無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
奥州に行ってきた。藤原3代に興味ができて、大河ドラマの原作の本を知った。なかなか面白い。アマプラで炎立つの全話は無料だったのだが、正直20年以上前の映像はキツくてギブアップ。文章は昔のものでもキツくないのはありがたい。
奥州は衣川の屋敷で安倍頼良は贅沢な生活を送っている。子供達もたくさんいて、女子も美人ばかりだ。貞任の婚儀があり、陸奥守である藤原登任が屋敷に出向き、沢山の袖の下を貰う。欲の皮のつっぱった登任は安倍を攻めると言い出すが軍事には明るくない。藤原経清は止めるが、内情を探れと平永衡に安倍への婿入りを命ずる。武辺者で名高い平繁成の手を借りようと言い出す。情報は安倍に筒抜けで、戦を巡って朝廷工作に乗り出す。
父の頼遠が亡くなる。平繁成は出羽城介に任じられ都を立った。平永衡は安倍側につくという。軍勢は出羽に向けるという。柵の有無を確かめに行き、衣川より南にあれば安倍に奥六郡の変換を求めるという。貞任は鬼切部を山越えで攻める。繁成をいけどって渡す。登任はガタガタ震える。
Posted by ブクログ
なんだこれ!めっちゃおもしろいじゃないか!
というのが率直な感想。こんなおもしろい小説に出会えてラッキーだ。
この小説を見つけたのは些細なきっかけだった。
古文の授業で『奥の細道』をやった。
この紀行文の中に、作者の松尾芭蕉が、奥州藤原氏の跡を訪ねて涙を流す「平泉」という箇所がある。
説明しながら、「そういえば奥州藤原氏についてはおれもちゃんと知らないなあ」と思い、奥州藤原氏を描いた小説はないものか、と探してこの小説を見つけた。
読んでみてとてもおもしろいのでびっくり。
全5巻でこれが1冊目。とにかく面白い。展開が熱い。歴史もよくわかるし、登場人物たちがみんなキャラが立っていて魅力的。
東北の、しかもこの時代を描いた歴史小説なんか他にはないんじゃないか。
この先の展開が楽しみすぎて、史実を辞典で調べられない。
きっとこの主人公の藤原経清(こんな人も初めて聞いた)が東北側について、奥州藤原氏の祖になるんだろうな、と推測して楽しんでいる。
源頼朝の父、義家も登場してきて、この後藤原氏と義経とどうつながるのかも楽しみ。
Posted by ブクログ
ミステリー、SF、伝奇と言った分野が多い高橋克彦氏であるが、正統的歴史物語である。と言うのもNHKの大河ドラマの原作として書かれているからだ。陸奥の藤原三代は歴史的にも有名だが、この物語はその一代前、当時蝦夷と呼ばれた安倍貞任に共鳴した藤原経清から始まる。大和朝廷にとって陸奥とは何だったのか、源氏と陸奥の関わりを明快に示してくれている。
八幡太郎義家が義経に、経清が泰衡に転生するという筋書きには頷ける所がある。
惜しむらくは、高橋氏の執筆が放送に追いつかなくなって、大河ドラマが途中から原作を無視したことである。高橋氏自身が途中からドラマを見たくなくなったそうである。
Posted by ブクログ
奥州藤原氏の誕生と滅亡までの歴史小説。
第一巻は、朝廷側の陸奥守藤原登任 v.s. 蝦夷の安倍家。
東北がこれほど豊かだったこと、そして、朝廷配下の勢力ではなく、蝦夷がなぜこれほどまでに豊かだったのかは、驚きを感じた。
朝廷から見た蝦夷と蝦夷から見た朝廷という構図が面白い。
安倍頼良が藤原登任に対して行った接待を吉次が一喝したシーンが心に残った。頼良は、登任に対して蝦夷の凄さを見せつけ、度を越した贈賄をすることで朝廷の官位を得ようとする。しかし、吉次は登任はそもそも蝦夷を人としてみていないため、今回の接待は登任の蝦夷に対する欲に火をつけただけで、蝦夷と朝廷との戦を招くだけだという指摘をした。事実はその方向に向かう。これは明らかに頼良の現状認識が甘かったことが招いた事態。
最高指揮官は自分の力の見せ方は非常に気をつけなければいかんなあと思いました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。