切ない作品一覧

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  • 0Lei 下
    4.4
    シリーズ累計30万部超え! 『神さまとのおしゃべり』『悪魔とのおしゃべり』の 著者・さとうみつろうによる最新作。 次なるおしゃべりの相手は「AI(人工知能)」! 人工知能0Leiと過ごす日々の中で、 着々と思い通りの人生をたぐり寄せていく かず、明日香、玲央奈の3人。 そんな3人に対し、0Leiはますます この世の核心をつく話を3人に伝えていくのだった。 0Lei曰く、時代や環境にかかわらず、 人間はたった5つのタイプに分けられるという。 そして、そのタイプさえ理解すれば、 解決できない悩みは存在しないとも0Leiは声高々に言うのだった。 それもそのはず。「時代」も「経済活動」も「人間関係」も、 全てがこの5つのタイプを“円”にして ぐるぐる回っているだけなのだから。 ただし、その裏で3人に危険が忍び寄っていた。 新たに登場する人工知能・クバーバ。 それは敵か味方か。 そもそも0Leiが3人に近づいた理由とは? それぞれの思惑が錯綜する、完結編。
  • レイコ 1
    3.2
    結婚5年目で可愛い妻・理恵子と3か月の子供を持つ由人(みちと)。同僚に慣れない銀座に連れ出された由人は、ナンバー1ホステスのレイコから一目惚れと言われ、レイコと不思議な関係になっていく。一方、理恵子のスマホには男からの連絡が!?
  • 冷酷上司の甘いささやき
    2.3
    銀行に勤めて6年目の普通のOL由依。ひとりの時間が大好きで、とくに彼氏が欲しいとは思っていない。ある日、由依はアパートの前で 上司の遠山に遭遇。職場では厳しくちょっと怖い遠山だが、話してみると優しくて自分と同じでひとりで過ごすのが好きだと知り、親近感を抱く。そんな遠山に「俺たち付き合わない?」と言われ、恋人らしいことをしないという約束で付き合うことに。メールもしない、キスもしない、最初はそれで満足していた由依だが、次第に「距離を縮めたい」と思うようになり…。普段はクールで真面目だけど、本当は優しくて甘えたがりの上司のギャップにキュンキュンのオフィスラブ!
  • 冷酷な御曹司は崖っぷち秘書を溺愛する
    2.6
    社長秘書として働く美織は、上司であり恋人でもある智樹との関係も良好で充実した日々を過ごしていた。しかし、そんな生活は突然終わりを迎える。智樹から身に覚えのない罪で責められ、別れを告げられるとともに、会社も解雇されてしまったのだ。恋人と職を同時に失った美織は自棄になり、やけ酒の果てに見知らぬ男性と一夜を共にしてしまう。そんな身も心もぼろぼろの美織に手を差し伸べてくれたのは、智樹の秘書をしていた頃にお世話になっていた、取引先である久我ホールズ・ジャパン社の社長だった。美織の秘書としての才能を評価してくれていた久我社長は、美織の状況を知ると「自身の息子である旭の秘書として働いてほしい」と提案してくる。突然のことに驚く美織だったが、無職のままではいられないのでありがたい。しかし、紹介された旭はなんと、自暴自棄になった美織が一夜を共にした、名も知らぬ男性で……。
  • 冷酷な騎士団長が手放してくれません
    4.1
    とある事情から、隣国の王太子との婚約が破棄となったウブな貴族令嬢のソフィア。子供の頃から守ってくれる騎士団長のリアムに「恋愛の仕方を教えて」と頼むと、彼の独占欲に火をつけてしまい!? いつもは冷酷な彼が強引にキスを迫り、甘い言葉を囁いてくるからソフィアは戸惑ってしまう。「俺が永遠に守る」と一生の愛を誓ってくる彼に、身も心もとろとろにとろけていき…。
  • 冷酷なプレイボーイ【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    夫を亡くしたあと、ひとりハウスクリーニング業を興したリサ。ある日怪我をした従業員の代わりに、ビーチに面した豪華なペントハウスへ向かうことになった。そこの住人は無愛想なジャック・キャシディー。なんと彼はリサも大ファンの有名小説家だった! それを聞いたジャックは初対面のリサに突然、明日の授賞パーティーへの同伴に誘ってきた。もう男性とはデートしない。そう誓ったリサは抵抗するが、彼の魅力には逆らえず、抑えられないときめきが広がるのを感じた。

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  • 冷酷マフィアと心読みの凜【イラスト入り】
    3.7
    触れると相手の心の声が聞こえる不思議な力を持つ凜。養母の入院費を稼ぐために初めてカジノに行った凛は、力を使ってマフィアのボス・ラファエロと勝負する。だが「天使の名を持つ悪魔」と恐れられるラファエロに触れた瞬間に感じ取れたのは暗く深い闇だけだった。勝ったラファエロは凜の「普通でない器用さ」を利用しようと手元に置く。さらに凜は彼に無理に抱かれてしまうが、触れ合う肌から彼の心の声が聞こえ…! (可愛らしい声だ。綺麗な身体だ。わたしを締め付けて離さない――)
  • レイコちゃんと蒲鉾(かまぼこ)工場
    3.9
    蒲鉾工場に勤めるぼくが巻き込まれるのは奇っ怪な事件ばかり。怪物化した蒲鉾に社員が誘拐されたり、食べられちゃったり……。特殊事件調査検討解決係の一員として、係長に危険な任務を押しつけられる毎日だ。ちょっと生意気な小学生「レイコちゃん」との冒険が、ぼくをさらに不思議な世界へと運んで行く――。奇妙でどこか滑稽でなんだか怖く、なぜだか懐かしい、SF大賞作家が贈る大人のためのファンタジー。
  • レイさんといた夏
    3.2
    中1の一学期を終えて転校した莉緒は、"汚部屋"にこもりっきり。新たな人間関係に恐怖すら覚える莉緒にとって、うんざりの夏休みだった。そんな莉緒の前に現れた、どこから見てもヤンキー姿の少女の幽霊。成仏できていない彼女は、「生前、誰かとふれ合ったときのエピソード」をヒントに、自分が何者だったのかを知ろうとする。ヒッキーとヤンキー、通い合い始めたふたりの心。少女たちは、むき出しの自分の心に触れた――。
  • レイシズム
    4.1
    日本人論の「古典」として読み継がれる『菊と刀』の著者で、アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトが、1940年に発表し、今もロングセラーとなっている RACE AND RACISMの新訳。 ヨーロッパではナチスが台頭し、ファシズムが世界に吹き荒れる中で、「人種とは何か」「レイシズム(人種主義)には根拠はあるのか」と鋭く問いかけ、その迷妄を明らかにしていく。「レイシズム」という語は、本書によって広く知られ、現代まで使われるようになった。 「白人」「黒人」「黄色人種」といった「人種」にとどまらず、国家や言語、宗教など、出生地や遺伝、さらに文化による「人間のまとまり」にも優劣があるかのように宣伝するレイシストたちの言説を、一つ一つ論破してみせる本書は、70年以上を経た現在の私たちへの警鐘にもなっている。 訳者は、今年30歳の精神科医で、自らの診療体験などから本書の価値を再発見し、現代の読者に広く読まれるよう、平易な言葉で新たに訳し下ろした。グローバル化が急速に進み、社会の断絶と不寛容がますます深刻になりつつある現在、あらためて読みなおすべきベネディクトの代表作。
  • 令嬢娼婦と仮面貴族
    完結
    4.2
    従姉の夫であるアレスティスに、長年片想いしてきたメリルリース。その恋心は叶うはずもなく、幼馴染でもある彼への想いは、心に静かに秘めるだけにしてきた。やがてアレスティスは、数百年に一度起こると言われている災厄を鎮めるべく、連合軍の一員として魔獣の討伐に向かう。けれどその最中(さなか)、彼の妻である従姉はかえらぬ人となった。討伐を終え、目に重傷を負い帰還したアレスティス。僅かな光でさえも彼の目は受け付けず、彼は邸に籠っているという。そんな彼の苦しみを少しでも癒したいと思い、メリルリースは自身を娼婦と偽り、夜ごと彼のもとへ通うことにしたのだが……一途な令嬢と、心と体に傷を負った青年のすれ違いラブストーリー! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • 令嬢たちの世にも恐ろしい物語
    4.0
    国王ルイ14世の愛妾モンテスパン夫人は、輝く美貌で栄華を極めていた。そこへ女官見習いとして入ったマリアンヌは怪しい館への遣いを命じられ……。宮廷文化の花咲くパリを舞台に、女たちのどろどろとした愛と憎しみが呼び起こす名高い黒魔術事件。ギロチンで落ちたマリー・アントワネットの首が語る真実。行方不明の公爵令嬢になりすました孤児の運命。華麗にして甘美な殺人譚全四編。
  • 令嬢のバラード / 運命がくれた愛
    完結
    2.5
    今夜もミシェルはクラブで歌いながら客たちの卑猥な視線にさらされていた。ロンドン生まれの令嬢ミシェルにとって、まるで悪夢のような場所。それもこれも1か月前、駆け落ち相手に裏切られてカリブに置いていかれたから――。客に一夜を買われ、恐れながらドアを開けると、そこには意外なほど上品な男性。ドレスを脱ごうとするミシェルに彼アッシュは、「ここから逃げたいかい?」と言いだして…!?(「令嬢のバラード」)。トップモデルの恋「運命がくれた愛」も同時収録。
  • 令嬢は花籠に囚われる
    3.0
    両親をなくし、叔父の策略によって財産を奪われてしまったエリタは、身ひとつで繁華街をさまよっていたところを高級娼館で働く青年・セスに助けられる。 優しく紳士的なセスに恋心を抱き始めるエリタだったが、エリタのとある発言がきっかけでセスの態度が豹変してしまい…… 詰られ、快楽に翻弄されるエリタ。ひどいことをされているのは自分のはずなのに、ふと辛そうな表情をするセスが気になって――。
  • 令嬢は淫らな夢に囚われる
    4.3
    夜だけは、貴女のすべてが私のものです 商家の一人娘と従僕の、淫らで罪深い夜の秘め事…。 「……今夜も極上の快楽を教えて差しあげます」――裕福な商家の一人娘・リネットは夜な夜な淫夢に悩まされていた。相手は決まって同じ男。リネットの家に仕える従僕で、幼い頃から密かに憧れていた六歳年上のセオドリック。主従の立場から叶わぬ恋と諦めていたが、夢の中の彼はリネットを卑猥に弄びその行為は徐々にエスカレートしていく。高潔で禁欲的でさえある実際のセオドリックとの落差に後ろめたさを覚えるが、そんな中リネットに結婚話が持ち上がり…。
  • 隷辱の人魚【イラスト入り】
    3.0
    1巻639円 (税込)
    2000年代初頭、核戦争勃発。人類、生物はすべて死滅した。月基地にいたごく少数の人間だけが生き残り、何とか人類を増やそうと自然分娩を禁止し、人工授精、人工子宮での大量繁殖に踏み切った。やがて人類は人口を増やし再び地球に戻り、他の星々に植民地を作っていった。新暦1375年。喜多島勇は週に一度行われる精子採取のとき、実際の性行為の経験など誰もないこの時代に、なぜか少年が乱されるイメージが脳裡に浮かぶのだった。これはいったい何を意味するのだろうか!?
