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甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 3
容疑者は死亡した男? 天才医師vs謎の殺人鬼! 愚鈍なる警察に告ぐ――。都内近郊で相次いで起きた連続殺人。 犯行はエスカレートし、遂には現場に殺人鬼からの声明文が残される。 警察を嘲笑し、「私は既に死んでいる」と語る犯人。その言葉通り、DNA鑑定で容疑者が死んでいることが判明する……。 これは死者の復活か。真犯人のトリックか。天才医師vsシリアルキラー、究極の頭脳戦。 書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。 -
俺と師匠とブルーボーイとストリッパー
「あんた、葬式来る?」博打うちだった父の訃報を聞いても、キャバレーの下働きで糊口をしのぎ、廃屋のような寮に帰って寝るだけの章介の生活は何も変わらなかった。しかしこの年末は、キャバレーに出演する3人の芸人が、1か月共に寮で暮らすという。手品ができないマジシャンに女言葉の男性歌手、年齢不詳の踊り子。苦労の多い人生を送りながらも毎夜フロアを沸かせる3人に囲まれ、やがて章介は「淋しい」という感情を思い出していく――。舞台で出会った4人の共同生活が、1人の青年の人生を変えてゆく。 『家族じまい』『ホテルローヤル』の桜木紫乃が贈る、著者史上一番笑って泣ける”家族”小説。 -
怪異相談処 がらくた堂奇譚
目には見えないが…… 確かに感じる、怪異の臭い!? 訳アリなふたりが探るのは、人知を超えた「怪異の謎」。 「お困りごと、承ります。 ようこそ、怪異相談処、がらくた堂へ」 薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。 万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。 それは杠葉自身に悲しい過去をもたらした”とある怪異”を探すためでもあった。 相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。 大切な人を奪われ、幸せな日常を破壊された者たちを救うべく、彼らは立ち向かう――この世ではない不思議な世界へ。 切なくも哀しい想念の果てにある真実とは……!? 沖田 円、渾身の最新作!! -
余命100食
大ケガのトラウマで無気力になってしまった室崎凍夜は、余命百食――残り100回食事をしたら死ぬという奇病にかかった女性、咲村梨依と出会う。梨依は寿命までの食事に付き合ってくれる相棒を探しており、死を恐れず日々を楽しむ彼女に興味を抱いた凍夜はグルメ旅に付き合うことに。毎回満面の笑みで完食する梨依に、次第に凍夜は心惹かれて……? 旅の終焉に起きる奇跡に、温かな涙が止まらない感動作! -
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版 2
病棟に現れた「天使」 謎めく事件の真相は? 書き下ろし掌編を追加した完全版!! 小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。 さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ……。 魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。 なぜ? そして事件に秘められた「病」とは? 現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作! 書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。 <目次> プロローグ Karte.01 甘い毒 Karte.02 吸血鬼症候群 Karte.03 天使が舞い降りる夜 エピローグ 書き下ろし掌編 ソフトボールと真鶴 -
元猫又ですが、陰陽師の家で猫のお世話係になったら婚約することになりました。
大正十年。女学生の琥珀はハチワレ猫の案内で、ある屋敷にたどり着いた。実は琥珀は父から猫又の生まれ変わりだと言われており、半信半疑ながらもどこか懐かしさを覚える、猫の沢山いるその四季島家に入ってしまう。縁あって猫のお世話係として働くことになり、なぜか大の猫嫌いの当主の陰陽師・御影と、持ち込まれる怪異に挑む。やがてある過去が明らかになり――。ほろりと泣けてキュンとする? 大正あやかし&猫まみれ小説。 -
