炎立つ 弐 燃える北天

炎立つ 弐 燃える北天

858円 (税込)

4pt

黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥源頼義を陸奥守(むつのかみ)として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清(つねきよ)はもののふの心を揺さぶられる。後に「前9年の役」と歴史に記される戦いへと時は流れる。(講談社文庫)

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  • 炎立つ 壱 北の埋み火
    712円 (税込)
    陸奥の豪族安倍頼良(よりよし)の館では息子貞任(さだとう)の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに100年を越え朝廷は蝦夷(えみし)たちを俘囚(ふしゅう)と悔るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻刊行開始!! (講談社文庫)
  • 炎立つ 弐 燃える北天
    858円 (税込)
    黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥源頼義を陸奥守(むつのかみ)として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清(つねきよ)はもののふの心を揺さぶられる。後に「前9年の役」と歴史に記される戦いへと時は流れる。(講談社文庫)
  • 炎立つ 参 空への炎
    814円 (税込)
    大敗を喫した源頼義・義家は謀議を尽くして巻き返しをはかる。安倍一族の内紛、出羽清原氏の参戦で安倍貞任・藤原経清の苦闘がつづく。陸奥の運命を担う2人の男は大きな炎となって空を染めようとしていた。源氏と安倍氏の存亡をかけた凄絶な戦いが、戦さ場に生きる人々の愛と哀しみをたたえながら始まる。(講談社文庫)
  • 炎立つ 四 冥き稲妻
    902円 (税込)
    仇の子となり奥州藤原氏の栄華を開いた忍ぶ男の戦い。安倍が滅び、出羽の清原一族が治めることとなった奥六郡に藤原経清の妻結有は忘れ形見の清丸とともに留まっていた。清原の嫡子武貞の妻としてである。亡き兄と夫の志を胸に秘め敵方の一族として忍従の戦いを続ける母子の前に源義家が陸奥守として現われる。清原一族の確執が「後3年の役」の嵐を呼び起こす。(講談社文庫)
  • 炎立つ 伍 光彩楽土
    836円 (税込)
    朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結! (講談社文庫)

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炎立つ 弐 燃える北天 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年05月20日

    2巻目にして怒濤の展開を見せる。
    今まで奥州の歴史に殆ど知識がなかったのに、本書を読むことで活き活きとした明確なイメージを持つことができている。
    何て楽しい作品なんだろうと思いながら読み進めており、続きが楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月07日

    一巻の続き。一件落着したと思いきや、今度は源氏が陸奥に乗り込んできた。
    名を挙げるため戦に持ち込みたい源氏と、戦を避けたい安部氏の策略の応酬。
    でも防ぎきれず戦に。安部氏強い!☆

    0
    購入済み

    経清と言う武士

    2014年09月16日

    奥州藤原氏を知っていても、藤原経清という存在を知っている人は地元岩手県生まれの人でも、そうは居なかっただろう。
    私もその一人だった。
    もちろん作者の想像が多分にふくまれているにしろ、経清という「武士」の存在を知れた事が岩手生まれの者として非常に誇らしく思える。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    源頼義&義家親子がついに陸奥入り。

    ここから長きにわたる蝦夷と源氏の戦いが始まる。

    藤原経清は安倍家へ。

    そして、源氏と安倍との戦が火ぶたを切る。

    この駆け引きは面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月04日

    この時代は不勉強でページをめくる度に次はどうなるんだろう、とワクワクする。
    この巻は永衡が不憫過ぎて泣けた。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月25日

    2012-115
    源氏の策略にはまり、ついに戦が始まる。
    永衝がかわいそすぎる。
    とうとう朝廷をみ限った経清と貞任の2つの炎が燃え上がります。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月21日

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/2/3〜2/8

    陸奥守として赴任した源頼義、何かにつけ戦に持ち込もうとするが、ひたすら耐える安倍一族。間に入った経清は辛い立場に立たされる。頼義の任期が切れる寸前、貞任が罠にはまってしまい、とうとう戦いの火蓋が切られてしまう。
     後に前九年の役として知...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥頼義を陸奥守として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清はもののふの心を揺さぶられる。後に「前九年の役」と歴史に記される戦いへと時は流れる。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    頼義には、武門としての源氏の名。頼時には、実質奥州の支配者であるという誇り。どちらも譲れるものでなく、譲れないが故に、源氏と安倍の運命が絡む。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    内容(「BOOK」データベースより)
    黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥頼義を陸奥守として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清はもののふの心を揺さぶられる。後に「前九年の役」と歴史に記される戦...続きを読む

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