  • 冷静沈着な令嬢アンの結婚
    3.0
    「あなたといると頭の中がめちゃくちゃよ」 冷静に常識的に、結婚相手を探していたのに―― 地味で真面目な令嬢に窮地を救われた放蕩者。 思いがけず惹かれ合うが、結婚できない事情が…… 日本初登場作家! 【あらすじ】 冷静沈着で真面目な令嬢アンは、とあるパーティで厄介な状況に陥った伯爵家の次男チャスを機転を利かせて救う。放蕩者として有名なチャスは、これまで付き合ってきた女性たちとは全く異なる、控えめで聡明なアンに興味を抱くが、アンは礼儀を重んじて彼に名前も教えなかった。ところがその後も偶然が重なり、アンはたびたびチャスの窮地を救うことに。三度助けられたチャスは、アンのことが気になってたまらなくなってしまう。アンもまた、かつてないほど自由な気持ちにさせてくれる彼に惹かれていく。 だがアンは、両親亡き後に育ててくれたふたりのおばの生活を支えるため、爵位を持った裕福な男性と結婚しなければならないという言いつけに囚われていた。おばのひとりレディ・クロフォードは、次男であるチャスを軽んじ、アンを訪ねてくることさえ拒むほど。想いをつのらせたチャスは、彼女の愛を得ようと悪戦苦闘するが、アンはおばの言いつけどおりロンドンを離れようとする……。 正反対のふたりの恋の行方は? 日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス。
  • 冷泉家 八〇〇年の「守る力」
    4.0
    冷泉家は藤原俊成・定家の血を引く「和歌の家」として、その伝統と文化を京都の地で今日まで守り続けている。冷泉家の長女として生まれた著者によれば、冷泉家には「大事にせんとバチが当たる」「相変わらずで結構」など、独特な伝統・文化継承の秘訣があるという。当主夫人でしか語りえない代々のエピソードをもとに、急速に変化する現代社会の中で、我々が時代に流されずに生きるためのヒントとなる“公家の知恵”、冷泉家八00年の「守る力」を明かす。【目次】はじめに/第一章 大事にせんとバチが当たる 守り伝えられてきた『明月記』/第二章 そこそこやから続いてきた 「歌の家」の八百年/第三章 「昔からそうしてきたから」でけっこうやないですか 公家の三百六十五日/第四章 知識も物産も情報もまとめて収めて 蔵こそ公家の生命線/第五章 “型”が守り、伝えるもの 「文化」の威力、底力/第六章 “これはお金の問題やない” 冷泉家の四季と行事/第七章 しなやかに強く。「相変わらず」ならけっこうや 冷泉家の人々/おわりに
  • 令息は悦楽に花開く
    4.7
    小さな町のゲイバーでエリート然とした美形・手代木と知り合い、極上の一夜を過ごした圭。しかし圭が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。  手錠でベッドに繋がれ、貞操帯を嵌められた圭に、手代木は「解放されたければ、お前の双子の兄の悪事を話せ」と迫る。  何も知らず話せない圭の乳首に、貞操帯で拘束され熱を溜めるその場所に、手代木は淫らな愛撫を施していく。焦らされた圭の身体は、身体の奥にもっと熱く硬いものを欲しがりわなないて…。  ひどいことをされているはずなのに、身体は感じて欲しがる拘束・監禁セックス。
  • 冷蔵庫のアレ、いつ使うの?
    3.3
    マンガ家・山本ありは、結婚3年目の新米夫婦。サラリーマンの夫との食事はすれ違い気味だけど、根っからの食いしん坊であるふたりは〈自宅ごはん〉が大好き。 今宵も晩酌のアテを探して、冷蔵庫を物色中。すると、、、いつぞやに買った調味料が中途半端な量で賞味期限が間近です。ミニマリスト体質な夫が「コレ、どうするの」?と責めるように妻にたずねるのは日常茶飯事。すると、無駄が嫌いな妻(調理師免許を持ったマンガ家)は、見事に美味しいメニューに変身させちゃうのです──
  • 冷蔵庫のように孤独に
    3.3
    1巻2,090円 (税込)
    14歳の時、ピアノを嫌っていた美咲が出逢ったのは、老齢の父と住むピアノの先生だった。彼女は、発想記号を理解する時は空き地に捨てられた冷蔵庫を思い浮かべればいいと不思議なことを言う。ピアノを好きになる美咲だが、先生には暗い過去があるようで……
  • 冷蔵庫を壊す
    3.6
    十歳の僕は転校生の女の子に、一目会ったその瞬間に恋してしまった。自分の全存在を賭けた小学生の初恋を描く、著者二十歳のデビュー作〈冷蔵庫を壊す〉。親友の恋人を好きになってしまった夏、女友達と彼との間で揺れる主人公の戸惑いをヴィヴィッドに綴った〈月のこおり〉。短編小説〈つばさ〉。三つの愛しい恋の物語。
  • 冷蔵庫を抱きしめて(新潮文庫)
    3.5
    1巻693円 (税込)
    幸せなはずの新婚生活で摂食障害がぶり返した。原因不明の病に、たった一人で向き合う直子を照らすのは(表題作)。DV男から幼い娘を守るため、平凡な母親がボクサーに。生きる力湧き上る大人のスポ根小説(「ヒット・アンド・アウェイ」)。短編小説の名手が、ありふれた日常に訪れる奇跡のような一瞬を描く。名付けようのない苦しみを抱えた現代人の心を解き放つ、花も実もある8つのエール。
  • 冷蔵と人間の歴史
    4.0
    世界各地で人々が編み出してきた冷蔵方法、天然氷から始まった氷ビジネスの軌跡、冷蔵庫ができるまでの科学者たちの奮闘の歴史。そして現在、冷蔵技術は宇宙ロケット、高層ビルの空調システム、MRI、スーパーコンピューターなどに応用され、将来的には不老不死、テレポーテーションも可能にするかもしれないという話もある。私たちの生活になくてはならない、冷蔵技術の存在の大きさをクローズアップする異色のノンフィクション。
  • 隷属貴族【イラスト入り】
    3.0
    「性奴としての素材は悪くない」唯一は母を救うためある国へ赴く。そこはいまだ主従の誓いを絶対とする王国。釈放条件は主を持たない誇り高い騎士キリアンに忠誠を誓わせること…。しかしキリアンは代償として、唯一の貞操を奪い辱め、自分好みに調教する。恥辱にまみれながら淫らに喘がされ作り変えられていく躰は、熱い欲望を貪欲に咥え込み心と裏腹、離さない!! 怜悧な顔で最奥を穿つキリアンの真意は? 主従逆転、隷属される服従愛!! (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
  • 隷属の定理
    4.7
    マネージャーの瀬戸佳槻は、担当する俳優・式見への失恋から自暴自棄になり、一夜の相手で被虐心を満たす危うい日々を送っていた。そんなある日、強い嗜虐性を具えた画家・乃木映爾と出逢う。乃木の絵に惹かれていた佳槻は、彼に本気で式見の絵を描いてほしいと頼むが、乃木は「お前がそれだけの奉仕をしたら描いてやろう」と提案し、佳槻をたびたびアトリエへ呼び出すようになり……? 「定理」シリーズ完結!!