神様がくれた最後の7日間
光さす未来が見えない――絶望の先に、待っているものとは!? 終末の空の下、恋をして、 僕は君と「生きる」と決めた。 「世界の終わり」に、僕は君と一生分の恋をする! 人生が嫌になり、この世から消えようとしていた「僕」――三枝翔の前に、 ある日、真っ白な少女が現れた。 彼女の名は、那由。 自分は世界を創った神だと名乗る彼女は、僕に提案する。 「どうせ死んじゃうなら、私の最後の七日間に付き合ってよ」 …どうやら僕が自死を選ぶまでもなく、世界はあと七日で終わるらしい。 でも本当に? ――これは孤独な僕らの前に時を超えてやってきた、 究極に切ない「ボーイ・ミーツ・ガール」。 世界を変える感動のラブストーリー! -
小さな挑戦者たち
現役の塾講師が描く、「東大卒」家庭教師と中学受験に挑む、個性も学力もさまざまな4つの家庭の葛藤と奮闘の感動物語。学力が伸びる条件、成績が上がる必勝勉強法、家庭の心構えなど、中学受験を考えている親世代が知りたかったことが、小説を読みながら学ぶことができる教育エンタメ小説! -
言葉の園のお菓子番~復活祭の卵
『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く、 癒しと再生の予感に満ちた感動の人気シリーズ、第4弾! 『活版印刷三日月堂』などのヒットシリーズを手掛ける著者が、 出会い、言葉、繋がること、喪失と再生、成熟をテーマに描く、「言葉の園のお菓子番」シリーズ4巻。 亡き祖母が通っていた連句会・ひとつばたごに出合い、その縁から再び書店員としてブックカフェで働きはじめて一年弱。 本と人を繋げるイベントの企画や連句大会への参加を通して、主人公・一葉は初めてのことや不安なことに向き合い、 ゆっくりと、確実に、ひとつひとつを乗り越えていく。 そんななか、連句会のメンバーから、主宰・航人の過去と関わるある人物の情報がもたらされ──。 人と人が深くつながることが難しくなりつつある昨今、穏やかで深いつながりをもたらす「連句」という場を舞台に、 職を失ったもと書店員の20代後半の女性主人公が、自分に何ができるのか、 何がやりたいのかを問いながら、さまざまな人と出会い、 その縁に導かれながら未来へ進んでいく姿が共感を呼び、勇気をもらえるストーリー。 温かな読み味にほろりとさせる描写が溶け込んだ、優しく穏やで前向きな物語6話で構成された連作集。 変化しながら前へ進み、後ろには戻らない連句のルールとシンクロするように、 迷いながら進む道の先は新しい出来事や出会いへと繋がり、過去の痛みはいつしか豊かな可能性へと変わっていく。 温かな共感と勇気が胸に満ちる感動の人気シリーズ、待望の最新巻! <目次> 耳を動かす 母の形の影 ひとすじの道 おもいで糸巻き堂 抜けない棘 復活祭の卵 -
CAボーイ
外資系ホテルで敏腕ホテルマンとして働いていた入社5年目の高橋治真。彼には、長年胸に秘めていた夢があった。「パイロットになりたい」――。その夢に近づくべく、治真はNAL(ニッポンエアライン)のCA採用試験を受ける。CA配属ではあるが総合職としての募集で、数年勤務した後、希望の部署へ異動できる可能性に賭けたのだ。見事試験に合格した治真は、同期の女性たちと共に訓練期間に入る。 しかし、実は治真には秘密があった。治真の父は、かつてNALで航空事故を起こし引責したパイロットだったのだ。けれど、その事件にはおかしなところがあった――。素性を隠し、有能な「男客」としてスタートを切った治真だったが……。 『校閲ガール』の著者が贈る、笑えて泣ける、新たなお仕事エンタメ小説! -
幽世のおくりごと
現代日本で居場所を失い、自らの存在に終止符を打つ「化け仕舞い」を選択するあやかしや神達。彼らの恨みや未練を絶ち、次の生へと送り出す「世話人」が幽世で密かに活躍していた。 幽世に迷い込んだ拍子に記憶を失った少女・雪白は、偶然出逢った世話人の青年・カゲロウの厄介になることに。世話人の仕事を手伝いながら、あやかし達と心を通わせるうちに、彼女は少しずつ命の意味を知っていく。切なくも美しい、幽世葬送譚。 -
六人の嘘つきな大学生
