信長島の惨劇

信長島の惨劇

858円 (税込)

4pt

本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれてから二週間後。死んだはずの信長を名乗る何者かの招待により、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、そして徳川家康という四人の武将は、三河湾に浮かぶ小島を訪れる。それぞれ信長の死に負い目を感じていた四人は、謎めいた童歌に沿って、一人また一人と殺されていく――。アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』にオマージュを捧げた本格時代ミステリの傑作。

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信長島の惨劇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    織田信長と周辺人物+『そして誰もいなくなった』っていう素っ頓狂なテーマがもう最高だよね。
    各登場人物のキャラ付けはだいたい大河ドラマとかに出てくるときのそれと近い感じだからすんなり受け入れやすく、でも逆に「この武将ならこう考えて動くはず」ってイメージが若干ミスリードを誘う部分も?
    基本的にはバカミス

    0
    2021年02月02日

    Posted by ブクログ

    戦国時代版『そして誰もいなくなった』!
    その上、あの仕掛けが最高だった。
    本能寺の変で非業の死を遂げたはずの信長公から届いた無人島への招待状って設定が素晴しい。
    集められたのは柴田勝家に豊臣秀吉、徳川家康、高山右近。
    実は、そうじゃないかと思っていたのが当たっていて大きくガッツポーズw
    もしや?いや

    0
    2021年01月02日

    Posted by ブクログ

     なかなか面白い。織田信長が本能寺で明智光秀に討たれて十数日後、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、徳川家康に信長から書状が届けられる。三河湾に浮かぶ小島に一人で来いと。

     そこで、わらべ歌にそって連続殺人がおこる。クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュだ。信長に呼ばれた4人の武将の思惑が

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ

    早川時代ミステリー文庫初読み。山崎の戦いから清洲会議の間の出来事。本能寺で死んだはずの信長から、とある島に来るように、との書状を受け取った秀吉、勝家、右近と家康。クリスティのあの名作を彷彿とさせる設定にこれから何が起こるんだろうとワクワクして読めました。武将同士の掛け合いも見事で、何よりもノンフィク

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    本能寺の変にて死んだはずの織田信長を名乗る書状が、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、そして徳川家康の元に届く。三河湾の小島に一人で来るようにと。
    信長の死に対して何らかの負い目のある彼らは不審に思いながらも招待に従う。
    そして、京で流行りだした童歌の歌詞の見立て通りに島では殺人が起きる。
    アガサ・クリス

    0
    2021年12月26日

    Posted by ブクログ

    本能寺の変後、信長を名乗る何者かによって無人島に集められた武将たち。それぞれに秘密を抱えた彼らはやがて、わらべ歌になぞらえるようにして順に殺されていく……と、「そして誰もいなくなった」シチュエーションなのは言わずもがな。犯人は誰なのか、果たして信長は本当に生きているのか、いやそもそも本能寺の変はなぜ

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    なんとなく最初のところで、某映画のセリフが浮かんだのだが案外当たっていて笑った。
    その部分だけはいかがなものかと思うけれど、登場人物イメージしやすくてさらさら読めた。歴史は詳細がわからないからこそこんな楽しみ方がある。

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    本能寺の変のわずか十数日後。
    死んだはずの信長から届いた書状で
    はなれ小島に集められた武将たち。
    本当に信長は生きているのか?
    何のために召集をかけたのか?
    書状に書かれた「余は知っておるぞ」の文字。
    疑心暗鬼でお互いの出方を探る彼らだったが
    ひとり、またひとりと死んでいく…。

    おお〜。
    登場人物

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    本能寺で亡くなったはずの信長から島への招待状が各武将に届き……一人ずつ死んでゆく

    罠と真相と史実と伝承を織りまぜているのが、とてもワクワクしました

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品。

    本能寺の変の十数日後、死んだはずの信長からの招待状が羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、徳川家康に届く。彼らは招待状に書かれた通り、三河湾に浮かぶ小島<信長島>を訪れる。そこには饗応役として本能寺の変で死んだ筈の森蘭丸、信長の忠僕・弥助

    0
    2021年02月19日

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