戦火のオートクチュール

戦火のオートクチュール

1,034円 (税込)

5pt

4.3

江戸川乱歩賞作家の渾身作!
圧倒的リアルで描く、極上の歴史ミステリー!

祖母の形見は血塗られたシャネルスーツ
ココ・シャネル、エヴァ・ブラウン、アドルフ・ヒトラー、そしてひとりの日本人女性――
占領下のパリに秘された謀略とは?

祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。
遺品の謎を解くため、フリーライターの結城真理は疎遠だった母とフランスに赴く。祖母は第二次世界大戦中、外務省一等書記官の娘としてナチ占領下のパリにいた。その足跡を辿ると、驚愕の事実が。歴史上のある人物を巡る謀略が浮かび上がったのだ。
約80年の時を経て、祖母が胸に秘めていた秘密が明らかに!
【『マドモアゼル』(島村匠名義)改題作品】

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戦火のオートクチュール のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    祖母の形見は血塗られたシャネルスーツ。
    ココ・シャネル、エヴァ・ブラウン、アドルフ・ヒトラー、そしてひとりの日本人女性――
    占領下のパリに秘された謀略とは?

    祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツの謎を解くため、フリーライターの結城真理は疎遠だった母とフランスに赴く。祖母は第二次世界大戦中、

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ


    祖母が遺した血に染まったシャネルのスーツ
    このスーツの謎を追い、疎遠だった母とフランスに飛ぶ結城真理
    祖母の久能千沙は第二次世界大戦中、外務省一等書記官だった父と一緒にナチ占領下のパリに住んでいたのだった

    はい!大好きな歴史ミステリー♪
    しかもシャネルスーツの謎を追う2014年の真理のパートと第

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    フリーライターの結城真理は、母の大学時代の友人である松村弘子に母が古いシャネルスーツを持ち込んで本物かどうか、戦前に作られたものかどうかを調べてほしいと頼まれ、その件を調べにフランスへ行ってほしいと言われる。
    それは、祖母が遺した血に染まったシャネルスーツで、その遺品の謎を解くために母とフランスに赴

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    「祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。」
    そこから始まる祖母、千代の痕跡をたどる旅。外交官の仕事は、戦争を回避するために交渉に力を注ぐこと。今、果たして外交官たちは、そのために動いているのだろうかということを考える。時代に翻弄された女性たち。ココシャネルという人物を知りたくなった。

    0
    2023年03月24日

    Posted by ブクログ

    ヒトラ―が支配する当時の北欧で生きた日本人の父と娘の生き方が強く描かれている。登場人物も個性豊かに書かれておりミステリーと歴史小説を融合させた内容だったが、その側面に描かれている、娘と母そして祖母の間に出来た深い溝が、祖母の生きてきた道を辿る事で少しずつ埋まって行くところがこの小説の主題と感じた。

    0
    2023年05月16日

    Posted by ブクログ

    佐野広実『戦火のオートクチュール』祥伝社文庫。

    島村匠名義で刊行された『マドモアゼル』を加筆修正、改題、文庫化。

    第66回江戸川乱歩賞受賞作の『わたしが消える』が非常に面白かったので、本作も読んでみることにした。

    歴史ミステリーである。なかなか面白い。

    雑誌のライター結城真理は、母親の大学時

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

     佐野広実さんの作品はこの作品で一段落!!ちょっと今まで読んできた作品とは異質な感じなのは、島村匠さんの「マドモアゼル」を加筆、改題した作品であるからなのでしょう。佐野広実さんの作品だからというだけで、何の予備知識もなく手にしましたが、まさかのアドルフ・ヒトラーや、ココ・シャネル、その人が登場して驚

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    シャネル展に去年行ったのもあったので、帯の「祖母の形見は血塗られたシャネルスーツ」の一言で買った
    面白かった、もっとシャネル自身について知りたくなった……!

    0
    2023年05月20日

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