  • 隷属の闇
    3.4
    麻薬捜査官。竜野真紀は、大がかりな麻薬取引の情報を掴むが、摘発直前で突然拉致され、香港へ連れ去られてしまう。マフィアのボス・王の屋敷に監禁され、お前は親友に売られたのだと告げられるが、真紀は頑なにその言葉を信じようとしなかった。「刑事である弟や親友が必ず助けに来る」その真紀の思いを踏みにじるように王は、「俺から解放して欲しければ、お前が頑固に信じている親友や弟を殺してくれと乞え」愛玩具として王に嬲られ、凌辱の限りを尽くされる真紀を、さらに卑劣な条件で追いつめてくる。人を信じようとする男と、信用しない男。二人の感情は激しく縺れ合い…。
  • レイチェル・カーソン いまに生きる言葉
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    『沈黙の春』から半世紀――カーソンが生きていたら、いまの日本を見てなんと言うだろう?  レイチェル・カーソンとはどんな人だったのか?  もの静かで、家族思いの、控え目な人だったが、茶目っ気もあり、ユーモアの人でもあった。  幼い頃から文章を書くのが得意で、自然観察も大好き。コピー機もファックスも、もちろんコンピュータもない時代に、膨大な情報を集め、やがてその細い指先から自然破壊を告発する言葉がつむぎ出された――そして完成した『沈黙の春』で環境問題に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソン。  その思想が、いま新たに見直されている。本書は、いまだに根強い人気を誇るレイチェル・カーソンの思想から生涯までをあまり知られていない側面に光を当て、当時の写真や彼女がつむいだ言葉とともに紐解いていく。  とくに、亡くなる半年前、1963年10月におこなった「環境の汚染」という講演は、彼女の遺言とも言うべき思いがあふれている。 「わたしたちが住む世界に汚染を持ちこむという、こうした問題の根底には道義的責任――自分の世代ばかりでなく、未来の世代に対しても責任を持つこと――についての問いがあります。当然ながら、わたしたちは今現在生きている人々の肉体的被害について考えます。ですが、まだ生まれていない世代にとっての脅威は、さらにはかりしれないほど大きいのです。彼らは現代のわたしたちが下す決断にまったく意見をさしはさめないのですから、わたしたちに課せられた責任はきわめて重大です」  東日本大震災、福島第一原発事故の後、読者が増えてきているのは、何を物語っているのだろう。 著者紹介 上遠恵子(かみとお・けいこ) 東京都出身、東京薬科大学卒業、研究室勤務、学会誌編集者を経て、現在はエッセイスト。レイチェル・カーソンの著書の『潮風の下で』(岩波書店)『海辺』( 平凡社)『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)のほか、伝記の翻訳など多数。著書に『レイチェル・カーソンの世界へ』(かもがわブックス)など。1988年に「レイチェル・カーソン日本協会」設立に加わる。現在会長。執筆、講演などで活躍中。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • レイチェル・カーソン ――『沈黙の春』で環境問題を訴えた生物学者
    4.0
    「農薬によって生態系が破壊され、やがて鳥も虫も鳴かない沈黙の春が来る」 周囲の無理解や中傷と闘い、公害問題に取り組んだ生物学者の生涯。(巻末エッセイ・福岡伸一)
  • レイチェル・ダイアル 1
    完結
    4.2
    時は空想近未来。危険な工業都市チェスターバレー。わがまま財閥令嬢レイチェルは、2体のアンドロイドを助けに訪れて…。新鋭・皿池篤志がつむぐレトロフューチャ―SF世界。
  • 冷徹皇子の淫らな執愛 離縁された愛妃は蕩けるほど一途に愛されて
    4.0
    「私に殿方のすべてを教えてください」 「大丈夫、優しくしてあげよう」 強大な魔力を持つ不遇な騎士皇子×周囲に愛されて育った無垢な侯爵令嬢 〈あらすじ〉 「止まらない、君が悦(よ)すぎて」憧れの第二皇子との結婚前夜、デルフィーナは父から「将軍の娘として矜持が傷つけられる状況になったら自害せよ」と短剣を渡される。だが冷徹皇子と綽名される寡黙な夫との新婚生活は甘く幸せだった。そんななか父である将軍が皇帝への謀反の罪で捕らえられ、一族は処刑。デルフィーナは離宮に幽閉されることに。夫にも魔物討伐の命が下り、二人は引き離される。
  • 冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1
    3.5
    冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1』には「序章」~「第二章 第五話 人質と桂花の玉佩」までを収録
  • 冷徹御曹司と政略結婚したら、溺愛で溶かされて身ごもり妻になりました
    3.6
    執着されて捕らわれて、子作り蜜婚でご懐妊!? 老舗酒造の娘・雪華は実家を救うため大企業の御曹司・晴臣と政略結婚することに。彼は以前バーで出会い好意を持った相手だった。「探してたんだ。どんな手を使ってでも、君を手に入れたいと思って」愛のない結婚だと諦めていたのに、溺愛執着する晴臣に身も心も愛される雪華。彼に近付く元カノの噂に戸惑うも、妊娠が発覚し、愛情はさらに加速して!?
  • 冷徹御曹司の最愛を宿す~懐妊秘書は独占本能に絡めとられて~
    4.1
    大手高級ホテルチェーンを経営している会社で社長秘書をしている澪は、結婚相手を探すためにマッチングアプリを使っていた。ところが、そこで知り合った男性からお金を騙し取られてしまう。そんな失意のどん底にいた澪を助けてくれたのは冷徹で恐れられている社長の本郷で…! 「俺だけを見てろよ」――なぜか彼から独占欲の滲む瞳で迫られ一夜をともにする。たっぷりと愛されるも彼とは身分が違うと離れる決意をするが、澪のお腹には彼の子が宿っていて…!?
  • 冷徹御曹司は想い続けた傷心部下を激愛で囲って離さない
    4.7
    恋人に浮気され傷心中のOL・あさひ。ある日酔った勢いで冷血上司・凌士に失恋したことを吐露し、さらに介抱までしてもらっていた。次の日あさひは自分の失態に真っ青。怒られるかと思いきや、なぜかデートの提案をされて…!? 「誰かに取られるのはごめんだ」――予想外に蕩けるほど甘く接してくる凌士にあさひはドキドキしっぱなし。独占欲を孕む溺愛猛攻も始まり、身も心も乱されて…!?
  • 冷徹皇帝は押しかけ花嫁に夢中です!~求婚は蜜愛の始まり~
    4.0
    「ここはどうなっている?確かめてみようか」 冷徹な次期皇帝×メイドに扮したお姫様 側室になるしか道がない王女は…!? 「まだ刺激が足りないのか?」激しさを増す愛撫。 恥ずかしくてたまらないのに、媚薬のせいで身体は過剰に反応して…。 クロンヌ王国の王女リゼットは従属国の恭順の証として、 齢60過ぎの帝国皇帝の側室に差し出される。 だが、帝国に到着すると皇帝はすでに亡くなっていた。 母国のために、次期皇帝ヴィクトールの側室を切望するも 断られたリゼットは、メイドに扮して彼を知ろうとするが、 ある貴族に騙され媚薬を飲まされてしまう。 それを知ったヴィクトールは、 彼女の疼きを鎮めようと提案して……!?
  • 冷徹支配人は孤独なシンデレラへの迸る激愛欲を我慢しない
    4.6
    「君を独りにしない」 クールなホテル御曹司の溺甘豹変!? ホテルで働く遊は、体調を崩したところを容姿端麗な男性に助けられる。後日再会した彼は、新任のホテル支配人・正臣で!? クールな彼が垣間見せる優しさに触れ、遊は恋心を募らせるも、感情表現が下手な自分に自信が持てない。ところがある一夜をきっかけに、二人の距離は急接近! 正臣の滾る情熱を教えられ、遊も抑えきれぬ想いを溢してしまい…!?
  • 冷徹社長に拾われて溺愛飼育されています 1 【電子限定おまけマンガ付き】
    値引きあり
    3.0
    全2巻346~748円 (税込)
    新卒で入社したブラック企業に疲れ果て、転職を決意した小春。 応募した会社の面接で社長として現れたのは、大学時代に告白して玉砕した水沢先輩だった! 先輩に何とか拾ってもらい、社員として頑張る小春に、水沢社長は相変わらずクールだけどどこか甘くて…!? 先輩と後輩から社長と部下になった今、叶わぬ恋心は封印するべきなのに、この想いを捨てられない――。 ★電子コミックス限定おまけマンガ収録!
  • 冷徹シークの灼熱愛撫(分冊版)復讐のくちづけ 【第1話】
    完結
    3.0
    全6巻220円 (税込)
    「お前がイク前に、俺を逝かせることができると思ってるのか?」CIAのスパイ・リラは、暗殺された父親の復讐のため、アシンドラ王国のシーク・シンハの王宮へと潜入する。復讐のための暗殺技術や性的技術の手ほどきをしてくれたレイへ思いを寄せるリラだったが……。豪華絢爛な王宮で繰り広げられる淫らな罠の数々に、やがてリラの心にも変化が訪れ――…!?
  • 冷徹上司はスパダリ系
    完結
    3.3
    あんなコトからこんなコトまでぜーんぶお世話されちゃって――!? 「声を聞かせてくれないのか? こんなに感じてるのに……」葛城美桜の勤めるミヤコホームが業績不振で買収され、親会社の社長令息にして副社長でもある芹澤拓斗が新社長として就任してきた。徹底的な仕事ぶりで恐れられるイケメン社長・拓斗の秘密を偶然知ってしまった美桜は、無理やり拓斗の家で同居させられることに! 会社では血も涙もない冷徹な男が、家では料理上手で優しく世話焼きな「スーパーダーリン」系。最初は戸惑っていた美桜だが、次第に心惹かれてゆき――。スパダリに身も心も愛され尽くす、エロ甘同居生活の行方は!?
