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  • 諸葛孔明――「三国志」とその時代
    4.0
    1巻990円 (税込)
    連戦連敗の将として死んだ諸葛亮。無謀な北伐を繰り返しながら後に義の人として絶大な人気を博した「三国志」の英傑。その思想と行動を中国史研究の先駆者が幾多の文献を用いて描き出す。なぜ彼が後世、称賛されるに至ったのか。その評価はどのように変遷したのか。一九四〇年の初版以来、改訂を重ねて読み継がれてきた「三国志」研究の重要古典。

ユーザーレビュー

  • 諸葛孔明――「三国志」とその時代

    Posted by ブクログ

    孔明の実態を謳った類の本の中では
    情報が細かく、物語を丁寧に追っている。
    今では、読みづらい(現代語じゃない部分)処もあるけど
    1940年代から今まで発行し続けられている事考えると
    古い時代に書かれた割りには、著者の考察は古く感じず
    古書なのに目新しい発見があったりと、良書である。
    後、これは個人的に本書と関係ない事だが
    あとがきの渡邉氏について
    何故、劉備と孔明の関係性に
    邪推ともいえる緊張ありきとした論調を
    後にだしたのかが分からない。

    0
    2015年06月30日
  • 諸葛孔明――「三国志」とその時代

    Posted by ブクログ

    諸葛孔明に関する古典的名著。三国志の時代的背景を述べつつ、その中で諸葛孔明の活動を位置づけて説明する。孔明を興味の中心に置くものの、三国時代全体の理解も深めることができる。現在の三国志研究のトレンドの源流とも言える著作であり、一読の価値は有る。

    0
    2014年10月23日
  • 諸葛孔明――「三国志」とその時代

    Posted by ブクログ

    本書は1940年初版、2011年に講談社学術文庫に収録された「三国志」研究の古典です。
    三国志ファンの方は、渡邉義浩氏の三国志関連の著作と併読すれば、理解が深まります!

    0
    2012年06月26日

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