「マルグリット・デュラス」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2014/11/28更新

ユーザーレビュー

  • 愛人ラマン
    映画よりも、小説のほうが中国人の愛人のことより、母親のことが書かれていると思った。母親の関心をひきたいから、愛人を作ったようにも見える。母親の愛は上の兄に注がれるだけ、主人公と下の兄は母を愛していたが、愛に飢えていた。母親は娘のことを殴ったりするけど、外を向いては子供たちを絶対に否定しない。そこには...続きを読む
  • 愛人ラマン
    母によって粗末に扱われたデュラスが、中国人男性とのマゾキスティックな性愛関係にアディクトすることで、必死にうちなる悲しみをのりこえようとする様が痛々しい。またそこに、植民地における支配-被支配の脈絡が、性愛化されて現れていく。この関係性の輻輳を破綻なくまとめあげるデュラスの力量が堪能できる一冊。
  • 愛人ラマン
    はじめてデュラスを読む。
    映画の中のインドシナの退廃的な雰囲気が忘れられず原作をと。

    映画では2人の逢瀬に多くの時間が割かれていた記憶があるのだが原作での描写は家族と私,彼と私,自分の周りの女性と私,という3つ程度にカテゴライズされる印象を受けた。

    そのため最初は暴力的な家庭と悦楽の記憶が交互に...続きを読む
  • 愛人ラマン
    大好きな小説です。フランス語分からないので原文がどうなってるのか分からないんだけど、とにかくアーティスティックな文体が大好きです。文がどんどん「、」でつながって行って最初は分かり辛いけどすごいパワーを感じる。翻訳本ってどうしても原文が透けて見えるようなものが多く、言葉としては元から日本の作家によって...続きを読む
  • 愛人ラマン
    はじめは戸惑った。だけど読み慣れちゃえばその後はもう一気。だって今までに全く読んだことのない種類の文章だったから、何ていうかこの小説の書き方が。
    徹底的に統制された奔放っていうんだろうか。この物語の背景にもなっているメコン河の流れのような流麗な文体の中に、時折織り込まれる氾濫みたいな長文や、逆流みた...続きを読む