ルポ 高学歴発達障害

ルポ 高学歴発達障害

880円 (税込)

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3.9

「ケアレスミスが多い」「人間関係がうまくいかない」――生活や仕事上で問題を抱える「大人の発達障害」が注目を集めて久しい。実はその中に「高学歴でありながら、発達障害を抱えている人」が少なからず存在する。「エリート」のイメージと「障害」の実情の狭間で理解が得られず、周囲と自分を比べては落ち込み、アイデンティティの葛藤を抱える……。当事者、大学教員、精神科医、支援団体への取材を通じて、発達障害が取りざたされる背景にある「異質であること」「非効率的であること」に不寛容な社会の姿を浮かび上がらせる。

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ルポ 高学歴発達障害 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    株式会社kaien など発達障害をサポートする民間ができ始めていること。
    精神科ガチャがあること

    大学関連は
    入試、履修、就活と卒論の両立、卒業研究など直面する場面が多いこと

    そして当事者が大学が一番楽だったという割合が多いと感じ、また社会にでてからが本当に大変だということ。

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    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    高学歴でありながら発達障害を抱えている人は意外に多い。こういった人たちが普通のふりをして社会で生きていくのが、一番辛い。一人ひとりが自分らしく生きることができる世の中にしなければと思う。

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    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    発達障害は環境にうまくハマれば仕事ができるが、そうでない場合は活躍が難しい。

    その特性に学歴というファクターが重なる事で、本人のプライドとどう折り合いをつけるかという問題も発生する。

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    Posted by ブクログ 2023年11月28日

    高学歴でありながら就職後に様々な困難を抱え、退職や診療内科へ通院した経験を持つ人々を追ったルポ。際立った特性を持つ故に他の人が出来る「当たり前」が出来ない。この苦しさは誰にでもあると思いますが「高学歴」という一つのレッテルが更に本人を苦しめています。

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    現代はアメニティと引き換えに「生きづらさ」をかかえることになっているみたい。一方であらゆる事が細分化・専門化したことで、ここでいう高学歴だけど発達障害という悲劇も生み出しているのだろう。
    かつて中教審がかかげた「生きる力」ってどこに消えちゃったのかな?

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月19日

    高学歴とくくる必要がない
     著者は偏差値60の日本女子大学に入ったことを高学歴でもなんでもないと書いてるが、疑問。立派な高学歴ではないか。
     また、これは健常者でも戸惑ふよなといふ事例もあり、健常者にたいして認識にズレがある発達障害のひともゐるのではないか。
     あと、わざわざ高学歴発達障害と限定して...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    良書。
    発達障害がよくわかる。
    個性だとか、誰でも失敗するとか、慰めの言葉が当事者には辛いこともあるとは。対応が難しい。声をかけないのもよくないし。
    高学歴の人も悩み多く、幸せとは限らない。

    0

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