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Posted by ブクログ
小説を読み始めた頃、それこそ白痴のように読み漁ったドストエフスキーの長編小説。中でも白痴は一番好きだったので、新訳が出ていてとても嬉しかった。
ムイシュキン(ムィシキン)公爵が列車でペテルブルクに来る所から始まるストーリーは、今まで良くも悪くも保たれていた均衡が崩れ始めるような・・・例えるならジェンガを一本一本抜いていくような緊張感があり、もうわくわくがとまらない。作者は本小説が失敗作だと自分で評していたようだけど、個人的には大満足。
第一部で印象深いのは、やはり主人公ムイシュキンが持つ周囲の人間を引き寄せる力だと思う。列車の中でのロゴージン、エパンチン家の召使をはじめとして、白痴白痴と言われながらも何故か気に入られてゆく。私自身、列車内会話の時点でぐいぐい引き込まれていった。
細かな感想は、3巻まで読み終えて纏めて書こうと思っている。以前読んだ新潮訳と訳の比較はできないけど、普通に読みやすかったとは思う。解説も豊富で、特に時代背景についてしっかり書かれているのはありがたかった。次を読むのがすごく楽しみ。
Posted by ブクログ
3巻中の1巻を読み終えたところです。
きっと題名だけなら^^誰もが知る名作です。
でも、若い時から読んでみようと思ったことはありませんでした。
ロシア文学は小難しくて暗いというイメージがあったから(読んだこともないのに^^)
今回、お友達のレビューを読んだことをきっかけに、、
帯にあった「真実美しい人・・ムィシキン公爵」という主人公にぜひとも出会いたいと思った。
白痴と呼ばれるほど純真無垢な公爵と
公爵を取り巻く個性豊かな登場人物の名誉欲、金銭欲、色欲といった大人の汚らしい部分の対比が
この話面白くしている。
この長編を流れる大筋の話の中に「アネクドート・・小話、エピソード」がたくさん散りばめられている。
そのどれもが教訓的であり、哲学的でもある(と思った。)
最初は病気持ちでその純真さゆえに「白痴」と思われたり実際にののしられたりした公爵は
話を交わす人すべてから後には好かれ、惹きつけることになる。
そして子供のように純真で愛に富む人柄は・・
高慢な美女ナスターシャ(ゆえあって歪んだ性格になっている)に
「私、はじめて本当の人間を見たわ」と言わしめた理由が分るような気がした。
大筋は暗い話どころではなく1巻の後半は急展開、突飛の展開と読者を飽きさせることなく
ドラマティックに進んでいきます。
2巻3巻と・・さらにどんな「真実美しい人・・ムィシキン公爵」を知ることになるかと思うと・・
ワクワクします^^
面白いです^^若い時に読んでおくべきだったのかもしれませんが、
私は今この齢で読んで良かったと思いました。
*あえて「あらすじ」には触れませんでした。
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