なる藤原北家ながら傍流の御子左家は、歌壇ではそれなりの実力を発揮しているものの、公家の出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、侍従時代の同僚で親友の藤原家隆らとともに『新古今和歌集』の選者を務めるなど、歌壇でめきめきと頭角を現す。鎌倉幕府に押され気味の朝廷の復権を目指す後鳥羽院は、そんな定家に、三代将軍・源実朝に京への憧れを植え付けるため「敷島の道(和歌)」を指南せよと命ずる。後鳥羽の野心は肥大し、ついには倒幕の兵を挙げんとするが……。 知らぬ人のいない「小倉百人一首」には、なぜあの100首が選ばれたのか? 同じく藤原定家選の「百人秀歌」より1首少なく3首だけ異なる理由とは?――「承久の乱」前後の史実をきらびやかに描きながら、その謎を解き明かす。 【目次】 一の章 還御の噂 二の章 いとしの友よ 三の章 菊花の王 四の章 はかなき鎌倉将軍 五の章 勅勘と大乱 六の章 嵯峨山荘の障子和歌 附 記  解 説 大矢博子
  • 夜叉の都
    4.0
    こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ――。 建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。 だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、 政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。 さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は 頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、 自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。 頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。 “夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。 解説=本郷和人
  • 生きて候 本多正信の次男・政重の武辺 上
    5.0
    家康の謀臣・本多正信の次男として生まれ、槍奉行・倉橋長右衛門の養子として育った倉橋長五郎政重は、故あって秀忠の近習を斬り捨て徳川家を出奔する。前田利家の密命を帯びて朝鮮半島に渡り、慶長の役に身を投じた政重が見たものとは!?
  • 幕末維新ホテル伝
    -
    まもなく明治に改元される慶応4年夏、江戸築地の外国人居留地に「築地ホテル館」が完成した。列強が幕府に開設を強要したが、財政逼迫の幕府にその余裕はなく、勘定奉行・小栗忠順の発案で民間に建てさせることに。これに応じたのが清水屋棟梁の清水喜助(清水建設創業二代目)だった。が、居留地の外国商会誘致の不振から経営破綻、さらに銀座大火で焼失という悲運に見舞われる。しかし喜助はめげずに、新時代の建築につぎつぎと挑んでいく――。そのドラマを描く実話小説。
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像
    3.7
    不倫、怨霊、呪詛、没落……モデルとなった貴族たちの驚きの現実! まるで平安の週刊誌!? なぜ貴族たちは、『源氏物語』に夢中になったのか。それは貴族たちが、この物語に強烈なリアリティを感じたからに他ならない。『源氏物語』には、実在の人物や事件を連想させる要素が満載だったのだ。光源氏、頭中将、六条御息所、弘徽殿女御など、主役から脇役、敵役まで、モデルと考えられた人物や事件を紹介しつつ、平安貴族たちのリアルな日常を解説する。 ●頭中将が頭中将である必然性 ●「六条御息所」という設定の意味 ●怨霊に全てを奪われた元皇太子妃 ●天皇と乳母との関係 ●弘徽殿女御を凌ぐ後宮の暴君 ●藤壺中宮以来の天皇の母親になった皇女 ●明石の君のリアルとしての宮道列子 平安貴族の目線で『源氏物語』を読むと紫式部の深い意図が見えてくる。2024年大河ドラマが10倍面白くなる!
  • 標なき柩
    -
    江戸南町奉行・矢部駿河守定謙は、なぜ絶食死を選んだのか 桑名藩への永預として座敷牢に幽閉される身となった、矢部定謙。 矢部の警護に当たる番士の一人、本多捷太は、彼にまつわる様々な噂話を耳にする。 なぜ矢部ほどの人物が刑に処せられ、悲惨な最期を遂げることになったのか。 疑問に思う捷太に、番士仲間や弟が語るその真相とは――。 捷太の目を通して、獄中での矢部定謙を細やかに描いた歴史小説。 【著者紹介】 伊達 虔(だて けん) 1996年 第十五回潮賞小説部門受賞 受賞作「海人」(潮出版社)出版 1998年 「G 重力の軛」(双葉社)出版 2003年 第八回歴史群像大賞最優秀作品賞受賞      受賞作「逃亡者市九郎」(学研社)出版 2007年 「鳥刺同心 晩秋の稲妻」(学研社)出版

