難民探偵

難民探偵

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

就職浪人の窓居証子は、祖母の助言で人気推理作家の叔父・京樹の雑用係として就職活動を続けることに。叔父に持たされた携帯電話に連絡してきた警察は、京樹の友人の根深陽義を保護しているので引き取ってほしいという。警視の肩書きを捨ててネットカフェで暮らす根深によって証子は殺人事件の捜査に巻き込まれる羽目に。

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難民探偵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!西尾さんらしいと言えばらしいお話で、色々と勉強になるとこともあった。パッと見ると長々としてそうに思えて、読んでみるともう終わり?!という気持ちがした。もう一度読みたい。

    0
    2016年07月31日

    Posted by ブクログ

    「難民探偵」というタイトルながら、これは探偵小説…なのか?
    どちらかと言えば、探偵の相棒が主役的な位置づけとなっている、「ワトソン小説」とでも呼ぶべき、とてもユニークな小説でした。

    本人曰く、「どこでどう選択を間違えてしまったのかわからない」まま、就職浪人となった窓居証子(まどいしょうこ)は、祖母の助言により、売れっ子推理作家の叔父である窓居京樹(まどいきょうき)の元に身を寄せながら、終わりの見えない就職活動を続けることになります。
    やがて、ひょんなことから京樹の友人であり「難民探偵」でもある根深陽義(ねぶかようぎ)とコンビを組んで、ネットカフェで起こった殺人事件の捜査に乗り出すことになってしまうのですが…

    まず、序章で40ページ強に渡って語られる、証子の就職活動の様子からして、同じ作者の「掟上今日子の備忘録」における隠館厄介の生涯を思い起こさせる不運っぷりで、この時点でグググっと彼女への同情と共感が生まれます。

    その後も周囲の濃いキャラたちに振り回されつつ事件に関わっていく様や、それでいて結果的に探偵を一押ししたり、重要な事柄に気づいたりという思わぬ有能っぷり!?も微笑ましいところです。

    また、冒頭に述べたように探偵小説としての異色さも興味深い点が多々あります。
    その極めつけが「謎解き解決編」。
    探偵小説における探偵の最大の見せ場たるべき舞台において、警視総監の真田道規(さなだどうき)が放った一言とそれに対する探偵の回答は、開いた口がふさがらないほどの衝撃(笑撃)です。

    ただ、決しておふざけや悪ノリでなく、一見「アンチ名探偵」に見えなくもないストーリーの奥に、紛れもない探偵小説愛が垣間見えるように感じました。

    相変わらず、登場人物のネーミングにもニヤリとさせられますね。
    西尾維新さん、いいです!

    0
    2016年03月01日

    Posted by ブクログ

    西尾維新らしさあるミステリでしたが、他の作品の個性が強いだけに物足りなさが残りました。
    クビキリサイクリが好きだったからでしょうか。
    けれども、読み手が止まらない一冊でした。

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    西尾さんにしては珍しくミステリしていて…というのは初期の戯言シリーズと比べてみれば…という点においては、なのですけれども、ともかく読みやすかったですね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    しかし、相変わらず出てくるキャラクターはアニメキャラみたいのばかりでして、全然人間味がない…のは今も変わらないですねぇ…。

    どういったオチになるのか、気になって最後まで読み進めましたけれどもうーん…まあ…僕はそんなにミステリ読みというわけではないのでアレですけれども、意外とこじんまり収まってしまったかな? という感が否めませんねぇ…。

    まあ、そんなわけで、今回は三人称だからでしょうか? 戯言めいた無駄な会話文は少なかったように思います。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    2018年09月20日

    Posted by ブクログ

    これといった能力もなく、働いた経験・・・バイトすらしたことがない。
    驚くほどに考えが甘く、それでいてプライドだけは超一級品。
    気が付けば行き場もなく、しっかり就職難民へと一直線。
    でも、証子は魅力にあふれている。
    要領も悪く、やたらと無駄なところできちんとしている。
    危機意識は心配になるほど低い。
    それでも、どこかで共感してしまう部分があって嫌いになれない。
    会話もテンポがあり、話の展開もリズムがあって心地よかった。
    一気に最後まで読み終えてしまった。
    軽いタッチのために読みやすく、作品を楽しめた。
    ミステリーとして考えると物足りない部分も多く、推理していく過程にもかなり不満はある。
    「難民探偵」というタイトルなのに、設定にいまひとつ説得力がない。
    証子のキャラクターが好きだったので、物足りない部分がカバーできたのかも・・・。

    0
    2017年02月21日

    Posted by ブクログ

    西尾維新の小説は登場人物たちの名前に特徴があります。就職難民の就活女子、証子(証拠)。彼女が居候させてもらう叔父の推理作家、京樹(凶器)。ネカフェに住む主人公、難民探偵、陽義(容疑)。なかなか本筋に入らなくてイライラ。きっとこうだろうなと思った通りの展開で終幕。ちょっとなんだかなぁという作品でした。残念。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    主人公である就職浪人、窓居証子とその叔父で小説家の窓居京樹、難民探偵の根深陽義。
    成り行きでネットカフェでおきた大手出版会社の重役の殺人事件を解決していく。

    0
    2016年04月16日

    Posted by ブクログ

     西尾維新の単発作品は『ニンギョウがニンギョウ』や『少女不十分』などを見る限り、ぶっ飛んでる印象があったけど、それに比べると、というか西尾維新としては「普通」な印象。

     ネカフェ暮らしでいろいろ訳アリな根深さんや、変人な作家の京樹さんなど、一応登場人物は個性的だけど、そこまで突飛ではないし、展開や謎解きもいたって常識的。

     根深さんが関係者の本音を聞き出す場面の巧みな話術や、後半の謎解きの部分は夢中で読んだものの、中盤ぐらいまでは主人公の自分語りや人物紹介的なパートが続いて少し冗長に感じた。

     全般的に作家という職業や出版界の実情に言及している部分が印象に残った。しかも良い部分と言うよりは、ちょっと大げさな表現だけど人気作家の「業」について西尾さん自身の思いを綴ったのかなと思った。就職難民というのもテーマの一つだし、いろいろと現実的な一冊。

    0
    2016年03月09日

    Posted by ブクログ

    西尾維新味が薄めだった印象。
    主人公のキャラクターのせいか、静かな語り口のストレートな推理小説だと感じた。
    種明かしされてみればとてもシンプルなトリックだけど、自分では想像もつかなくて最終章まで楽しく読めた。

    0
    2016年01月09日

    Posted by ブクログ

    西尾維新さんの割には普通のミステリ。グロさは無いし、死ぬのも被害者の一人だけ。探偵役がネットカフェを塒にしている難民探偵という設定だけが西尾維新作品らしさ。
    オチとかトリックは早々に予想がついた。もう一捻り欲しいくらいだった。

    0
    2015年11月08日

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