<< 2022年本屋大賞ノミネート & ブランチBOOK大賞2021受賞 >> ■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■ 『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編8位 週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門6位 「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇8位 『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング4位 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。 怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化! -
うしろむき夕食店
二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 “うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。名物の「料理おみくじ」は、食事も人生も迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。 -
逢魔宿り
元編集者で現ホラー・ミステリ作家の「僕」のもとに、昔仕事をしたデザイナー・松尾から連絡が入った。「小説 野性時代」に連載している連作怪奇短篇について、話したいことがあるという。各短篇は、それぞれ他人から聞いた体験談を基に小説化したもので、松尾とは何も関係がないはず。訝りながら家を訪ねた「僕」に、松尾は三十年前の出来事を語りだした。それは、日課の散歩中にある四阿で出会った、怪異譚を語りたがる奇妙な一家の話であった。子供時代に山小屋で遭遇した怪異、障子に映った奇妙な影絵、宿直していた学校で起きた異変。彼らが怪異譚を語るたび、なぜか松尾の近隣で事件が多発し……。(「逢魔宿り」) ほか、「お籠りの家」「予告画」「某施設の夜警」「よびにくるもの」の4編を収録した、珠玉のホラー連作短編集。 -
満天のゴール
人の生と死に希望をもたらす感涙医療小説。 奈緒(33歳)は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げるように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた。 結婚式以来顔も見ていなかった父親耕平とは、母親を亡くして以来の確執があり、世話になる一方で素直になれない。そんな折、耕平が交通事故に遭い、地元の海生病院に入院。そこに勤務する医師・三上と出会う。また、偶然倒れていたところを助けることになった同じ集落の早川(72)という老婆とも知り合いとなる。 夫に棄てられワーキングマザーとなった奈緒は、昔免許をとったものの一度も就職したことのなかった看護師として海生病院で働き始め、三上の同僚となる。医療過疎地域で日々地域医療に奮闘する三上。なぜか彼には暗い孤独の影があった。 一方、同じ集落の隣人である早川は、人生をあきらめ、半ば死んだように生きていた。なんとか彼女を元気づけたい、と願う奈緒と涼介。その気持ちから、二人は早川の重大な秘密を知ることとなる。 隠されていた真相とは。そして、その結末は・・・・・・・。 ※この作品は単行本版『満天のゴール』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
お探し物は図書室まで
2021年本屋大賞第2位!! 「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。 -
サッチョウのカッコウ
大学教授・武田長博が自宅で何者かに殺害された。日本の公安内部に張り巡らされたロシアのスパイ網壊滅を目的とし、CIAが立案した「クロー・ハンマー」の要が長博だった。彼の息子・穰は殺人者を追うためCIAに入局し、スパイとして警察庁に潜入する。その七年後――ウクライナ侵攻の影響で供給不足となっている歩兵携行式多目的ミサイル「ジャベリン」が30基、太平洋で所在不明になる事態が勃発。ロシアの暗躍が噂される中、このジャベリンが日本国内に持ち込まれるのを阻止する命令が穰に下る……。緊迫のエスピオナージ・アクション開幕!「水面下で展開される迫真の国際諜報戦。著者は本書により作家として大きく躍進した」——ミステリ評論家・千街晶之氏、絶賛! -
聖女か悪女
