ピエール・ショデルロ・ド・ラクロの作品一覧
「ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ」の「危険な関係」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ」の「危険な関係」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ピリッと効いた戦略が名高いと噂の、ラクロ『危険な関係』
やっと読み終わった
長かった。。。
マルコヴィッチが出てる映画版が結構好きで何回か見たから流れは分かっていたけど、ああこうやってこうなってそういくのかと思った
バルモンもメルトゥイユも普通に暇人なんだよな
というか法院長夫人とかそのほかみんなも。
本当に18世紀のフランス貴族がこんなくだらないことにうつつ抜かしてたとしたなら、革命も待ったなしだわと思ってしまうくらいしょうもないことに時間かけてるこの人たち。
自分が何をしたわけでもなく、先祖の名前だけで多額の年金が入って働かずとも好き放題できたらこうなるのも致し方なしかしら?
メル
Posted by ブクログ
18世紀の仏文学。軍人!だったラクロの作品。300年前、人間の筆力や言語能力は今以上だったか。金や物的欲望にまみれた話ではないからこそ、かえって、精神的欲望と人間の性に底知れない闇を見る思いがする。
人間とはなんと優れて、そして愚かしいことか。200年前には、同じフランスで、彗星のようにガロアが現れた。ガロアと群論の出現は、奇跡だろう。(私は数学が大好きなのだ。)
いくら知性が進んでも、人間の情念は何百年前と変わらないということだ。自らを振り返り、身を弁え、分相応であるべきとはよく言ったものだが、愚かさがわかっていない人間が力を得て、あたかも偉人のように見なされる現代に行き着いたのは不思議
Posted by ブクログ
(あらすじ)
プレイボールとして浮名が立っているヴァルモン子爵宛にメルトルイユ侯爵夫人からのある提案が書かれた手紙から物語は始まる。ある男が最近修道院を出たばかりの若い娘と婚約した。その男に夫人は恨みを持っていて、その婚約者を誘惑してほしいというものだった。
ヴァルモンは目下貞淑なツールヴェル法院長夫人を落とす事にやっきななっているので、それどころではないと一旦は断る。しかし法院長夫人との事がなかなか進展しないのとメルトルイユ夫人にそそのかされ、かの少女セシルと恋人ダンスニーの相談に乗るように見せかけて、彼女を騙して自分のものにする。
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全編誰かが誰かに宛てた