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江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえで――。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
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Posted by ブクログ
とにかく面白かったです。江戸深川の一膳飯屋のお話だけど、江戸のことを書く作家さんとしては右に出る人いない感じすらうかがえる。 娘さんの心意気があって、現代のチャラチャラしたお姉さん達に、働く生き甲斐がこう言うものだと伝えたくなる作品だ。 楽しかったです。
Audibleで。14時間半だったけど、4日で聴き終わった(^^ゞ 椿が炊き出しで年季の入った料理屋のおかみさんより美味しいご飯が炊けるようになったところから一気に面白くなった。続きは文庫で読めるっぽいので、サンプルダウンロードした(*^^*)
主人公のつばきがとにかく格好いい。 人と真剣に向き合うこと、自分の信じたことに向かって突き進むことの素晴らしさを感じた一冊。 読み終わった後が清々しく、前向きになれる。
料理にも経営にも長けている、女性飲食店経営者、カッコいい。その一言に尽きる。 私は、つばきちゃんのマネジメント能力が欲しい。
これもいただいた本 こっちはよかった!! 時代物はあんまり読まなかったけど 帯にあるように、凛とした主人公でした
面白く読むことができた。 苦労をしているのだろうが、物事が世間が人がここまで良い世の中あるのだろうかないだろうと思いながら、、、
幼い頃から両親を敬い、類まれなる商才を身に付けていった主人公つばきが、ひたむきに努力し、若くして「だいこん」という今で言う大衆食堂の商いを大きくしていく姿を描いた長編でしたが、さすがの山本一力作品だけあって、まわりの粋な人たちの支えや人の目効きをする際の深い洞察力が特に良かったですね! 己の恋愛は脇...続きを読むに置いて、商いに人生をひたむきに掛けるつばきの姿が悲しき孤高の天才のようで胸にしみましたね! 最後の知恵を使い、志を捨てず、ひたむきに汗を流せば、道は拓ける、人が力を貸してくれるという言葉が、この物語の真理を巧みについた言葉だと深く感銘を受けました!
賭博の借銭で家庭を極貧に陥らせ、酒癖が悪い男。それでも大工の腕は確かで、人助けでは命を顧みない。主人公のつばきはもちろん魅力的なんだけれど 、この親父に惚れちまう。仲士に鳶に棒手振、己の腕一本を頼って 出づらで暮らす男たちを粋に描写するのが一力流だ。 渡世人の紳助、改め弐蔵、この男もまた悪玉のようで...続きを読む その実、けじめと人情をあわせ持ったいかした野郎な んだ。
現時点と過去をうまく行き来しながら、話が進んで行く。一つひとつのエピソードがとても面白く、語り口も引き込まれる。ただし、ちょっと話が尻切れとんぼ的であるのが残念。一つひとつのエピソードも、もっと深堀りすると面白いと思うのだが。
貧しい下町の少女が一膳飯屋を起して繁盛させる。傾向としては「あかね空」と共通するが、ひたむきな主人公と家族、周囲が織り上げて嫌味がない。山本さん苦手の恋愛も抑えてるし(笑) ただ、これで終わるのは尻切れトンボの感もある。続編はないだろうし・・読後の物足りなさが残念。「知恵を使い、こころざしを捨てず、...続きを読むひたむきに汗を流せば、道は開ける。ひとが力を貸してくれる」から大丈夫なんだろうな~
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