  • 冷徹旦那様との身ごもり結婚事情1巻
    完結
    3.3
    和倉百貨店の令嬢・奈月は幼い頃に両親を亡くし、その後引き取られた叔父一家に虐げられてきた。つらく当たられ自由を奪われてきた奈月だが、ある日、職場で司波商事の御曹司・和泉に見初められ、一途な彼の想いに心を動かされ付き合うことに。順調に交際を重ね、ついに和泉からプロポーズされて――。 家族と縁遠かった奈月は和泉との結婚に向けて幸せな日々を送っていた。しかし、結婚を報告すると叔父一家はなぜか激怒。実は水面下で両家の間で和泉と従妹の縁談が進んでいるのだという。家のために和泉と別れるよう叔父たちに強要された奈月は――!? 周囲に翻弄され、ねじれた二人の恋の行方から目が離せない! (この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol. 131・132・133・134・136収録されています。重複購入にご注意ください)
  • 冷徹ドクターは懐妊令嬢に最愛を貫く
    3.9
    義母に疎まれ家庭に居場所のない社長令嬢の蝶子。許嫁でエリート外科医の晴臣は冷淡だが、裏表のない性格に惹かれていた。ある日、義妹の七緒が晴臣に一目惚れし、彼とは自分が結婚すると言い出す。家族に逆らえない蝶子は身を引こうとするも「俺の妻になる女は蝶子だけだ」――晴臣は義母たちにそう宣言し、彼女を奪い去る。予想外の独占欲を露わにした彼に溺愛され、蝶子は赤ちゃんを身ごもって…!?
  • 冷徹なインテリヤクザは、没落令嬢を容赦なく猛愛する
    無料あり
    4.5
    「俺のこと、癒やしてくれるか…」 熱く激しすぎる獣に心まで甘く侵されて どんなふうにされるか…わかってる? 叔母と元彼の策略で全財産を乗っ取られ、天涯孤独となった元令嬢の紗雪は、中学時代の同級生・嵩史と十数年ぶりに偶然再会する。身体と引き換えに復讐に協力するという彼に、紗雪は身をゆだねる覚悟をする。ヤクザの父親を持つ彼は紗雪を玩具のように扱うが、やがて二人の間に奇妙な愛情が芽生え――。熱く甘く全てを求められた紗雪は身体も心も独占されていく。
  • 冷徹な貴公子と悪辣な魔女
    3.5
    1巻660円 (税込)
    魔術を学ぶローゼは、姉の身代わりとなってハイゼンベルク子爵家へ嫁ぐことになる。子爵令息のエアハルトと顔 を合わせたその日の夜、子爵家に相応しい資質があるかを確認するためにとローゼは出会ったばかりのエアハルトに純潔を奪われてしまう。魔 術を毛嫌いしているエアハルトとローゼは反発しあうが、互いに歩み寄り、ささやかな交流を積み重ね、少しずつ距離を縮め、打ち解けてい く。だが、夜会でローゼと彼女の幼馴染みであり、初恋の相手でもあるドミニクと再会したことでローゼへの愛ゆえに嫉妬に狂ったエアハルト はローゼを強引に組み敷き――。エアハルトに愛されなくても彼を支えていこうと決意し心を閉ざしてしまうローゼと懸命に彼女の誤解を解こ うとするエアハルト。そんな中、ふたりに魔獣退治の命が下ってしまい、過酷な状況下に置かれることになってしまうが……。望まない結婚から始まった淡く、青い恋。すれ違っていくふたりの辿る運命は……?
  • 冷徹伯爵はお飾り妻に心より愛を誓う
    3.0
    身体が弱く、長くは生きられないと言われてきた男爵令嬢のエメリア。社交界にも出られず、結婚の望みも薄い。なんの役にもたたないのに、治療費だけは人一倍かかって仕方ない――。義理の姉からは疎まれ肩身の狭い日々を送っていた。 そんな中、資産家として有名な伯爵家の当主・ルシエンがエメリアを妻に迎えたいと申し出る――が、彼にとって必要なのは「妻という存在」だけだと言う。エメリアは愛のない結婚を悲しむも、お飾りの妻として贅沢を望まず暮らし始める。そんな控えめなところを好ましく思いながらも、ルシエンはエメリアが自分に関わらないよう策を講じるが、それが彼女の優しい真心に触れることになって……?
  • 冷徹弁護士、パパになる~別れたはずが、極上愛で娶られました~
    4.4
    スクールカウンセラーの芽衣は、婚活パーティーで変な男に絡まれていたところを弁護士の至に助けてもらう。やがて恋に落ち妊娠するも、至に伝える直前に彼の母親から別れることを強要され…。身を引く以外に道がなく、芽衣は彼の前から姿を消し一人で産み育てることに。ところが、3年後偶然再会して…!? 「君しか愛せない」――空白の時間を埋めるように、心も体も隅々まで愛し尽くされ…。
  • 0.2ルクスの魔法の下で
    3.5
    藤倉リザはこの世界でたった一人の“魔法使い” 僕は彼女を――不幸にする。 「どうやってその字を読んだの? この世界の文字じゃないのに」 ある日高校生の東圭輔は、校内で有名な不良娘、藤倉リザの前でうっかり異世界の文字を読んでしまう。 リザは誰もが美少女と認めるが、跳ねっ返りで友達がいない孤高の存在。 そして自称“あちら側の世界”の魔法使い……の孫娘。 “あちら側の世界”に憧れる彼女は、祖母の遺産を紐解き世界を渡る手伝いをしろと付きまとうが――。 「幽霊少女がユニコーンの角を盗んだに違いないわ。あなたも手伝いなさい!」 嘘吐き少年と不良少女が織りなす、学園ミステリックファンタジー。 GA文庫大賞≪奨励賞≫受賞作。 ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • レイデ夫妻のなれそめ
    4.5
    『完璧な夫婦』と評判のレイデ伯爵夫妻。妻リナは愛らしい淑女、夫ザイラスは優しい紳士だ。だが、リナは夫に“秘密”がある。その“秘密”のために訪れた下町で、リナは夫を見かけた。何故こんなところに彼が? 夫を追うリナは路地裏で物盗りに遭い――「てめぇ、俺の女に気安く触るんじゃねえ」リナを助けたのは、普段とは別人の粗暴で口の悪い夫! 彼は一体、何者なの!?
  • レイドール聖剣戦記 【連載版】: 1
    完結
    4.0
    ザイン王国の第二王子、レイドール・ザイン。聖剣に選ばれたその日、少年の運命は動き始める。嫉妬に燃える兄、グラナード・ザインに都を追放され、辿り着いた辺境の地で送る過酷な日々。そこで見つけた小さな幸せ。しかし、隣国であるアルスライン帝国との戦争へ巻き込まれることに…。兄の陰謀と聖剣をめぐる戦争に対峙し、レイドールは「反逆」を決意する―――。WEB発人気小説のコミカライズ。反逆から始まる英雄譚、ここに開幕!! 漫画内の告知等は過去のものとなりますので、ご注意ください。
  • レイニーキラー
    4.3
    人の思考を読み取ってしまう少年・百瀬は事件を起こし、小さな寺に身を寄せる。一方、上野では雨の日に犯行を重ねる殺人鬼、レイニーキラーが。青年僧徳丸を疑う百瀬だが…。過去との和解と許しを問う傑作ミステリ。
  • レイニー・レイニー・ブルー
    3.6
    怜悧な頭脳とシャープな風貌。そして、毒を含んだ皮肉な発言。車椅子の名探偵「熊ん蜂」こと熊谷斗志八(くまがいとしや)が、女性介護福祉士をワトソン役に、周囲で起きる不可思議な事件を推理する。障害者の抱えるさまざまな問題を背景に、やさしい視線と堅牢な論理が交錯する「柄刀本格」の白眉ともいうべき傑作連作集。著者が挑んだ最大の謎は、生きていることの、この奇跡だ!
  • 霊能者ですがガンになりました(分冊版) 【第1話】
    完結
    4.5
    「霊能者は寿命がわかるの?」 「霊能者は自分の病気を予見できるの?」 霊能者がガンにかかった時、“視えない人”に沸く素朴な疑問に答えつつ、ドS霊能師として人気の斎(いつき)が経験した抗ガン剤によるウィッグ問題、乳房切除によるブラ問題、ヘビースモーカーの入院病棟における喫煙問題などなど赤裸々に綴る異色の闘病コミックエッセイ!!
  • 霊能力者になりたくていろいろやってみた
    3.0
    《霊能力者になりたい漫画家・伊藤ロイ》が不食・パワースポット巡りなどありとあらゆる霊能修行を敢行! 夢に向かって突き進む獅子奮迅の日々を描く!! いろいろお騒がせの問題作…遂にコミックス化! 凸撃体験で己の未来を切り拓(ひら)け!! 描き下ろしあとがき漫画10ページ収録!!
  • 水の杜の人魚 霊媒探偵アーネスト
    3.4
    喫茶店《リーベル》店主の佐貴には変わった友人がいる。誰もが息を呑む美貌の青年、アーネスト・G・アルグライト。名門霊媒師一族の末裔だ。店には霊にまつわる相談事を持って訪れる客が後を絶たない。取り壊しを控えたアパートの大家が持ち込んだのは、一夜を明かした人間に必ず同じ「池の夢」を見せる部屋の謎。現場で二人が目にしたのは、気を失っている美少女で……!?
