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剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、北斗七星に誓いを立て、剣術を学ぶため江戸に出るが、なお独自の剣の道を究めるべく廻国修行に旅立つ。北辰一刀流を開いた千葉周作の青年期を爽やかに描く。
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Posted by ブクログ
司馬遼太郎のなかで最も好きな作品。 読後爽快。千葉周作がいかにクリエイティブで面白い人だったかわかる。 自ら高みを極めただけでなく、とても優れた教育者であり、剣術に理論と実践を紐づけたその手法は革命的だったのだろう。 とにかく小説としても面白い。男子必読。
伏線とキャラクターと構成が見事に成立した一品。 司馬遼太郎面白い。 各キャラクターがめりはりの効いた描写でキャラ立ちしていて、さらにそれが伏線になっているという、凄いな。本当に面白い。
購入者:今倉(2007.3.10) のちに幕末の志士をたくさん輩出した剣術道場の創始者の、青春時代を書いた作品です。まわりの教えにとらわれず、物事を深く考え自分を信じ抜いて出世してゆく姿は、とてもかっこよかったです。返却:(2007.4. 23) 貸出:藤本(2007.6.4) 剣の達人、千葉周作が...続きを読む、既存の流派をベースにしながらも、そこに彼自身のオリジナリティーをふんだんに加えて編み出した「北辰一刀流」。まさにクリエイティブです。「一事を成す」ときの考え方、決断力、参考になりました。★★★★ 返却:藤本(2007.6.18)
司馬作品の中で一番好きです。 千葉周作みたいになりてえ。 義理のお父さんから 「女房は朝夕、抱くだけのためのものに非ず」 と釘をさされる場面で、思わず苦笑。
北辰一刀流の開祖、千葉周作の生涯を描いた作品。 剣の道を合理的に、わかりやすく教授していく、という当時では革新的な流派だったようで。 (“北辰(北斗七星)”という名も、かっこいいです。) それを作り上げた周作さんは、無茶苦茶強く、研究熱心。そして口下手というキャラで描かれています。 軽快な展開で面...続きを読む白く読める一冊。
幕末の3大剣術道場の一つである北辰一刀流の創始者、千葉周作の話。古流剣術に見られがちな神秘性など、無駄な部分を全て剥ぎ取り、合理的な剣を一代で作り上げてしまったところにこの人の凄さがあると思う。何事でもそうだが、原理原則を自分の中で理解せぬまま、ただ教えられたことだけをするのはやっぱりダメだな、と再...続きを読む認識させられた本だった。
千葉周作を 骨太に 描く。 馬面の馬医者を父親 幸右衛門とし、 千葉周作との 不思議な親子関係が、 なんとも言えない 味わいがある。 父親の挫折、そして 母親への愛情があふれ、 千葉周作への 想いも いいねぇ。 千葉周作が あまり話さないひとだったという 状況もありながらも、合理主義的な剣道の指...続きを読む導方法を 編み出したことに、司馬遼太郎は 高く評価する。 意味不明の言葉を駆逐して、『瞬息』という 先んずれば制するという 合理にたどり着いている。 なぜ、それにたどり着いたのかが、 良くわからないのが 司馬遼太郎らしい物語の作り方。 『心気力の一致』 千葉周作は かなり筆まめだったようだ。 そして、弟子だけで、3000人を超えるという。 その合理的な教え方が 評判を呼んだ。 天下一の剣術使いであろうとしたことで、 婿養子の道から 逸脱したことになる。 従順で、あまり決断できないにもかかわらず、 反逆することで、自分の道を得る。 62歳で 没する。
宮城の片田舎から江戸へ出て名を馳せる剣士へと成り上がっていく。千葉周作の剣はどんだけ凄かったんだろう。現代にはかなう人はいないんだろうな。
「坂の上の雲」を読んだあと、これを読んだらシンプルさに吃驚した。 (それだけ坂雲が情報量多いってことだけど。) 気楽に読む読み物としてなら良いのかも。 でも、さすが司馬クオリティ。ちゃんと面白いです。
再読。 北辰一刀流の流祖・千葉周作成政の前半生を描く歴史小説。 「『剣の要諦はひとことで申してどういうことでございましょうか』 と門人がよくきく。 (中略) 周作は、 『剣か。瞬息』 とのみ教えた。剣術の要諦はつきつめてみれば太刀がより早く敵のほうへゆく、つまり太刀行きの迅さ以外にはない。ひどく...続きを読む物理的な表現であり教え方であった。周作は剣を、宗教・哲学といった雲の上から地上の力学にひきずりおろした、といっていい」 たとえばこの部分によく表れているように、周作は明確な理論と合理性でもって、それまでの剣の常識を破壊していく。その展開は読んでいて小気味よいが、それだけでなく、筆者・司馬遼太郎の文体からいつもうかがわれる理を探し求める姿勢ともよく一致しているように感じられる。
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