北斗の人 新装版

北斗の人 新装版

1,078円 (税込)

5pt

剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、北斗七星に誓いを立て、剣術を学ぶため江戸に出るが、なお独自の剣の道を究めるべく廻国修行に旅立つ。北辰一刀流を開いた千葉周作の青年期を爽やかに描く。

...続きを読む

北斗の人 新装版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年07月05日

    司馬遼太郎のなかで最も好きな作品。
    読後爽快。千葉周作がいかにクリエイティブで面白い人だったかわかる。
    自ら高みを極めただけでなく、とても優れた教育者であり、剣術に理論と実践を紐づけたその手法は革命的だったのだろう。
    とにかく小説としても面白い。男子必読。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月17日

     伏線とキャラクターと構成が見事に成立した一品。
     司馬遼太郎面白い。

     各キャラクターがめりはりの効いた描写でキャラ立ちしていて、さらにそれが伏線になっているという、凄いな。本当に面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    購入者:今倉(2007.3.10)
    のちに幕末の志士をたくさん輩出した剣術道場の創始者の、青春時代を書いた作品です。まわりの教えにとらわれず、物事を深く考え自分を信じ抜いて出世してゆく姿は、とてもかっこよかったです。返却:(2007.4.
    23)
    貸出:藤本(2007.6.4)
    剣の達人、千葉周作が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    司馬作品の中で一番好きです。
    千葉周作みたいになりてえ。
    義理のお父さんから
    「女房は朝夕、抱くだけのためのものに非ず」
    と釘をさされる場面で、思わず苦笑。

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月05日

    北辰一刀流の開祖、千葉周作の生涯を描いた作品。

    剣の道を合理的に、わかりやすく教授していく、という当時では革新的な流派だったようで。
    (“北辰(北斗七星)”という名も、かっこいいです。)
    それを作り上げた周作さんは、無茶苦茶強く、研究熱心。そして口下手というキャラで描かれています。
    軽快な展開で面...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    幕末の3大剣術道場の一つである北辰一刀流の創始者、千葉周作の話。古流剣術に見られがちな神秘性など、無駄な部分を全て剥ぎ取り、合理的な剣を一代で作り上げてしまったところにこの人の凄さがあると思う。何事でもそうだが、原理原則を自分の中で理解せぬまま、ただ教えられたことだけをするのはやっぱりダメだな、と再...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年07月14日

    千葉周作を 骨太に 描く。

    馬面の馬医者を父親 幸右衛門とし、
    千葉周作との 不思議な親子関係が、
    なんとも言えない 味わいがある。
    父親の挫折、そして 母親への愛情があふれ、
    千葉周作への 想いも いいねぇ。

    千葉周作が あまり話さないひとだったという
    状況もありながらも、合理主義的な剣道の指...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月02日

    宮城の片田舎から江戸へ出て名を馳せる剣士へと成り上がっていく。千葉周作の剣はどんだけ凄かったんだろう。現代にはかなう人はいないんだろうな。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「坂の上の雲」を読んだあと、これを読んだらシンプルさに吃驚した。
    (それだけ坂雲が情報量多いってことだけど。)
    気楽に読む読み物としてなら良いのかも。
    でも、さすが司馬クオリティ。ちゃんと面白いです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年06月15日

    再読。

    北辰一刀流の流祖・千葉周作成政の前半生を描く歴史小説。

    「『剣の要諦はひとことで申してどういうことでございましょうか』
    と門人がよくきく。
    (中略)
    周作は、
    『剣か。瞬息』
    とのみ教えた。剣術の要諦はつきつめてみれば太刀がより早く敵のほうへゆく、つまり太刀行きの迅さ以外にはない。ひどく...続きを読む

    0

北斗の人 新装版 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

司馬遼太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す