    試し読み

    フォロー
  • 静かな大地
    4.6
    短い繁栄の後で没落した先祖たちのことを小説にするのは、彼らの物語を聞いて育ったぼくの夢だった--明治初年、淡路島から北海道の静内に入植した宗形三郎と志郎。牧場を開いた宗形兄弟と、アイヌの人々の努力と敗退をえがく壮大な叙事詩。著者自身の先祖の物語であり、同時に日本の近代が捨てた価値観を複眼でみつめる、構想10年の歴史小説。第3回親鸞賞受賞作。〔解説・高橋源一郎〕
  • まむし三代記
    4.3
    法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃・土岐家内でのし上がる。2代目はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長編時代小説。
  • ザ・バサラ 信長と利休
    -
    信長と利休は、正真正銘のバサラ者であった! 安土桃山文化の頂点ともいえる織田信長と草庵茶道を開創した千利休の功績を調べ、信長と利休の美学がどのように文化に反映されたのか――。 若き研究者(主人公)が信長と利休の歴史をひも解いていく。 【著者紹介】 加藤達乃進(かとう・たつのしん) 一級建築士、一級建築施工管理技士 1947年生まれ。足立建設株式会社顧問。 【所属】公益社団法人岐阜県建築士会、まちづくり委員会元委員長、地域貢献活動センター元委員長、公益社団法人岐阜県建築士会顧問 【受賞】第4回全国材木活動コンクール 木青連連合会会長賞、平成13年岐阜県木美創出賞 岐阜県建築士会会長賞 【講演】平成19年岐阜商工会議所設備部総会「岐阜町屋を活かしたまちづくり」、平成20年岐阜女子大学公開講座・岐阜に学ぶ「町屋の保存とまちづくり」 【研修】1977~1983年 茶道表千家・華道正統則天門、1988~2000年 日本建築セミナー(講師:中村昌生、早川正夫、平井聖 ほか)、1998年 日本建築士会まちづくり委員会主催「横浜まちづくり塾」(講師:田村明 法政大学名誉教授、横浜市デザイン室元室長)

    試し読み

    フォロー
  • 龍の波濤 小説・矢野龍溪 巻之三
    -
    幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。 彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説! 本作は、明治維新後、国内外の騒乱が相次ぐ不穏な情勢のなか、ついに言論人として歴史の表舞台に立つ矢野龍溪の姿を描きだす。 明治維新が成ったとはいえ、征韓論争から江藤新平らによる佐賀の乱、さらには台湾への出兵と、新政府は次々起こる激動に見舞われていく。 そんななかでも矢野文雄は、福澤諭吉の慶應義塾の秀才として、公私ともに充実した日々を送っていた。いっぽう盟友・藤田茂吉は、活力に満ちた新聞界で頭角を現していく。 しかし、政府は報道統制に乗り出し、活発に動きはじめた言論界は騒然とする…… 矢野龍溪の人生を通して、動乱の明治を総合的に描きだす、歴史大河小説第3作!
  • 古代ヤマト政権の誕生ロマン 神武東征から継体天皇まで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「古事記」、「日本書紀」等を参考に想像を広げ、口承の視点を取り入れ、古代人の生活と権力誕生を描いた小説。
  • ヴォイド・シェイパ The Void Shaper
    4.3
    紅の鞘に納められた細身の刃。ゼンは師から譲り受けたその剣だけを友に山を下り、旅に出る。師であるカシュウは死んだ。ゼンに旅立つよう言い残して。親も知らず、山奥で育てられた理由もわからない。だが山での生活は、ゼンを強く、賢くした。  道を極めるためのあてどない修行の旅。剣を構え、しのぎを削り、出会いと別れを重ねながら、多くに気づき学び取るゼン。  動的でありながら内省的な侍の成長を描く、傑作剣豪小説!
  • 龍の海原 小説・矢野龍渓 巻之二
    -
    幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。 彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説! 本作は、明治維新後、新たな首都に生まれ変わった東京へやって来た矢野龍渓が、きびしくも楽しく学業に邁進し、青春を謳歌する清新な姿を描く。 新首都・東亰へやって来た矢野文雄は、活気にわく街のなかで勉学に励み、ここでも力量を遺憾なく発揮していく。 そんな文雄が出会ったのが、福沢諭吉が開いた慶應義塾。盟友・林茂吉とともに入塾し、個性的な塾生にかこまれながら、きびしくも楽しい学生生活を謳歌する。 いっぽう、誕生したばかりの明治新政府は、内部に大きな波乱を含みながら、危険な舵取りをつづけていく…… 若き矢野龍溪を通して、活気に満ちた文明開化の政治と社会を描きだす、歴史大河小説第2作!
  • 小説 静
    -
    白拍子と呼ばれる舞で日の本一と称された静と、稀代の将軍義経。二人の成長と出会い、そして悲痛な運命を描いた歴史小説。 男舞を専門とする白拍子で、類まれなる才能から法皇にまで愛された若き女性、静。不遇な身の上に生まれ、まだ見ぬ兄・頼朝へ募らせた思慕と純真な心を持ちながらも、その運命に翻弄された、歴史上悲運の名将と呼ばれる義経。二人は互いに惹かれ合い、運命を共にする。戦乱の絶えぬ源平の最後の最後までひたむきに義経を支え、傍を離れなかった静の激動の一生を纏めた作品。 〈著者紹介〉 北山 仁(きたやま・じん) 一九四八年北海道生まれ二〇一六年、団体職員退職を機にこの書に着手。

