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Posted by ブクログ 2018年11月20日
1940年生まれ、片岡義男 著「階段を駆け上がる」、2010.7発行、独立短編7話が収録されています。30代の男性と20~30代の女性のおしゃれな物語です。まるで、わたせせいぞう(1945年生まれ)の絵を見てるようです(^-^)最初の3話、階段を駆け上がる、夏の終わりとハイボール、いまそこにいる彼女...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月15日
片岡義男 短編小説集 「階段を駆け上がる」
■階段を駆け上がっていった
高村夏彦
ライカのストラップ
分厚い板張りの遊歩道
途中に踊り場をはさんで、その階段は上下ふたつに分かれていた。
その女性の姿が飛ぶように彼の後方へと移動した。
写真家として身につききった習性
踊り場に足をとめて振り向...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月16日
好きです。この感覚。自分がとてもシブい男になったような気にさせてくれます。四半世紀前、片岡義男さんの文庫本を大学生協で1割引で買い揃え読んでいました。かなりの頻度で新刊がでていたので、本のコーナーを覗くのが楽しみでした。あの頃は物語の登場人物が自分より年上だったけど、今回は逆転しており現実の時の流れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月23日
よい箇所もよい印象にはならない何か。
男女間の軽はずみなやりとりが小説自体をつまらなくさせているのか、漂う色気がたとえ古臭くともその味や匂いは感じられるはずで、しかし少なくともこの短篇集においては悉く空振りし、全体的に安っぽく思えた。これは読み手の問題かもしれないが、上司にたいする反応に困る感じだっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月05日
片岡義男さんの小説はあいかわらず無邪気すぎるくらいに平和だ。
道尾秀介著『光媒の花』の直後に本書を読んだので、余計に、何事もない平穏さが際立ったようだ。
片岡さんの小説は、初めての方が読むとどう思うのだろう?
いつも、そんな疑問が頭を過ぎる。私自身は片岡さんの小説作法を気に入っているし、これま...続きを読む
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