これが、人生の罰ゲーム。 葉山の別荘で結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。心理カウンセラーの麻乃紀和は、死んだ息子を陥れた珠里亜に復讐を果たすべく、彼女の身辺を調べ始める。 そんな折、四谷の超高級マンションで発見された8体の惨殺死体。珠里亜の過去を追う紀和が辿り着いたのは、17年前に六本木のマンションで8人の子供たちが監禁された“モンキャット事件”だった。事件の鍵を握る人物として浮上したのは、“オザワ”という名の謎の女で―― 取材する記者は皆“消される”というモンキャット事件の真相とは!? マルキ・ド・サドの禁書『美徳の不幸』にオマージュを捧げ、現代に蘇らせた超絶イヤミス!! ※この作品は単行本版『聖女か悪女』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
おとめの流儀。
中学1年生になったさと子が入部したのは“なぎなた部”。部員不足によりさっそく廃部の危機にさらされたが、不安しかないメンバーが揃いなんとか回避。だけど部長の朝子さんから告げられた部の目標は、「剣道部を倒す」ことで――!? 13歳、部活も人生も、いざ真剣勝負! -
君の余命が消えぬまに
心臓病が発覚し、退職を決めた生内花菜は、最終日に同僚から都市伝説のような余命銀行の話を聞く。親友とも心の距離を感じて落ち込んだ矢先、不思議な女性、鈴本朋子と出会う。彼女が案内したのは小さなオフィス――余命銀行だった。実在に驚きつつも、謎めいた支店長・伊吹と黒猫ワトソン、朋子とそこで働くことにした花菜は、命を預けにくる人々に寄り添っていく。幾つもの決断に、悲しくも温かい涙が流れる、著者渾身の感動作! -
至誠の残滓
幕末に死んだはずの元新撰組・原田左之助は、松山勝と改名して東京の片隅で古物屋を営んでいた。明治11年8月、彼のもとを警部補として新政府に仕える藤田五郎(斎藤一)が訪れた。「今頃何しにきやがった」――すると藤田は人買いなど悪事に手を染める元長州藩の士族を調べて欲しいと依頼した。新聞錦絵の記者をする高波梓こと山崎烝とともに調査を進めると、予想外な真相に辿り着く。細谷正充賞(21年)、日本歴史時代作家協会賞作品賞(22年)を受賞した文庫界の風雲児・矢野隆が新選組の生き残り3人の活躍を描く、エンタメ120%のノンストップ新撰組小説! -
アップルソング
太平洋戦争末期、焼け跡の瓦礫の中から助け出された赤ん坊の茉莉江は、十歳になった年に母と二人、船でアメリカに渡るが、その後母を喪い一人きりになってしまう。茉莉江は自らの手で人生を切り拓き、長じて報道写真家となり、人間の愚行と光を目撃していく。激動の時代を生き抜いたひとりの女性の人生とともに、戦後日本、そしてアメリカの姿を描き出す。恋愛小説家として知られる著者が新境地を拓いた、美しく骨太な感動作。 -
三匹の子豚
『三匹の子豚』が朝ドラで大ヒットした斉川亜樹。 鳴かず飛ばずの時代からようやく抜け出し、忙しくも穏やかな生活を送っていた。 そんなある日、彼女のもとに武蔵野市役所から一通の封書が届く。 その内容は、会った覚えもない、叔母の赤松三代子なる人物の扶養が可能かどうかという照会だった。 亜樹はパニックに陥る。 見ず知らずの叔母の面倒を本当にみる義務があるのか――と。 混乱しつつも役所からの問い合わせは放置していると、急に固定電話が鳴る。 電話を取ると、相手は開口一番、赤松三代子のことで話があるという。 問い合わせの回答をしていなかったので、役所からの電話かと思いきや、 『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物からだったとわかる。 彼女は、会って三代子の話がしたいと言う。仕方なく会う約束をした亜樹だったのだが――。 真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない! -
余命一年、夫婦始めます
仕事一辺倒に生きてきた瀬川拓海は、ある日、突然の余命宣告を受ける。失意の中、通院時に偶然知り合ったのは、天真爛漫な女性・葵だった。拓海と同様、余命いくばくもないという葵は「死ぬ前に結婚を経験してみたい」という突拍子もない理由で、拓海に同棲の話を持ちかける。ふたりは夫婦として叶えたい6つの目標を作成し、残された1年で疑似夫婦生活をスタートすることに…? 限りなく切なくて温かい、恋と愛の物語。 -
花屋カフェLuneのスペシャリテ