    試し読み

    フォロー
  • 龍の水脈 小説・矢野龍渓 巻之一
    -
    幕末の佐伯藩(大分県)に生まれ、藩校で優秀な成績をおさめるなど頭角を現わし、明治維新後に上京、慶應義塾に学び、官吏から政治家となり、そのかたわら新聞人・作家として大きな影響をあたえた傑物・矢野龍溪。 彼が生きた時代とその生涯を、同郷の著者が熱い思いを込めて書き下ろす、歴史大河小説! 本作は、平穏な佐伯藩にも押し寄せる歴史の荒波と、そのなかでひたむきに成長する若き矢野龍溪の姿を描く。 豊後国佐伯藩の武士の家に生まれた、矢野文雄。そして、同郷ながら水主の子として生まれた林茂吉。二人はのちに同じ慶應義塾に学び、矢野龍溪と藤田茂吉として、政治と言論の世界で明治という時代を切りひらいていくことになるのだが…… 豊かな自然と伝統にかこまれ、なごやかに、そして活力に満ちた少年時代を送る文雄と茂吉。だが、時代の変化は、佐伯藩にもひたひたと近づいていた。多感な若者たちも、その空気を感じ、変化を目の当たりにする。 若き矢野龍溪を通して、佐伯の風物とともに、幕末の全体像を描きだす、野心的な歴史大河小説開幕! 菅 紘(かん ひろし)一九四五年、大分県生まれ。立教大学文学部英米文学科卒。出版社に入社し海外文学やミステリー小説の編集に従事した後、フリーランスの編集者として独立。雑誌や単行本の企画、編集、著述にたずさわる。著書に『藤子不二雄A -夢と友情のまんが道-』、訳書に『失われた世界(ロスト・ワールド)』。
  • 星夜航行(上)(新潮文庫)
    4.0
    1~2巻1,100~1,155円 (税込)
    天正三年、三河国下和田村の馬飼い・甚五郎は、類稀なる馬扱いで家康の嫡男・三郎信康の小姓に取り立てられる。祖父と父はかつて家康に反旗を翻し、甚五郎は逆臣の遺児として生きてきたのだった。だが武士の日々は短く、家康の命により三郎信康は自害。甚五郎は出奔し、堺、薩摩、そして博多へ。活況の商都で船商いを営むが、そこへ秀吉の野望が――。歴史小説の巨星が掘り起こす不屈の男とは。
  • 花守物語 第一巻
    -
    霜月の竜巻寺にて、 清津国の領主・唐沢靖匡は墓参の折に 都から下ったと思しき麗人と 所縁の女達と邂逅をはたす 日本から中国そしてまた、祖国日本へ————。それは不思議な運命をたどった物語。戦乱の世に二人の姫君と周辺の人々がおりなす長編歴史ファンタジーである。
  • 松永久秀~天下兵乱記~
    -
    テレビドラマでも話題となった松永久秀。 主殺し? 裏切り者? 爆死? 戦国三大梟雄として悪名高い久秀は一体何を追い求めていたのか。 久秀が三好長慶に仕える前から自害するまでを 久秀の視点で描いた新解釈の歴史小説。 <著者紹介> 児玉 望(こだま のぞみ) 昭和40年1月17日横浜に生まれる。弓道五段。 日本大学法学部を卒業後、神奈川県立高校社会科教員を経て、社会福祉法人に在籍し児童福祉及び子育て支援事業に携わる。 人間行動学に興味を抱き、歴史上の人物に焦点を当て研究を始める。研究対象は戦国三梟雄といわれる伊勢宗瑞、斎藤道三、そして松永久秀。

