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Posted by ブクログ 2018年10月08日
これは、シリーズの一つのハイライトだな。
今巻の半分は王弁の物語、残りの半分は長く一緒の旅をして来た劉欣の物語。
王弁が薬師としてこれだけ真剣に人の生き死にに関わったのも初めてのような気がする。
なんとかして患者を助けようとするその真摯な彼の成長を嬉しく思うとともに、どうしようもない人の生き死に関...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月15日
『SLAM DUNKの最終話かと思った』
前作から一気に読み込んでしまいました。
薬師としての王弁、殺し屋として苦境に立つ劉きん。二人の葛藤に忸怩たる思いを残します。
好きですね。
どうすればいいのかわからないい。どう選択しても、明らかに誰かが不幸になる場面。
そういう場になって、キャラクターが...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月21日
大唐帝国は玄宗の時代。
仙骨を持つ王弁君とその師の仙人僕僕の旅も、そろそろ終わりを感じさせるようになった。
・・・と書いてみたものの、前の巻『仙丹の契り』を読んだものか記憶が曖昧。
僕僕一行に薄妃や劉欣がいなくなり、デラクという人が加わっている―ということは、きっと前巻を読み飛ばしたに違いない。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月08日
神仙や超人的な登場人物達。だけど文章は押しつけがましさやクドさがなく、景色の雄大さにすっと引き込まれる時がある。
前は、ちょっとジレッたいと感じることろもあったが、本作はグッと引き込まれた。王弁君が力をつけていることと終幕が近いからだろう。
話自体は悲劇が続くのだが、決して未来を暗くしてはいない...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月01日
改めて、仁木英之氏をとんでもない作家だと思い知った。こんなに深く歴史を追ったベース上でこんなに魅力的なキャラクターを作り出してファンタジーの要素とユーモラスを混ぜて仙人と周りの人々を描き出すなんて神技過ぎる。
劉欣が最期に王弁に己の仙骨を譲り渡すシーンが最初で最後に二人が真に心を通わせた場面だったの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月27日
王弁のやれることがどんどん増える。
本人は増長することもなく、そのときにやりたいと感じたことを一生懸命にやっているだけなので感じが良い。
ここまでシリアスな場面でも登場人物(特に善人)の死はあまりなかったので、今回少し毛色が違うと言える。
特に劉劤の死は途中からフラグたってたとは言え、しんどいね。...続きを読む
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