ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
三蔵法師のシルクロードより更に危険な南洋海路で天竺をめざした変人・義浄。姓は張、字は文明。斉州生まれの、まれにみる頑固者にして異相の持ち主がなしとげた波乱万丈の取経の旅を、史実とファンタジーを巧みに織りまぜて描いた傑作冒険譚。妖術あり、海賊あり、謎めいた美女あり。文庫オリジナル短篇を収録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
天竺取経で名を知っていたのは、法顕・玄奘のお二人だけでした。海路を行かれた方もいらっしゃったんですね。だから西遊記じゃなくて海遊記!こんな坊さんが居るのか??と思いながらも楽しく読めました。海の男達もカッコよかった♪
海路でインドに渡った唐代の僧侶、義浄を主人公と知って、読んでみたいなあ、と思っていた。 きかん気の子ども、文明が、仏門に入り、一本気な性格ゆえに、苛烈なほど仏道を追い求める青年僧侶、義浄となっていく。 そして、格式を重んじて、玄奘の教えを秘密にし、貧しい人を救うこともない大慈恩寺に反発する。 法と...続きを読む論だけがもたらされ、戎と律がないと、天竺行きを発願する。 仲間の僧侶に裏切られたり、妨害されたり、すったもんだの末、波斯のアドラー号に乗り、出帆。 と思ったら、海賊船に追い回されたり、仏陀の生まれ変わりを自称する妖怪と対決したり。 海の声を聴くことのできる少女が出てきたりと、ファンタジーの要素もあり、血沸き肉躍る乱闘あり。 このあたりは、やはり仁木さん。 が! なんと義浄はまだ天竺に至らないのに、物語は終わってしまう。 帰ってくるまでのことを描くのかと思っていたから、ちょっと肩透かしを食らった感がある。 続編はあるのかなあ? まあ、楽しく読めたので良しとしようか。
西遊記の海バージョンだぁ! お坊さんになるために生まれてきたような、男の子 玄奘三蔵に会いたかったが かなわず 海路で 天竺を目指すお話でした。 いろんな 困難を乗り越え旅をするのですが 最後はかなり グロテスクな話になっていました。 西遊記もこんな感じだったのかしら?
義浄が、法顕・玄奘につづき、仏典を求め天竺(インド)に向かう海路での出来事を通して、当時の中国の仏教界の状況や東南アジアの状況と義浄のひととなりが描かれている。 海賊船との海戦や深い森林を背に海に浮かぶ巨大な要塞など、映像が見たくなる場面が多くある。そして、この義浄、かなり怪異な容貌の持ち主と描か...続きを読むれていて、西遊記とは違う映像になりそう。映画化して欲しい一作。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
海遊記 義浄西征伝
新刊情報をお知らせします。
仁木英之
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
飯綱颪(いづなおろし) 十六夜長屋日月抄
王の厨房―僕僕先生 零―(新潮文庫nex)
真田を云て、毛利を云わず(上) 大坂将星伝
恋せよ魂魄―僕僕先生―(新潮文庫)
高原王記
胡蝶の失くし物―僕僕先生―
試し読み
5分後に息をのむ 世にも不思議なストーリー
さびしい女神―僕僕先生―
「仁木英之」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲海遊記 義浄西征伝 ページトップヘ