白痴1

白痴1

初冬のペテルブルグに姿を現した外国帰りの青年ムィシキン公爵。莫大な遺産を相続した彼をめぐり、高慢な美女ナスターシヤ、誇り高き令嬢アグラーヤ、血気盛んな商人ロゴージンなどが織りなす人間模様。ドストエフスキー五大長篇中もっともロマンとサスペンスに満ちた傑作、新訳決定版。

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  • 白痴1
    825円 (税込)
    初冬のペテルブルグに姿を現した外国帰りの青年ムィシキン公爵。莫大な遺産を相続した彼をめぐり、高慢な美女ナスターシヤ、誇り高き令嬢アグラーヤ、血気盛んな商人ロゴージンなどが織りなす人間模様。ドストエフスキー五大長篇中もっともロマンとサスペンスに満ちた傑作、新訳決定版。
  • 白痴2
    1,045円 (税込)
    夜会での奇妙な事件から六ヶ月後、ムィシキンはペテルブルグに帰還した。ナスターシャ、ロゴージンとの愛憎入り交じった関係はさらに複雑怪奇なものとなり、さまざまな階層の人々を巻きこんでいく。自らの癲癇による至高体験や、現実の殺人事件にも想を得た、ドストエフスキー流恋愛小説を、画期的な新訳で。
  • 白痴3
    1,034円 (税込)
    イッポリート自殺未遂の翌朝、エパンチン将軍家の末娘アグラーヤとムィシキン公爵は、互いの好意を確認する。しかし、不可能な愛に悩むナスターシヤの呪縛から逃れられない公爵は、ロゴージンも交えた歪な三角関係に捕われ、物語は悲劇的様相を帯びていく。テンポ良く読みやすい新訳、完結。

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白痴1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月07日

    江川卓訳『罪と罰』(岩波文庫)に続き、『白痴』はこちら河出文庫の望月哲男訳を選びましたが、(他と比較した訳ではないので絶対評価として)正解。読みやすく、かつ作品のストーリー・テイストに合った訳文と感じます。

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    Posted by ブクログ 2018年09月04日

    スピード感溢れる翻訳がすばらしい。『白痴』は展開が速いので、このリズムに乗って読み進められるのはとてもいい。

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    Posted by ブクログ 2015年09月06日

    自分はこの小説の主人公ムイシュキン公爵を"あの程度の人物"と言う大江健三郎が嫌いだ。誰とでも屈託なく接し、銃殺刑やギロチン刑にされる囚人のプロファイルを行い、自分を白痴と侮る人には決然と対処する、政略結婚の犠牲にならんとする女性を解放する、自分はそんなムイシュキン公爵が大好きだか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月01日

     小説を読み始めた頃、それこそ白痴のように読み漁ったドストエフスキーの長編小説。中でも白痴は一番好きだったので、新訳が出ていてとても嬉しかった。
     ムイシュキン(ムィシキン)公爵が列車でペテルブルクに来る所から始まるストーリーは、今まで良くも悪くも保たれていた均衡が崩れ始めるような・・・例えるならジ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    いわゆる5大小説の中では最も読みやすく、19世紀末のペテルブルクを楽しめました。世俗にまみれた人々の中に天使のような人物が舞い降りたらどうなってしまうのか。

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    Posted by ブクログ 2017年03月14日

    ムィシキン公爵は好感が持てる。白痴というより純粋。

    ナスターシャは美しい人ということだけど、やってることは、なんだこの女は?って思うんだけど…
    2、3巻読めばわかってくるのかな。

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    Posted by ブクログ 2012年12月24日

    ムィキシン公爵の存在は何を表しているんだろう?ある種の二面性(賢さとお馬鹿さん)を持つ純粋無垢な青年として描かれているけれど実際は…?ナスターシャの最後の行動の意図は…?ムィキシン公爵の死刑に関する話はかなり興味深い。

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    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    3巻中の1巻を読み終えたところです。

    きっと題名だけなら^^誰もが知る名作です。
    でも、若い時から読んでみようと思ったことはありませんでした。
    ロシア文学は小難しくて暗いというイメージがあったから(読んだこともないのに^^)

    今回、お友達のレビューを読んだことをきっかけに、、
    帯にあった「真実美...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月29日

    ドストエフスキーの新訳が出たということで挑戦。とりあえず罪と罰より読み進めるのが辛い。けど、当時のロシアがどんなだったか知ることができて面白い。

    0

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