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Posted by ブクログ
海路でインドに渡った唐代の僧侶、義浄を主人公と知って、読んでみたいなあ、と思っていた。
きかん気の子ども、文明が、仏門に入り、一本気な性格ゆえに、苛烈なほど仏道を追い求める青年僧侶、義浄となっていく。
そして、格式を重んじて、玄奘の教えを秘密にし、貧しい人を救うこともない大慈恩寺に反発する。
法と論だけがもたらされ、戎と律がないと、天竺行きを発願する。
仲間の僧侶に裏切られたり、妨害されたり、すったもんだの末、波斯のアドラー号に乗り、出帆。
と思ったら、海賊船に追い回されたり、仏陀の生まれ変わりを自称する妖怪と対決したり。
海の声を聴くことのできる少女が出てきたりと、ファンタジーの要素もあり、血沸き肉躍る乱闘あり。
このあたりは、やはり仁木さん。
が!
なんと義浄はまだ天竺に至らないのに、物語は終わってしまう。
帰ってくるまでのことを描くのかと思っていたから、ちょっと肩透かしを食らった感がある。
続編はあるのかなあ?
まあ、楽しく読めたので良しとしようか。
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