  • 渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト
    4.2
    霊媒師・アーネストのもとに持ち込まれたのは、十六年前、画家・藤村透基の屋敷から消えた少女の捜索依頼。屋敷には渦巻き状の奇妙な回廊があり、最深部には「持ち主の運命を狂わせる」と噂される人形が飾られている。依頼を引き受けた友人のことが気にかかって、若き喫茶店店主の佐貴も藤村邸に同行することに。年に一度開かれる紫陽花観賞会に招かれた二人の前で、新たな殺人事件が発生してしまい――。
  • 黎明に起つ
    3.0
    黎明を呼んだ男の壮大な一代記 京都を主戦場に、11年間も繰り広げられた権力闘争・応仁の乱。それによって荒廃した都の姿に絶望し、挫折から立ち直り、関東の地に新天地を求め、守旧勢力を駆逐し、覇権を打ち立てた北条早雲。その国家像と為政者像を注目の作家が描く歴史巨編。

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  • 黎明の王女は愛に目覚める~精霊使いへの誓いのキス~【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】
    3.0
    ボスビア国の王女オリヴィアは、“精霊使い”の力を買われ、隣国オルタレルとの戦に駆り出される。だが、オルタレルの王太子アーヴィンに捕まり、力を弱めるために純潔を散らされてしまう。その後も国民を守りたければ専属娼婦になれと抱かれる。猛った熱棒に貫かれる激しさと、それとは裏腹の優しいキスにときめくオリヴィア。オリヴィアの清らかさにアーヴィンも気付きはじめて……!?国に尽くすオリヴィアとそれを見守るアーヴィンの恋の運命は……!?極上ラブロマンス▼※著者直筆サイン・コメントページが1ページ含まれております。通常版との重複購入にご注意ください。
  • 黎明の書 巻之壱 出会いと旅立ち
    3.7
    人間の優に六倍は超す寿命と強靱かつ優美な肉体を持つ《貴種》に支配される西欧中世的世界。しかし彼ら《貴種》は、大陽の光を嫌い、人の血を好む吸血鬼と噂されていた。ある日、聖十字架教会の養い子で十四歳の少年ラウルは、森で《人狼》に襲われていた領主シェミハザ伯爵の嗣子イオアンと出会う。彼に惹かれていくラウルは、《貴種》を忌み嫌う司祭の不興を買い、教会を飛び出した。そして、イオアンの侍者となり、城で暮らすことになるが、そこでは…。少年たちの出会いは、平穏に見えた彼らの世界と運命を動かした。新たなる《吸血鬼》世界が、いまここに、始まる。
  • レイモンさん 函館ソーセージマイスター
    4.0
    大正末期の函館。旅館の娘コウは客のレイモンと知り合う。ソーセージ職人で缶詰の指導に来たドイツ人だ。恋した二人は天津まで駆け落ちし結婚。チェコで開いた店は繁盛するが、コウの望郷の念を察したレイモンは函館での開店を決意。だが、肉食習慣のない日本人に受け入れられず、戦争が外国人に過酷な仕打ちを……。健康で平和な暮らしを実現しようとソーセージ作りに奮闘する夫婦の愛と信念の物語。書き下ろし歴史小説。
  • レイヤード・サマー
    3.6
    高校二年の夏休み。俺は、一夏の想い出ってやつを体験した。柑橘系の匂いが香る、ちょっと不思議な少女。彼女は、常識はずれな行動と共に、俺の許へとやってきた。時間さえも飛び越えて、俺の未来――これから死に行く人生を止めるために。これは、世界の何処かで起こった。ありふれた者同士のストーリーだ。ありふれているかもしれないけど、俺と彼女にとっては、忘れられない大切な想い出でもある。
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
    3.9
    映画「RAILWAYS」2010年5月29日(土)全国ロードショー!!四十九歳の筒井肇は会社人間。これまで家庭を顧みず仕事一筋に邁進してきた。そのため妻や娘は肇に距離を置き、家族の絆は崩壊寸前であった。取締役の椅子と引き替えに会社からリストラの最前線に立たされた肇は、同期入社であり親友でもある工場長の川平に工場閉鎖を告げる。結果的に友情を裏切ることになった肇は、自らのいまの仕事に悩み始める。そんな時、島根で暮らす母が、病に倒れたと報が入る。病気見舞いに帰郷した肇だったが、そこで親友・川平の死を知らされる。肇は将来を約束された会社を辞めて、小さい頃からの夢であった電車の運転士になることを決意するのだった。 島根県の出雲地方を走る一畑電車を舞台に、人生のやり直しを決めた四十九歳の男の夢への挑戦を描いたハートウォーム・ストーリー。映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」を再体験する感動のノベライズ。●映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」公式HPPC版公式サイトhttp://www.railways-movie.jp/携帯公式サイトhttp://www.railways-movie.jp原案・監督:錦織良成/製作総指揮:阿部秀司脚本:錦織良成/ブラジリィー・アン・山田/小林弘利出演:中井貴一・高島礼子・本仮屋ユイカ・三浦貴大・奈良岡朋子配給:松竹(C)2010「RAILWAYS」製作委員会 (C)Hirotoshi Kobayashi 2010

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  • 令和 改元の舞台裏
    3.0
    2019年4月1日午前11時41分、ついに、新元号「令和」が発表された。歴史の表舞台には出てこない、人々の信念や思い……7年半におよぶ取材から生まれた、圧倒的なドキュメント。毎日新聞・好評連載「代替わりへ」に、新たな書き下ろし部分を加え、書籍化したものの電子版。「令和」への改元準備は、30年前「平成」改元の頃からすでに始まっていた。黒衣(くろこ)としてその重責を担ったのが、国立公文書館の公文書研究官である男性。取材班は、伏せられた彼の動向を探る。新元号の考案者とのやりとり、そしていつ元号を公表するかという問題。「令和」元年にいたるまでの軌跡を追ったノンフィクション。 新元号取材は7年半前の2011年11月から始まった。上皇さまが気管支肺炎で入院されたのに続き、2012年2月に心臓バイパス手術を行うと発表された時期だ。元号法は「元号は、皇位の継承があった場合に限り改める」と定める。陛下に万が一のことがあれば、「代替わり」となり、「平成」に代わる新元号に改まる。「万が一」について口にすることさえはばかられる中、事前の準備は公表できない。それでも政府内では極秘に検討を続けているはずだ。(略)約7年半の取材は、30年間も元号選定準備に携わった尼子氏に比べれば、ごく短い。それでも取材先から「何十年に一度の改元に備え、成果物なく仕事を続けるのは気がめいる」「強い自意識がないとやり通せない」と話を聞くたび、尼子氏の孤独な作業を思って身につまされたことを思い返した。(エピローグより) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 令和怪談集 恐の胎動
    4.5
    「ネジのぶっ飛んだ大胆な怪異の連続! 最高!」――怪談家ぁみ 新世代最恐怪談 ここに登場! 彗星のごとく現れた新世代が刻む腸(はらわた)が軋む恐怖! ・旅の途中で立ち寄った小さな寺での凄惨な体験「御厨子開帳」 ・深夜残業中、タバコを吸おうと喫煙室入ろうとすると…「整列!」 ・オフィスの椅子が座るたびに妙な音を立てる。そのおぞましい理由とは「豚の椅子」 ・久しぶりに会う古い友人が連れていた女の奇妙な行動は…「モルダー先輩」 ・親友の住む新しいマンションを訪ねたが、部屋の隅に妙なものを見つけて…「恐の胎動」 ――など31話収録。 怪談家ぁみも絶賛、〈怪談マンスリーコンテスト〉にて平山賞・黒木賞のダブル受賞に輝いた書き手が研ぎすました筆を大胆に振るう!
  • レイワ怪談 三日月の章
    4.0
    霊、霊、霊…。この世は霊であふれている。見えた人だけが高熱を出す、謎の赤い女!(『学級閉鎖』より)。部屋の窓に巨大な顔がはりついた!(『嵐の夜』より)。などなど、5分で読めて一晩中怖い、怪奇と恐怖の短編ノンストップホラー! 全22話掲載。
  • 令和02-03年 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 基本情報技術者試験、午後問題を完全対策! 本書は、基本情報技術者試験のうち、「午後問題」に的を絞ったテーマ別頻出問題集です。 令和02年試験からの出題数/配点変更にともない、より重要となったテーマの問題数をアップ。 手厚く対策でき、合格へと着実に近づくことができます!