人見知りの会社員・凪紗のもとに、クリスマスも近い夜、元カレから結婚したことを知らせる葉書が届く。落ち込んでいる矢先、ひょんなことから人と人との縁を結ぶお役目を持つという不思議な男子・ショウを拾ってしまう。花の香りが好きだという彼と一緒に、花屋カフェLuneを訪れるが――。やがて、彼と過ごす日々があることをきっかけに変わり始めて……。花屋さんで繰り広げられる、ほろりと泣ける、優しい再生の物語。 -
やみ窓
2年前に結婚し、夫と死別した柚子は昼間はコールセンターのシフト制で働くフリーターだ。義理の母は柚子に息子を殺されたと罵倒する。柚子が味わった地獄は、別の形となって続いていた。それは何の前触れもなく突然やってくる異界のものたちとの闇の取引だ。いつ蹂躙されるともしれない危険と隣り合わせだが、窓の外の哀れな貧しい物の怪たちの来訪を待ちわびる柚子なのであった……。(「やみ窓」) 月蝕の夜、「かみさん……」土の匂いのする風が吹き、野分の後のように割れた叢に一人の娘が立っていた。訛りがきつく何をしゃべっているか聞き取れないが、柚子を祈り、崇めていることが分かった。ある夜、娘は手織りの素朴な反物を持ってきた。その反物はネットオークションで高額な値が付き……。そんなとき団地で出会った老婦人の千代は、ネットオークションで売り出した布と同じ柄の着物を持っていた のだ。その織物にはある呪われた伝説があった……。(「やみ織」) ほか、亡き夫の死因が徐々に明らかにされ、夢と現の境界があいまいになっていく眩暈を描いた「やみ児」、そして連作中、唯一異界の者の視点で描いた「祠の灯り」でついに物語は大団円に。色気と湿気のある筆致で細部まで幻想と現実のあわいを描き、地獄という恐怖と快楽に迫った傑作。 -
縁結びカツサンド
駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」。あんぱん、クリームパン、チョココロネ。見ているだけでほっとするような、そんなお店。一家で経営してきたコテンの未来を背負うのは、悩める三代目・和久。商店街が寂れる中で、コテンを継ぐべきか。人の悩みに寄り添うパンを焼こうと奮闘する和久が、やがて見つけた答えとは――。しぼんだ心を幸せでふっくらさせる、とびきりあったかな“縁”の物語。 -
料理道具屋にようこそ
料理道具で悩みを解決!お仕事青春小説。 自分で立ち上げたWEBデザインの会社がうまくいかず、てんぐ橋にある実家の飲食店用品店・タクミ屋に逃げ帰ってきたミチカ。しかし戻ってきたはいいものの、タクミ屋の経営状況は芳しくなく、窮地に立たされていた。 「タクミ屋になんか行ったって、欲しいものはなにひとつ売ってない」 同じ商店街に店を構える小料理屋の店主にそう言われ、顧客の求める品揃えに対応できていないと悟ったミチカは、人に求められる料理道具屋にタクミ屋を変えることを決意する。てんぐ橋の食品サンプル店で働く同級生・ユイとの再会がミチカに大きなきっかけを与え、初めはそりが合わない二人の関係にも変化が──。 料理道具で人々の悩みを解決するお仕事青春小説、ここに誕生! 解説は、かっぱ橋商店街にある飯田屋の社長・飯田結太さん。 -
僕の世界は、ずっと君だった
高校最後の夏休み。弓道に打ち込むいずみの表情は冴えない。幼馴染のリクが不治の病で入院したためだ。実は、リクの病には、大きな「秘密」が隠されていた。誰からも好かれ、自分よりも他人の幸せを願う性格のいずみを、リクは誰よりも深く愛するようになっていた。そんなリクが選択した、人生最大の決断。それはいずみへの「献身」だった--。果てしない愛が涙を誘う、究極の恋愛小説。 -
平安姫君の随筆がかり 一 清少納言と今めかしき中宮
笑顔をなくした姫さまへ 謎物語を献上します。 「後宮って本当に面倒くさいわ」 毒舌の新人女房が止まらない! 「後宮の人間関係って本当に面倒くさい」と宮仕えに馴染めぬ清少納言。 だが衆人環視の中で突如現れた仏像事件など、宮中はいとをかしな謎があふれる場所だった。 清少納言はそりの合わない紫式部を助手にして持ち前の機知で次々と解決。 その謎解きばなしを孤独に耐える后・中宮定子へお聞かせすることに。 身分の上下をこえてはじまった心と心の交流。 ところが、なぜか権力者・藤原道長が邪魔をしてきて……!? 『平安後宮の薄紅姫』『平安あかしあやかし陰陽師』の 大人気作家が描く爽快で痛快な平安ミステリー新シリーズ登場!
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