    試し読み

    フォロー
  • 日本一の殿さま大工
    -
    歴史に燦然と輝き続ける名工・中井家の物語。安土城、大坂城、二条城、知恩院、江戸城、御所……飛鳥の法隆寺建築より、名だたる城郭や寺社建築を一手に引き受けてきた棟梁一族・中井家。 そして龍彫刻の分流・中井権次一統。千年に亘って光り輝く建物に込められた、職人たちの誇りと精神の系譜。
  • 明智光秀の逆襲
    -
    秘められたその生きざまに迫る 「信長の遺骸はまだか。必ず信長の遺骸を見つけ出せ。見つけ出した者には黄金百枚を取らせるぞ」 1582年、本能寺の変。 信長を討った光秀は、謀反人として追われる身となる。 その後、光秀が辿った運命とは――。 いまここに歴史の真実が暴かれる。

    試し読み

    フォロー
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ288 東京&京都 魔界地図 完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京と京都の闇と歴史を 写真と地図で巡る!! 日本を代表する都市、東京&京都。 歴史あふれる二大都市には、令和の今になってもモノノケや怨霊がいっぱい! ビルの合間に佇む恐怖のスポットや歴史ある遺物に残された身も凍るような逸話の数々をご紹介していきます。 コロナウイルスに負けない寺社仏閣情報や魔界に詳しい達人のインタビューなど、内容も大充実。 東京と京都の魔界スポットが一目でわかる大判マップ付きです!
  • 聖人 孔子の生涯
    -
     著者の言から-  モダニズムを追求する年代にあって,孔子の物語を書くことは,時宜に合っていないことかもしれない。なぜ孔子を書かねばならないのかと  問われるかも知れない? 答えは,孔子が私を感動させたことにある。司馬遷の『孔子世家』を読んだ時に,彼が数々の失敗を体験しても,  なお諦めようとはしないことを見て,彼は一体何を頑張り抜こうとしたのかは殆ど気にかけないで,心中一種説明しがたい感動があった。 私もいまや若くはないし,自分でもまだ孔子を尊敬しようとする年齢にも達していないとは思うけれども,少しばかり閲読しただけではあるが,  聖人となるには容易ではないことを深く知り,同時にまた,頑張り抜ければ人は皆聖人となることができることが分かった。 孔子が聖人になることができたのは,私から見れば,彼が終生一種の信念を貫き通したところにある。人類は歴史の長い夜に,信念がなけ  れば,必ずや消えてしまったはずであり,信念そのものは,松明か或いは燈火のように儚いけれども,それ自体の光は,茫々たる闇夜と比べ  ると,実際は微かで言うに足りないものである。しかし私が本当に信じていることは,我々人類はたまたま信念があったために,――陸上  生活をしてみたい或いは直立して歩いてみたいと思ったために――その生命はそこで初めて遺伝子が突然変異を起こし,人類となって, 少しずつ進化したのではないかということである。