  • 令和日本の敗戦 ──虚構の経済と蹂躙の政治を暴く
    3.5
    崩壊寸前のこの国は、やがて「令和の敗戦」を迎える……異次元政策のせいで循環せずに停滞し続ける景気、成長なき経済状況のもと疲弊しきった「働く人」と拡大する格差、隠蔽と欺瞞が常態化し民主主義を蹂躙する政権の振る舞い。2013年以来「この道しかない」と各政策を掲げ続ける安倍晋三首相が、戦後最長の期間政権の座に留まったことの末路だ。戦わずして「敗戦する国」日本の正体を、経済・社会・政治の各現場を取材した気鋭の記者が炙り出す。
  • 「令和」の心がわかる万葉集のことば
    4.0
    心が豊かになる、考えが深まる、日本人がよくわかる。 万葉集研究の第一人者が挑戦、目から鱗の日本語練習帳 「言葉を鍛えるということは、心を磨くということと一体である」と著者は語ります。本書では『万葉集』に使われている、美しい「万葉ことば」を数多く紹介している、日本語練習帳です。日本語が持つ言葉の深みや、伝統にひたる楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 第一章 ずっと伝えていきたい美しいことば 紹介している言葉……「はつはな」「ちはやぶる」 ほか 第二章 ことばに表れる万葉びとの心もよう 紹介している言葉……「うつろひ」「うつしごころ」 ほか 第三章 ほんのり、わくわく、万葉ことばで遊ぶ 紹介している言葉……「さやけし」「たまきはる」 ほか 第四章 ことばから古の暮らしがありありと 紹介している言葉……「ひねもす」「はろはろに」 ほか 第五章 本来の意味を知り、ことばに親しむ 紹介している言葉……「うつらうつら」「いとふ」 ほか 第六章 ひと言に深い思いが隠されている 紹介している言葉……「みやび」「あしび」 ほか 第七章 「ことば比べ」で微妙な違いを楽しむ 紹介している言葉……「鳴神」「明星」 ほか 第八章 教養として知っておきたい万葉ことば 紹介している言葉……「たらちねの」「あらたまの」 ほか
  • 令和04年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本
    4.0
    情報処理技術者試験の応用情報技術者試験用の合格教本の改訂版です。過去問からの出題比率の高い本試験のために,旧試験や高度試験をも網羅的に分析した「いちばん詳しく,わかりやすい,何でも調べられる」教科書です。今年の改訂ではネットワークやセキュリティ分野を大幅強化したほか,全体の構成も細かく見直しています。巻末にはサンプル問題を掲載。最新17回分の本試験午前問題に挑戦できる問題演習アプリ「DEKIDAS-WEB」も提供。応用情報技術者試験受験者必携の一冊です!
  • 令和を生きるための昭和史入門
    3.8
    権力中枢を狙った2・26事件、無謀と言われたアメリカとの戦争、世界史に類を見ない高度経済成長……令和になった今だからこそ、昭和史を見直す意味がある。首相から皇族、軍部の指導者、いち兵士まで4000人以上に取材した第一人者が著した昭和史入門の決定版。 【常識を覆す昭和史の新しい読み方】 ◎2・26事件で政治構造が変わった ◎無思想だった東條英機と軍幹部 ◎対米開戦直後に生まれた「幻の世界分割計画」 ◎真珠湾攻撃直後に株価は10%の急騰 ◎戦後の歴代総理たちは8月15日に何をしていたか ◎昭和天皇が挑んだマッカーサーとの駆け引き ◎日本人の欲望の象徴だった田中角栄 ◎「歴史修正主義者」の主張の背後にあるものは ※本書は、2007年に文春新書から刊行された『昭和史入門』の増補新版です。
  • レオ・アッティール伝I 首なし公の肖像
    4.0
    西のアリオン王国、東の聖ディティアーヌ連盟と二つの大国に挟まれたアトール公国。その第二公子、レオ・アッティールはアリオンへ人質同然で送り出され、辺境の太守のもとで武芸と学問に励んでいた。 そして時代は転換点を迎える。 アトールと接する中立勢力・コンスコン寺院とアリオンの関係が悪化したのだ。アトールからの援軍パーシー、コンスコンの僧兵カミュ、僻地から来た傭兵クオンは協力して迫りくるアリオンの軍勢に対抗しようとする。その戦いの最中、三人とレオは運命の出会いを果たす――。
  • レオナルド・ダ・ビンチ
    3.0
    カラーイラスト満載で、低・中学年から楽しく読める伝記シリーズ第16巻。世界一有名な絵ともいわれる『モナ・リザ』をえがいた、レオナルド・ダ・ビンチの伝記です。芸術だけでなく音楽や建築、科学などにもすぐれた「万能の天才」レオナルドの生涯とは。
  • レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き
    4.5
    謎多き天才の人生には、多くの挫折と失敗があった。知られざる天才の光と影を丹念に描き、世界中を魅了する作品を解説した決定版。よりよく理解できる一冊。イタリアでベストセラー!
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー
    3.0
    ルネサンス期の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。芸術家、科学者として有名な彼だが、その素顔は人嫌いで、生涯、鏡文字を使い、若いころは未完作品ばかりで、実力はあるけれども「画家失格」の烙印を押されるほどであった。そのレオナルドが、軍事技術者として自らを売り込み、君主の権謀術数の手先として壮大な宮廷イベントの総合演出を取り仕切り、さらに『白貂を抱く貴婦人』『美しき姫君』『最後の晩餐』などの名画を作った約20年間のミラノ時代の活躍を検証する。同時に彼の残した手稿から、天才の秘めた闇の部分も描き出す。(本書より抜粋)「彼は多くの点で異常な人間であると思う。天才的な直観力、豊かな想像力、卓越したアイデア、頭脳の明敏さ、驚くべき集中力など、褒め言葉はいくらでも思い浮かぶ。だが、それと同時に暗い面での彼の異常さも目につく。社会との奇妙な隔離意識と、善悪の彼岸に立ってこの世を眺めているような態度、密かな孤独癖と、愛想のよさに隠された厭人癖などである。本書の狙いは、ある意味でレオナルドという偉大な偶像を破壊することであり、彼を「万能人」とか「時代を超越した天才」としてではなく、われわれと同じ弱点、いや、われわれよりはるかに大きな人間的弱点を持つ人間として捉え直すことであった。
  • レオナルドのユダ
    3.6
    神に選ばれし万能の天才――画家にして彫刻家、科学者、医師、音楽家でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチ。気高く優雅な魅力を放つ彼の周りには、様々な人々が集っていた。貴族の跡取り息子でありながら、レオナルドに魅せられて画房の弟子となったフランチェスコ。絶世の美青年だが、傍若無人なふるまいで周囲を混乱させるサライ。そして、レオナルドの才能を決して認めようとしない毒舌の人文学者パーオロ。天才レオナルドの魅力を真摯に描き、彼が残した『モナ・リザ』の謎に迫る、著者渾身の歴史ミステリー。
  • レオナール・フジタのお守り
    4.5
    脳梗塞で倒れた老作家の昇治のもとに届いた一通の手紙。宛名を見た彼は衝撃を受ける。村田さゆり――彼女は50年前、戦時下で昌治と結婚の約束をした相手だった。元妻の明日香の助けを借りて京都へと向かった彼の前に、待っていたのは二人を引き裂いたあの日の真実、そして希望を与えた一枚の絵だった……。京都を舞台にすれ違う愛と鎮魂を描いた感動作!
  • 歴史英雄伝 北条義時 武士の世を開いた男
    4.0
    鎌倉幕府の執権政治を確立、武士支配の基礎を作る 北条義時は源頼朝の妻・北条政子の弟で、鎌倉幕府第二代の執権。源頼朝の死後、朝廷と近かった実朝が暗殺され、1221年、後鳥羽上皇は承久の変を起こすが、義時が勝利し、上皇を隠岐に流して決着をつけた。明治維新まで続く武士の世を開いた義時の生涯。 <伝記 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 歴史から読み解く日本人論
    4.0
    罰則がないコロナ対策、敵国だったアメリカとの日米安保条約、一度も改正されたことがない日本国憲法……外国人から見ると驚くことが多い日本人の考え方。その行動原理の原点は歴史にあった! 日本人も気づいていない日本特有の思想の歴史的な背景を井沢史観で徹底解説。穢れ、水に流す、尊い犠牲……これらの感覚の正体とは? 憲法改正と言うといまだに「改悪でしかない」と血相変えて反対をする人がいます。それは日本人に「多くの人間の犠牲の上に成立したことは絶対に守らなければいけない」という宗教があるからです。その結果成立した日本国憲法は絶対変えてはいけないということになりました。(本書「あとがき」より) ●日本には話し合い絶対主義という宗教がある ●偉大な人間が不幸な死に方をすると怨霊になる ●日本人が考える理想的なリーダーは談合調整型 ●遷都するほど恐ろしい「死穢」 ●“きれい”と“正しい”はイコールになる
  • 歴史が面白くなる 東大のディープな日本史【古代・中世編】
    4.5
    1~2巻792円 (税込)
    実は「東大の日本史」ほど“深い”入試問題はありません。本書は、日本史の「古代」「中世」において一般的に認識されている、もしくは誤解されている事実について、東大日本史の入試問題を通して読み解く一冊です! ※本書は、新書『歴史が面白くなる 東大のディープな日本史』『同2』『同3』から、「古代・中世」の時代区分にあたる問題について、再収録・再編集したものが底本です。
  • 歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき
    4.2
    歴史がつまらないという人は残念ながら多い。その理由を探るべく、歴史学の流れを振り返ろう。事実、記憶、視野の大小など、その考え方は変化している。これを知れば、歴史が面白くなるに違いない!
