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Posted by ブクログ 2024年01月31日
新撰組関係の書籍を読み漁っているけど、流石の司馬遼太郎先生という、文章から想像される迫力や艶かしさが凄い。
最初が篠原泰之進で始まるのも、伊藤甲子太郎推しの私にはとても良かった。どのエピソードも魅力的、兄に勧められた大島渚監督の御法度もみてみよう。
ただ、新撰組を知れば知るほど近藤が好きじゃなくなる...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月23日
≪あらすじ≫
幕末という大動乱期を生きた新撰組。隊士一人一人の生き様を描いた15編の連作短編集。
≪感想≫
この小説を初めて読んだのが中学生の頃。緑布カバーの司馬遼太郎全集に収められていたこの短編集を夢中になって一気に読み耽った記憶がある。大学生になった今、懐かしさとともに再読して思うことは、力の...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月19日
読み終った・・・
歴史に疎い私ですが、夢中になって読んだ。
「歴史に名を刻んだ偉人も、無名の士として消えた人々も、同じ人間である」魅力を伝えてくれたところがこの本の素晴らしいところなのではないだろうか・・・
一人ひとりに焦点を当てた臨場感ある描写を夢中になって読んでいるうちにパラパラと耳にしたこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月15日
「油小路の決闘」新撰組から離脱した伊藤甲子太郎(かしたろう)派の7人vsその抹殺を狙う新撰組40人の大乱闘を篠原泰之進を中心に描く。現代人と違った死生観・武士のダンディズムについて思う。
当時沖田総司よりも腕がまさると云われていた服部武雄の死に様がすさまじい。民家の門柱を背に腰に提灯を差して足元を...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月28日
新撰組初・中期を中心とした短編集。タイトルからは「剣林弾雨をものともせず、血風を吹かす新撰組」というイメージだが、どちらかといえば「陰惨、血雨を降らし、風ために濁る」といった生々しい新撰組の姿が描かれている。
とはいえ、そこには生き死にを際どく渡っていくひとびとの姿が描かれていて、非常に鮮やかだ。
...続きを読む
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