    試し読み

    フォロー
  • 忍者 枯葉塔九郎
    -
    奇想天外、荒唐無稽を地でゆく、恐ろしいまでの面白さで、一世を風靡(ふうび)した「風太郎忍法帖」の傑作短編集。 幕府のお庭番の変装所・大丸屋の娘が、秘命をおびたお庭番に恋する「忍者枝垂(しだれ)七十郎」。斬られても、その刹那すぐに溶けあって肉体がつながる忍法を会得している男が、仕官志望の男に勝負を譲って、相手の妻を譲り受ける「忍者枯葉塔九郎」など。現在入手不能の、天下にその名を轟かせた異色作8編。
  • 蒙古襲来(上)
    -
    周辺国家を圧倒的な軍事力で蹂躙する元の襲来を予感した日蓮は、実情探索のため、宋の武芸と言葉に秀でた対馬幻次郎を、大陸に送り出す。しかし、嵐で難破した幻次郎は記憶を失ない、漂着した高麗で暮らし始める。同じころ、執権・北条時頼も、配下の密偵・相良通永と忍びの十六郎を、蒙古に向かわせていた! 幻次郎らの大陸探査は成功するのか? <上下巻>
  • 江戸の夕映え
    -
    お上のために、危険を承知の火消しこそ、男の中の男である……「あっしにとってのお上は前将軍(さきさま)だけ」と、徳川慶喜の水戸退去に大役を果たした、新門の辰五郎。男のつとめをやり遂げて、やくざ者ながら侠気の誇りに生きた、清水の次郎長、会津の小鉄など、新政府に媚びることなく、義理を立て通した男たちを描く傑作。激動の時代を侠気で生きた男たちを描く長編小説。
  • 源氏物語 全巻セット
    -
    紫式部による平安時代の恋愛長編物語。全巻セットで値段もお得で一気に読める。千年の時を超えて世界中で読まれ続ける傑作。類い希な才能と美貌の持ち主の光源氏の恋愛や宮中のことなど貴族社会のことを描いている。
  • 王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎
    4.1
    駐車場から掘り起こされた遺体は、シェークスピアが嫌ったあの国王だった! DNA分析を駆使する分子遺伝学が世界史を書き換える!
  • 大いなる謎 北条早雲への旅-人生の真実とゆかりの地をたずねて
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本史上初の国盗り大名にして、関東の覇者として東国に君臨した北条早雲。 2019年は没後500年の大きな節目を迎え、再評価の機運が高まっています。 北条早雲は民に尽くし、臣下を重んじた武将として、右に出る存在がないほどの評価を得ています。 ビジネスマンに人気が高いのは、早雲の治世と生涯に、現代に通じるマネージメントの秘密が隠されているからです。 テーマは「北条早雲は現代に何を残してくれたのか──」。 「泉秀樹の歴史を歩く」(J:COMテレビ)で人気の歴史小説家・泉秀樹が、北条早雲ゆかりの地を訪ねながらその生き様に迫り、早雲人気の謎に迫ります。 作者はフィールドワークを通じて、新説・旧説を一つひとつ検証。 新しい早雲像を浮かび上がらせていきます。 本書で“早雲歩き”を楽しめば、早雲が生涯をかけて実現したかった大志が見えてくる! あなたも“早雲歩き”で、今を生きるヒントを見つけてみませんか。 【内容紹介】 ●第1章●「応仁の乱」の都から 誕生と幼少期の実像とは? なぜ「応仁の乱」の京へのぼったのか 伊勢で近侍する足利義視と別れたのはなぜか...ほか コラム ゆかりの地を歩く1──岡山県井原市 コラム ゆかりの地を歩く2──京都府京都市 コラム ゆかりの地を歩く3──静岡県菊川市~焼津市 ●第2章●早雲、戦いの日々へ! なぜ今川館を急襲したのか いかにして興国寺城主となったか 早雲による「領民のための国づくり」とは...ほか コラム ゆかりの地を歩く4──神奈川県鎌倉市 コラム ゆかりの地を歩く5──静岡県沼津市 ●第3章●一国の主へ──伊豆国を盗る 堀越御所の急襲作戦はいかなるものか 早雲の戦いぶりと孫子の兵法 いちはやく領民の支持を得たのはなぜか...ほか コラム ゆかりの地を歩く6──静岡県伊豆の国市 コラム ゆかりの地を歩く7──静岡県伊豆市 コラム ゆかりの地を歩く8──静岡県下田市 ●第4章●二国の領主へ──相模攻略の道 いかに小田原を狙ったのか あざやかな夜襲の成功とは? 小田原城攻略時の「火牛の計」の真実...ほか コラム ゆかりの地を歩く9──神奈川県小田原市 コラム ゆかりの地を歩く10──神奈川県伊勢原市 ●第5章●相模統一と堂々たる晩年 早雲が完敗した「権現山の戦い」とは? 生涯の大敵「三浦道寸」といかに戦ったか 相模攻略を急がない理由...ほか コラム ゆかりの地を歩く11──神奈川県三浦市 コラム ゆかりの地を歩く12──神奈川県足柄下郡箱根町
  • 記憶の涯ての満州
    -
    昭和十八年、幼き日に過ごした満州・鶏寧。豊かな物資に恵まれ日本最強とうたわれる関東軍が駐留し、つかの間の平穏があった。しかし、昭和二十年春、南方前線の悪化により、関東軍の大移動となり、その後は無防備状態となった。そして、終戦一週間前の八月九日、日本との不可侵条約を破り突如ソ連軍が攻め入り、満州は大混乱を迎えた。ソ連軍からの遁走の最中、奉天駅で日本敗戦を知った。日本への引揚げの途中目にしたものは、ソ連兵による強奪と男狩り、中国の内乱、疫病と隔離、極限状況下でむき出しになった人間の本性……。戦後の混乱を生き抜いた著者の記憶の涯てにある満州、その真実が今語られる。

