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Posted by ブクログ
孔明の実態を謳った類の本の中では
情報が細かく、物語を丁寧に追っている。
今では、読みづらい(現代語じゃない部分)処もあるけど
1940年代から今まで発行し続けられている事考えると
古い時代に書かれた割りには、著者の考察は古く感じず
古書なのに目新しい発見があったりと、良書である。
後、これは個人的に本書と関係ない事だが
あとがきの渡邉氏について
何故、劉備と孔明の関係性に
邪推ともいえる緊張ありきとした論調を
後にだしたのかが分からない。
Posted by ブクログ
諸葛孔明に関する古典的名著。三国志の時代的背景を述べつつ、その中で諸葛孔明の活動を位置づけて説明する。孔明を興味の中心に置くものの、三国時代全体の理解も深めることができる。現在の三国志研究のトレンドの源流とも言える著作であり、一読の価値は有る。