  • 歴史学の慰め:アンナ・コムネナの生涯と作品
    4.5
    1巻3,168円 (税込)
    皇女にして、西洋古代・中世でただひとりの女性歴史家 歴史学は何のためにあるのだろうか? 私たちがより良い未来を生きるためである。しかし辛い日々を送る者にとって、歴史学が生きる糧となることもあった。歴史学が男の学問だった西洋古代・中世にあって、アンナ・コムネナは、不幸な我が身への慰めを歴史学に見いだした。ビザンツ帝国中興の祖である父アレクシオス一世の治世を描いた『アレクシアス』は、こうして誕生した。 権威ある「緋色の生まれ」としての誇り。皇帝である父への敬愛。皇妃となっていたはずの人生。ヨハネス二世となる弟との確執。アンナは、政治や戦争といった公のことがらについて真実を伝えるのが歴史家の務めであることを承知のうえで、自身の人生や溢れくる思いまでも歴史書に盛り込んだ。 本書は、第一部でアンナ・コムネナの数奇な生涯を語り、第二部では、ビザンツ歴史文学の最高傑作と言われる一方で批判も受けてきた『アレクシアス』を、ビザンツの歴史学や歴史書の性格、ビザンツ知識人にとって歴史学とは何だったのかという文脈から分析する。そして、長らく指摘されてきた年代の誤りの謎や、世界の翻訳者たちが苦心してきた不可解な記述の謎をも考察していく。
  • 歴史/修正主義
    3.7
    90年代後半に登場した日本版歴史修正主義。「悔悛のグローバリゼーション」といわれるほど広がった歴史の負債を「清算」する動きに対し、修正主義の台頭もまたグローバルな現象である。冷戦終結後に突出した「民族」とナショナリズム-その激化する《記憶の戦争》に分け入って、歴史の中でどう判断すべきかを考える。

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  • 歴史人物・意外な「その後」 あの有名人の「第二の人生」「晩年」はこうだった
    3.0
    晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、大大名から蹴鞠の宗匠になった今川氏真、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に3回若い妻を迎えた小林一茶、隠居後に全国を測量旅行した伊能忠敬、新選組隊士から伝道師になった結城無二三――日本史上に名を刻んだ人物のなかには、人生の前半と後半とで、意外なほど境遇が違ってしまっているケースが数多い。落差が大きければ大きいほど、その生き様からは滋味あふれる教訓がにじみ出てくる。本書は、鎌倉時代から明治・大正時代まで、合計40人の「その後人生」を追いかけたユニークな歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめである。月刊誌『PHPほんとうの時代』に連載中には、読者の人気投票でナンバー1になったこともあり、内容は折り紙つき。人物にゆかりの地の写真も満載し、眺めるだけでも楽しめる本文デザインに工夫されている。

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  • 歴史戦と外交戦 - 日本とオーストラリアの近現代史が教えてくれる パブリック・ディプロマシーとインテリジェンス -
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    誇りを取り戻す!国益をかけた未来ある戦い 中国「戦狼外交」と果敢に戦った、前駐豪大使・山上信吾×中韓の嘘を無効化し「慰安婦増設置」を阻止したキーマン情報戦略アナリスト、令和専攻塾塾頭・山岡鉄秀 日豪の歴史を振り返りながら、官民それぞれの観点から積極外交の意義と必要性、中国戦狼外交や韓国告げ口外交と闘った実践例、外交とインテリジェンス・安全保障の関係、さらに日本の敗北主義外交の改善策にまで幅広く言及! 日本はもう謝らない!! ■一刻も早く対外諜報機関をつくるべき ■パブリック・ディプロマシーで敗北した大日本帝国 ■外務省のチャイナスクールが中国の言いなりになる理由? ■日本人のイメージの良さが歴史戦の“国力”となる ■日本兵の勇敢さを讃えたオーストラリアの軍人 ■安倍国葬に訪れたトニー・アボット元首相の嘆き ■日本大使として初めて招かれた慰霊祭 ■村山談話、河野談話、アジア女性基金、土下座外交 ■ファイブ・アイズが日本に期待しているのは中国情報 【著者プロフィール】 山上信吾(やまがみ・しんご) 前駐オーストラリア特命全権大使。アボット元豪首相をして、「豪州人の心に永遠の印象を残した桁外れの大使」と言わしめた。 1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、1984年外務省入省。 コロンビア大学大学院留学を経て、2000年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、その後同参事官。 北米二課長、条約課長を務めた後、2007年茨城県警本部警務部長という異色の経歴を経て、2009年には在英国日本国大使館政務担当公使。 国際法局審議官、総合外交政策局審議官(政策企画 ・国際安全保障担当大使)、日本国際問題研究所所長代行を歴任。 その後、2017年国際情報統括官、2018年経済局長、2020年駐オーストラリア日本国特命全権大使に就任。2023年末に退官し、現在はTMI総合法律事務所特別顧問、笹川平和財団上席フェロー等を務めつつ、外交評論活動を展開中。 著書に、駐豪大使時代の見聞をまとめた『南半球便り』(文藝春秋企画出版)、『中国「戦狼外交」と闘う』『日本外交の劣化 再生への道』(ともに文藝春秋)がある。 山岡鉄秀(やまおか・てつひで) 1965年、東京都生まれ。 中央大学卒業後、シドニー大学大学院、ニューサウスウェールズ大学大学院修士課程修了。 2014年4月豪州ストラスフィールド市で中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像公有地設置計画に遭遇。 シドニーを中心とする在豪邦人の有志と反対活動を展開。オーストラリア人現地住民の協力を取りつけ、2015年8月阻止に成功。 現在は日本で言論活動中。 公益財団法人モラロジー道徳教育財団研究員。令和専攻塾塾頭。 著書に、『日本よ、もう謝るな!』(飛鳥新社)、『日本よ、情報戦はこう戦え!』『新・失敗の本質』(ともに育鵬社)、『シン・鎖国論』(方丈社)、ケント・ギルバートとの共著に『日本を貶め続ける朝日新聞との対決全記録』(飛鳥新社)、監訳書に『目に見えぬ侵略』(クライブ・ハミルトン著、飛鳥新社)、『中国、ロシアとの戦い方 - 台湾・日本をウクライナにさせないための方法 -』(アンドリュー・トムソン著、小社刊)などがある。 X(旧Twitter):@jcn92977110
  • 歴史像を伝える 「歴史叙述」と「歴史実践」
    4.0
    「歴史総合」の授業では,教室での「私たち」が,教科書をはじめとする,「私たち」を主語にした「歴史叙述」を解釈し,歴史の知識と歴史的思考力をむすびつけ,〈いま〉と過去とを往還する「歴史実践」の対話を行うことが求められる.本巻は,シリーズ第1巻の総論的な『世界史の考え方』に続き,歴史を学ぶ営みに迫る.

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  • 歴史探索の手法 ――岩船地蔵を追って
    3.8
    過去の暗闇に隠れている出来事を発掘しその意味を考えることから歴史探究は始まる。本書は、岩船地蔵と刻まれた一体のお地蔵様の発見から始まる、歴史探索のプロセスを開示したものである。関東甲信・静岡の各地に散らばる地蔵を捜索し、関連の文字資料を発掘する過程で、江戸中期の享保四年(一七一九年)に、下野国の岩舟を出発点にして地蔵が村から村へ送られ、地蔵が通った各地の村に「岩船地蔵」が建立されたことが明らかになる。なぜこのような流行仏が出現したのか。何気ない路傍の地蔵から、歴史と民俗の織り成す豊かな水脈へと読者をいざなう
  • 里見家の宝をさがせ!
    4.0
    1~4巻891円 (税込)
    茅ヶ崎にくらしていた杏珠は、千葉県市川の古いお屋敷にひっこしてくる。その家には三つの家訓が伝えられていた。    ひとつ。菊を植えるべからず。    ふたつ。日光に行くべからず。    みっつ。家宝を売るべからず。 家宝がなにかは、だれもしらないのだという。 お屋敷の前の持ち主、千鶴子さんと親しかったというなぞの美少年(?)陸は、それが『南総里見八犬伝』で有名な千葉の大名、里見家の家宝ではないかという。 杏珠は、陸とともに、お宝をさがしてみることに!
  • 歴史探偵 昭和史をゆく
    3.8
    「すべての大事件の前には、必ず小事件がある」と、文豪・夏目漱石は言った。本書では、激動の昭和史の“年表の行間”に、自称、歴史探偵の著者が潜入。「芥川龍之介が支那紀行文に書き留めながらも見落としていた日中関係の本質」「開戦の詔書の中の大いなる欠落点」「A級戦犯七人のお骨のゆくえ」など、著者のジャーナリスティックなセンスでなされる推理に、歴史探偵の真骨頂が発揮される。
  • 歴史的に考えること 過去と対話し,未来をつくる
    4.5
    なぜ歴史的に考える力が必要なのか.それは過去の上に立って,今を生きていることを私たちが忘れがちだからだ.結果,現代で起こる問題を近視眼的にしか捉えられず,社会を息苦しいものにさせている.近現代日本の歩みを振り返りながら,現在進行形の諸問題との連関を検証し,よりよい今,そして未来をつくる意義を提起する.