    試し読み

    フォロー
  • お登勢
    4.0
    淡路島の貧農の娘・お登勢は、徳島藩の家臣・加納家に奉公に出た。そこで陪臣・本田貢に惹かれるが、加納家嫡男に恋慕される。分藩運動に起因する稲田騒動や北海道・静内への移住を背景に、幕末から明治にかけての波乱の時代、愛を貫き、修羅場をくぐり、大地に生きる"永遠の女性像"を描いた、長編歴史ロマンの傑作。沢口靖子主演で、NHK連続ドラマ化された感動作。
  • 天の川 早田貞夫時代小説短編集
    -
    愛の諸相を綴る歌集『愛への誘い』を刊行し、自らの歌詞提供で、愛への想い、ときめき、せつなさを唄うCDを世に問うてきた著者が、時代小説というジャンルに挑戦した意欲作。表題作「天の川」ほか、計5編の短編を収録。
  • 百姓一揆の風景―文政十三年「伊方騒動」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伊予宇和島藩は、積年の財政難に苦しんできたが、文化文政年間に藩はそれを打開するために種々の無理な政策を推進した。 この時期、半農半魚の伊方村を統ていたのは寛文年間から150年にわたって世襲庄屋として強勢を誇っていた大庄屋であった。庄屋は、藩の政策に忠実で信頼も厚かったが、村人たちには私用で駕籠を担がせるなど強圧をもって臨むことが多かった。 文政13年、藩が百姓たちから政治献金を募る形の御無尽銀を預かっていたのを庄屋経費として流用していたことが、村の予算に立ち会う年行事役が、念仏講の席で暴露したことが口火となって庄屋罷免への動きが広がっていった。百姓たちは影では清盛庄屋などと言って揶揄しながらも抑えられてきた長年の不満が吹き出す形になって、一気に庄屋罷免の機運が高まっていった。この騒動の中心となったのは、頭取あった市右衛門、森蔵、佐吉、金十郎らであった。彼らは、当時、役5500人の村民のうち約800人を引きつれて、隣の大洲藩に庄屋の罷免を宇和島藩に掛け合ってもらうよう願い出て、一週間にわたり肱川河原に滞在した。結果として、庄屋は罷免され、頭取たちは一人が斬罪、他は流罪となった。 本書は、若い衆宿や、念仏講、お祭り、鰮漁等、当時の百姓たちの生活の様子や頭取たちのキャラクターや心情に迫ってみた。併せて、藩政における庄屋と百姓たちとの関係についての考察を深めることを目指した。
  • 丞相 of 興亡 始皇帝革新の先導者 その生きざま
    -
    他国の一介の下級役人から秦に渡り辛苦を超えて這い上がり、秦始皇帝の天下統一を実現する。宰相となり時代を見通した見識と胆力で、激動の時代を駆け抜け,一大帝国と運命を共にした男の真の生きざま。

