無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
ようやく完結。九郎義経と泰衡の話。なぜか九郎が義家の生まれ変わり、泰衡が経清の生まれ変わりということになっていて、なんじゃそりゃ感は割とある。というかなんでこれで蝦夷が守られたのかよくわからん。
秀衡の時代になっている。義経を都から呼ぶことにした。そして奥州にやってくる。
泰衡と義経は十三湊にやってくる。ここには水軍もいた。義経を十三湊に残して泰衡は帰る。
8年経った。後白河法王は平氏によって幽閉され、兵士討伐の勅令を諸国の源氏に送った。源氏が立つとなれば行くと義経は言っている。平泉はあちこちの源氏に書状を送る。平泉は義経以外の源氏が全部倒れるのを待っている。
泰衡に以仁王の令旨が来る。泰衡は頼朝がたった暁には、秀衡の許しを得ずに義経を送る気でいる。ついに頼朝がたった。義経は奥州を後にする。
Posted by ブクログ
世界遺産 平泉へ訪れるなら、この作品は必読です。何も知らずに金色堂と密集したお寺を眺めるだけではなく、「浄土を作る」というコンセプトがどんな背景からできたのか想像しながら歩くと、感動の大きさは歴然の差があると思います。
それほどこの作品は私のような初心者にも、陸奥の歴史を鮮やかに想像させてくれました。著者の歴史への知識に裏打ちされたストーリーと、「武士」としての人間関係や判断に引き込まれます。
お気に入りは「そうきたか」と呟いてしまうほど良い意味で期待を裏切るクライマックス。当時の武将の取る選択肢としては考えられない視野の広い人道的な感覚です。歴史的な真偽は知らないのですが、小説として大変楽しませてくれました。
Posted by ブクログ
源氏による蝦夷奥州討伐の話。
この時代の時代小説は珍しく、また日本の成り立ちのイメージも膨らみ、歴史に対する好奇心が広がって楽しかったな。
1巻2巻は「前九年の役」
3巻4巻は「後三年の役」
5巻は「源義経」の話
源義経の話は多いが、藤原氏視点と言うのは珍しいのではないか。興味深かった。
【メモ】
平将門の乱が平定されて100年後、蝦夷の反乱は、小規模ながら有るものの朝廷がよく機能し収めていた。朝廷は平氏や源氏を筆頭とする武士団に対して警戒するようになっていく。
この国はもともと我らの祖先が開いた国、そこに帝の祖先が兵を率いて襲ってきた。我らの祖先はその時出雲を本拠地としていたが、追われて諏訪や津軽に逃げた。日の本の国名は出雲に由来している。出雲の中心に斐伊川が流れていて上流には蝦夷が開いた鉱山がある。祖先は斐の本の一族と呼ばれ、日の本、日本となった。陸奥に出雲の大国主命を祀る神社が多い。蝦夷、物部の神は蛇神、帝の祖先の須佐之男尊が出雲で退治したのはヤマタノオロチ、すなわち大蛇。
藤原経清のもと妻が奥州を平らにしたと言うことで、息子らに真衡、清衡、家衡の名前をつけ、それ以来藤原家では、○○衡が続く。
平氏、源氏は遡れば帝の流れ、藤原は蝦夷の流れ
藤原経清・結有(前九年の役)
┗清衡(後三年の役)
┗基衡
┗秀衡
┗安衡、忠衡
藤原秀衡、先先代が陸奥の支配者に成ったのは源氏の後ろ楯があったから、その恩を受けて、源義経を奥州に守り引き立てる
Posted by ブクログ
大好きな作品の最終巻。
1巻と5巻(最終巻)のみのレビューという中途半端さですみません笑
蝦夷と朝廷との戦いを描いた大作。
最終巻は経清の子孫である泰衡が主人公。
泰衡は、史実上では保身のために義経を売ったような印象やったけど、ここでは全く違う描かれ方をしていた。
「国は滅びても人は残る」
それを信条に、繁栄を極めた平泉を滅ぼし、自分も死ぬことになっても、そこに暮らす人々を、文化を生かそうとした。
それは、同じく泰衡の祖先、経清の息子である清衡が、仏教によって人を治め、平和をはかったように。
大切なのは人と文化。それを守るためにどうするか。
少なからず、それを考えて歴史を作り上げてきた先人たちがいると思うと胸アツ…!
これは小説だし、本当のところは分からない。
けれど、こんな見方もありなのか、と思ったら、歴史の中で散っていった多くの人間の中に、もっともっとロマンが隠されているのでは、と思うと感動で胸がつまります。
歴史の奥深さを教えてくれた運命的な小説です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。