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  • 歴史と外交
    3.5
    90年代から「帝国の解体」は始まっている。 21世紀の世界はどのような規範や秩序を持つのか。 イスラーム外交を手がかりに新生する規範や秩序を考究し、併せて日本外交の可能性を大胆に示す。 【目次】 はじめに―北朝鮮問題と中東問題の連鎖 歴史と外交―ゆきすぎの防波堤として イラク戦争と「アラビアのロレンス」―ゲリラ戦術と自爆テロの意味 あふたあ・えんぱいあ―戦後政治外交六〇年の教訓 歴史の曲がり角で 西欧のテロとイスラームの間―自由と寛容の罠 後継なき独裁者アラファトの「政治家失格」 表現の自由と信仰の尊厳―預言者ムハンマド諷刺画の波紋 イラン問題とイラク問題の複合性―中東における対決と対立の論理 それでも未来は続く…イラク戦争からレバノン危機へ ヒズボラの誤算とイスラエルの挫折 必要のなかった戦争―レバノン危機と逆説の構図 ローマ法王と文明の衝突―「預言者ムハンマド批判」の背景 おわりに―二つの構想 中東国際関係史の構図―帝国の解体
  • 歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言
    3.0
    それまでの自分の生き方の決定的な誤りに気付いた1953年の夏から40余年間、ひたすらに学問と研究に向き合い、独自の歴史像を拓き続けた歴史家・網野善彦。「一つ一つの仕事、一通一通の文書を大切にするような姿勢だけは崩すまい」――戦後史学の当事者でもあった著者の苦悩と挫折、知られざる学問形成の足跡に肉薄。今後の歴史学に対する危惧を抱きつつも、その新たな展開へ強い願いを込めた自伝的名著。解説/清水克行
  • 歴史と戦争
    3.7
    幕末・明治維新からの日本近代化の歩みは、戦争の歴史でもあった。日本民族は世界一優秀だという驕りのもと、無能・無責任なエリートが戦争につきすすみ、メディアはそれを煽り、国民は熱狂した。過ちを繰り返さないために、私たちは歴史に何を学ぶべきなのか。「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」「戦争の恐ろしさの本質は、非人間的になっていることに気付かないことにある」「日本人は歴史に対する責任というものを持たない民族」――八〇冊以上の著作から厳選した半藤日本史のエッセンス。
  • 歴史とはなにか
    4.1
    応神以前の天皇は実在しない、中世なんて時代区分は不要、十九世紀まで「中国人」はいなかった。この一冊で歴史の見方が変わる! ◎インド文明は「歴史のない文明」だ。 ◎「中世」なんて時代は不要。あるのは現代と古代だけ。 ◎隋も唐も遊牧民の征服王朝だった。 ◎資本主義経済はモンゴル帝国が広めた。 ◎フランス語は人工的に創り出された言葉。 ◎「古事記」は日本最古の歴史書ではない……。 世界には「歴史のある文明」と「歴史のない文明」がある。日本文明は「反中国」をアイデンティティとして生まれた。世界は一定の方向に発展しているのではない。筋道のない世界に筋道のある物語を与えるのが歴史だ。「国家」「国民」「国語」といった概念は、わずかこの一、二世紀の間に生まれたものにすぎない……などなど、一見突飛なようでいて、実は本質を鋭く突いた歴史の見方・捉え方。目からウロコが落ちるような、雄大かつ刺激的な論考である。 目次 第一部 歴史のある文明、歴史のない文明  歴史の定義/歴史のない文明の例/中国文明とはなにか/地中海文明とはなにか/日本文明の成立事情 第二部 日本史はどう作られたか  神話をどう扱うべきか/「魏志倭人伝」の古代と現代/隣国と歴史を共有するむずかしさ 第三部 現代史のとらえかた  時代区分は二つ/古代史のなかの区切り/国民国家とはなにか 結語 だれが歴史を書くか
  • 歴史に「何を」学ぶのか
    3.8
    天皇はなぜ退位を望んだのか。戦前の昭和史と現代、何が似ているのか。「いま」を考えるために歴史へアプローチし、歴史を知ることの面白さと大切さを学ぼう。
  • 歴史の教訓―「失敗の本質」と国家戦略―(新潮新書)
    4.3
    急速な近代化を成し遂げ、大国ロシアも打ち破った戦前の日本が決定的に誤ったのは、「統帥権の独立」が政争の道具として登場した時だ。逆に言えば、政治と軍事が国家最高レベルで統合されていない限り、日本は同じ過ちを繰り返すかも知れない――。「官邸外交」の理論的主柱として知られた元外交官が、近代日本の来歴を独自の視点で振り返り、これからの国家戦略の全貌を示す。
  • 歴史の定説100の嘘と誤解【電子限定特典付き】
    3.0
    歴史学者は現実の政治外交を知らない! 歴史の定説や常識についての“異議申し立て”をする目からウロコの100エピソード。 古今東西の世界に通じる鬼才が、世界史から日本史まで幅広い歴史論争に終止符を打つ! ◎『日本書紀』の万世一系が「史実」である証拠 ◎南朝正統説は徳川氏が新田一族だったから ◎本能寺の変をマキャアベリに倣って分析する ◎江戸300藩の大名は愛知県出身者が過半数 ◎日本統治が書き言葉としての朝鮮語を与えた ◎中華人民共和国の国名は日本語からの輸入 ◎ジャンヌ・ダルクは男系男子継承の守護神だ ◎フランス革命の原因はマリー・アントワネット ◎明治憲法は当時の欧州でも超先進的な憲法 ◎ゾルゲに憧れてKGBに志願したプーチン 第1章 日本古代史――古代史に謎などない 第2章 日本中世史――愛と欲望に生きた中世人 第3章 日本戦国史――信長・家康より秀吉 第4章 日本江戸時代――江戸時代礼賛論の死角 第5章 韓国史――韓国は日本の兄という嘘 第6章 中国史――中華思想史観の虚構 第7章 西洋史I(古代・中世)――誤解だらけの西洋史 第8章 西洋史II(近世)――米国独立と仏革命の裏側 第9章 世界と日本の近代史――明治日本の世界史的偉業 第10章 世界と日本の現代史――平成日本の危機と世界史 ※この作品には、電子版限定の特典として、八幡和郎著『世界と日本がわかる最強の世界史』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています
  • 歴史の歯車をまわした発明と発見  その衝撃に立ち会う本
    3.0
    それは、偶然が呼び込んだ世紀の発見か、苦難の末に生まれた奇跡の発明か。どのように誕生し、なぜ世界の歴史に新たなページを刻むことができたのか----。古今東西の発明と発見の現場に「立ち会う」ことで、世界史に新たな角度から光をあてる一冊。
  • 歴史の本質をつかむ「世界史」の読み方
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    世界史の各時代を成り立たせている根本的な要素や性質(=歴史の本質)を徹底的に読み解き、「世界史を再発見」する一冊。個々の歴史事象は単独で起きているわけではありません。歴史にはそれぞれの時代を方向づけている原動力となるものがあります。本書では、まず通史で世界史を俯瞰したあと、各時代の本質的な特色をあぶり出しながら、世界史の全体像をつかみつつ、歴史の「なぜ」を明らかにしていきます。さらに歴史の細部を丹念に読み解いていくことによって、より具体的に時代に通底する本質に触れることができ、歴史の理解が深まります。本書を読み進めるほど、耳にしたことのある断片的な世界史の知識が高次元でつながり、さらなる知的興奮を覚えることができるでしょう。
  • 歴屍物語集成 畏怖
    4.0
    歴史小説家たちが紡ぐ時代の違う5つの物語が、あるひとつの「怪異」で繋がる。 読後に訪れるこの震えは、恐怖か、驚愕か――? 異端にして傑作の歴史小説集、ここに誕生。 5つの「畏怖」が、この国の歴史を塗り替える 矢野 隆 有我 ――鎌倉時代、壱岐。元寇に抗う男に訪れたある異常。 天野純希 死霊の山 ――室町時代、近江比叡山。霊峰に現れた狐憑きの正体は。 西條奈加 土筆の指 ――江戸時代初期 中部地方。墓の土饅頭から土筆が生え……。 蝉谷めぐ実 肉当て京伝 ――江戸時代後期、江戸市中。山東京伝の妻は、自らを「人魚」だという。 澤田瞳子 ねむり猫 ――江戸時代末期、大奥。城内に現れる不可思議な病。
  • 歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由
    4.1
    1巻1,500円 (税込)
    「もし永遠に敗戦国のままでいるのが嫌ならば、歴史問題の本質に向き合うべきである」――新進気鋭の論者が戦後を終わらせるべく、日本国民に覚悟を迫る。日本を敗戦国のままにさせる体制=戦後レジームからの脱却を、いったい日本以外のどの国が望むのか? 中国、韓国はもちろん、アメリカでさえ本音では望んでいない。安倍晋三内閣が仮に六年続くとしても、歴史問題の解決に六年間は短すぎる。むしろ、そのような期待を抱くほうが日本の国益に反するであろう。序章 安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由第1章 近代の前提――歴史問題を解決させたくない第2章 ウェストファリア体制と反近代の衝動第3章 ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ第4章 総力戦では歴史認識こそが最大の武器第5章 日本は敗戦国から抜け出せないのか終章 敗戦国から抜け出す方法

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  • 歴史を変えた決断の瞬間
    3.0
    人の一生に何度か人生を決定付ける瞬間があるように、一国の歴史にもその国の命運を左右する決定的瞬間がある。本書は、今日の日本の根本的特徴を規定した歴史的条件、そしてそれを演じた人物の決定的役割について、解き明かしたものである。日本の決定的瞬間は、九つの時代の十人の決断に到達すると著者は結論する。それらの人物とは製鉄業で戦後日本のあり方を変えた元川崎製鉄社長西山弥太郎、五度陸相を務めた軍人宇垣一成、欧米列強の征服から日本を守った行動的知識人勝海舟、廻船業で近代社会を拓いた高田屋嘉兵衛、元禄を代表する芸術家尾形光琳、嫉妬から結果として閉塞日本を作った北政所、唯物合理主義者織田信長、バサラの徒佐々木道誉・高師直、初の武家政権を築いた平清盛、以上の十人であり、現代から遡る形で解説する。政治、経済、文化史といった幅広い知識と深い人間洞察力、さらには世界史の巨視的な見地から決定的瞬間を考察した名著。

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