    試し読み

    フォロー
  • 背教者ユリアヌス(一)
    5.0
    1~4巻1,100~1,210円 (税込)
    大帝の甥として生まれるも、勢力拡大を狙うキリスト教一派の陰謀に父を殺害され、幽閉生活を送るユリアヌス。哲学者の塾で学ぶことを許され、友を得、生きる喜びを見出す彼に、運命は容赦なく立ちはだかる。毎日芸術賞受賞の壮大な歴史ロマン開幕!【全四巻】 〈解説〉加賀乙彦 〈巻末付録〉著者による本作関連エッセイ二作 連載開始前に雑誌『海』で抱負を語った「ユリアヌスの浴場跡」、終了直後から『週刊読書人』に連載の「ユリアヌスの廃墟から」
  • ディスカヴァー文庫 滔々と紅 (本のサナギ賞受賞作)
    4.0
    全国の書店員が「世に出したい」新作を選ぶ、エンタメ小説新人賞 第 1 回 本のサナギ賞大賞作品が文庫版で登場! 「読み終えたときは胸が震えた。完成度の高さで群を抜き、これほど読ませる作品を書く作者が、いままで無名であることが信じられなかった」 さわや書店・松本大介 <あらすじ> 天保八年、飢饉の村から 9歳の少女、駒乃(こまの)が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧(たおやぎ)へと成長する。 忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。 「ここは吉原じゃ。世間からは苦界とか地獄とか呼ばれておる。お前にもそのうちわかる。ここから生きて出たければ強い心を持たんといかん。それができないものは死んでいく。馴染むものには極楽じゃ、嫌う者には地獄じゃ。まあ、これはどこも同じじゃがな…… 地獄か極楽かはお前さん次第じゃ」 本書は2017年に小社より刊行された著作を文庫化したものです。
  • 吉良忠臣蔵【上下 合本版】
    -
    「浅野内匠頭、吉良上野介に刃傷」の報は、青天の霹靂のような衝撃となって江戸城を駆け抜けた。しかし、実態の江戸城中・松の廊下の刃傷事件の背後には、冷酷無比な罠が張り巡らされており――。綱吉の側用人・柳沢吉保、吉良家の参謀・色部又四郎、そして赤穂藩浅野家の家老・内蔵助。卓越した3者による権謀術数が渦巻く、忠臣蔵の真実とは!? ※本電子書籍は『吉良忠臣蔵 上』『吉良忠臣蔵 下』を1冊にまとめた合本版です。
  • 鬼手 小早川秀秋伝
    3.0
    将来の豊臣政権の重大な役割を担うよう、父・秀吉に言い聞かされ育った秀秋。だが秀吉の死後、豊臣家を支えるふりをしつつ、私利私欲のため実力者同士が衝突を始める。秀秋は愚者を装い、敵味方を冷静に判断し行動する。そんな彼を、陰に陽に手助けする武将たち。やがて日本はふたつの勢力に分かれ運命の時を――。息詰まる合戦シーン、頭脳戦を織り交ぜ、気鋭が新解釈で描く慟哭の物語。関ヶ原小説の新スタンダード!
  • 玉椿物語
    -
    近江の名門の家柄に生れながら、北辺の小国、若狭の武田元明に嫁いだ京極竜は、白玉椿にも比すべき匂うような美貌の持主であった。元明との生活は幸せだったが、しかし、群雄にはさまれた武田家の衰運はおおうべくもなく、ついには居城も領国も失った夫に従い、敵国の越前へ流浪する身となる……。若狭武田が亡び、一乗谷が落城する干戈騒乱の世に、愛といくさの怒濤を描く雄編。
  • 妖臣蔵
    5.0
    五代将軍・綱吉の代。権勢を誇る老中・柳沢吉保と護持院の僧正・隆光が魔界から召喚した四十七の因子は、大石内蔵助らに憑依(ひょうい)。以来、血腥(ちなまぐさ)い騒動が! 江戸を守るため、悪霊祓い師(エクソシスト)・祐天、弟子のあば安、大岡市十郎らが魔神・巨旦将来(こたんしょうらい)と死闘を演じる。祐天上人(しょうにん)の女人救済、四谷怪談、忠臣蔵……史実をもとに描く朝松流伝奇小説!
  • 豊臣家の人々
    4.1
    殺生関白秀次、太閤様以上と囁かれた北ノ政所、桂離宮を造営した八条宮、大坂城とともに滅んだ淀殿母子など、ひとひらの幻影のような豊臣家の栄華のあとを、研ぎ澄まされた史眼と躍動する筆で現代によみがえらせ、司馬文学の魅力を満喫させる連作長篇。
  • 顎十郎捕物帳 全巻セット
    -
    仙波阿古十郎は特異な容貌の持ち主。長大な顎ゆえ顎十郎と揶揄される。甲府勤番していたが、飽きては辞めてしまいその後は北町奉行所に勤めるがあまり仕事はしない。実は卓越した推理力を持つ名探偵だった。好敵手の捕物名人と言われる藤波友衛との推理対決や予測不可能な難事件を顎十郎が鮮やかに解決。全話を収録。当時の江戸時代の風俗や庶民の暮らしぶりも興味深い。価格もお得な全巻セット。
  • 山本周五郎中短篇秀作選集 1 待つ
    4.8
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「待つ」とは未来を信じること、あるいは明日へ向かう強い意志。ひたむきに人を待つ美しさ、ひたすらに期(とき)を待つ凄まじさ…生に期する力を捉えた充実の名作11篇。『内蔵允留守』『柘榴』『山茶花帖』『柳橋物語』『つばくろ(燕)』『追いついた夢』『ぼろと釵』『女は同じ物語』『裏の木戸はあいている』『こんち午の日』『ひとでなし』収載。
  • 鳴門秘帖 全巻セット
    -
    幕府転覆の野望を抱く阿波の徳島藩主。10年前に潜入した隠密の世阿弥は行方しれず。真実をつかむため隠密で剣の達人法月弦之丞と阿波藩士たちの戦いを描く。絶体絶命の危機を何度も乗り越え阿波へ迫る弦之丞。阻むは阿波藩士と悪の三人組。弦之丞に想いを寄せるお千絵の恋は叶うのか、そして見返りお綱はどうなる……多彩なキャラクターと痛快な物語にグイグイ引き込まれる大衆文学の傑作。一冊にまとまって値段もお得な全巻セット。
  • 花ならば花咲かん 会津藩家老・田中玄宰
    4.0
    2013年、会津は大河ドラマ「八重の桜」の影響で、大いに観光客で賑わった。藩祖・保科正之以来の「家訓」を遵守し、壮絶な鶴ヶ城籠城戦に散る悲劇の藩。だが、その精神的・経済的基盤の背景には、江戸中期に「中興の名家老」といわれた改革者の存在があった。田中三郎兵衛玄宰(げんざい)である。おりしも天明の大飢饉も重なり、借金が膨らんで人心が荒廃した会津藩を、五代藩主・松平容頌(かたのぶ)の厚い信頼のもと、殖産興業・藩風刷新の妙手を次々に断行していく。殖産興業においては徹底した実態調査をふまえ、焼物産業、漆器産業、清酒の開発、朝鮮人参栽培などを、会津の土地柄に合った形で導入する。藩風刷新においては、藩校・日新館を創設し、「日新館童子訓」を藩士全戸に配布するなど、あくまで藩祖の訓えへの原点回帰を徹底した。危機に立つ改革者のあるべき姿を渾身の筆で描ききった長編歴史小説。

    試し読み

    フォロー
  • 半七捕物帳 全巻セット
    3.0
    岡本綺堂による時代小説。幕末の江戸時代に活躍した岡っ引である半七の捕物帳。明治になって新聞記者の私が数々の難事件を聞き出すお話。近代日本における探偵小説の傑作。全69話を収録。一冊にまとまり値段もお得になってます。

最近チェックした作品からのおすすめ